
【某国の陰謀】【背徳者に祝福を】【Perfect World】【テロリストは眠らない】【大宇宙オフ】
というわけで2本目組は席を移動してリグループ。一計を案じた負魔王様と我々は窪みのようにすぼまった部屋の一番奥に陣取って机を移動。部屋中央部と面した背後の一方向にはついたてを立てて音を遮断、この卓に通じるのは洗面台の通路のみとなるのでした。聖域が作られた!というわけで、、

And
so, they appeared on the story of Colorless World .....
Handle: ベル 【Profile】【66Q】
Style: ヒルコ=ヒルコ=ヒルコ◎● Age: 6 Gender: メス
Style Branch: -
白と茶色のぶち模様に黒い目をした大柄なセントバーナード犬。野良犬としてN◎VAを彷徨っている。
ではなく、星々に最も近い街キャンベラAXYZ、さる企業の研究所で人造の生を受けたバイオ犬。知能は高く人語を完全に喋り、様々なインプラントを内蔵している。スタジオ・ディーンの居候に始まり、AXYZの様々な冒険を経た後。変革の時代に故あって泳いでN◎VAに渡り、今はのらの身である。
そんなある日。水晶像と化した不思議な死体の奥で、目を閉ざした少女と出会うのだが‥‥?
Player: しまやん
▼《突然変異》でもコピれない関西犬系癒し系代表のAXYZ星系のしまやんさんです。前から何回も会っては来ましたが一緒の卓はけっこう久しぶりなのでよい機会となりました。
さァコアなヒルコスキー(笑)には有名なバイオ犬のベルです。ふと最初に遭遇したのがいつか調べたのですが‥‥こっそりと『Wild Wonderful West』レポでAXYZに赴いたうちの星也が公園でベルと会ってます。しかも日付が西暦2000年‥‥うそ、あれからもう5年?! (´▽`;)
まだRevolution前期、ニューロエイジ世界が今よりずっと空白が多く、同人誌やWebサイトで有志が空白を埋めていた頃。協調路線を取っていた僕などは東西交流がもう始まっていた頃ですねー。なつかしや。
そんなベルも今は所属「のら」となりましたがExp233、既に<■領域>5Lvの超☆生命体です。R時代はヒルコの特技の<※動物との会話>に成功したシーンだけ、他のキャストと会話できるという涙ぐましいイキモノでしたが。この特技が消えたD時代では常時完全に人語が喋れるようになりました。やはりバイオ犬、進化している! ヽ(@▽@)ノ
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▼二人用で走らせる場合はPC2はフェイトやトーキーなど。トーキーでも良いのですが《ファイト!》を2回ミューテーションでコピってもかなりデンジャラスなので、またまた何かとヒルコと縁の深いミア姐さんになりました。彼女も作成時に色々と考えて作り込んでから使い出したのですが、下水王国&ヒルコと縁が深くなるとは予想できませんでしたねー。
ちなみにこっそりと作った『キャスト分析 2005.04』の元のExcelデータを更新していたところ、使用回数がトップのアレクぽんと遂に並びました! やはりN◎VA-Dを継続して遊ぶなら、フェイトは1人作っておくとよいということですね。
Ruler: NAT(NATRON) 【マイナス魔王の日記】 [プレアクトテキスト]
▼負魔王のなっとろんです。元はヨコハマ勢でしたが引っ越したら何故か場所がはたこずむ本拠地のすぐそば。社会人(斜怪人?)にあるまじきプレイ回数にさらに磨きが掛かっています。いつもA級戦犯のお陰で同卓はほとんどないし西にまで行ってようやく同卓だったよ‥‥w (ρД`)ノホロリ
完全に密閉エリアに近かったので、たまに音楽で Do As Infinity の『GATES OF HEAVEN』の曲を流したりする中で(僕もCD持ってますがあの『ドム雪』のイメージソングですな)、2人用の短いアクト開始となりました。

〜 パーフェクト・ワールド 〜
トーキョーN◎VA the Detonation
『Perfect World』 かいぶつはすこしだけかなしみました。 そのせかいにはみにくいじぶんのいばしょはなかったから。 |
黒服の男たちの一団が、一人の女性を取り囲んでいた。
抜かれる銃。響く銃声。そして、反転‥‥
黒服たちに取り囲まれた少女は、まだ7〜8歳の幼い子だった。
少女「どうして‥‥?」
黒服たち「母親はお前を売った」

キャンベラAXYZで人工的な生を受け、波乱の人生の末にトーキョーN◎VAに泳いで渡ってきたバイオ犬のベル。その体は地球上の自然生物には有り得ない様々な特殊能力を有しているが、白と茶色のぶち模様のセントバーナード犬という外見は人間を怪しませないでいるには十分であり、災厄の街でも彼女を守ってきた。今は特に帰る家ももたず、野良犬である。
ベルがストリートを歩いていると、死臭が敏感な鼻に反応した。
それは異様な光景だった。身元不明のクグツたちが大量の死体となっていたのだ。それならば珍しくないが、死体はどれも人の形をした透明な水晶のようなものになっている。まるでキャンパスに描かれながら全ての色を抜かれ、そのまま物言わぬ彫像と化したようだった。
開きっぱなしのマンホールの中で、すすり泣く声がした。
ベルが中に飛び込むと、込み合ったパイプの地下通路の奥で、小さな女の子が泣いていた。
ベルはクーンと泣くと敵意がないことを示し、女の子の方へ近寄った。何かの薬を塗られたか投与されたのか、少女の両目は閉ざされ、周りが腫れ上がっている。
女の子「‥‥だれ?」
ベル「ベルだよ」
セントバーナード犬の姿をしたバイオ犬は、人語を喋った。

ミア・ウェイは、友人であった彩崎玲(あやざき・れい)と喫茶店で話していた。先天性の重度の色盲であり、視覚補助装置のついたミラーシェードに常に目元を隠した女性。仕事のことは決して話さなかったが、時々会うと日々の話はよくしていたのだった。
店の外はもうすぐ秋だった。メガ・プレックスでの生存に相応しいように遺伝子改造された木々が色づき、紅葉が待っている。
彩崎玲「‥‥もう、秋ね」
ミア「そうか、もうそんな季節だね ( ´ー`)」
彩崎玲「私には、見えないから‥‥。ねえミア、あなたの生まれたホンコンHEAVENの秋は、どんな匂いがするの?」
ミア「HEAVENかい? そうだねー、N◎VAよりもっと込み入ってる感じかな。雑然とした雑踏の匂いや屋台の匂い、たまには硝煙の香りもするよ。‥‥たまにだけど」
その答えを聞くと、視力を持たない瞳をミラーシェードで隠した女性は静かに笑った。
彩崎玲「そう。あなたも時々、硝煙の匂いがするわ」
ミア「参ったな‥‥香水つけてるんだけど、分かる? (;´▽`)」
ぎょっとしたミアは腰の後ろに隠している拳銃に手をやり、苦笑いした。
場面は変わり、現在。中華街の高級住宅街と下町の間にあるウェイ探偵事務所。
DAK通話で、見知らぬ相手からコールがあった。黒髪ミラーシェード、男性とも女性ともつかない外見は美しい人物。最近は表舞台にほとんど登場することもなくなった査察部後方処理課3班班長、“美しき死神”ミューズであった。
ミア「なんだって、千早が電話を掛けてくるんだい。中華街に用はないはずだろ」
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ミューズ「わが社のエージェント、彩崎玲が消息を絶った。居場所を教えてほしいのだ」
ミア「言う義理はないね。だいたい、あたしは知らないよ」
だが、美しき死神の《真実》が飛んだ。分かったら居場所を教えて欲しい、と言付けを残し、電話は切れた。

RLシーン、今ではないいつかの時間。
ミラーシェードの女性は後ろに小さな女の子を庇い、黒服の男たちの前に立っていた。
黒服の男たち「その子も渡してもらおうか (▼ー▼)」
彩崎玲「あなたたちはいつもそうだわ。だから、灰色に塗りつぶしてあげる」
女性はゆっくりとミラーシェードを外した。視力を持たないはずの瞳をゆっくりと開く。途端に、周囲の世界から色が失われていった。何もかもが空虚な、灰色に。灰色に染まった世界の中で男たちは悲鳴をあげる間もなく、色を持たない水晶の像へと変わっていった。
《完全偽装》が宣言され、少女の居場所が隠され‥‥

ベルは敵意がないことを示し、尻尾を振りながら女の子に近付いていった。
ベル「ベルだよ。だいじょうぶだよ」
女の子「ベルはだれなの。どうしてしゃべるの?」
目を塞がれた少女には、ベルの姿は見えていなかった。
ベル「ベルは犬‥‥セントバーナード犬だよ」
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女の子「そうなの‥‥。わたしは、ひかり」
少女は、ようやく自分の名を言った。
ベル「ひかりは、どこに行きたいの?」
ひかり「どこにも、行きたくない (-_-;)」
首を振る少女の周りを、ベルはとことこと歩いて一周した。
ベル「ベルは、ひかりと一緒に外に行きたいな。ひかりも、一緒に遊べたらいいのになぁ」
ひかり「だって、人はうらぎるもの (-_-;)」
ベル「でも、犬は人を裏切らないんだよ (*´▽`)」
ようやく徐々に心を開いてきた少女は、ベルのふさふさした毛並みに触れた。思い切ってその背中に乗る。セントバーナード犬としても大柄なベルは、子供程度なら馬のように背に乗せて軽々と走れる。
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一人と一匹はゆっくりと歩き出した。地上世界から隔絶された下水へ、その奥に隠された秘密の王国へ‥‥
仕事のことをミアには話さなかった彩崎玲は、やはり3班で働いていた。元はBIOSの実験体ミュータントで、研究体として千早に拾われると、異能力者の多い3班の職に。
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視力を持たない彼女は、自分の心象風景で周囲を塗りつぶすという極めて稀な特殊能力を備えていた。彼女の目はルール的にはレジェンダリー付きのオービット・レイである。
とある研究所の護衛任務を最後に行方をくらませ、千早から逃亡。とあるヒルコ‥‥下水の先にある秘密の王国の王と、コンタクトもしているらしい。

矛盾が生じるために前シーンの最後より時系列はやや遡る。
ミア・ウェイは大きな紙袋を持って中華街の家に帰る途中だった。仕事のお礼に土産を貰ってしまったのである。
ミア「どうしようかな、これ‥‥ (-∧-;)」
困って歩いていた彼女は、路地の中に一匹のセントバーナード犬を見かけた。ありふれた光景なので一旦はそのまま通り過ぎようとする。そして、彼女は足を止めて振り返った。
ミア「‥‥ベル? あれ、ベルじゃないか! (・о・」
ベル「ミアだ! (*´▽`)」
セントバーナード犬は人語を話すと、喜び勇んで駆け寄ってきた。
旧交を温めようとしたミアは一旦待って、左右を見回した。幸いなことに、犬と話していたらうろんだと怪しむであろう人影は一人も見当たらなかった。改めて、人語を話す犬と会話を始める。
ミアの叔父のトニーがオーナーをしている“赤鶴飯店”1Fのレストランは近隣でも名を知られている。中華料理は量が多いことでも有名だ。N◎VAに来てからは野良犬だったベルは、残飯を分けてもらって美味しい夕食を楽しんだことがあったのだった。
くんくんくんくん。臭いの種類によるが、犬の嗅覚は人間の数千〜1億倍にも及ぶ。ミアの持った包みの美味しそうな臭いにいち早く気付いたベルは、期待するような眼差しで人間の娘を見上げた。
ミア「ああ、これかい? ちょっと聞いてよ、ベル。それがさ、浮気調査したらお金の代わりにくれちゃってさ。だいたいあたしは女の一人暮らしなのに、こんなにお饅頭貰ってもしょうがないよね。近所の子供にあげるぐらいしか使い道がないよ。まったく‥‥」
ベル「 (☆▽☆ 」
ミア「‥‥ベル、もしかして、欲しい?」
ベル「うん! (*´▽`)」
バイオ犬は舌を出して頷き、尻尾の振りが一段と激しくなった。
ベル「ベルはおなか空いてないけど、子供にあげるの」
ミア「ベル。‥‥あんた、もしかして子供産んだの? (゚ー゚)??」
ベル「ううん。ベルは、子供は産めないの」
ミア「あっ、ごめん。悪いこと聞いたね ヾ(´ー`;)」
自然界では発生することのない人為的なバイオテクノロジーの産物であるベルは、種の保存のための生殖能力を与えられていなかったのだった。
意気投合した二人は、孤独な少女の元へお饅頭を届けることになった。
彩崎玲の最後の任務は、キャロル・レイス博士のラボ、レイス研究所の1セクションの警護だった。希少価値の高い異能力の研究を行なっていた1セクションである。そこからは、視線に極めて特殊な能力を持つ実験体が一体、逃亡していた。ホログラフィの写真に収められた実験体の姿は、バイオ犬が助けようとしている一人の少女だった‥‥

マンホールの中の地下世界。少女を驚かせないようにミアは離れて待ち、ベルは一匹だけで、ひかりと名乗った女の子の元へ戻っていった。口にはお土産の袋を咥えている。
ベル「ひかり、食べる?」
ひかり「これ、なに」
人間世界から離れた地下世界は即ちヒルコの領域。<心理><■領域>の判定で徐々に心を開き、少女ひかりは食べながらぽつぽつと自分のことを話し始めた。
ひかり「ひかりは、母さんに捨てられたんだ。母さんは、こきょうへ帰ったの (ーー;)」
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ベル「だったら、ベルと一緒に花を見に行こうよ。ベル、花と遊ぶのは好きだよ」
ひかり「だって、外はこわいもん」
ベル「優しい人もいるよ。だいじょうぶ、犬は嘘をつかないから (*´▽`)」
ようやく打ち解けてきたひかりは、手を伸ばすとベルの白と茶色の毛並みを撫でた。
降参のポーズで両手を挙げながら、ミアも出てきた。嘘をつかない犬のベルが、友達であることをひかりに教える。
ひかり「‥‥だれ?」
ベル「だいじょうぶ。ミアは、友達だよ (*´▽`)」
ミア「あー、何もしないからね。あんた、手を拭いた方がいいよ。お絞りも入ってるから。ほら、袋のそこのそこ」
話を総合すると、ひかりは市民IDがないために最近家を追い出され、千早のミュータントハンティングで捕獲されたらしい。母親が娘のために残した手紙が、まだ残っていた。

情報のリサーチでミア・ウェイはひかりの能力を調べた。彩崎玲の持つ、周囲の世界を心象風景で染めるものと同一のものである。ただしひかりのポテンシャルは遥かに大きく、ひとたび目を開いたら影響はこの世界全体に及ぶものであった。
負魔王様によればこの瞳はエンディングで開き、《天罰》が使用される。条件は不明だが、物語の展開により世界が滅んでしまうそうな。
ひかりも彩崎玲も、備えているこの能力は先天性の生まれつきの超能力のようなものだった。旧世界の伝説にたびたび語られてきた、魔眼の類に近いものである。
一方ベルはひかりと出会ったオープニングの最後の続きで、彼女を乗せて走っていった。メガプレックスの地下を走る下水の先、人間たちの知らない秘せられた王国。まよライト時代のヒルコキャスト所属先として登場も多くなった、下水王国である。
ベル「こんにちは」
下水王「久しいな。余が王じゃ (-_- 」
投稿者本人による生の下水王キターー!(;゚∀゚)=3
下水王「余も汝も、人の狭間に生きるもの。汝に、とあるヒルコの話をしよう」
下水王陛下のありがたい話が始まった。人の世とマンホールで隔てられた世界の、名もなき愚かなヒルコの話。それはこの王国に辿り着くまでの下水王を暗喩したものなのかもしれなかったが、ベルには難しい話だった。
ベル「ベルも、ここにいては迷惑なのかなあ (´・ω・`)」

万が一のために彩崎玲が用意していたセーフハウスの場所を突き止めたミアは、その扉を叩いていた。
ミア「玲、いる?」
彩崎玲「いないわ (-_-)」
とは言いつつも返事があり、彩崎玲は友人を中に入れてくれた。ミラーシェードに破滅の魔眼を隠し、いつもの物静かな雰囲気を変えない女性。
玲「さすが、金龍の瞳は鋭いわね」
話を聞くと、彼女は仕事が嫌になって千早を離れ、行方をくらましたらしい。
ミア「その瞳の力、どうするつもりだい」
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玲「これは眼の見えない私への神のプレゼントだわ。私が好きに使う」
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ミア「あんたやあの女の子が、力を解放したらどうなるんだい」
玲「世界は灰色に変わるわ」
ミア「だってこの街にも、世界中にも、人が住んでるんだよ。他の人たちのことは気にならないのかい?」
玲「気にならないわ。‥‥だって、私にはこの世界が見えないもの」
ミア「‥‥なるほどね。じゃ、好きにするがいいさ。邪魔したね」
負魔王様によるとこのシーンは《真実》の使いどころでもあったらしいが、会話の流れからするとない方が自然だとミアの中の人が判断し、女探偵はやや怒ったように言い残すとセーフハウスを後にした。

世界が傾く前に比べると東京新星市に緑は少ないが、植物の強靭な生命力はこの世界でも変わらない。
レッドエリアの、廃棄された壊れた植物園。何の手入れもされなくても自ら根を張り、葉を広げる頑丈な草や花が、今も園内には茂っていた。
かつては植物園から見上げる空を覆っていたドームは無残に壊れ、あちこちに穴が開いている。超新星の街のネオンに霞む月光が穴から差し込み、月下の緑を照らしていた。それは、ある種幻想的な光景だった。
光のカーテンの下に咲いた名も知れぬの周りを、小さな女の子と大きなセントバーナード犬が歩き回っていた。
ひかり「いいにおいね」
ベル「ほら、お花だよ (*´▽`)」
ベルは花に手を伸ばす眼の見えない少女の回りをとことこと一周し、わんと鳴いた。
ベル「母さんは、きっとひかりのことが好きだったと思うよ。ひかりのことを思ったから、ひどいことを言ったんじゃないかな」

なぜ、彩崎玲は実験体だった少女を助けたのだろうか。やはり、自らと同じ能力を持つひかりを自分と同一視し、少女には自由になって欲しかったからだろうか。
ミア・ウェイがそんなことを考えながら歩いていると、ポケットロンにコールがあった。
ミア「はい、ウェイ探偵事務所です」
ベル『もしもし、ベルだよ ♪』
ミア「おっ、ベルはすごいね。電話もできるんだ (´ー`)ノノ☆」
電話の向こうは人語を喋るセントバーナード犬だった。感心していたミアは、電話の向こうの姿を思い浮かべて大事なことに思い当たった。
ミア「‥‥ちょっと待ってよ。ベル、あんた一体どうやって電話してるの? (゚口゚ ??」
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ベル『なんだかよく分からないけど、できたの』
ミア「ええっ?? (・о・」
キャンベラAXYZ生まれのバイオ犬は<※瞬間適応>でエース、変異器官“ベイビークライ”を作り出し、生体トロンでそのへんの電脳回線に繋げると電話を掛けてきたのである。
ベル『手紙があるけど、ベルには読めないんだ。読んでくれないかな』
ミア「うん、すぐ行くよ」
ミア・ウェイが廃棄された植物園に赴くと、ベルがひかりの母親からの手紙を口に咥えていた。様々な能力を持つ超☆生命体に等しいベルだが、足は犬のままなので手先の細かな作業はできなかったのだ。
ミアが封筒の中の紙の手紙を開き、少女に読んで聞かせる。
『ひかり、お前のことを助けたかったけど、もうN◎VAには戻れない。
忘れないで、ひかり、お前のことを愛している‥‥』
手紙を読み終えると、黙って聞いていた少女は口を開いた。
ひかり「もう一度、読んで」
ミア「ああ、いいよ」
ミアがもう一度、ゆっくりと手紙を読み上げると、少女は泣き出した。瞳を閉じている薬が取れかけ、涙が頬を伝い落ちる。
ベル「ほら、お母さんは、ひかりのことが好きだったんだよ (*´▽`)」
バイオ犬に励まされ、少女は涙を拭いた。
ミア「世界は、そんなに冷たくないってことさ (´ー`)ノ☆」
ミアも、少女の肩を叩いた。
ミア「色もいろいろあった方がいいだろう? あんたには見えないだろうけど、ベルにもちゃんと色があるんだよ。毛並みは白と茶色のぶち模様で、眼のところが眼帯みたいになってるんだ」
ベル「うん、最近水浴びしてないけど‥‥ (´▽`;)」
ひかり「‥‥やっぱり、ベルのことが見てみたいな」

ひかりとベルを連れ、ミアは再び彩崎玲のセーフハウスを訪れた。面々が一堂に会すると、玲はミラーシェードの下に表情を隠し、少女を見つめた。
ミア「ほら、あんたと同じ力の持ち主だ」
彩崎玲「ずいぶんと、この子を見込んでるのね」
ミア「そりゃ、このベルが助けたんだからね」
灰色に染まった自らの心に囚われた彩崎玲を解放するには、神業が必要だった。ミアは友人の元へ近付くと、そのミラーシェードを見つめた。
ミア「玲。あんたの瞳に光は見えなくても、この光は見えるんじゃないかい」
異能力を発する時に光を帯びる金龍の瞳が輝き、《真実》!
ベル「 (☆w☆) 」
ベルは じんろんのひとみの 《しんじつ》を おぼえた!
彩崎玲はゆっくりとミラーシェードを外した。破滅の力を持つ魔眼を、閉じられた瞳を開く。
だが、世界は灰色には染まらなかった。部屋の中の誰一人として、クリスタルの像には変化しなかった。
彩崎玲「世界は灰色ではなかった‥‥でもごめん、やることがあるの」
そういい残すと、玲は出かけていった。ミアとベルは心配になって顔を見合わせた。だがセーフハウスにはシャワーもあり、ベルが水浴びするのも可能だった。

《電脳神》が使われ、少女ひかりの居場所が突き止められた。独り立つ“モノクローム・ワールド”こと彩崎玲の回りを、黒服軍団が取り囲む。
黒服ズ「邪魔をするつもりか (▼ー▼)」
彩崎玲「この先は行かせないわ。大切なものがいるから」
ミラーシェードの奥の瞳が開かれた。心象風景で周囲を塗りつぶす、この世界中でも極めて稀な特殊能力。だが、ベルたちの前で瞳を開いたときに彼女の中で変化が起こったのか、何も起こらなかった。《とどめの一撃》で0点ダメージである。
敵のクグツ「ほう、力を失ったようだな」
銃が向けられ、《タイムリー》での即死攻撃! だが、射線上に躍り出た一匹の大柄なセントバーナード犬が、代わりに銃弾を受けた。
ベルは 《たいむりー》を おぼえた!
遅れて駆けつけてきたミアの前で、ベルはお尻を撃たれて着地した。
ミア「ちょっとベル、だいじょぶ?!」
ベル「うん、だいじょぶだよ (*´▽`)」
ミア「Σ(゚△゚;)! 傷がもう治ってる‥‥ 」
血液中の不純物を体外に排出するように、バイオ犬のお尻から銃弾がぽろりと外に出た。驚異的な治癒能力を持つバイオ犬の傷は、見る間に塞がってゆく。
敵クグツ「ほう、その犬も被験体か (▼ー▼)」
再び《とどめの一撃》で攻撃、またもベルはコピった《タイムリー》で防ぎ、戦闘となる!

ミア「あいにく、こっちも一般人じゃないんでねっ! ヽ(`ー´)ノ」
ミア・ウェイは魔力の篭った風伯鞜の力で飛び上がり、クグツトループたちの中に躍り出た。片方の手で銃を抜き、もう片方の手で懐の呪符を取り出すと地面に発止と叩きつける。
ミア「ベル、よく見てるんだよ。こいつがHEAVEN流だ!」
突風の如く巻き起こった力学カタストロフで黒服の男たちはまとめて吹き飛ばされ、塵のように飛んでいった。
ベル「 (☆w☆) 」
ベルは ほんこんあくしょんふう 《かたすとろふ》を おぼえた!
ベルは<※触手>その他諸々で捕縛ダメージを出して攻撃し、ミアは身を翻して<■自動反撃>から攻撃する。だが敵もさるもの、<※捨て身><※生体銃器><※必殺の矢>で攻撃してきた。たとえ銃を奪われても、その体内から変異器官の銃を作り出してくるのだ。
敵クグツ「捕らえた被験体のデータは、全て私の中に蓄積されているのだよ‥‥」
ミア「う、うろんな技を使うね‥‥ (゚ー゚;)」
みんな標準的なクグツかと思いきや、敵もマイナス技を使ってくるとは、さすがマイナス王国クォリティである。
だがいろいろあった後、ミアがとどめを刺した。くるくる回りながら両手の拳銃が踊り、振り向きざまに男の額に突きつける。
ミア「こんなのが多いから、世界が灰色になるんだよっ!」
ベル「 (☆w☆) 」
ベルは ほんこんのわーるふう 《くーでぐら》を おぼえた!
この後、ベルが前足から生体銃器で現れた二挺拳銃を構えて空中でくるくるしながら撃ちまくったりしたらとてもカッコEEEと思うのだが、それはこの物語ではない別の物語に譲ろう。

壊れたドームから月光が差し込む植物園。彩崎玲とミアが見守る前で、セントバーナード犬と少女が戯れていた。
ベル「ひかりは、ベルのこと見てみたいって言ってくれたし、嬉しかったんだ (*´▽`)」
ひかり「うん。やっぱり、見てみたい」
ベルは、二人で遊んだ大きな木の幹に爪で刻んだ落書きが分かるように、少女の手を導いた。
ひかりは、目を開いた。あらゆる色が、彼女の視界に入ってきた。
目を開くだけで世界を破滅させることのできる滅びの魔眼は、その力を発しなかった。世界は滅ばなかった。世界は灰色に染まらず、水晶の彫像も生まれなかった。
尻尾を振っているベルの白と茶色の毛並み。黒い瞳。頭上から注がれる青白い光、地面を染める様々な緑と、名も知れぬ花の色は白。
自分を助けてくれた彩崎玲のミラーシェードの反射光。その横で手を振っているミアの髪は黒、服は白、耳につけたイヤリングは金色。
ひかりは視線を戻し、ベルのふさふさした毛を手で撫でた。優しそうなふたつの目が、彼女を見つめていた。
ひかり「ベル、可愛いね (^▽^)」
And so, the curtain dropped,
in New World with colors .....
-XYZ-

かくして二本目終了。真似しようとしても真似できない犬系癒し系代表のベルとミア姐さんのコンビは、このシナリオにはなかなかの最強チームだったのではと思います。
その後は大人数で大移動。煙草を買いに行っている間にはぐれてしまったのですが、目的地のトルコ料理『ザクロ』はよく考えたら前も行ったところだった! 情報集積ページ管理者なのに店をよく見てませんでしたよ!(ノ∀`)
絨毯の上にあぐら形式で卓を囲み、ケバブや様々な変わった料理や水タバコが出てきて店主のノリが異様にテンション高いこの店のことは、あちこちの日記に詳しいのですが。よく見れば店内は清潔ではないし、自分の好み的には一度ネタとして行っておけば後はもういいかなぁというトコロです。
その後はまだ世を徹して遊ぶ修羅組と別れて帰路へ。ゲェムはまったくせず別口で上京していて飲み会だけにきた西方の某大王と電車で一緒に。愛想を尽かされて財団からの援助も途絶え、日記もN◎VAネタが少なくいつにもまして何のサイトか分からなくなってもはや過去の人間となりつつある大王様ですよ!(;゚∀゚)=3
ロートル同士の会話をして「あの頃から比べると活動してる面子も変わったよね〜」「まったく変わりましたナ!」「こっちは月1ペースでオンナノコと遊んでるんだ」「最近は加納君とか。悪童さんがよく東西行き来して活発だよね」「あの頃からの面子だといわっしーが一番コンスタントにゲームしてるかも」「そ。下の世代を育てた人間だけが残るんです」「◎まおかと同人はまたやろうかと言ってる」「いまどきアメコミなんて流行りませんよ」*1「ちぇー」などと微妙な会話をして終わるのでした。まる。 (´w`)
*1: 世の中でアメコミが流行っていないのではなく、N◎VA系同人誌でアメコミネタをやっても今の読者のニーズには合っていませんよという意味

〜おまけのおまけ〜
ヒルコを探せ! ベル再会記念とマイナス王国祈念に、今度は人外の代表格のヒルコなキャストを集めてみました。
“Creature”佐々本 浩 Player: 紅河さん
“CALLING”琴見 優真 Player: 紅河さん
“戦乙女の槍”フレイル Player: くろさん
“D.D.D”ヴァリアント Player: ペロきちさん
ツヴァイ Player: J-Iさん
“冥き黎明”ヴェイン Player: あっきぃさん
“憧れの彼女”シノブ Player: あっきぃさん
“Code-X”今村 静江 Player: あっきぃさん
“Aegis”メーティス・エレイン Player: はたはたさん
“DragonVoice”リュネ Player: なまさん
“始原の母”ミリアリュージュ Player: 星読むおんさん
“ダブル・バインド”アンジェリカ・李 Player: はたはたさん
“下水王” Player: NATRONさん
”アザーフェイス”ヴィレンス・シュタルク Player: NATRONさん
“石長比売”天野梨乃加 Player: NATRONさん
“爆竜王”アスラ Player: 加納さん
“翡翠の龍” カーチャ・斌 Player: 加納さん
“喰らわれしもの”交野 かすみ Player: 堀野さん
佐藤 裕希 Player: GGさん
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