The Big 3 Monsterz strikes Tokyo
〜三大怪獣帝都来襲〜
前編】【後編】



 アークのこの階層は比較的富裕層に属していた。道行く着飾った人々が、ネイの格好をじろじろ眺めていく。ネイは恥じ入ったようにうつむいていた。
 彼女をテロリストのところから助け出してから、ずっとそのままの格好だったことにやっと俺は気がついた。時々知り合いに言われることがあるのだが、こういうことまではあまり気が回らない。
 ふと横を見ると、品のいいブティックがちょうどいい場所にあつらえたように店を開いていた。まるで誰かが、俺達のために用意していたようだ。
 仕方なく俺達は店に入った。着飾った店員たちが一斉に笑顔で歓迎する。俺は適当に見繕って、彼女に似合う服を用意してもらうよう頼んだ。やれやれ、クレッドクリスの残高が厳しいんだが‥‥俺は金持ちからは程遠いところにいるんだ。
 若い女の店員が喜んで応じ、服選びが始まった。一騒動あった後でようやく決まったようだ。だが、ネイは恥ずかしがっているのか、更衣スペースのカーテンから顔だけを出すばかりでなかなか出てこようとしない。
 俺は困って振り返ったが、ブラッディは腕を組んで目を閉じ、待っているだけだった。斬哭剣の殺気は完全に消えていた。

 ここだけ、ゲストの描写にガゼン熱が入ってくるのはナゼだ。(笑) しかも横から「もっとアレな服を着せろー」「アンミラでどうだー」「ときめもチックに好感度Up!」と世界的規模の謎の組織からひっきりなしに謎の電波が。
マニアクスるーらー陣ハトテモイイヒトタチデス。文句ナシノジェントルメーンデスヨネ。(ぎこちなく)


 仕方なく呼びかけると、ようやくネイは俺の前に出てきた。エナメル地のオレンジ色の服。似合わないからと、黒い十字のチョークは店員が外していた。細い彼女の体に、その服はよく映えていた。
「‥‥どう、似合う?」
 俺は困って辺りを見回したが、ブラッディはただ待っているだけだった。俺は屈むと、ネイの手を取った。
「ネイ、よく似合うよ」俺は小声で言った。「君を護る理由がもう一つ増えた」



 一方。一日の仕事が終わった静元涼子は、アフターファイブにハウンドに勤める弟と久し振りに会っていた。
「ああ星也くん、なんでも注文していいわよ‥‥はー。今日は鼻緒は切れるし、ヒールの踵まで折れるし、散々だったわ。1日に2回なのよ?」
「へぇ、姉さんでもそんなことあるんだ。それってやっぱり、不吉なことの暗示なのかな」
「(‥‥そうよね。きっとあの人に何かあったんだわ。) ‥‥そうよ。ガゼンそうに違いないわ!」
「‥‥姉さん、ガゼンて一体何だよ‥‥」

 だからー、人のキャストを勝手に使わないでくれでしゅ〜〜(笑)
ヤクソクナ展開デ場ガトテモモリアガリマシタヨネ。(ぎこちなく)




 ブラッディが視線を外にやる。黒服の男たちが、ブティックを囲むように緩やかにその輪を狭めてきていた。
「何人か分かるか?」アレックスが銃に手を掛ける。
「殺気の数から考えて15人程だろう」
 ウェットシティの路上で、通行人を巻き添えにして騒ぐのは両名とも好むところではなかった。室内におびき寄せてからだ。ブラッディは組んでいた腕を降ろすと、静かに待った。アレックスはネイを抱えて裏に走る。
 襲撃は一斉だった。ドアから、破ったショーウィンドウから突入してくる黒服の男たち。BOMBピストルが一斉にく火を噴く。
 斬哭剣のコートが翻った。空を切り裂く一瞬の剣気。それだけだった。自らの撃った銃弾で額に穴を開けた15人の死体だけが後に残っていた。


 戦闘のもたらす緊張状態を察したネイが、俺の手を離れていきなり走り出した。恐ろしい跳躍力で、ひととびでブティックから飛び出す。
「おい、待て!」
 飛び出した俺とブラッディは信じられないものを見た。弾かれたように走り出した彼女は壁に飛び上がり、天井を走ると、外殻ガラス壁に大穴を空けたのだ。人間の力で破壊できるものではない。
 俺は精神を集中して転移の力を使ったが、割れた大穴の側までが精一杯だった。外からN◎VA高空の風が吹き込んでくる。大きく宙を跳躍した彼女は、待機していたヘリに片手で捕まっていた。操縦しているのはそう‥‥ゲオルグ博士の手下らしいカゼだ。俺達の見守る先で、ヘリは急旋回してどこかへ消えていってしまった。
 彼女の首から外れた十字のチョーカーを、ブラッディが示す。よく見ると何かの発信機になっているようだ。これを外したことが、彼女の変化の原因なのだろうか‥‥?

 自分の目で、確かめろ。昨秋のMatrixの大ヒット以降、アスレチック+※猿飛や※空蝉や※刃乗りでキャストやゲストに重力を無視して壁を走らせた人も多いでしょう。(ていうかヲレもヤった)
 1st、2nd時代の流れを受け継ぐ原代コズムではどうやら映画の法則が働いており、TNRでもアスレチック3〜4Lvあればもう壁を走っていい模様。アスレチック5Lvで24を出したネイは天井も走るのです。皆さん、これからはガゼン走りましょう。(笑)

 
 
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 狙撃ポイントからタタラ街のラボを観察するクリスは、大型コンボイがラボに到着し、何かを積み込んだ後に去って行くのを発見する。
ポイントから離れ、彼と真理は研究所内部へと忍び込んだ。工場へと通ずるドアは開いたままだった。
 中の大きなスクリーンには、ラボから房総南国際空港までの地図が表示されていた。道のりを辿った地図と、中に一つだけ光るバツ印。亜軌道ジェットの到着時刻表と、斜角の計算値まで表示されている。もしや、あのコンボイにミサイルか何かでも載っているのだろうか?
 クリスはブラックハウンドに連絡し、車のナンバーと自分の身元を明かした。主要幹線道路に検問の指示が飛ぶ。真理はラボを離れ、自分のアストZSRでコンボイを追った。
 さらに工場内を回るクリスは、義体設備スペースできっかり3体が欠けていることに気付く。側のコンソールには持ち主として千早社長の名が記されていた。そこへ、スラップスティックが現れる。彼は「千早のものだ」とLIMNET攻勢広報担当官に挨拶した。


 検問が敷かれ、車の渋滞が始まった幹線道路。ブラッディとアレックスは目指すコンボイを発見した。追手を認め、回りの車を吹き飛ばしながらアクセル全開で走り出すコンボイ。
ブラッディはIDA10を起動して追い掛ける。夜の色をしたSPOONコートを翻し、アレックスはぎりぎりのところで操縦席後方の手すりに転移すると左手でコンボイにしがみついた。
 助手席のドアを開け、追い掛けてくる剣客に向かいライフルを構える義体“アルファ”のセレス。
ブラッディはコートの前を開き、収めていた2本の降魔刀とオメガREDを解き放った。跳躍と同時に一動作で接近。踊り出す三本の刃の陰で放たれた大口径徹甲弾を受け、身代わり符が燃え尽きる。
 勝負は一瞬だった。燕返しの秘剣で繰り出される六回の斬撃が同時に、戦闘用ドロイドの体を貫いた。


「車を止めろ」
 俺のBOMBには既に徹甲弾が込められていた。ただハンドルを握るパイロットに構わず、俺はエンジン制御部分に狙いを付けた。
「フン‥‥こっちも仕事だ。頼まれたからには何としてもブツを目的地まで運ぶさ!」
 不敵に笑う“サイレント・ウィンド”。同時にコンボイは急旋回し、さらに数台の車を壊して走り続ける。
「くそッ!」
 バランスを崩した俺は左手で手すりにしがみつくのが精一杯だった。その時、車体反対側の左側から漏れる光。停止寸前のドロイドの女の腕が、何かに形を変えようとしていた。
「気を付けろ、ブラッディ!」
 必死に撃ち込んだ弾はパイロットの目の前を抜け、助手席を抜け、バズーカへと変形したアルファ義体の左腕をかすめた。斬哭剣との相討ちを狙った射撃は僅かにそれ、後方の地面で盛大に爆発した。
 地表が削げ、何台もの車が吹き飛んだ。個人携帯火器としては有数の火力だ。超小型反応炉を用いた広域攻撃可能な特殊サイバーガンの噂は聞いたが‥‥その類だろうか?


 調査を続けるクリスとスラップスティックの前に不気味な振動音が響いてきた。“ベータ”型義体――巨大な高周波ブレードを構えた女ヘリウスが現れる。ジュノー製の“SWORD”を二挺同時に抜き、鉛の弾丸を撃ち込むクリス。だが撃たれつつも飛びだした彼女はクリスの体に刃を埋め込む。さらに銃弾が撃ち込まれた。なおも動こうとする彼女を、スラップスティックがようやく止める。
 火花を上げる彼女の体は8割以上が生体でなく機械部品だった。血がとめどなく流れる下腹部を押さえながら、クリスは受けた指令はなんなのか問いただす。
「‥‥この研究所に来た者を足止めするこト‥‥ソシテ、可能な限り時間を稼グ‥‥ワタシの姉妹タチ‥‥“アルファ”ト“がんま”ノ分ヲ‥‥」
 人工声帯が機能を失い、“ベータ”は沈黙した。スラップスティックが傷の手当てをし、二人は残る“ガンマ”が乗っているコンボイを目指す。

 別々のシーンを交互に描写するクライマックス! カット進行が長期に及ぶと大変ですがこれくらいだとガゼン盛り上がりますね。
 ごまかしていますがジツは! ※黒羽の矢の抜き打ち射撃に※呼吸※鉄拳※修羅で反撃を受けたクリスは「19:生殖器損傷」のダメージを受けてしまったのです。(ガビーン!)
 スラップスティックが願いを聞いて《フェニックス》で直してやっているのですが‥‥。ということは、あのLIMNETプファイルのあのクリス・ハーデルが、“日の丸な世界的規模の謎の組織”に借りを作ってしまったのか? いよいよ本出るのにそんなぁぁ〜〜(笑)


 速度の落ちてきたコンボイのトレーラー部分が展開し、ミサイル砲台がせりあがってくる。砲台横に立っているのはブティックで揃えた服装もそのままのネイ・ビュガー‥‥だが、その声は老いたゲオルグ博士のものだった。
「よくもここまで邪魔をしてくれたな。逃げたネイを取り戻し、三人揃えて使うつもりだったものを。この娘たちにはワシの全ての技術が結集している。HH計画が遂に完成したのぢゃ! これで社長を殺せばワシを老いぼれと見くびった馬鹿共も思い直すだろう。このままイワサキに逃げるのもよいな。もう止められんわ!」

「止めろと言っているッ!」
 操縦席の外に張り付いたアレックスが遠慮なくエンジンを撃ち抜く。コンボイはコントロールを失い、大きくカーブしてさらに盛大に車を破壊しながらようやく停止した。
 さしもの完全戦闘用ドロイドも一瞬バランスを崩した。ブラッディは一動作でトレーラーに飛び乗った。
 ハイウェイの災難に巻き込まれた人間たちは、斬哭剣が獲物を認めて低く唸る声を聞いただろうか? 三本の刃が縦横に走った。千早重工社長の乗った亜軌道シャトルを撃ち落とすはずだったミサイルは、一瞬でばらばらに分解された。
「くだらん」ブラッディは剣を振り、不機嫌に呟く。
 体勢を立て直した“ガンマ”の背後の影に、夜の色のコートを翻したアレックスが不意に現れ、彼女を羽交い締めにする。
「ネイ、俺の声が分からないのか?!」
 老人の奇怪な声に混じる、元の少女の声。アレックスとブラッディは視線を交わした。“ガンマ”が戦闘行動に移るより速く、ブラッディが一瞬で黒のチョーカーを少女ネイの首に戻した。


 交通渋滞と車両破壊を盛大に撒き散らした追いかけっこはようやく終わった。警察のサイレンの音が聞こえてくる。そして‥‥千早重工の社章を光らせた車の群れも。
「先にお行きなさい」
 一足先に滑り込んできたアストZSRから降りてきたチャイナ服の女性。声の主は秦真理だった。
「アレックスさん、手を回しておきました‥‥。ネイ・ビュガーは死体で発見され、身柄の確保は果たせませんでした。これでいいですね?」
 俺は辺りを見渡した。近づいてくるゴードンの手勢。無言で立っているブラッディ。俺を見つめる紅の瞳。俺を見上げるネイの表情。
「‥‥すまない。借りが二つになったな」
「いえ、お構いなく。自分になれないことは、辛いことですからね‥‥」
 秦真理は寂しげに笑った。俺はネイと共に、影に消えた。


 クリスも合流し、一同は千早の面々を引き連れたゴードン統括部長を待った。
「おやおや‥‥この責任は、どう取ってくれるのでしょうな?」
「なら、この責任はどうする」
 腕組みをしたままのブラッディが、千早雅之を殺すはずだったミサイルの残骸を顎で示す。さらに、クリスが見せた証拠写真の束が決定的証拠となった。納得したゴードンは千早重工社長を守ったとして、差し引きゼロとすることを告げる。報酬は同じ、賠償金はなし、三合会のウェイン王との約束は守ると。
「実は、イワサキのエトーレ・トーンを殺したのもゲオルグ博士だったのですよ。しかしながら、彼は一週間前に我が社を退社している。あれは、千早重工に無関係な老人がやったことなのです。社長には私から報告しておきます。この私からね」
「なら、我々が殺したのも全員千早とはまったく無関係な人間なんだね。それで安心したよ。イワサキの方には顔が効く。大丈夫だ」
 クリスが意味ありげな笑顔で答える。真理がデス・ロードは多忙でこの場にいないことを告げ、納得したゴードンは部下を引き連れて車に乗り込んだ。
「ああ、そうそう」千早重工統括専務はリムジンのドアで振り向いた。
「どんなに優秀でも、機械はいつか壊れる。機械が壊れた時は、ぜひ我々千早重工にご連絡ください」
 ゴードンは偏光ガラスの座席に落ち着いた。その横には何故かスラップスティックが座っていた。
「‥‥これが、あなたの望んだ結末なのですかね」
 世界的規模の謎の組織に属するエージェントが口を開く前に、リムジンは発車し、中央区に聳える千早アーコロジーへと走り出した。

 《不可触》によるゲストの身元削除が行われ、ほとんどのキャストにとって一番関わりたくない人間からの依頼はなんとか終わります。
大王様のスラップスティックは「じゃあ、オレそのトループの一人ね」「じゃあ、オレそこにいるね」の登場、そして※チェシャ猫での怪しい退場が多数。彼のような特殊なコンセプトのキャラでないとできませんが、これも面白いかも。
 ちなみにネイのスタイルはアヤカシ(人形の一族),カゲ,チャクラでした。そして〜、穏やかに微笑むRLは〜、陰謀をエンディングまで張っていたのです。スバラシイエンディングデシタヨネ、エエ。(ぎこちなく)

 
 
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 その後、ゲオルグ博士は千早とはなんの関係もないはずの事故で死んだ。
しばらく経った後で、俺からもマクマソン統括専務には連絡を入れた。任務に失敗し、相手の娘は死んだこと。自分が千早に雇われるような優秀な人間ではなかったこと。自分の主からの招待状が‥‥統括専務に届かないように祈っていること。
「ではよい夢を、Mr.タウンゼント」
「ああ、よい夢を」


 秦真理は夏への旅立ち前に、ワン大老と会っていた。この話がゴードンから来た時、裏で交わされた見返りは彼が他組織を牽制しておくことであった。
「奴はあのような男だが、約束だけは守る。儂は親として、お前を守ってやりたかったのだ」
 育ての親の心遣いに感謝し、真理はしばしの別れを告げた。


 幾つかの企業と提携し、情報サービスとトロン開発で成長を続けるLIMNETヨコハマ。クリス・ハーデルは調査結果を上司のニケに報告していた。死亡したゲオルグ・ビュガー博士の個人戦闘兵器の研究は誰も引き継がず、データだけが残っているという。イワサキはこの事件の内情を探るべく、幾らかの手勢を送り込んでいたようだ。
「悲劇は、まだ続くのかな」
「ええ。この街がある限りね」
 メガプレックスの夜景を眺めながら、しばしの沈黙の後にニケは答える。
 クリスはテロリスト調査で得られた追加情報の評価の代わりに、あるものを要求した。攻勢広報担当官の願いは叶えられた。LIMNETプファイルの本社のある北米連合第三開発エリア、エイジス行きの切符と、米国市民として暮らしてゆける真っ白な市民IDが。


 別れの時が近づいていた。俺とネイ・ビュガーはtwiLiteというアミューズメントパークの中央噴水庭園にいた。この泉に黄昏のコインを投げると、本当に願いが叶うという。
「でも、アレックス」彼女は俺の手を取って言った。
「あの時、あなたは約束してくれたわ。ずっと私を護ってくれるって。これからもずっと一緒に来てくれるの? エイジス行きの切符は1枚だけど、ついてきてくれるんでしょう?」
 それは戦闘用義体“ガンマ”の対象をスキャンするセンサーの光ではなかった。17才の娘の真摯な瞳だった。
「‥‥ネイ」
 困ってしばらく沈黙が続いた後、俺は言った。
「デス・ロードが仕えるのは死神だ。俺の主は気まぐれでね、すぐに気が変わるのさ。悪いが、君との契約はここで終わる。すまないが、俺には他にも、護る人がいるんだ」
「そう‥‥‥‥」
「君なら、独りでも生きていける。さあ、願い事でもしたらどうだ? ここで願えば、雪だって降るそうだよ」
「‥‥本当に叶うの?」
「ああ。君が魔法を信じるならな」
 彼女はしばらく考えた後、一枚のコインを投げると一心に何かを願った。彼女は何を願ったのだろう? 新天地に向かう自分の運命についてだろうか。それとも俺のことだろうか。それとも‥‥俺が護る相手というのが誰なのかまで、想いを巡らせていたのだろうか。
 別れは終わった。孤児院で育った少女ネイ・ビュガーは一時の守護者の元を離れ、去っていった。いや――俺では最初から、守護者など相応しくなかっただろう。

 俺は真理とブラッディがその場にいたのに気付かなかった。プロであるはずの俺が、まったく気付かなかったのだ。あまり見られたくない所を見られてしまった。
「すまなかったね。俺はLU$Tで君を護れなかったばかりか、また借りを作ってしまった」
「いえ‥‥死の卿、どうかご壮健で」
 紅玉の瞳の戦姫は長い旅立ちの前に、別れを告げに来たのだろうか。

 斬哭剣の使い手はいつものように、黙って腕を組んでいるだけだった。
「‥‥私には、カブトというものが理解できんな」
「俺にだって、カタナは理解できんさ」
「何故、そうして人を護るのか‥‥」
「理由は、人それぞれだろうよ」
「まあいい。次に会う時、我らが敵味方でないことを祈ろう」
「ああ。俺もそう願うよ」
 俺達は噴水庭園を後にした。ネイの投げ入れたコインの波紋が、水面にゆるやかに広がっていた。

 
 
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『‥‥Attention。当シャトルは、間もなく目的地のコロラド国際空港へと降下いたします。今より00:05:00後、気圏モードよりシフト。シートベルトをご確認し、お客様の席にお座りになってお待ちください。着陸後はエイジスにて入国審査及び検疫。ニューヨーク市入場ご希望の方は、追加手続きが必要となります。係員の指示に従ってください。
 ただ今御覧頂いた第三開発エリア、エイジス総合情報及びニューストピックスは、エンターテイメント・アクセラレーターでお馴染みのLIMNETプファイルがお送りいたしました。市内でも同様のサービスがいつでもご利用可能です。どうか当社まで‥‥』


 もうすぐ目的地だ。かつてネイ・ビュガーだった少女の心は弾んでいた。エイジス。北米西海岸コロラド川のほとり、エネルギープラントの力で息づく複合型メガ・アーコロジー。北米セブン=フォートレスの中で有数の巨大都市。ここでなら、自分の新たな運命が開かれるかもしれない。
「おおっと‥‥こいつは早く座っとかなきゃ。お嬢さんは旅行で?」
彼女の隣にスーツ姿のクグツがいそいそと座り出した。日系人だ。北米ではLIMNETやジュノーを始めとする非日系企業の力が強いが、どこの人だろうか。
「はい、私の新たな故郷へ。そちらはお仕事ですか?」
「ええ」
 世界的規模の謎の組織に属する男は薄く笑った。
「やり残した仕事があってね」

 
And Here, The kurtain dropped,
of the Staj of Wheel of Fortune.
-XYZ-

 

Spesial thanks to:
Tokyo NOVA Maniax
Finally, I saw the power of West!

 
 
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 いやー、もう二度とないかもしれない素晴らしいRLと豪華PLと夢の共演によるアクト。いきおいレポートも長文に。しかしこれほどの記念すべき話、Maniax陣の悪行‥‥あーいやいやいや、楽しいアクトの様子を世に伝えねばっ!
もっと他キャストと絡むべきところもあったのですが、そこまで手が回りませんでした。むむ。(な、なんでかにゃ〜/死)
 とにかくこれで悲願のひとつは達成したのです。今年もいろいろな人と遊ぶのだ。とりあえず出張が先になったので1月末のまにCONに遊びにゆきますぞ。
 今回登場/非登場の各方面の様々なオリジナル設定は、今後も相互の歩み寄りを通じ、様々なところでリンクしていく予定です。とりあえずは夏に登場予定の、北米エイジス設定本、オフセのヨコハマLU$T設定3版と浅草退魔録総集編、オフセのE&B設定本やあれやこれに御期待を!
‥‥ああ、さらにdiceやMS5やアメコミもありましたね。こうしてみるとずいぶんあるなぁ(笑)

〜関連サイト〜


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