Vanishing Point
〜突然ゲェム日記〜

[FLASH Trailer][Act Report]


 さて秋も深まってきた今日この頃。ヨコハマLU$T(一部嘘)の方で大学の祭があるということで、遠方から来客もあり縁あって遊ばせてもらう運びとなりました。

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And so, they appeared on stage of Detonated NOVA .....

Handle: “シェヘラザード”若沙 千夜(わかさ・せんや)
Style: フェイト◎, カブキ, トーキー● Age: 18 Gender:
 フリーのトーキーをなりわいとする日系人の若者。某火星人から聞いた火星の話など、突拍子もない物語や事件をネタにストーリーテラーとして活躍する。シェヘラザードの一千の夜の物語には人を惹き付ける何かがあるのだ。
 ある雨の日に自宅に持ってこられたのは火星人が携えてきた面倒だった。またも千夜のひとつの物語が始まる‥‥
Player: NAT(NATRON)
▼アラビアに吹きすさぶ風の噂によると横浜には“十傑衆”と呼ばれる称号つきのオソロシイ人々がいる‥‥その一騎は“マイナス魔王”NATRONだ!
とゆわけでマイナススタイルが入っていませんがマイナス魔王の降臨です。<※事情通>4Lvを誇る千夜はボクっ子の<※ダイムノヴェル>使い。しかしDでは非戦闘系スタイルも侮ってはいけません。よく見るとソルジャーブルーとJJFが入っているッ!

Handle: 冬隅 平八郎
Style: クグツ◎, ミストレス, カブト● Age: 47 Gender:
 千早重工査察部後方処理課所属、雅之社長がまだ死の右腕だった頃からの古株課員。一見後方処理課に似合わぬ温和なおじさんで家庭持ち、一人娘の名は香。
 イワサキ重工に長らく潜入工作員として潜伏していたハリー・グローバーが消息を絶ち、早川美沙課長の命で行方を追うことに。千早重工とハリーの連絡役であった“スプーキー”もまた旧い知り合いだった。同じ古株課員でも、彼らは血の匂いから離れられない男たちであった‥‥
Player: 修行さん 【RANDOM WALKER
▼昼間から今日もハイに飛ばしていたGUYの修行さんさんです。きっと学祭の深夜はスゴかったに違いありません。どちらかいうと低経験点向けのシナリオのためキャストは新規に創ることに。タロットを適当に引いて平八郎お父様が誕生しました。

Handle: “星影の猟犬”静元 星也 【Profile
Style: イヌ◎,マヤカシ,カブトワリ● Age: 26 Gender:
 ブラックハウンド生活安全課の若手巡査。鋭さを増した射撃の腕を誇り、魔剣化された拳銃に宿る至天煌(バサラ)を操る秘幽体使いの能力を持つ。 入隊から数年、華々しい機捜課の影の生安課で経験も蓄え、力をつけた。生真面目で優しく、誇り高い若者であるところは変わっていない。
 生活安全課のパトロール地域でまたしても起こったのはXランク市民の惨殺事件だった。五十嵐重蔵警部補と共に星影の猟犬は現場に赴くが‥‥?
▼近々別のアクトで使うので星也くんを最初にコンバートしたのです。ハンドルも少しだけ変わってパワーアップして新時代に赴きます。いえーい。

Ruler: 堀野 【ロケット屋ダンデライオン
▼この世界で横浜のはたコズムに対抗できるのは‥‥やはりほりのコズムしかない!(笑) というわけでオンラインリプレイ『偽りの聖歌』でも登場した西方のほりの皇太子とオフラインでは久々に拝謁することになりました。(ははー)
 しかもトレーラーと導入付きのミニシナリオをなんと3本も用意して上京していたという念の入れよう。すごい! プレイヤーをやりに来たぽっくんとはえらい違いだ!(笑)



Vanishing Point
〜ヴァニッシング・ポイント〜


 シェヘラザードはまたも千の物語のひとつを語り、冬隅平八郎はクグツたちでごったがえすリニアで今日も通勤する。

 災厄の街に降りしきる雨の中。一人の男が見つからない何かを探していた。後ろから少女が声をかける。
「大丈夫、ハリー?」
「‥‥何も問題ない」


 今日の冬隅 平八郎は居残り残業をしていた。後方処理課員の同僚たちが次々と上着を引っ掛けると、肩を叩いて先に帰っていく。残ったのは早川美沙課長と冬隅だけだった。書類の束に埋もれていた課長は誰かと電話をしていた。何やら深刻そうな表情だったが――ふと、その目が冬隅と合う。

早川美沙「‥‥何か問題でも?」
冬隅「そんなに見つめるなよ。照れるじゃないか」


一同の中の人「ウホッ!(*´∀`)=3 恋の予感?

 やがて電話の終わった早川課長が話したのは、ヨコハマLU$Tのイワサキ重工本拠に潜入したハリーの行方が途絶えたという事実だった。


 雨の降りしきるトーキョーN◎VA。若沙千夜が自宅にいると、来客があった。つばの広い帽子が水を垂らしている。それは濡れねずみになった火星人だった。

カーロス「入っていいかい」
千夜「‥‥構いませんよ」
カーロス「――そういやあんた、探偵だったな」

千夜「何を見て入ってきたの! ちゃんと看板でてるでしょ!ヽ(`Д´)ノ」

 火星人の頼みは人探しだった。ストリートに迷い込んだ赤毛の少女の探索。その娘は24時間しか記憶が続かないのだという。

一同「 『メメント』キター!(´-`).。oO」

カーロス「フ。これで、いっぺんにふたつも厄介事が片付いたぜ」



 アンモニア・アベニューの殺害現場にも雨がしとしとと降りしきっていた。
 被害者は赤毛の少女、年齢10代後半。マネキン、身元不明、Xランク。死体は頭部を切断され、首から上を持ち去られている。
一帯にはSSSの警官が野次馬を防ぐべく立ち、被害者の骸が回収されていく。だが、Xランク市民に対してはそこまでだ。
 そんな事件現場に、2人のブラックハウンド隊員がいた。

五十嵐重蔵「可哀想に‥‥まだレイと変わらんぐらいの年じゃないか。
どうする、静元。御覧の通り、この子はXランクだが」
星也「確かにXランク市民を護る義務はないかもしれません。
 ‥‥でも、ぼくたちは、このまま帰ってしまってはいけないはずです」
重蔵「お前さんならそう言うと思ったよ。で、これが資料なんだが――」

 2人はSSS警官が並ぶ向こうから響いてきた叫び声に頭を上げた。知り合いの顔を認めた星也が頭を抱える。

千夜「ちょっと開けてよ! その子、知り合いかもしれないじゃないか!」



 捜索の甲斐あって千夜は目的の少女を見つける。10代後半に見えたがその口調は幼いものだった。

「わたし、どこかに行かなきゃいけないの‥‥」


 徐々に明かされていく事実。ハリー・クローバーはある重要研究の詳細をリークしていた。そしてイワサキ社員としての暮らしの中で、ロザリーという娘を養女にしていた。


 残虐な殺人事件はいずれも同一犯による同一手口。犯人は特徴のある人間を探していた。今回の被害者も赤毛のショートヘア。水商売をしていた被害者は反撃はしたものの、あえなく犯人の魔の手に掛かったようだ。
 機動捜査課近くの部屋で鑑識の結果を2人は眺める。

冬隅「いやね、私の娘もそんな歳なんだが‥‥これが最近可愛くなくてねぇ‥‥。
親の言うことなんかちっとも聞きゃしないんだ」
星也「娘さんも、しばらく赤毛に染めるのはやめた方がいいですよ」


 千夜のシェヘラザードの力が少女の口から真実を語らせ、冬隅はハリー・クローバーが作っていたものを知る。それは軌道千早を大きく優位に立たせる、地上千早の後方処理課にとって存在してはいけないものだった。
 あるものの存在は冬隅によって闇に葬られ、残るはハリーの確保となる。

 戦闘用ナイフを持ってゆらりと歩いてくるハリー。
 “スプーキー”が呼んだ荒事好きのバウンティハンターの一団が一行を取り囲み、真犯人を定める神業が幾つも炸裂し、戦闘になる。
 鋭さを増した星也の銃と秘幽体の霊弾射撃とシェヘラザードの力ある言葉が炸裂し、ハンターは降伏、ハリー・クローバーは確保された。


 冬隅平八郎は後方処理課のデスクにいた。目の前で早川美沙課長が報告書に目を通している。

美沙「軌道とは、きっと長い戦争になるわ。確かにあれは、あってはならないものだったのよ」

冬隅「安心してくださいよ課長。わたしゃあ、あんな奴らに背を向けるつもりはないよ」
美沙「ええ。あなたにも期待しているわ」
冬隅「そいじゃ、ま、飲みに行ってくるわ」

 まるで馴染みの同僚に声を掛けるかのように10歳以上も年下の女性課長に手を振ると、古株の後方処理課員はオフィスを後にしていった。



 ブラックハウンド生活安全課では2人の隊員が話をしていた。

五十嵐重蔵「あの子たち無縁仏には可哀想なことをしたが、これで少しは浮かばれるな」
星也「ええ。N◎VAには赤毛の女の子もずいぶんいますし、ここで食い止められて良かったですね」

五十嵐重蔵「なんだいお前さん。赤毛の子に特別な人でもいるのかい」
星也「Σ( ̄□ ̄lll) な、な、何をおっしゃるんですか。別にそういう意味じゃありませんよ」
 いつになく動揺する青年に定年間近の警部補は訳知り顔で続けた。
五十嵐重蔵「ほう。そいじゃあブロンドの人ならいるってのかい」
星也「い、いや、別にそういうわけじゃ‥‥」

 時計が終業を告げているのに気付くと、2人は別れた。
五十嵐重蔵「そいじゃあな。まァ機動捜査課は賑やかだが、こっちはこっちでやろうや」

 帰り際に思い出した星也は機動捜査課に寄って行った。
 たびたび事件捜査に協力してくれた生安課員の登場に一同が礼をし、星也は面食らいながら眼鏡のオペレーターの姿を探す。
星也「ああキーファー巡査。今回はありがとう。その――今回は解凍できなかったけど、次は解凍できるデータの解析を依頼するかもしれないし、その時は頼むよ」
キーファー「あ、はい、お役に立てなくて申し訳ありません!」
星也「ああ、もう時間だ。ちょっと用があるので、じゃ!」
キーファー「静元さんもお急がしそうですね〜。何か御用でも〜?」
星也「ん、ああ、ちょっと‥‥人と会う約束があって‥‥ね」
 訝る彼女を後に、星影の猟犬は去っていった。



 少女ロザリーは若沙千夜の元にあった。
 彼女のIANUSには仕掛けがしてあり、秘密に手が伸びた時にトラップが発動し、そのせいで彼女は24時間以前の記憶が自動的に消去されていたのだった。
 千夜の物語を語るシェヘラザードの口から、魔法の言葉が囁かれる。

千夜「新たな人生を歩むのも君の自由だよ‥‥」

↑《暴露》でシナリオ上のダメージを治癒!

 少女ロザリーは今、本当の自由を手に入れた。

 
 
And so, the curtain dropped,
in the city that new wind blows .....

-XYZ-

修行する人「東の可憐に対抗しうる西の可憐と呼ばれる所以が‥‥」
マイナス魔王の人「今日解りましたッ!」
星也の中の人「(*^ー゚)bグッジョブ」


 というわけで今日もほりのコズムが漂っていたアクトは無事終わりました。
 ジツは参加キャスト3名の中で星也クンだけ経験点が入っているのですが、ほとんど問題なく進んでいます。Dでは達成値上昇をあまり頑張らなくてよかったり装備で簡単に戦闘能力を強化できる分、高/低経験点キャストの共存は楽になっているかもしれませんね。


 さてヨコハマは修羅ばかりなので早速もう1アクトやることに。今度は財団の偵察でもたびたび存在が確認されている猫守ドノのRLです。
 エジプトに吹く千夜一夜の風の噂によれば彼の者もまた“十傑衆”が一騎。戴く称号その名は“全自動の”猫守。
 何が全自動なのかと問うならば。全自動でッ! 全自動で即興シナリオを創ることを得意としているのだッ! ドゥ・ユー・アンダスタァ〜ンド?(何)

 実際にキャスト決定の約20分後。完全に何もないところから即興アクトが開始されました。
 これがッ! 十傑衆の能力ッ!(驚愕)

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And so, they appeared on stage of Detonated NOVA .....

Handle: “ささやかな影星”千早 慧緒 (ちはや・えお)
Style: トーキー◎, ハイランダー, カリスマ● Age: 23 Gender:
 千早重工総帥、謎に包まれた千早俊之の22人の養子の一人。千早の秘密の中に隠された牙一族の一人だが、自らの出自の秘密を知らない。M○●N出身で普段はフリーのジャーナリストを職としている。軌道との戦いで既に幾本かが欠けた“牙”の中でほぼ唯一、ただ一人負け属性を備えるという稀有な特徴を有している。
 音楽会社ジキルの、売出し中の新人シンガーのマネージャー“2枚舌の”マキと仕事柄懇意になるが‥‥?
Player: 堀野 【ロケット屋ダンデライオン
▼『偽りの聖歌』のミュート捜査官や夜空の星のペネロープ様の他にもまだまだほりのコズムが溢れているキャストはいたのです。しかも負け属性の牙一族という絶対誰も考えつかなさそうなコンセプト。慧緒の漢字を重ねると一部が「牙」っぽくなるという超高度なトリックが隠されています。これが皇太子の力かッ!

Handle: 屋敷 未知
Style: マネキン◎●, マヤカシ=マヤカシ Age: 16 Gender:
 ストリートで手相占いも営む娼婦の娘。片親で親もまた娼婦だった。その力は未発達だが未知数の力を秘めており、幻術も操る。
 チハヤ・ミュージック・エンターテイメントのエグゼク、スケベ親父の日坂祐二が占いのファンとして度々彼女の元を訪れるようになった。そんなある日、災いにまき込まれることになるが‥‥?
Player: 夕塵
▼N◎VAは3回目だという横浜国大のサークルの夕塵さんです。というわけでメイクアップの手伝いなどしてしまいました(てへ) すごいですよ経験点が入りますよ。装備なども書き写すだけなので確かに短時間でできますね。
 かくして初めて災厄の街に降り立った未知、アクトが進むにつれどんどん言動が強くなっていきます。その力は正に未知数!

Handle: “デス・ロード”アレックス・タウンゼント 【Profile
Style: カブト=カブト◎●, バサラ Age: 37 Gender:
 死神の使いを名乗るカブト。E&B陸軍のカウンター・テロ部隊で技術を身に付けた。死神との盟約のため、そして裁きのために、その力と夜の魔法を振るってきた。夜色のコートに大型拳銃と黒銀の鞘に収められた古き魔剣を携えている。
 災厄の街で再び会うことになったのはE&B王立陸軍時代の古い知り合い、ヴィクトリス・マイヤー少佐であった。戦士の目的や如何に‥‥?
▼戦闘系が皆無だったのと何やら殿下がリアルで見るのを御所望だったのでDルールで作り直したアレクぽんとなりました。
サイバーパンク物ではある意味約束ともいえるアーチストの護衛の話。ということで今日は電波いや魔法使い色を抑えてふつうにボディガードっぽくしていることに。

Ruler: 猫守 (ねこもり)
▼十傑衆のひとり“全自動の”猫守たんです。前から何度か偵察していましたが遂にその力を見ることに!



Sky, Mother Sky
〜スカイ、マザー・スカイ〜


 災厄の街のアレルギーを歌ったジェニファー・ロックウェル、惜しまれながら女優に転身した結城あやに続き、現在のN◎VAの音楽界を賑わすスターはブルーベリーだ。だが今、それに届こうかとしている新たな星がいた。その名はパープル、新人のヴォーカルである。


 ストリートの一角で占いを続ける屋敷未知の元を、一人の老人が訪れた。

精巧な細工の刻まれた指輪のことを占って欲しいという。
 だが未知が指輪を受け取った時、どこからか銃声が響いた。老人の肩から血が吹き出し、その体がゆっくりと崩れていく。
 息を飲む未知の前で今度は老人の脚が撃ち抜かれた。老人は何事かを呟き息絶える。悲鳴を上げた未知はその場を後にした。


 千早慧緒は懇意となった芸能界のマネージャー、マキと話をしていた。
マキ「ちょっと聞いてよ、千早サン。大事なパープルがいないのヨ! 護衛についてるカブトがルーキーだっていうのは聞いてたんだけど‥‥」
 ニューロエイジでは物事が見掛け通りでないことはよくある。

マキも同じ‥‥彼はオカマだったのだ。


 一方、肝心のパープルは未曾有の危機に瀕していた。正体不明の一団に襲われていたのだ。楽屋を脱出したのはいいが、追っ手は路地裏を何処までも追ってくる。
パープル「きゃーー!!  ナイトワーデン社の新人カブト、“ラッキーボーイ”村月は決心すると彼女を先に行かせ、一人残った。銃撃戦が始まった。


 ナイトワーデン社の新人を対象とした講習会では、室内で襲撃された際の襲う側の侵入手順の図説が続いていた。今日の講師の名はアレックス・タウンゼント、社員ではないがブロッカー社長の古い知り合いである。
 そこへ社長自らから緊急に連絡が入った。アーチストの護衛に付いていたルーキー、この前まで講習会にも出ていた“ラッキーボーイ”冬月と連絡が取れないというのである。
 途中までブロッカーと一緒に、その後も連絡を取りながら車で現場に急ぐと、路地裏から目的の娘が走り出してきた。味方の登場に安堵のあまり泣き出すパープルを確保すると、アレックスは車を発進させた。


 車を流していた千早慧緒はふとすれ違った車に気付いた。デス・ロードの横に乗っているのは目的の女性ではないか。

 車を突然Uターンさせ、数台から罵声を浴びると、ささやかな影星は追跡を開始し、電話を掛けた。


慧緒『ひょっとして、横に乗ってるの、パープルさんじゃないですか?』
アレックス『――君か。早いな。もう嗅ぎつけたのか』
慧緒『あのー、ちょっとお話を聞きたいんですが‥‥』
アレックス『いいだろう。セキュリティのいいホテルで合流する。この車についてこい』

 バックミラーにちらりと目をやりながら電話していたアレックスは車を急旋回させると、道を急いだ。慧緒の車もそれに続く。


アレクの中の人「じゃあ、慧緒が曲がろうとするとそこで

赤信号になってしまう方向で!(*^ー゚)b」
慧緒の中の人「はっ! 負け演出に協力されてしまった!(笑)」


 幾分遅れて到着した慧緒と共に千早ホテルで合流し、ひとまず落ちついた一行はパープルから話を聞いた。この前まで講習会にいた新人カブトの村月との出会い、襲撃からの逃走、一人追っ手を食い止めるために残った彼の事。
念の為にアレックスが手早く盗聴器の類いをチェックし、窓の外を確認する。

パープル「手際がいいですねー。村月さんは、全然そんなことしませんでしたよ?」
アレク「そうか‥‥(シボンヌ)」



 一方、指輪の謎を追う未知はストリートの聖地“アテナポリス”へ向かっていた。このナイトクラブの有名人であるニケは幸運を呼ぶ女としても知られ、様々な噂話に通じている。彼女は肘をついて未知の話を興味深そうに聞いていた。

RLの人「そんなことをしていると、さっきも聞いたような“ザッザッザッ”という規則正しい足音が近付いてきます」
未知「Σ( ̄□ ̄lll)」


 安全を確認し、パープルのコンサート会場に戻ったアレックスと慧緒たちは、監視カメラに残った画像を見ていた。

明らかに改善が必要な怠惰な警備員たち、そして映像の中でパープルとデレデレしているルーキーの護衛、ラッキーボーイの冬月。

慧緒「ずいぶんと、仲がよさそうですねえ」
パープル「でも、あの後あたしを逃がすために自分が犠牲になるなんて‥‥(((((つД`)
 でもあたし、まだ怖いんです。今度いつ襲われるかって。あたしを護ってくれますか?」
アレク「ああ」
パープル「よかった‥‥こうして護られていると、安心ですよね?(にまっ)」
アレク「(´-`).。oO(この微笑みに奴はコロリといったのか‥‥)」

 そして続く映像の窓の外に垂らしたロープから、音もなく侵入してくる襲撃者たち。手際よく鮮やかな手口で忍び込んできた男たちに、護衛の冬月は最後の瞬間にようやく気付いて反撃に移り、一騒ぎあった後にパープルと逃走に移っている。
 男の一人はアレックスの知っている顔だった。かつて王立陸軍時代、さる連隊に移籍する前の古い知り合い、ヴィクトリス・マイヤー少佐。


アレックス「――悪い話がひとつある。相手は相当のプロだ。覚悟した方がいい」
パープル「ええ〜っ! じゃあアレックスさんみたいに強くて怖い人たちが襲ってくるってことですか?!」
アレックス「ああ‥‥」

アレックス「(‥‥Σ(゚△゚;)? 俺も怖い人の中に入っているのか?!)」

 徐々に明らかになってく事実。元は戦災孤児だったパープルは、スターダムにのし上がった今でも昔から持っている指輪を大事に持っていた。未知が託された指輪と対になるそれは、それぞれが7桁の数字を隠している。
 それが鍵となって開かれるのは、さる銀行にずっと保管され続けてきた資料だった。日本とオーストラリアの血を引く寺井一族が受け継いできた秘密、災厄の真実を巡る重大な資料。それが白日の元に明かされれば、ヌーヴが復権する。

 そして紆余曲折の果てに運命はさらに流転した。ジキル社は災難の続くパープルとマネージャーのマキを切り捨てる線が強くなったのだ。そして故国復興のために指輪を狙っていたヴィクトリス少佐一派の強襲は果たされることはなかった。訓練された兵士の一団に抹殺されてしまったのだ。

殺害を実行したのは関東方面軍第203連隊の見えざる刃、ミカヅチ部隊。


 余計に事情が混迷するパープルから話を聞きながら、一行は車を走らせていた。クライマックスの匂いと異変を察知して車を止めて降りた時、見えない影の足音が回りに走る。光学迷彩で姿を消したミカヅチ部隊の歩兵たち。そして遠いビルの屋上から一行を照準の中に収めていたのは‥‥オープニングで未知を襲ったのと同じスナイパーだった!

RLの人「この面子だったら弱くした方がいいかな〜。でもGXに書き込むの面倒だし、いいか」

 即興アクトゆえ、使用したデータはGX-Dにサンプルとして載っている
ゲストデータとトループデータである。
 ここで重要事項がひとつある‥‥


 GX-DのNPCデータに載っているゲストは割と容赦なく強いのだ!

敵スナイパー(カゲ, レッガー, カブトワリ)「‥‥今だ!」

<射撃>+<※死点撃ち>+<※必殺の矢>+<※貫きの矢>+<※イカサマ>。

これ以上特技はもういらないぐらいの完全コンボで、ボルトアクション・ライフルLR67による遠距離からの狙撃が走る!

 夜色の衣を纏ったクリスタルシールドがなんとか防ぐも、敵は2射目に移る。千早慧緒と屋敷未知にはもとより戦闘能力がなく、アレックスの拳銃と元力攻撃は中距離までしか届かない。完全優位!
 その間にも公安9課もびっくりの光学迷彩トループはじりじりと近付いて来る。絶体絶命、未来の星パープル様御一行はここに倒れるのか?(((((;゜д゜)))))


 だが、スナイパーは大事なことを忘れていた。
旧き因習が破られ、変革の風が吹く新たなる時代。
様々なものが消え去ると同時に、定められた理もある。

‥‥そう、
<※インタビュー>攻撃や<※大嫌い>による精神戦攻撃は

超遠距離まで届くのだッ!!ヽ(@▽@)ノ


慧緒「あのー、冥土の土産に教えてくださいませんかね?」
未知「幻覚をまとった姿で敵に精神戦をしかけます」
すないぱー「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!!」

 カコワルイ超遠距離からの「冥土の土産話」は根性でリアクションするも、続くきっかり11を狙った怒涛の精神戦攻撃は防ぐことができなかった。
 必殺の《とどめの一撃》の狙撃も《守護神》に防がれ、狙撃手は自棄になる。

すないぱー「くっそー! どいつもこいつも俺様をそこまで嫌いやがって! むかつくぜ!・゚・(ノД`)・゚ ・。」
(最後に《不可知》から1射撃)

 だが最後のライフル弾は標的に届くことなく、13mm徹甲弾で虚しく空中で弾かれていた。
アレックス「‥‥お前の負けだ!」

↑《難攻不落》の演出なので平然と<射撃>+<※ディフレクション>を実行するアレクぽん

 不可視の衣を纏ったまま、狙撃手の沈黙に動揺する敵兵士。

アレク「輪郭が見えているぜ」
だがそこへ、BBマキシマム相当の攻撃拳銃から容赦なく徹甲弾が撃ち込まれ、何もない空中に血の染みが広がっていく。

 安全を確認した一行は姿を現した兵士たちの死体を後に、車に乗り込んだ。急速に速度を上げた車は安全な場所を目指しその場を走り去った。


 屋敷未知の知り合いにCMEのエグゼクがいたこと、千早慧緒が話を通したことが幸いした。
 その後パープルはCMEの日坂祐二に見初められ、ジキル社から正式に移籍して歌手活動を続けることとなった。

 千早慧緒はマネージャーのマキから、彼女はその後順調だとの話を聞いた。
 いつか、ブルーベリーに続くスターが本当に生まれるかもしれない。

 屋敷未知は変わらずストリートで手相占いを続けていた。

それでもCMEの日坂祐二のような偉い人間が来ることも多く、未知の可能性を持った彼女の霊能力もこれから伸びるのだった。

 契約が終わったアレックスはアーチストのことも少しは勉強しようかと思い立ち、ミュージッククリップをくれないかと頼む。

 喜んだパープルは自分が早速出演しているビデオチップの山を持ってきた。ふと妻と娘は喜ぶだろうかと思いつつ、デス・ロードは土産を抱えて明日のスター歌手の前を辞するのだった。

 
 
And so, the curtain dropped,
in the city that new wind blows .....

-XYZ-

 というわけで即興アクトはめでたく終わりに。すごいですよ無から始まったのにちゃんとまとまりましたよ。
 以前も財団の偵察によってギャル(死語)っぽいトーキーの“バンシー”ケアラ・アンゲアが確認されているのですが、やはり通ずるものがあります。見切ったり十傑衆の力!

アレクの中の人「(ぴしっ)ズバリ、キャピキャピした女の子が得意でしょう」
RLの中の人「ばれたか〜ヽ(´▽`)ノ」

 その後も大学祭は4日間続き、計10回以上もセッションをやっていた猛者もいたそうです。まことヨコハマは恐ろしいところぢゃ‥‥ε=ε= へ(へ´A`)へ


 
 
 
 
〜おまけ 一心不乱に次回予告〜

エレガントN◎VA Dになってここに登場!


Waltz of the HOUNDs - 猟犬円舞曲


★このリプレイに含まれるものは‥‥

  • 時は流れ、変革の時代。けれども犬たちは踊り続ける。そう、時代はDetonation。
  • LU$T(嘘)からのゲストの多い異色アクト。マイナス魔王の力が!修行する人の荒ぶりが! 今エレガントを浸蝕する!(嘘) 今回は半エレガントという位置づけです。
  • 横浜国大の九大天王のひとり、なま元帥がついにRLに挑戦。
  • 導入はALLイヌ。イヌづくしの犬シナリオ。社会派。
  • 犯罪者の過去を捨て、警察の改革を目指すSSS管理官。『踊る大捜査線』の室井さん相当(何)
  • 49回の終身刑を受け存在を抹消された歪んだ“牙”の一人と、その手足となる女性捜査官。ハンニバル・レクター博士もびっくりの狂気の世界とはたコズムが、今完全に融合(嘘)
  • 全国ウン万の眼鏡ファンを敵に回し、聖美たんに密かに胸キュンな天才眼鏡GUY
  • ほか、またも機捜課の手伝いをしている星也クンとかとか
気長にお待ちください。

 
 

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