
〜冬だけど真夏の祭典〜
【グッドラック、ブルーローズ】
【幸せの代価】
さて祭典の二日目。ヤる気満々の人もいれば既に疲れが出ている人もいます。そして奇跡が起きました。集合時間に全員が間に合ったのです!(おい)
今回はパパなのでなかなか西方から出て来れないぴか中パパ。のおとさまも初参加となりました。
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Scenario: 『氷獄の溶ける時』 |
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Scenario: 『テロリストは眠らない』 |
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Scenario: 『幸せの代価』 |
卓ごとに分かれてごはんに行ったらお盆休みだったので今度は鰻を食べることに。後で知りましたがうろん師匠はうな重の後にさらにうな丼も食べたかったよーです。別に遠慮しないで食べればいいのにと後で知って思いましたが。エレガント分はうなぎとも関係するのか?

And
so, they appeared on strange uron stage .....
Handle: 加賀魅 士郎 (かがみ・しろう) 【Profile】
Style: クグツ◎●, マネキン, クロマク Age: 32 Gender: ♂
Style Branch: クロマク:ゲームマスター
黒髪黒目、高級スーツを着込んだ大使館付きの駐在武官の雰囲気を漂わす日系人男性。元は千早の企業軍の情報将校であったが、本格化する企業間紛争に備えるために本社に引き抜かれエリート情報官となった。現在の役職は査察部付き査察官で、その裏で様々な非合法工作を行っている。
常に連れ歩いている色の濃い肌をした女性はミーヤ・カプール少佐。(32/Female カブト◎, バサラ, チャクラ●) 企業軍時代の同期で、上背も高くなく直接の武力には弱い加賀魅をバップアップしている。
いつものようにのほほんと会食を取っていたある日。同席の千早社長が告げた任務は、他のクグツの後始末だった‥‥
Player: tatuya 【presented by tatuya】【tatuyaのあれこれ】
▼ピンク父。ツタヤ。さァ、勇名とその何倍もののアレやソレが世のニッキを賑わせているタトゥーヤ☆先生の御登場です。一心不乱に拾われる前から、2chを賑わすスタァだった頃の前からも、このサイトのコンテンツやオンセリプレイやシナリオはみな読んでいるのですが。中でも自己評価のあまりの高さはもう感嘆の域に達します。
Exp98の加賀魅査察官は本人は行動せず、社会系特技と豊富なコネに頼り、直接行動は<※根回し>や<※人使い>で《腹心》のカプール少佐を動かすタイプのクロマクです。1アクトに掛かる時間が減少したDの時代、2人もキャストを動かすと諸々に時間が掛かりアクトのリソース総量を消費しがちな点(俗語で言う「重い」というやつですね)から、RLサイドからも敬遠されがちなクロマク。加賀魅査察官&ミーヤ少佐は面白い使い方ですね。ミーヤというと世のアニメファンの皆さんがカゲムシャの某歌姫ミーアを連想しつつ既に次番組というカンジですが、ミーヤ少佐も名前が似ていて迷惑しているようです。
本人の能力でなくコネに頼るタイプも最近では比較的珍しい気もします。このへんは、リサーチで適当に社会技能で情報収集、クライマックスに物語が収束して1回戦闘して終わるD時代のシナリオ定型化に伴い、適当に社会技能を持っただけのキャストが増えた弊害と言えるかもしれません。
そんなクグツがPC1。割とリアル世界寄りの情報官だったので感動しました。すごいよ! ツタヤ☆Worldの希少種だ!
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Handle: “夢紡ぎ”那岐 【Profile】【66 Questions】 |
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Player: taka 【データ保管庫】
▼さァ全国ウン千万(推定)の巫女ファンの皆さん! エレガント版の『ドゥームズデイの雪』『竜のすむ星』にテロねむでついに巫女衣装を披露した(注:一部のみ)みこなぎがまたしてもPC3フェイト枠に復活ですよ! (*´∀`)=3
今回かなりの豪華面子ですが。果たして、うろん世界で巫女衣装となるの‥‥か?
Handle: “電子妖精”Noise (“テクノゴースト”ノイズ) 【Data Profile】
Style: イヌ◎, マネキン, ニューロ● Age: 19 Gender: ♀
Style Branch: ニューロ:義体使い
ハウンド機動捜査課の隊員。元SSS捜査官だった父の背を追って警官を志し、15歳のときに新帝大入学式で浄化派の爆破テロに合って肉体を失い、完全義体に換装。本格的に志望を固めてハウンド入隊。国際指名手配中のテロリストグループを追い、現在は“電子妖精”から“守護天使”へと名を変えてケルビム捜査官として長期出向中。電脳世界と現実世界の同時解析時に起こる多重雑音から真実を見抜く力があり、ハンドルの由来となっている。
本名はアリス・ヨウ・フェニックス。義理の兄のケイスは世界を駆け回っており、SSSから千早に引き抜かれた父のリチャードがいる。換装した義体は失われる前の彼女の体格に似せており、背も低いせいで年齢よりも幼く見える、ダークブラウンの髪の美しい娘。
千早冴子課長の呼び出しは、猟奇殺人事件の調査指令だった。死体はすべて干乾びているという奇妙な事件。犯人は正気を逸しているのだろうか‥‥?
Player: からい 【NorthPole】
▼ピンク父の息子。かーらいル・シンジケート首領。『らららOFF』も無事開催して勢いに乗ってきた首領がまたも登場です。さァ全国ウン千万(推定)のNoiseファンの皆さん! シンジケート代表キャラですよ!
らららOFFの二次会でも「シンジケートの代表は誰がなんと言おうとNoiseなのよ!」とツンデレ調で言っていたので、きっとそうなのでしょう。すごいですねー。 (´▽`)y-~~~
そんなこんなの間に使用回数も26回で既にExp318。元から強かった電脳攻撃は<■ブービートラップ><■WiM>も揃え、義体オプションがあるせいで達成値も平均して高。NO;ISE とゆー謎の高性能サイバーウェアも見えます。義体はイデアルなボディですが背が低く、体形も(以下自粛)という設定だったはずですが。今のバージョンはぱーふぇくとなぼでぃも2段階装備しています。
ぱーふぇくとになってしまいました。全国のファンの皆さん的にはこれはどうなるのでしょうか。というわけで、いやー、やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
Handle: “残月の風”アウローラ (“ざんげつのかぜ”アウローラ) 【Profile】
Style: チャクラ◎, カタナ, アヤカシ● Age: 20? Gender: ♀
Style Branch: チャクラ:アスリート
遠くオーストラリアの大平原に隠れ住んでいる人狼の部族“月鏡の民”の戦士階級の子。老師に人狼流格闘術“風狼拳”を口伝で学び、精神の内なる調和と共に平原の風と一体となった戦いの技を修める。慕っていた兄弟子が行方知れずとなったのをきっかけに人間世界に旅に出た。
色の濃い肌に対照的な白い髪のすらりとした娘で、物静かな武人の雰囲気を湛えた女戦士に見えるがまだ若く、人間社会にも疎く挑発にたやすく乗ってしまう。変身した姿は白い毛並みのワーウルフ。
『アルティメット・ランブル』の激闘からしばし。人間世界に出た時に世話になったTMSの月代めぐみ社長からのコンタクトがあった。知っている人間の女性が3日前から消息を絶ったと言うのだが‥‥?
▼カゲムシャSSSをやった時に急遽新造したアヤカシのキャストをPC2で使うことになりました。ルール的なチューンの末にナニでアレな面々が揃ったランブル陣の中ではほとんど唯一、その後も使えるように考えて作っていました。<■合気>から<■二天一流>で反撃し複数回<※練気>で強化とカード交換を行うタイプですが、荒ぶるランブルの血が残っており、消費経験点の割には強くなっています。
彼女の操る“風狼拳”は元がそのまんまなのですが、まあ悪童師匠にも受けていたのでよしとしましょう。 (;´▽`)
加賀魅査察官とのコネは豪州の環境テロを鎮圧しにやってきた敵が加賀魅だったという夢も希望もない関係を提案されたのですが、設定上の優位をこの人物(中の人の方ね)に与えるのは危険と判断し、ミーヤ・カプール少佐とアウローラがチャクーラ同士な繋がりということになりました。
Ruler: 悪童同盟 【ちんたらやってる暇はねえ!】
▼さぁ迎撃やるなら一度はうろん。(意味不明) 関西のうろんの師匠、悪童師匠がはるばるいらっしゃいました。シナリオ細部の凝り方はそれほどでもないものの、いつもシナリオ数自体の圧倒的な球数で猛威を誇っています。
今回もいつの間にか新しくできていたシナリオ。トレーラーからは予想しきれませんでしたが、企業抗争風味にアストラル風味に北米風味、忘れてはならない巫女風味と様々なソースが入り混じるものとなりました。
さァオフィシャル掲載キャストのみこなぎにシンジケート代表、ピンク父子完全合体にその他おまけの荒ぶるランブルの血脈と、異色の最凶うろんチームがここに結成する?!

〜 幸せの代価 〜
トーキョーN◎VA the Detonation
『幸せの代価』 誰が誰に払った代価なのだろうか… |
トーキョーN◎VA、特務警察ブラックハウンド基地。受付はパトロールに出かける隊員、初動捜査に出かける機動捜査課隊員や相談に訪れる一般市民で賑わっていた。
受付嬢「久しぶりに見ましたね‥‥」
受付に手を振ると、久々の機捜課の制服に身を包んでその中を進んでゆく若い娘の姿があった。捜査官にしては背がずいぶん低く、濃い茶色の髪に黒い瞳の白人。機捜課には若手が多かったが彼女もまだ10代だ。
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“電子妖精”ことNoise。爆破テロで失われた肉体を特注の美しい完全義体に換装した娘。失われる前の体に似せて造られた義体は背の低い彼女の体のラインに沿うものだったが、ケルビムでの長期出張中に積んだ経験と、さらなるサイバーアップによって美しさに磨きが掛かり、より
Noise「Noise、出頭しました」
課長室に出頭する彼女の前で、千早冴子警部は事件の説明を始めた。
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奇妙な事件はN◎VAではよく起こるものだが、今回は写真から猟奇的なものだった。見つかった死体はどれも、身体のあちこちが欠損していたり、水分が全て奪われて干乾びていたり、奇妙な変死体ばかりだったのだ。
Noise「帰って早々、新鮮にアレですね‥‥ (゚ー゚)」
猟奇写真に一歩ヒく彼女の前で、冴子警部は説明を補足した。事件が起こったのは2〜3日前。検死が進んでいる鑑識に聞けば、何か分かるかもしれないと言う。
冴子警部「今回の事件には危険も考えられます。任務には銃器類を携帯して行きなさい」
課長から武器の携帯許可が降りた。だが、電子の海の
Noise「課長。私の一番の武器は銃ではないです」
そして、何を思ったかNoise隊員は銀幕に向かって続けた。
Noise「武器って、美しさとかそういうのじゃないですよっ! ヽ(`ー´)ノ」
いきなり読者に向かって何を言っているのだろうか。オープニングから萌え要素を忘れないこの姿勢。いやー、やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

遥か軌道のチャイローン・ジャンクションのレインボー探偵社はさておき、アサクサにある那岐の探偵事務所。
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探偵に奇妙な依頼人はつきものだが、今日の客はほんの未成年だった。
那岐の中の人「今日は悪いPLをやろうと思います」
うろんの師匠「takaさんなら安心ですよ (っ´▽`)っ」
その男の子はDAKセキュリティの呼び鈴に背が届かず、背伸びしてわたわたしていた。せいぜいまだ5、6歳、幼稚園児だろうか。
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内心安堵しながら扉を開けたのは、黒と紫のオッドアイ、茶色を帯びた髪を片側でまとめた少女である。純粋な日本人の血を引く那岐は夢紡ぎの名探偵を名乗っていたが、その実17歳の少女に過ぎず、おまけに背がかなり低い。
那岐は内心安堵しながら扉を開けると、男の子を眺めた。というのは身長が147しかない那岐は、年齢が二桁ぐらいの子供が相手になるともう上背があまり変わらない時があるのだ。
男の子「ここは、たんていじょむしょだってきいたんですけど‥‥」
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那岐「違うな。ここは名探偵の事務所だ (o^-')b」
しょっぱなから断言の名探偵台詞。男の子の名は宵月夢幻(よいつき・むげん)と言った。日出ずる国の鎮めの巫女一族の末裔である那岐には、マヤカシの勘で分かった。この子も同じ能力を備えている。
どうやら夢幻くんは、ママの静子を探しているらしい。
夢幻くん「めいたんていは、ふつうのたんていとちがうんですか? (´▽`*)」
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那岐「真実を探すのが探偵だ。だが、その先の物語を探すのが名探偵だ」
夢紡ぎの那岐は言い切った。迎撃作戦の別の深夜アクトでも炸裂した名探偵台詞である。だが夢幻くんもさるもの、<※伝心>で那岐の心を読んだ。名探偵の心からの名探偵ぶりを理解した5歳のマヤカシはうなずいた。
ママを探してほしい夢幻くんは料金として、財布に入ったおこずかいを出し始めた。
那岐「NIKの標準だと、こんなものだが‥‥」
標準的な料金体系を聞かされた夢幻くんはしょぼんとした。当然ながら、幼稚園児のおこずかいでは桁数がだいぶ足りない。夢幻くんはうなだれて、名探偵の事務所を後にしようとした。
那岐「これは独り言なんだが。依頼人としてではなく、友人としてなら別だ」
助手のジョンソンくん「ガーン! た だ 働 き ですかっ?! Σ(´□`;)」
今日は中の人が関西人ゆえ、ジョンソンくんのリアクションもかなり大掛かりだった。
夢幻くん「(´-`).。oO(どうしたら、ともだちになれるかな‥‥)」
那岐「まあ、とりあえず入りたまえ。茶でも出そう」
男の子は真剣に考え出した。那岐は探偵事務所に招き入れた。
聞けば、夢幻くんはふだんの昼間は保育所に行っているという。既に保育所ひとつで働いている那岐は聞いた瞬間、ぴきーんと来た。
那岐「('ー`)b.。oO(次のバイト先にちょうどいい‥‥)」
古き良き名探偵スタイルのもたらす低収入に苦しむ少女は、夢幻くんには内緒で呟いた。探偵事務所はいつも赤字、ひよこ柄のエプロンで保育所でアルバイトに励んだりしている那岐としては、もうひとつぐらい収入源を確保したかったのである。
夢幻くんの話では、お母さんの宵月静子が姿を消してしまったのだという。
那岐「父さんはいないのか?」
少年はふるふると首を振った。事情があり父はいないようだ。ふだんはドロイドと2人だけで家で暮らしているという。
那岐「分かった。調べてみよう」
夢幻くん「わーい! めいたんていには、すぐわかるんですか? (´▽`*)」
単純かつ明快なこどもの論理。一瞬だけぎくっとした那岐は、名探偵の威厳を取り繕うと答えた。
那岐「地道な捜査だ。2〜3日掛かるだろう」

迷光の時代に脚光を浴びた企業勢力のひとつ、医療法人ツキシマ・メディカル・サポート。TMS。乙女の年齢でありながら先代を継いで会長となった娘が、高校生の仮面の下に吸血鬼の血を隠した“新月の姫”だというのは、神秘の世界に近しい者たちの間では有名な話だ。
ヨコハマLU$TにあるTMS社屋。時刻は既に深夜、人間の街に潜む夜の住人たちが動き出す時間である。
黒一色で固めた衣装のこわもてのセキュリティ・ガードの男に、不承不承ボディチェックを受けているのは、漂白したような白い髪の若い女だった。小麦色の色の濃い肌と対照的な短めの白い髪。災厄の街に一見珍しい中東風のゆったりした衣装に、ノースリーブのインナーは黒。露な右肩には不思議な刺青が刻んであり、首飾りも獣の牙だった。
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“残月の風”ことアウローラ。遠く豪州から流れてきたストリートの戦士。奇妙な格闘術を操るすらりとした姿の彼女は落ち着いた武人のようにも見えるが、その実まだ若い娘に過ぎない。
だが、ギャングと見紛うばかりの黒服の男も、促されて後に続くアウローラも、本性を隠す仮面を被っていた。男の瞳の血のような紅い輝きは、吸血鬼の証。アウローラの琥珀色の瞳の奥の野生の光は、人狼の証。仇敵同士の2人のアヤカシが、人間世界の企業ビルの中を歩いていた。
アウローラ「おぬし、血はどうしておるのだ」
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セキュリティの男「今は人工血液で我慢している」
アウローラ「人の街は大変だな」
セキュリティの男「フン。今の社長もせいぜい持って100年だ。それまでの辛抱だよ」
不死の命を持つ夜の一族は、牙を見せると冷酷な笑みを見せた。
やがて案内される経営陣トップの前。部下たちが控える中で、会長の月代めぐみが待っていた。昼の世界には秘密の、夜一族の血を隠した新月の姫。組織のゲストやキャストだとよくいる感のある弱冠10代の少女の社長である。
話は、TMS社団スタッフの夕依志津子が3日前から行方不明になっているという話だった。タタラ, アヤカシ=アヤカシの彼女は人間世界の街に不慣れなアウローラも世話になった女性だった。
最近、TMSのスタッフはヘッドハンティングの攻勢を受けていた。社屋周辺で襲撃を受けたことも何回もあるという。
アウローラ「そうなのか‥‥」
眉をひそめ、真剣に話を聞いていた月鏡の民の娘は、やがて真顔で尋ねた。
アウローラ「ところで‥‥ヘッドハンティングと言ったが、頭だけを狩って何か楽しいのか?」
月代めぐみ「??」
部下ズ「ポ カ ー ン (゚д゚)」
舞台裏ツタヤ「これは‥‥どこかで見た動きだ‥‥(゜∀゜≡゜∀゜)」
月代めぐみ「ええと、あなたに分かるように言うと、
人の世にあらざるアヤカシたちに慣れた優しい少女の会長のフォローがあって、事態は正確に伝わった。そう、頭を狩るのではなく、所属する勢力を自勢力とするために強制的に行う介入のことである。
1ゴールドの報酬と共に、夕依志津子の行方を探して欲しいというのが月代めぐみの頼みだった。
アウローラ「ああ。我が残月の風の名において、必ず見つけ出そう」
古い言葉で朝焼けを意味する名を授けられ、夜の秘密の種族の部族から人間世界へやってきたワーウルフの娘は協力を約束した。
企業ビルの長い通路を抜け、再び出入り口付近。外は闇の中だったが、何人かの夜一族の者たちが巡回している。
さっきと同じセキュリティ・ガードの吸血鬼の男が、アウローラの体を長々とチェックしていた。元から彼女は丸腰でTMSに赴いていた。風狼拳の修得者はいざとなれば、無手のままでかなり高い戦闘能力を発揮する。
業を煮やしたアウローラは、男の手を鋭く払いのけた。
アウローラ「汚らわしい手で触るなっ。わたしが、あやめどのを不意打ちするとでも思ったか」
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セキュリティの男「フン。お前たちワーウルフは、
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アウローラ「フン。火を怖れるヴァンパイアがっ」
RLの中の人と二人だけでWoD空間を作り上げながら、若いワーウルフは中東風の衣装の外套を翻し、ぷんぷんしながら闇の中へ消えていった。

千早重工アーコロジー内にある、高官たち御用達の高級レストランのひとつ。お昼時の店内は重工本社上層部の役員や行政府関係者、様々な要人たちで賑わっていた。ここで交わされる会話のひとつで、世界が動くことも珍しくない。
テーブルのひとつで会食を共にしていたのは二人の男だった。一人は高級スーツに身を包んだ30代初めの日系人の男性。査察部付き査察官の加賀魅士郎は通信手段以外は肉体のサイバーアップもさして行っておらず、上背もそれほど高くなく、傍目には単に高級な昼食を楽しんでいるだけのただのクグツに見える。
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ナイフとフォークを手に、その向かいの席に座っているのは身長2mに届こうかという偉丈夫の青年だった。モスグリーンのスーツ、表情を隠すミラーシェード。誰あろう、千早雅之社長その人である。
加賀魅士郎「仕事はどうですか」
千早雅之社長「お陰様で順調です」
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加賀魅士郎「セニットの賛成票の件ですが、3票取れました」
千早雅之社長「‥‥もう少しお願いできませんかね」
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加賀魅士郎「しかし、これで過半数に達していると思いますが‥‥」
昼食中の、いつもの他愛ない表の会話。だがやがて、社長は裏の会話を始めた。
千早雅之社長「実は、勝手に休暇を取った社員がいましてね」
加賀魅士郎「それは困りましたな」
遠回しな隠語の陰に隠れた一連の会話。社長は、事件のあらましが収められたデータチップを机の上に置いた。
やがて会食は終わった。社長はいつも多忙だ。かつて死の右腕と怖れられていた男は立ち上がると、紙が挟まった革張りの伝票を加賀魅士郎より先に手に取った。
千早雅之社長「ああ、勘定は私が」
加賀魅士郎「いつも世話になります」
去っていく社長を見送り、加賀魅士郎は席に戻った。早速データチップに手を伸ばす‥‥訳ではなく、まずは食後の高級なコーヒーの香りを楽しみながら味わう。仕事熱心なカンパニー・マンにはどう見ても見えなかった。情報官は必要な時に、必要な力を振るうのだ。
加賀魅士郎「さて」
豪華な昼食を食べ終わると、査察部付き査察官は問題のデータチップに取り掛かった。

情報は何も自分が直接的手段で調べなければならない訳ではない。知っている人間を適切に探し、聞けばよいのだ。
加賀魅士郎は知り合いの後方処理課員の中で最も広範囲の情報網を持つ人物とコンタクトした。後方処理課第3班の電脳諜報活動のエキスパート、ウィスパーである。彼女ならば単独で、第2班の複数要員のチームと同等の能力を発揮できる。
<※裏予算><※根回し><交渉><※コネ:ウィスパー>で得られた情報は、行方をくらました千早のクグツたちは夕依志津子をヘッドハント中、何者かに横から奪われたという話だった。現場にはクグツたちの死体が二人分残っていたが、それらはフェイクの偽物だった。
加賀魅士郎の中の人「ニューロうろんだな」
うろん師匠の前では一度は言いたいこの台詞、なにやらピンク父にまで広まっているようである。
それはさておき、加賀魅士郎と護衛のミーヤ・カプール少佐はエクストラクション活動の現場で起こったクグツ殺害事件の現場へ赴いていた。
ヴィークル類はそのままだったが現場検証は済み、クグツの偽の死体は既に移送されていた。地面には人型を表すチョークの線が引いてあり、頭を撃ちぬかれたことを示す説明が書いてある。
企業警察に身分証を見せて立ち入り禁止の帯の中に入った二人は、現場を観察した。
加賀魅士郎「おいミーヤ、どんな風だっけ? ――こんな感じか」
能力のある情報官は柔軟な思考力を兼ね備えている。気さくな口調のまま膝をつくと、加賀魅士郎はチョークの線のままの格好で地面に転がってみた。事件が起きた時、彼らもこの目線でこの位置から周囲を見ていたのだ。
ミーヤ少佐「そう――そんな感じですね」
常に同道しているミーヤ・カプール少佐は色の濃い肌を軍服に包み、主の側に控えていた。そこから腕を伸ばし、拳銃を構えるような姿勢で転がっている主に向ける。SSSの警官たちから見たら、少々滑稽な主従に見えただろう。
加賀魅士郎「DNA鑑定はやったのか」
ミーヤ少佐「これから連絡が入ります。これは本格的になりそうです」
一方、Noise隊員が担当になった猟奇的な殺人事件は詳細が明らかになった。犠牲者たちは生きたままパーツに分解されたのだ。死因はその時のショックが元だった。
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だが、不気味なことに、ハウンドが回収した死体の破片が細胞レベルで再生活動を始めているという。まよライトなルール的に言うと死体が<ヒルコ:モンスター>なのだ。
那岐の事務所に来た夢幻くんのお母さん、静子の話は本当だった。市民IDもある普通の登録市民。勤め先はTMSで、研究論文の発表時には別のペンネームを使うこともあったと言う。
行方が分からなくなっている同じくTMSスタッフの夕依志津子はタタラで開発主任だった。アウローラがかつて人狼の強靭な生命力でも治らなかった重い傷――
彼女はDNAを調整した各種細胞での再生の実験なども行っていた。アウローラも礼に一度だけ、薬品の実験台になったことがあった。そして、彼女がTMSで仕事に関わっている時以外の本名は宵月静子と言った。

アサクサにある那岐の探偵事務所に、再び来客があった。夢幻くんを送り出した後の那岐がぱたぱたと入り口に出てみると、すらりとした若い女が待っていた。
ゆったりした服に珍しいサンダル。色の濃い小麦色の肌と白い髪。羽飾りと牙の首飾り、どこか異国風の雰囲気。慣れない人間世界に出てくる時に那岐がずいぶんと世話をした若い人狼だった。
那岐「まあ入りたまえ。ハーブティを出そう」
忠実なる助手のジョンソンくんがキッチンへ駆け出し、あれこれと準備を始める。
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案内され、アウローラは応接室に案内された。人狼流格闘術を修め、一見物静かな武人めいて見える彼女もその実二十歳そこそこに過ぎず、17歳の那岐とあまり変わらない。だが、10代前半の少年たちとでも背比べが必要になる那岐と比べると、背の差はずいぶんと開いていた。
アウローラ「薬草の匂いがする。良い茶だな (´ー`)」
上着を脱いで露わになったアウローラの肩には、不思議な形をした部族の刺青があった。面々はしばしハーブの香りを味わった。
那岐「ところで、用というのはなんなのだ」
アウローラ「仕事の方はどうだ?」
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那岐「‥‥あまり儲かっていないな (-_-;)」
鎮めの一族の末裔の少女は、黒と紫の色違いの瞳を伏せた。ジョンソンくんもうなだれている。古き良き探偵のスタイルを貫くには、この街では代償も必要なのだ。
夜の秘密の中で生まれた人狼の娘は、真顔で尋ねた。
アウローラ「では、巫女の仕事はどうだ?」
カップを口にやろうとしていた那岐の手が止まり、ジョンソンくんは吹き出した。
アウローラ「わたしの部族にも、東方の出身者が何人かいるのでな。東方のシャーマンのことも聞いている」
アウローラは琥珀色の瞳で鎮めの巫女一族を見つめると微笑んだ。
アウローラ「そういえば、日出ずる国の巫女は巫女衣装を着るものだが、どうして那岐は着ないのだ?」
‥‥巫女フラグ立ていや、出生の文化の違いをロールプレイで示しているだけのはずだったのだが、ここで舞台裏で激しい大爆笑がしばらく続き、アクトが中断してしまった。
一同「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」
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加賀魅士郎の中の人「あなたは、ほんとうに、ダメな子だ!」
一同「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」
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加賀魅士郎の中の人「今日のこれ絶対日記に書こう‥‥これでやっと目が覚めた」
全員「(総ツッコミ)おいツタヤ! 今まで寝てたのかよ! (`Д´)」
加賀魅士郎の中の人「いや今日体調悪くて」
「起きろ!ツタヤ!」とは、独り舞台で長く続きすぎのぐだぐだ妄言を止める際によく投げかけられる言葉だが、本日も寝たままでアクトをやっていたのだろうか。遠方から客が来ているのに失礼にならないだろうか。これがピンク父のクオリティである。
さてそれはさておき、アウローラは行方を探している夕依志津子という人物がTMSの社員であることを話し、力を貸して欲しいことを告げた。果たして、巫女衣装を着ていなくても名探偵の那岐はその名を既に知っていた。恐らく、夢幻くんのお母さんの宵月静子と関係あるのだろう。
アウローラ「(感心して)おぬし、よくそこまで知っているな」
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那岐「ああ。私は名探偵だからな」
リサーチフェイズ初頭から言うことのできた名探偵セリフである。
人間世界の情報には疎いアウローラにとっては、那岐が味方になったことはかなり心強かった。彼女はゴールド1枚分の金額情報が入ったクレッドクリスを取り出すと、カードを眺めて悩んだ。
アウローラ「これを貰っている。おぬしに分けて払ってもよい。しかし‥‥これは、ふたつに分けるのが難しいな」
舞台裏ツタヤ「この人‥‥ゴールドの使い方分かってるのか? (゜∀゜;≡;゜∀゜)」
那岐も男の子の来訪の顛末を始め、自分の推理したことを話した。どうやらこの件には千早まで関わっているらしいのだ。
話が進む中、ハーブティのお代わりを持ってきた助手のジョンソンくんは笑ったり吹き出したりリアクションが激しかった。今日は中の人が大阪のうろん師匠であるため、ジョンソンくんも一味違うのだ。さながら、終わってしまった某有名続編アニメの戦艦ミネルヴァの副官の如しである。
アウローラ「今日の助手どのは、ずいぶんと表情が豊かだな」
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ジョンソンくん&中の人「はあ。今日はツッコミ魂があるもので‥‥('∀`)」
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那岐「ジョンソンくんは疲れているのだ」
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アウローラ「そうか。助手も大変だな」
鎮めの巫女一族の末裔は軽く流し、ワーウルフの戦士はマジレスすると、2人はハーブティのお代わりを飲んだ。
加賀魅士郎の調査は続く。3班のウィスパーへの<※根回し>で、行方をくらました千早社員の名が割れた。エージェントの名は“ヴェノム”がクグツ、“オリジン”がタタラである。
猟奇殺人を追うNoiseはTMSの夕依志津子が学会に出した論文を掴んだ。全ての生物が保持している再生能力に関する研究。題は『人間の代謝機能の驚異』であった‥‥

災厄の街の清潔なオフィス街を抜け、アサクサの外れにある『加賀魅経済研究所』。なにやら難しそうな名を持つこの事務所は、実は加賀魅士郎の偽装オフィスだった。
世界のありふれたクグツがよく着ているありふれた“コモンセンス”の黒スーツを着込み、経済研究所を訪れた女のクグツがいた。ダークブラウンの髪に黒い目、新帝大の新卒にしてはやや若い年齢。そして、いであるでぱーふぇくとな義体ボディであっても背の低さは隠せない。クグツっ面で現れたNoiseである。
ミーヤ・カプール少佐「あら、Noiseちゃん。いらっしゃい」
Noise「‥‥お互いに似合わないですね (-_-)」
今日も千早企業軍の軍服でドアを開けたミーヤ少佐が娘を見下ろし、美しい造り物の完全義体の娘は素直な感想を漏らした。
加賀魅経済研究所の中はむしろ資料庫といった按配で、珍しくなった紙の本で一杯だった。本棚、机、床、そこらじゅうに資料が置かれて足の踏み場もない。
本の山の中の一角で、加賀魅経済研究所の主が座り込んで調べ物をしていた。既に私服、シャツからネクタイも外したラフな格好である。とても元情報将校の査察官には見えない。
Noise「どこか、座らせてくれませんかね」
加賀魅士郎「あー、だいじょぶだいじょぶ。その辺にソファが埋まってるから ('∀`)b」
査察官は手をひらひらさせて適当に返事をした。偽装オフィスに入った時点で半分呆れていたNoiseは完全に呆れると、胸元で苦しかったタイを投げ捨ててシャツの襟元のボタンを外した。
Noise「今回はできるだけ、バッジは使いたくないの」
加賀魅士郎「君と最後に会ったのはキャンベラだったな‥‥。何を知りたい。ただし、ただじゃないぞ」
加賀魅士郎は適当な過去話をすると親指と人差し指をすり合わせ、金が必要なことを示した。
Noiseは本に半ば埋もれていたプロジェクターに端子を繋ぐと、完全義体に内蔵されている“エレクトリックシルフ”でイントロンした。手で携帯するタイプのタップより隠匿性に優れる、電子妖精のこだわりの一品である。
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加賀魅士郎はM○●Nの天津和世に連絡して得ていた情報を話した。TMSで行われていた再生の研究は、獣の持つ再生能力を突き詰めたものであった。研究に携わっていた夕依志津子は自分の体にもDNA操作で研究成果をフィードバックしていたという。ルール的にはスタイルに既にアヤカシが2枚入っていたのだ。
加賀魅士郎「この技術を人に転用して死なない部隊を、と思ったコーポがあるのさ。和世君がこれに出資してるのよ。
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どっちのコーポだと思う?――両方になんだよ」
中の人の創作演出が半分入った事実を加賀魅士郎は告げ、窓から外を見上げた。タタラの夕依志津子の前任者は同じくTMSの研究員だったが、既に死んでいるようなのだ。
Noiseも、人体パーツが目当ての猟奇的な殺人事件との関連を話した。私服でくつろぐパワーエリートは、美しい全身義体の電子妖精の話に感心した。
加賀魅士郎「君はいつも、クリティカルなところを突いてくるな。‥‥これ、オフレコね。そのタタラが、ウチのヘッドハンティングの対象になってるんだよ。それがまた、まるごと行方不明でね‥‥」
Noise「来たね」
Noiseの心の声が囁いた。決して「キタ━━(゚∀゚)━━!!」ではないと中の人が付け加えていたのでそのように理解しよう。かくして、ブラックハウンド機動捜査課隊員と査察官の仮面を被った非合法工作員との間に、一時的な同盟が成立する運びとなった。
加賀魅士郎「共同戦線と行こうじゃないか。ただし、互いの領分は侵さない。それでどうだ」
Noise「受け入れた」
放胆自在かつ機微繊細な査察官は、頭を掻くと肩をすくめた。
加賀魅士郎「まァ、こっちも大変なんだよ。彼女が殺人犯だったら、僕が損をする」
Noise「あんた、いい人だね」
加賀魅士郎「最近の工作員には、その辺の倫理観がない連中が多くてね。犯罪者を匿っても意味がないんだよ。まったく‥‥ (´-`)y-~~~」
Noise「そういうやり方、嫌いじゃないよ (*^ー゚)」
特注の美しい全身義体の娘はウィンクすると、情報官に同意を示した。読者人気も取れて一挙両得である。
一方、那岐はエージェント“ベノム”と“オリジン”が接触した相手を調べていた。夕依志津子が学会で発表する予定だった『人間の代謝機能の驚異』は発表中止、取り下げとなっていた。
複数の勢力と人物の思惑が入り乱れるこの事件。果たして得をするのはどの勢力であろうか? だが、アウローラは平原の風と一体となって戦う術を修めてはいても社会技能がかなり足りず、人間社会の複雑さを知ることはできなかった。

NOVAの新帝大近く、店が立ち並ぶ新麻布十番街の大通りの一角。喫茶店“エトワール”は一息ついて安らかな一時を過ごす客で賑わっていた。
テーブルのひとつに、変わった女性の二人連れが座っていた。片や、栗色に近い髪を片側で結んだ、黒と紫の不思議な色違いの瞳をした日系人の少女。
ローティーンの少年にも背で負けそうな小柄な少女と比べると、相方の女はすらりと背が高かった。厚めの唇や琥珀色の瞳、足にはサンダルと、どこかN◎VAでない異国の雰囲気をまとっている。
那岐とアウローラであった。このネタは何度か前にも使ったが、リサーチフェイズ後半のキャスト合流地点の約束といえば喫茶店である。
アウローラ「そうか。人間の世界は大変だな」
お茶を前に那岐が調べた内容を話すと、人間世界に不慣れな人狼は答えた。さらに記憶力にも優れる那岐が、<※カメラ記憶>で本事件で得をする勢力を探し出す。
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ここで、天のうろんの神様の操るNPC陣から《完全偽装》が放たれて答えが隠された。千早を離れた工作員“ヴェノム”“オリジン”はあくまで「ある国」のエージェントに誘致されてその勢力に加わろうとしていた。さる大統領の部下が動き、ヘッドハンティングの活動を行っていたのである。
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大統領。どこの国かは神業で隠蔽されたが、大統領と聞いてどこの国が思い浮かぶだろうか。
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せいぜい南米のアルカナム共和国と、黙示録のサムシングがモニョモニョしている親愛なるアノ国ぐらいしかあるまい。
エージェント“ヴェノム”はヘッドハントに乗り気であり、“オリジン”はまだであった。2人の潜伏先が判明する。
“エトワール”の扉が開き、新しい女性の二人連れが入ってきた。地味な黒スーツを着てクグツ然とした背の低い娘。もう1人は背が高い30代の女性だった。軍服をきりりと着こなしていれば凛とした姿だが、気温の高い今日は着崩している。
クグツ然としていても、いであるでぱーふぇくとな美しい義体ボディやハウンドの徽章は隠せず、褐色の肌の連れの女性は明らかに軍人だった。Noiseとミーヤ・カプール少佐である。
Noise「確かにちょっと暑いね」
ミーヤ少佐「アツいなー。あ、ビールお願〜い (´ω`)ノ」
席に着いた途端にNoiseは胸のネクタイを緩め、ミーヤ少佐は上着をはだけてくつろいだ。缶ビールが届くとグラスにも注がず、直でぐびぐびと飲み始める。おやじオーラ全開である。
加賀魅士郎と同期のミーヤ少佐は同い年でもう30も越え、もうオヤジ臭いのだそうな。女性で30を超えるとオヤジ臭いのかというとそれはかなり偏見な気もするが、そこはツタヤ女クオリティである。
何やら昼間からだらけている2人組を眺めながら、那岐とアウローラは頭を寄せ合った。
アウローラ「なあ、人間の世界では、警察は大事な仕事だったはずだな」
那岐「そうだが‥‥??」
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アウローラ「あの娘、鉄の匂いがする」
アウローラは空気の匂いを軽く嗅いだ。犬の嗅覚が人間より優れているのと同様、月鏡の民のワーウルフたちも災厄の街の人間より優れていたのだ。
かくして4人は出会う運びとなった。
Noise「女性の匂いを嗅ぐなんて失礼ね! ヽ(`ー´)ノ」
アウローラ「ところでカプール少佐。その飲み物はビールという酒だな。だが、酒は戦のあとに飲むものでは?」
ぷんぷんする電子妖精の横で、少佐は査察官の副官に似合わぬ答えを返した。
ミーヤ少佐「ああ、仕事をさぼってるのよ。 (´ω`)y-~~~」
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那岐「奇遇だな。私も仕事をさぼりに来たのだ」
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Noise「あら那岐、あなたに仕事なんてあったの? ヽ(`ー´)ノ」
背の低い名探偵が答えれば、義体っ子のNoiseがマネキンっ面で混ぜ返す。
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[受け]なし、<※消沈>リアクションなし、完全ノーガードで殴りあう4人である。しばらくこの調子でやりとりが続いてしまった。アクトとしてはまったく進展がない。危険である。このままでは、いわゆる“ぐだぐだ”な展開になってしまう恐れもある。
ミーヤ少佐「あー、B定食をお願い (´ω`)ノ」
Noise「ところで、風来坊さんたちは何を探してるの?」
アウローラ「ああ‥‥わたしは、知り合いを探している。夕依志津子という人なのだが、困っているところだ」
中の人たち「(超感謝)やっと名前が出た〜 (-∧-;)」
困っていたアウローラの口からは、自然にその名前が出た。探偵の守秘義務が一応ある那岐も話せず、定食を食べるミーヤ少佐の横の加賀魅士郎も職業柄隠していたのである。ようやく話が進んだ!
那岐「ケルビムからハウンドに戻されたということは、君も知っているのか」
Noiseが事件を追っていることを話し、那岐は席に備え付けのトロンをいじると公共サービスに接続し始めた。
Noise「那岐さん、データベースにアクセスできたんですね」
那岐「(むっ) 失礼だな。それぐらいできる」
巫女一族の末裔に相応しく完全ウェットな少女を、最新義体技術の塊である電子妖精はさらに突っついた。そんな中でトロンの画面には那岐の調べた事項が並ぶ。凹凸な4人組だったが、ここから話はひとつにまとまり、物語も進展が見られるだろう。
加賀魅の中の人「ウホッ!ここで士郎とNoiseが手を合わせて『ビンゴ!』をやらないか (;゚∀゚)=3」
Noiseの中の人「(完全にスルー)」
加賀魅の中の人「・゚・(ノД`)・゚ ・。」
何という息の合ったプレイであろうか。これがピンク父子のクオリティである。
それはさておき、ゲーム内世界では、話を聞いて加賀魅士郎が目をそらせていた。
那岐「おや、君の連れ合いは知っているようだ」
Noise「守秘義務があるらしいのよ」
那岐「さて、どちらから行く。ヴェノムか、このDBから得られた方か」

加賀魅士郎「さて、ちょいと行ってみますか‥‥」
加賀魅士郎は気さくな調子で、問題の工作員が隠れているアジトへ赴いた。ヘッドハントに乗り気の“ヴェノム”ではなく“オリジン”のほうである。
アジトには地味なスーツを着たカゲムシャの工作員がいた。いきなり、加賀魅士郎を対象に<■スナッチ!>が掛かる。
加賀魅士郎「心配するな。僕は無手だよ」
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“オリジン”「フン。企業の武器はそれだけじゃない ヽ(`Д´)ノ」
加賀魅士郎は気安く手をひらひらさせると、警戒する男の横によっこいしょと座った。身の上話でも始まりそうな雰囲気である。
加賀魅士郎「君の戦力を失うのは我が社の損失だ。どうだい、交換条件をつけて取引と行こう。
“ヴェノム”の行く先が知りたい。その代わり、君は不問にする。どうだ? ('∀`)b」
“オリジン”「悪くない取引だが‥‥」
エージェント・オリジンは興味を示したが、言葉を濁した。それもそのはず、エージェント・ヴェノムの行き先は《完全偽装》で隠されていたために彼は言えなかったのである。
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そんなアジトに、また客人があった。似合わないトレンチコートに身を包んだ、背の低い日系人の少女。ゆったりした衣装にサンダルという出で立ちで那岐の側に控える、すらりとした若い女。
那岐「逃亡も大変だな」
“オリジン”「フン。大きなお世話だ ('A`)」
ブランチの<カゲムシャ:ミラー>を使った手札からの<※ミミクリ>も、巫女一族の末裔の名探偵の出した<交渉>エースには敵わなかった。
那岐「夕依志津子という女性をどうしたのだ」
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“オリジン”「早々に解体した。俺は待てと言ったんだが‥‥“ヴェノム”がやってしまったんだ (-_-;)」
生命体の持つ再生の力を研究していた彼女は、DNA改造で驚異的に再生能力を高めた細胞を自らの体の中にも取り込み、既に人外の存在と等しくなっていた。その秘密が欲しかったエージェント陣は彼女を物理的に捕らえ、体をばらばらにした。そこから再生した体はまだ逃げ出そうとしたため、再度捕まえたという。
その後データを回収、エージェント・ヴェノムとエージェント・オリジンはルール的には《神出鬼没》を使用。ダミーの死体を後に、所属勢力の千早ではないヘッドハンティング先――さる大統領の治める国へと脱出する手はずになっていたという。
ハウンドのNoiseらが捜査していた猟奇殺人事件も、彼らがN◎VAで他の再生能力を持つ存在を回収しようとした時に起こったものであった。
加賀魅士郎「その時、死体はどうしたんだい」
“オリジン”「すべて、取引先が用意してくれた」
やれやれと話を聞いていた加賀魅士郎が尋ねる。そこで、エージェント・オリジンは場違いなトレンチコートの少女たちに注意を向けた。
“オリジン”「ところでお前たちは何なのだ」
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那岐「私は名探偵だ。真実の向こうにある物語を探すためにここにいる」
“オリジン”「そっちの連れは」
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アウローラ「東方のシャーマンの護衛と言ったら、おかしいか」
那岐の名探偵セリフがまたも炸裂し、黙って一同の話を聞いていた人狼の戦士はただ答えた。
そして、名探偵ぢからはさらに続く。《真実》が炸裂、《完全偽装》が打ち消される!
那岐「彼女を助けるのが私たちの仕事だ。話してもらおうか」
案の定というかそれ以外に事実上候補がないのだが、エージェント陣をヘッドハントしたのはご存知、ケント・ブルース大統領が率いる北米連合であった。データを入手後、N◎VAの港に停泊中の北米の軍艦に乗って逃げ出す計画となっていたのだった。
話が終わった後、黙っていたアウローラは口を開いた。
アウローラ「では、お前も志津子どのを八つ裂きにしたのか」
“オリジン”「――そうなるな」
加賀魅士郎「おいおい、彼は主犯でなく共犯だよ。少し考えてやってくれ」
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アウローラ「わたしの部族だったら、お前も八つ裂きにするところだ」
月鏡の民の娘は、琥珀色の瞳に怒りを込めて人間のエージェントを睨みつけた。
さて、加賀魅士郎との取引に応じたエージェント・オリジンは不問となったが、N◎VAに残っている訳にもいかない。千早、北米、双方から追っ手が掛かるだろう。自分からこの街より消えるのが最善の手だ。エージェント・オリジンはルール的には自分の《タイムリー》を使い、このアクト自体から消え去った。事実上敵ゲストが1名減ったのと同義である。
さァ、ここでうろん師匠のシナリオの多くが備えている特徴を思い出していただきたい。財団レポだと大阪サプライズの『その手に掴むものは…』、えせ師弟来訪作戦の『死線』、うろん迎撃作戦の『月下の騎士』などで詳しく触れられているが‥‥
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悪童師匠のうろんなシナリオの特徴: 敵ゲストが蝶☆強い N◎VA-Dで2カット目まで行くのは悪童師匠だけ |
そう! 敵が一人減るのは重大な意味を持つのである! (;゚∀゚)=3
かくしてエージェント・オリジンは一同の前から姿を消した。
加賀魅士郎は事が済むと、ワーウルフの戦士に言った。
加賀魅士郎「TMSになら話が効く。こう伝えておいてくれ。
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『悪い条件は提示しない』と」
アウローラ「??」
人間の込み入ったやり方が理解できないアウローラは、うろんな顔をするだけだった。
そして、舞台裏のNoiseの判定で北米からやってきたエージェント陣の名が判明する。彼らが軍艦で、脱出するヴェノムたちを待っているらしいのだ。
“ファットマン”がアラシ。リーダーの“リトルボーイ”がクグツでニューロの電子戦タイプ。“プロトタイプ1”がヒルコでアヤカシ、何かうろんな匂いのするサムシングである。
データを持って逃亡中の“ヴェノム”を合わせて5人。確かに、敵戦力が6人から5人減ったのは大きい意味を持つかもしれない‥‥

N◎VAを離れてLU$Tが程近い館山港。正規の手続きを経た輸出入で大小様々な船が行き交う中で、隠れるようにひっそりと、目立たぬように北米連合所属の印をつけた軍艦が停泊していた。船の可変式の最後部が陸と地続きとなり、様々な荷物が行き来していたが、見た目にはあくまでコンテナ。軍事用物資の匂いは消されている。
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そんな港に一台のワイルドゴートが止まった。中から出てきたのは緊張感もさしてないスーツ姿の男。企業軍軍服に身を包んだ同年代の女。そして、二人の大人に比べるとずいぶんと背の低い、ハウンドの制服を着た美しい娘。
加賀魅士郎「調子はどうだい」
Noise「まだみたいね」
そんなところへ、今日も似合わないトレンチコートに身を包んだ少女も現れた。那岐の内ポケットには今日の戦いに備えて買っておいた呪爆符をひそませている。
ゆったりした外套で人相を隠してついてきたアウローラも、文明の利器の銃器類で武装するわけでもなく、いつも通りの出で立ちだった。内なる怒りを制御し、平原の風と一体となって戦う術を学んだ彼女の武器は、自らの内にある。
Noiseがふと振り返ると、一台の大型バンがすれ違った。助手席に見えた男は確かに情報通りの顔――北米エージェント陣リーダーの“リトルボーイ”。
外からでは見えないバン後部によほど大きな荷物を積んでいるのか、バンのタイヤは重く沈んでいた。何かとても大きな物、あるいは人‥‥おそらくは“ファットマン”を積んでいるのだ。
折りしもリアルスペースでは終戦記念日間近。原爆から取ったこのネーミングを北米連合のNPCに使うのは唯一の被爆国のわが国の皆様にやや不謹慎な気もするが、そこはそれゲーム内世界の出来事。
大型バンは軍艦の中に消えていった。一同は陸では仕掛けず、密かに軍艦に忍び込んでクライマックスフェイズが始まる‥‥

軍艦の中の士官用ルームでは清潔なテーブルクロスの上に高いワインが置かれ、N◎VAでの作戦を成功させたエージェントたちが祝杯を上げていた。
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といっても、もはや高級ワインの味が分からないぐらい重度の改造を施された救いようのない連中ばかりである。 (ノ∀`)
小柄な体を北米軍の軍服に身を包み、首筋の後ろのイントロン用端子や様々な電脳用装備が覗く電脳担当リーダー、“リトルボーイ”。向かいで笑っているスーツの男は、素体回収後に千早からのヘッドハントの誘いに応じたエージェント“ヴェノム”。
部屋の隅には大きな檻が置かれ、中には何やらサムシングが動いていた。そして、もはや人間をやめてしまった大きさの完全義体が小さい椅子にも座れず、後ろに控えている。北米連合の最新技術とまよライトぱわーで武装した“ファットマン”である。
“リトルボーイ”「これで勝ったも同然だ。軍事技術で負けることは、我が国が許さんからなッ ヽ(`ー´)ノ」
ヴェノムたち「'`,、'`,、 ('∀`)'`,、'`,、」
神に見放された退廃の宴の中、カツーン、カツーンと、廊下から響いてくる足音があった。いい気になるオーラ満々で歩いてきたのは査察部査察官の加賀魅士郎である。横に控えているミーヤ・カプール少佐が増力杖をかざすと、いきなり現れた火の玉が分厚いドアを直撃した。ちなみにミーヤ少佐のスタイルはチャクラ, カブト, バサラで、ラノベ『ブラックロッド』に出てくるような呪力風味の混ざった軍人なのだそうな。
もちろん判定なしでいい気になるオーラのみを燃料として炸裂したファイアボールはドアを吹き飛ばし、祝宴の面々の方へ飛んでいった。
だが相手はうろん師匠、これぐらいでツタヤに負けるはずもない。テーブルに突っ込んで目茶目茶にするかに見えたドアの残骸は、完全義体の“ファットマン”が一撃で叩き落した。もちろん、片腕だけでである。
元千早企業軍情報官は、やれやれと元千早社員に向かって言った。
加賀魅士郎「ヴェノム君、一体何が不満だったのかね」
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“ヴェノム”「全てだ (`Д´)」
加賀魅士郎&中の人「即答かよ!」
“ヴェノム”「俺は脳内爆弾を埋め込まれ、無理やり任務に就かされた。どうせこの世界だ、より条件のいい側に移って何が悪い ヽ(`ー´)ノ」
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加賀魅士郎「あちゃー、ウチの責任だなー。この件は強く言っとかないと。
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ったく、人事は一体何をやってたんだ‥‥ (ノ∀`)」
加賀魅士郎は頭に手をやると呻いた。そしてそのまま、しばらく独壇場が続く。いい気になりやすい人間がよく陥る現象である。
しばらくツタヤ☆クオリティが続いた時、ルームに警察が現れた。傍目にも分かるファッション用の特注の美しい全身義体の姿をした、ハウンド制服に身を包んだ小柄な娘。
Noise「そろそろ茶番を止めるか」
加賀魅士郎ではなく、主に中の人に向けて言った言葉である。
Noise「加賀魅さん、無駄口を叩いてないでそろそろ仕事をしてくださいよっ」
加賀魅士郎「いやいや、僕は無駄口を叩くのが仕事だよ (・∀・)y-~~」
Noise「こういう時だけ真面目ぶるのはいけないと思います。 ヽ(`ー´)ノ」
ロリッ子全身義体娘の電子妖精は鋭く指摘した。これも加賀魅士郎でなく、主に中の人に向けて言った言葉である。
那岐「――それに、真打ちがまだだ」
別のドアが開き、トレンチコート姿の巫女一族の末裔の名探偵が姿を現した。横にアウローラも控えている。
“リトルボーイ”「なんだ、このチビがっ (`△´)」
那岐「 Σ(゚△゚;) 」
自分自身も小柄なエージェント・リトルボーイにチビ呼ばわりされ、小さな名探偵はいきなり調子を崩される。
アウローラ「しっかりしろ、那岐。おぬしは東洋のシャーマンだろう」
東洋の老師に風狼拳を学んだワーウルフの娘は、こけそうになる那岐を励ました。一方、Noiseは制服のポケットから国際犯罪対策チームの智天使のバッヂを取り出した。
Noise「たとえハウンドなら駄目でも、ケルビムならできるのよっ!」
《制裁》炸裂。うろんな北米連合一同の化けの皮は剥がされた。面々を敵と認識したエージェント陣は一斉に祝宴の席を立ち、殺る気満々で近づいてきた。
足音を立ててアウローラの方へ近づいてきたのは、もはや人間であることをやめた大きさのフルボーグであった。ノースアメリカの科学力の結集が、巨大な影となって彼女の上に掛かる。
月鏡の民の子は“ファットマン”を見上げると、空気の匂いを嗅いだ。
アウローラ「鉄の臭いがするな。汚らわしい鉄の臭いだ」
“ファットマン”「何を言うかッ。オレの体は北米製の最新鋭義体だ。北米連合の科学力はァッ、世界一なのだッッッ! ヽ(`Д´)ノ」
アウローラの中の人「いやー待ってましたよ ☆-(ノ゚▽゚)八(゚▽゚ )」
RLの中の人「(ノ゚▽゚)八(゚▽゚ )」
堕ちたる大鷲、ノース・アメリカ。やはりドイツでなくとも世界一であってほしい所である。
アウローラ「志津子殿を八つ裂きにしたのはお前たちなのだな。では、同じ苦しみを味あわせてやろう」
奇妙な構えから手をすっと一振りすると、アウローラの手首から先が人間のものから鉤爪へと一瞬で変わった。すべての月の女神の加護の元にある人狼たちが備える武器、月光爪である。
一方、面々の後ろにある謎の檻が独りでに外れた。水素タービンめいたエンジン音を響かせて中から現れたのは、奇妙な物体だった。流線型のボディを持つ高性能バイクと、それに前傾姿勢で跨った形の完全義体が完全に密着融合したような姿。人が乗った形でなおその物体は完全な流線型を保ち、面々を轢き殺さんばかりにエンジンを吹かしている。
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エージェント陣の切り札“プロトタイプ1”は“ムラサメ”バイクと人が融合した奇怪なサムシングだった。スタイルはカゼ,ヒルコ,アヤカシで、さらに移植細胞が驚異的な再生能力を備えるうろんなイキモノである。
エージェント・オリジンがアクトから去って戦力が1名減ったとはいえ、敵は4名。いずれ劣らぬうろんなサムシング揃いである。かくして、カット進行蝶☆開始!

セットアップフェイズ。エージェント・ファットマン、ミーヤ・カプール少佐が共に<※戦術>を使い、敵味方双方が武器を完全に準備する。
アクションランク3。ミーヤ少佐は増力杖をかざし、<※元力:火炎(正)>のファイアボールが飛んだ。だが達成値14はサムシングの制御値で弾かれてしまった。おかえしに“プロトタイプ1”は細胞レベルで<血脈:獣の一族>覚醒。アヤカシの力を備えたムラサメバイクはエンジン音を響かせ、加賀魅士郎の副官に必殺の轢き逃げアタック。
1アクション使って避けたミーヤ少佐は、同時に<※練気>連発で力を貯める。
アクションランク2。自分では直接能力をほとんど持たない加賀魅士郎は<※人使い>で20。対象は誰かと思いきや、一番の火力を持つ荒ぶるランブルの血脈の子だった。
アウローラ「あのカプール殿の上官か‥‥ならば、従うとしよう (-_-)」
月鏡の民の子は軽く息を吐き、前に出て奇妙な構えを取った。衣装の裾から伸びる頑丈なサンダルを履いた足が、一歩前に出る。
アウローラ「ゆくぞ。我が名はアウローラ、残月の風のアウローラなり。
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我が風狼拳の疾さ、とくと味わえ!」
外套をさっとはねのけた時、そこにいたのはゆったりした衣装はそのままに、異国風の若い女戦士ではなく白い毛並みのワーウルフだった。
狼の魔性発動から細胞レベルの強化ナノマシン発動、<※練気>して地を蹴ると一気に至近距離まで突っ込む。<※旋風撃>の掛かった攻撃は達成値は21だったが暴風となって“ファットマン”と“リトルボーイ”を両方巻き込み、危険と見た“ファットマン”が早くも《難攻不落》で防ぐ。
Noise「もう隠しても無駄なのよっ! ヽ(`ー´)ノ」
智天使と黒の猟犬の双方に属する電脳捜査官は<交渉>で精神戦24‥‥と見せかけてスートが合わず22。だが、ダメージはいであるなボディの力で3スタート。手札分と敵の減少を入れると、何ときっかり致命的なデスナンバーとなった。これがいであるでぱーふぇくとな全身義体の力である。
バイクの姿でありながらアヤカシの“プロトタイプ1”は仕方なく《霧散》、ルームの端でハンドルを切るとエンジンを吹かして復活する。
うろんなムラサメバイクを危険と見た那岐が再び<交渉>攻撃に出た。名探偵ぱわーでガルーダ相当の驚異的な集中力で能力値を伸ばし、達成値20。ダメージはきっかり10点、恐慌で[失神]を狙う構えである。
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だが“プロトタイプ1”は何もせず受けた。ブランチ<ヒルコ:モンスター>でクリンナップの超☆再生で何でも治せるサムシングだったのである!
アウローラ「お前は、内なる調和に欠けている!」
人をやめた大きさのフルボーグと白い暴風となって戦いを繰り広げていたワーウルフが叫んだ。アウローラが今度は本人の行動、<※練気>しつつ本気で<■二天一流><※旋風撃>で27。人狼流格闘術が最新技術の粋を集めた完全義体に襲い掛かる。
“ファットマン”は生身の人間ではおよそ持ち運べない重量を持つ両手持ちのガトリングガンを向けた。シリンダーが猛回転を始め、“ブルドッグ”のフルオート射撃が《とどめの一撃》となって撒き散らされる。
“ファットマン”「ええぃ、死ねッ! ○=(゚∀゚)=○」
アウローラ「ワーウルフの生命力を舐めるな!」
“ファットマン”「これで倒れないだとッ?! ( ゚Д・)」
だが優美な姿の白い人狼はジグザグに走り、《霧散》しながら撃たれた傷を再生するとさらに突っ込んだ。仕方なく<■二天一流>の致命的な攻撃は今度はエージェント・ヴェノムが《難攻不落》で防ぐ。
“ヴェノム”「後ろの3人、眠ってもらおう!」
そこからさらに《不可知》。<白兵><※死点撃ち><※彫像><※葉隠れ>、さらに“ガデューカ”の猛毒が武器に加わっている。
いささかゲーム的な判断になるが、運悪く当たってしまった腹心のミーヤ・カプール少佐には戦闘終了まで眠ってもらうことになった。加賀魅士郎の同期の桜、ここに(一時的に)散る!
電脳担当のリーダー、エージェント・リトルボーイが今度は電脳攻撃でケルビム捜査官を狙う。
Noise「罠に嵌っているのにまだ気付かないの!」
イデアルでパーフェクトな特注義体のリミッターが遂に解除。強力な義体オプション“オーバーロード”が発動して3つの能力値と制御値が+2。義体内臓トロン“エレクトリックシルフ”が演算を開始、<電脳><※ブービートラップ>で青いハーピュイが反撃に転ずる!
さらにSSSD相当のすごいサイバーウェアが発動した。その名は "NO;ISE" 。何やらシンジケートの匂いがする恥ずかしい名前である。さァ、ここは遠方からうろん師匠とみこなぎの人も来ていることだし‥‥
アウローラの中の人「何の略か言ってもらいましょうか (っ´▽`)っ」
シンジケートの人「分かったよ! 言うよ! ヽ(`Д´)ノ」
Nerve Overdriver; Intension-Speed Exceeder
略して NO;ISE。何らやラノベっぽい適当な英語である。いやー、シンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
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かくしてスーパーシルフならぬスーパーNoise完全覚醒。電脳反撃は<※フリーズ>21であった。だがしかし、“リトルボーイ”は隠し持っていた切り札のJokerでリアクションする!
巨大な義体のエージェント・ファットマンは“ブルドッグ”ガトリングガンで後方にフルオート掃射を試みたが間に合わず、武器を持ち替えた。地響きを立てて床を蹴って後方に飛びながら“スクリーマー”大型拳銃で射撃態勢。コンバットリンク起動、そして最新技術で内部デバイスから出現したアーマーギア“ミスリル”が全身を覆って装甲を増す。
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<射撃><※パワーファイト>で18、大口径弾丸で撃ち抜く相手はもちろん危険なワーウルフである。
だが、琥珀色の瞳を持つ白い人狼は動じなかった。
アウローラ「甘い。我らは草原を渡る風と一体なのだ」
風狼拳の使い手は残月の風の如く身を翻した。<運動><■合気>で避けつつ突っ込んで<■二天一流>で21。戦う毎に強くなる一撃は斬29点。堅い装甲が消して20、<※金剛>4Lvが下げても16で運悪くデスナンバー。ムラサメバイクの“プロトタイプ1”が《突然変異》から《難攻不落》で防ぐ。
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だが風の如く続く風狼拳の攻撃は終わらなかった。<■二天一流>の2回目は練気による上昇が既に+11。斬37点を食らい、最新義体の鉄の体を月光爪で切り裂かれて遂に“ファットマン”が沈む!
“リトルボーイ”「ええい! 義体の差が、性能の差だと思うなよッ! (`д´)r」
エージェント・リトルボーイが帯びている電脳装備が動き出した。ガン◎ム台詞と共に電脳空間上に北米製の最新鋭ICEを展開。《電脳神》による即死攻撃をNoiseに下す。
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様々な能力を持つシンジケート製のイデアルでパーフェクトな義体ボディを自律型ICEで無力化して捕獲、北米に持ち帰って使うつもりなのだ。
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何ということだろうか。このままでは、親愛なる北米連合が量産されたロリっ子全身義体娘で溢れてしまう。ゆゆしき事態である。何としても阻止せねばなるまい。
Noiseの中の人「じゃあ種っぽく瞳の色が変わります (☆w☆)」
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全員「(総ツッコミ) 種 か よ ! (`Д´)」
電子妖精の額で何かがコーディネーターっぽく弾け、Noiseは同じく《電脳神》による凄いICEで脱出した!
そしてNoise捜査官は“リトルボーイ”に《プリーズ》から《制裁》で降伏勧告を行った。
“リトルボーイ”「フン、逃げ出せば同じだ!」
開き直ったエージェント・リトルボーイはここでは受諾、腹を据えて降伏する。
人間をやめてしまった大きさの完全義体をまず仕留めた純白の人狼は、琥珀色の瞳に怒りを浮かべて振り向いた。再生能力を持ち帰るためにTMSの夕依志津子を八つ裂きにした張本人がそこにいた。
一動作で飛び掛かると《死の舞踏》は使わず、義体血液にまみれた鉤爪で俊敏に襲い掛かる。またも斬37点。
アウローラ「お前も同じ苦しみを味わえ!」
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“ヴェノム”「ええい! 苦しんでやらん! ヽ(`Д´)ノ」
復讐に燃えるワーウルフに八つ裂きにされて痛い死に方をするよりはと思ったか、エージェント・ヴェノムは自決用の毒薬を噛み下した。なかなかお茶目なエージェントである。
服毒死でも痛いには変わらないのだが、こうして再生能力盗難の主犯は自ら命を絶った。
残るは、ムラサメバイクの姿をしたうろんなサムシング。白い暴風と化した人狼は<■二天一流>の2撃目でさらに飛び掛かると風狼拳で止めを刺した。“プロトタイプ1”に今度は斬41点、<※硬化>で減らし<ヒルコ:モンスター>で再生しようとも10点足りず、謎の融合生命体はばらばらに砕け散った。

士官用ルームは北米の最新技術と査察官のいい気になるパワーといであるでぱーふぇくとなパワーと今回抑え目だった巫女ぢからと荒ぶる人狼の血が激突し、惨憺たる有様になっていた。
軍艦の中を探すと、もはや肉体を解体された夕依志津子――本名、宵月静子の脳が収められた脳殻がシリンダーに入っていた。一気に雰囲気は攻殻である。既に脳だけとなった彼女の声は電脳回線を通して響いてきた。
宵月静子『誰‥‥来てくれたの‥‥?』
那岐「クローン体はないのかね?」
敵ゲストの実に3人を血祭りに上げたアウローラも変身を解き、外套を羽織っていつもの出で立ちになって近づいてくる。攻殻チックなタームがまったく理解できない彼女は那岐に顛末を聞いた。
脳だけになってしまった宵月静子をどうするか? 本プレイレポでは省略しているが、実アクトではこのシーンで方向性が決まらず少々揉めてしまった。こうなると各キャストのロールプレイも決まらなくなり、アクトのスムーズさも失われてくる。残念な所である。
結局、Noiseが自分の《プリーズ!》から加賀魅士郎の《完全偽装》。一番安価な“シンプルズ”義体を用意する流れになった。

ツキシマ・メディカル・サービスの病室の一室。
義体の体を与えられた宵月静子が目を覚まし、無事な手足に驚いていると、奇妙な匂いが香ってきた。
四方で炊かれている香。床に描かれた奇妙な文様。ふと見ると、かつて自分の患者だった人狼の娘が呪術師風の格好で、窓の外に見える青白い月に向かって祈りを捧げていた。
アウローラ「――良かった。すべての月の女神が、おぬしを救ってくれた (*゚ー゚)」
ワーウルフのシャーマンたちに伝わる復活の儀式により、《黄泉還り》で夢幻くんのお母さんは無事に体を取り戻す‥‥
ブラックハウンド機動捜査課課長室。氷の猟犬と名高い千早冴子警部の前には、制服に身を包んだダークブラウンの髪の小柄な娘が出頭していた。逮捕したエージェント・リトルボーイの身柄を委譲した後、Noiseにはケルビム帰還の命が下っていたのである。
冴子警部「そう‥‥。逮捕したのは軍艦の中だったのね」
Noise「はい。できれば、軍艦の先に仕留めたかったんですけどね (゚ー゚;)」
冴子警部「御苦労様。すぐに発つの?」
Noise「え、ええ‥‥」
冴子警部「まさかここまで解決できるとは思わなかったわ。これは餞別よ」
千早冴子警部はお礼をくれた。
Noise「それでは、これよりケルビムへ戻ります」
改めて敬礼すると、特注の美しい完全義体で活動する娘は課長室を退出した。こうして、電子世界の多重雑音を聞き分ける電子妖精は、国際犯罪対策チームの本拠地へと戻ることになったのである。
‥‥ちなみに、シンジケート首領殿の構想によるとNoiseのスタイルチェンジ計画があるとのこと。マネキンがフェイトに変わり、義体は“イデアルバディ”から完全軍事電子戦用の“Eプロジェニィ”に。義体内蔵トロンは“エレクトリックシルフ”から“マジックワンド”へ。これ以上ぱわーあっぷする必要性がない気がするがさらにスーパーNoiseになるそうな。
このままではロリッ子全身義体娘いや、様々な話題を提供してきた彼女が、軍用義体で動くまともで面白みのないキャラクターになってしまう。いであるでもなくなってしまうのだ。
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イクナイ!と思った全国ウン千万(推定)のファンの皆様は「いである希望!」と手紙を書いて、かーらいル・シンジケート本部に送ってみよう! (*^▽゚)b

災厄の街、トーキョーN◎VAの一角。
急遽入手した上着で人相を隠し、後ろを振り返りながら足早に歩く小柄な男の姿があった。北米連合軍の軍服も着ていなかったが、首筋にはイントロン用端子と幾つもの穴、盗んだタップが今は繋がれていた。
軍艦内で降伏し、逮捕されたはずのエージェント・リトルボーイである。Noise捜査官の前で腹をくくったように、その電脳工作で早くも脱獄してきたのだ。
“リトルボーイ”「フフ‥‥ここまで来れば大丈夫だ ('∀`;;)b」
元北米エージェント陣リーダーは、言ってはいけない台詞を言ってしまった。ふと見下ろした時に足に引っ掛かったワイヤーのようなもの。と思ったとたん、下から網が釣り上がり、彼を酷い格好で捕獲したまま中空にぶらさげる。
悪いことに網には《チャイ》ぢからがこもっていた。世界に名だたる北米連合のエージェントでも、これでは脱出できまい。
彼が逃げようと四苦八苦していると、てくてくと歩いてきた者がいる。丈の長すぎる似合わないトレンチコートに身を包んだ、栗色の髪の日系人のちびな少女だった。
那岐「こんな古典的な手に引っ掛かるとはね。手は何重にも用意しておいたのだが」
“リトルボーイ”「くっ、ど、どうしてだ‥‥ (-∧-;)」
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那岐「決まっている。私が名探偵だからだ」
一同「キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!」
落ち着き払って答える少女を前に、哀れなエージェント・リトルボーイは耐電脳対策の施された牢獄へと連行される羽目となった。
そんなこんなで、那岐の探偵事務所は普段通りに戻った。いつも通り、経営は赤字、探偵のスタイルを貫くのは厳しいことを思い知る毎日である。
ジョンソンくん「はー、今回も実入りなかったっすね〜 ι(´Д`υ)」
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那岐「大丈夫だ。新しいバイトを探してきた (´ー`)」
ジョンソンくん「ほんとっすか! (☆∀☆)」
新しい託児所バイトのことを助手に語った自称名探偵の少女は、ふと気がついて付け加えた。
那岐「ああ、そうそう。今回、関わったのは千早だけだ。そうだな?」
ジョンソンくん「は、はぁ、そうでしたっけ? ( ゚Д*)」
自分に対する不都合を《守護神》で打ち消すと、小さな名探偵は有無を言わせぬ口調で忠実なる助手に繰り返した。
那岐「千早だけだ。TMSは関わっていない。そうだったな?」
ジョンソンくん「は、は、はいっ! (,,゚ Θ゚)」
かくして、自称名探偵、他称迷探偵の少女は日々の副業に精を出し、なかなか来ない本業の次なる依頼人を待つことになったのである。

序幕と同じく時刻は夜、ツキシマ・メディカル・サポートの企業ビル。“新月の姫”こと月代めぐみ社長とその護衛の前には、人狼の荒ぶる血を完全に抑え、薄物の衣装をまとって赴いた若い娘が話を聞いていた。
アウローラ「‥‥しかし、企業世界のことは込み入っていて難しいな。正直、わたしにはよく分からぬ」
月代めぐみ「そうですね。来て間もないあなたには、まだ難しいでしょう」
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アウローラ「わたしは、平原を渡る風のように自由でありたいものだ」
眉をしかめていた月鏡の民の子は束の間、故郷の大平原を思い出すと、窓の外の月に目をやった。
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アウローラは加賀魅士郎という人間からの伝言を思い出した。女子高校生の社長に伝える。
チハヤという得体の知れない大きな組織に属しているあの男はこう言ったのだ。『悪い条件は提示しない』と。
月代めぐみ「なるほど。分かりました。時が来れば、向こうから接触しに来るでしょう」
アウローラ「どういうことなのだ?」
月代めぐみ「あなたを通し、手紙が届いたようなものです」
アウローラ「ということはあの男、わたしをメッセンジャーに使ったのか?!
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加賀魅士郎‥‥うろんな奴だ‥‥ (`ー´)」
うろんな顔をして謎の伝言を不思議がっていたワーウルフの戦士は、歯軋りして悔しがった。
夕依志津子こと宵月静子はまだ退院して家に帰ることはできなかったが、5歳の夢幻くんのお母さんは無事に息子の元へ返れることになった。
隣の部屋には保護されていた夢幻くんもいた。表情を緩めるアウローラが近づくと、とことこと歩いてくる。
夢幻くん「おねえちゃんは、どこからきたの」
アウローラ「わたしの故郷は遠くにある。オーストラリアのぶ‥‥いや、む、村から、ある村から来たのだ (´▽`;)」
だが、悪童世界のキャスト陣の一人である夢幻くんをあなどってはいけない。5歳児のマヤカシは<※伝心>でお姉ちゃんの嘘を見破った。
夢幻くん「ふーん、“ぶぞく”っていうんだね! (*´▽`)」
だが心は読めても頭の中は5歳。アウローラには幸いなことに、“ぶぞく”という言葉に“トライブ”というルビは振られていなかった。
夢幻くん「おねえちゃんが、ママを助けてくれたんですか (〃▽〃)」
アウローラ「いや、わたしは大したことはしていない。探し出してくれたのは那岐だ。
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那岐は名探偵で、東洋のシャーマンだからな (*^ー゚)b」
夢幻くん「わーい! めいたんていには、すぐわかるんですね! (*´▽`)」
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アウローラ「ああ。那岐は名探偵だからな。ふつう、東洋のシャーマンは巫女衣装を着るものなのだが、那岐は着なくてもすごいのだ」
夢幻くん「ふうん、めいたんていってすごいんだね! (*´▽`)」
前途ある少年はめいたんていの着る衣装についてまたひとつ賢くなり、平原の風となって戦うワーウルフの女戦士は微笑みながら、その頭を撫でるのだった。

千早重工本社に社外向けに用意してある記者会見ルームは、報道陣でごった返していた。トーキーたちのフラッシュが光り、壇上の机には要人たちが座っていた。
今日もミラーシェードの奥で表情を崩さない千早雅之社長、そして少女の身でTMS代表を務める月代めぐみ、そして加賀魅士郎の姿もある。
ここで加賀魅士郎の《完全偽装》発動。千早の命で宵月静子の持つ再生能力研究を奪い、北米連合へ鞍替えしたエージェント・ヴェノムは、最初から北米の工作員であったことが会見で発表された。
さらに加賀魅士郎の《プリーズ!》から雅之社長の《買収》発動。TMSと千早重工が業務提携を行うことがこの場を借りて発表された。提携内容では軍事用の転用をしないことを契約時に書面で明記。そのプロジェクトには技術者として宵月静子が派遣されることになっていた。
表の世界にとって都合の良い、より多くの人間にとって都合の良い真実が発表され、トーキーの面々が雅之社長に詳しいコメントを求め殺到していた頃。
肝心の加賀魅士郎は近くの豪華なサロンにいた。千早重工本社ともなれば予算も贅沢だ。革張りの豪華なソファに大理石の机、呼べば飛んでくる給仕に高価な飲食物の数々。着飾った要人たちがあちこちで談笑している。
査察部つき査察官はよっこいしょとソファーに身を沈め、休んでいた。ミーヤ・カプール少佐も今日はドレスの正装で控えている。
ミーヤ少佐「これでよかったのでしょうか‥‥」
加賀魅士郎「ゼロサムゲームはなかなか上手くいかない。片方が完全に勝ち、片方が完全に負けるのは難しい。互いが少しずつ得をし、少しずつ損をする。
そんな時にゲームは上手く行くものだよ。 (´ー`)y-~~~」
加賀魅士郎は気安く手をひらひらさせると答えた。
加賀魅士郎「幸せの代価って奴だ。損を許容してこそ、上手い取引が成立するものさ」
企業世界の真実である。天のうろんの神よ、すべての月の女神よ、あらゆる神々よここに御照覧あれ。
ツタヤキャストがまともなことを言っている! (☆w☆)
主従が語り合い、二人のやるべきことが終わった頃。そんな二人の後ろから声がした。
アウローラ「ずいぶんと難しい話をしているな、加賀魅士郎」
ミーヤ少佐が目を丸くし、加賀魅士郎は立ち上がると振り向いた。
どこで揃えたのか正装用のドレスをぎこちなく着た女がそこに立っていた。すらりとした娘だったが、首から上は色の濃い肌に白の短髪、琥珀色の瞳が睨んでいる。どうやって潜り込んだのか要人警護でもしているのか、<社会:N◎VA>でどうにか21を出したアウローラだった。
加賀魅士郎「おや、アウローラ嬢。ほう、こりゃなかなかお美しい (´ー`)」
加賀魅が約束としていちおうお世辞を言うと、
アウローラ「何を言う。ここまで来るのに、ずいぶん苦労したんだ」
ワーウルフの娘は胸のリボンを掴んで答えた。加賀魅士郎は上から下まで舐め回すように見ると、笑って言った。
加賀魅士郎「言ってくれれば、上から下までこちらで用意させたんだがね (´ー`)y-~~~」
アウローラ「ふざけるなっ。誰がおぬしなどの世話になるかっ (`ー´*)」
照れているのか怒っているのか、もちろん十中八九後者だが、風狼拳の使い手はつかつかと男の方に歩み寄った。
アウローラ「加賀魅士郎。おぬしからはうろんな臭いがする。また何か企んでいたな。この前は‥‥よくもわたしをメッセンジャーに使ったなっ ヽ(`Д´)ノ」
元情報士官のパワーエリートは、手をひらひらさせると得意げに笑った。
加賀魅士郎「僕が悪巧みをするのも、君の殲滅も、どちらも仕事だよ。まァ今回は、僕が絵を書いたんだがね」
アウローラの手には、どこから現れたのか隕鉄製のクリス・ナイフが握られていた。ミーヤ少佐が反応するよりも速かった。ドレスが翻り、あっという間に加賀魅士郎に詰め寄ると、ナイフを首筋に突きつける。
アウローラ「今度、わたしを巻き込んで悪巧みを巡らしたら、ただではおかぬぞっ」
どんなに優秀なエリート情報官でも、神業ぱわーには敵わない。最後の最後まで取ってあった《死の舞踏》0番、はっと息を呑む相当。
冷たい鋼の感触と共にクリス・ナイフは首筋を離れ、魔法の煙のように消えてしまった。加賀魅士郎がはっと息を呑むと、人狼の娘はぷんぷんしながらどこかへ歩いていってしまった。
ミーヤ・カプール少佐が目を丸くし、加賀魅士郎は大きく息を吐いてソファに倒れ込むように座った。
ふたたび大きく息をつき、胸元のタイを緩めて落ち着く。重工本社に引き抜かれた元情報将校中佐は呟いた。
加賀魅士郎「やれやれ、これが幸せの代価ってやつか (゚ー゚;)」
And so, the curtain dropped,
after the fragrance of Uron .....
-XYZ-
かくして、うろん師匠謹製新作しなりおはここに終了。今回はゆっくりアクト1回ですが17時、ここまで4時間ちょっとほど掛かっています。プレイレポートは要点を記してあるので実際にはもっと時間が掛かっているシーンもありましたが(Noiseと加賀魅士郎の出会い、4人の出会いなど)、ゆっくりやった割にシーン数もそんなに多くはなく、各キャストの個性も表現できてうまくまとまって終わりました。
天のうろんの師匠によると、細部の作り込みがまだの新作ゆえかPLに助けられた面が多かったとのことなのですが、みこなぎが巫女服を着てくれなかったこと以外は、かなりよくまとまった楽しいものになったと思います。いえーい ヽ(´▽`)ノ
そして特筆すべきはエンディングの一番最後の終わり方です。シナリオのタイトル、キーワード、テーマ、ゲストやキャストの発した重要な台詞、などなどを演出に絡めてもう一度表現する(いわゆる「拾う」という奴ですね)のは時おり使われる技ですが。何でしょうこの加賀魅士郎の最後のきれいバッチリな決まり具合は。
しかも加賀魅士郎とアウローラの中の人が事前に打ち合わせしたわけでもないのです。すごいです。マーヴェラスです。というわけで、、
ママン! ボクでもツタヤ☆先生と分かり合えるんだ! (*゚▽゚)
おっとっと。例えこのアクトはまともであっても、普段の数々の悪行があるのでこうでした。
ママン! ボクでもツタヤ☆先生と分かり合えることもあるんだ! (*゚▽゚)

この日の夜はchihaya先生が細胞レベルで手配した焼肉屋『牛菜』で16名で飲み放題+食べ放題の宴となりました。これで\3000ちょっとですからかなりパフォーマンスは良いですね。きっと制限時間に時間管理局が介入したに違いありません。おおー。
パパであるためなかなか遠くに出て来れない西方のぴか中パパ。のおとさまがいらっしゃったのですが。おとさまは(以下自粛)リロードのカブトワリの人や、当サイトのプレイレポ『死線』『ブルーノイズ』に出てくる血まみれヴァルキリーっ娘のノルダたんを使ったそーです。
回りの人やほりの皇子に曰く「僕のプレイスタイルは普通で、没個性ですよね、ね?」、曰く「ノルダは普通にいいキャラですよね?ね?」と、否定を非常にしづらい口調で同意を求めることしきり。
おとさまは財団レポに登場することをヒソカな野望にしている節があるので、さァここは取り上げて差し上げねばなりませぬ。
さあ、オーサカの皆様も声をそろえて、
ぴ か 中 パ パ 必 死 だ な
いえーい ヽ(´▽`)ノ
そんなこんなで8月14日昼〜夜編は終わるのでした。
実はこの後も迎撃作戦は続き、ぼくにとっての3日目はどジニア先生RLの『Battlefield under the Roof』 時間が余った2本目があるのですが。詳しい記録を取っていないのと、作成に掛かる手間を考えて今回の本格的プレイレポからは外させていただきます。
(決してつまらなかった訳ではなく、『フロントライン -ベスティア小隊戦記-』のレオンとNoiseが再会したり勿論楽しかったんですけどね。それに!ぽっくんのハシタナイPC5ぶりがばれてしまうではないか!)
というわけでプレイレポートはこの辺でおしまいです。参加した皆さん、運営側の皆さんおつかれさまでした。m(__)m
世の中ではヒルコSSSやカオスフレア、オーヴァー・ザ・レインボウなども出て年の瀬が賑わっていますね。それではよい冒険を!ヾ(´ー`)ノ
〜おまけのおまけ〜
アヤカシを探せ!
世の中はヒルコで賑わっていますが「ヒルコを探せ!」は『Perfect World』プレイレポートでやってしまったので。今回は人外スタイルでも人気のあるアヤカシを集めて一覧にまとめてみました。 + 獣 の 一 族 +
青白い月夜に響く野生の咆哮。戦闘系キャストのスタイルとして強く、イメージはワーウルフが一番多いでしょうか。スタンダードと思いきや、意外に少ないですね。
“WildWolf”ガロウ Player: ジニアさん
“パシリ魔王”シュトルツィーレン・和良・ガイアゾーン Player: NATRONさん
“残月の風”アウローラ + 龍 の 一 族 +
西洋の竜、東洋の龍、そしてその圧倒的な吐息。バサラの上位スタイル的な所もあり、龍の一族はエニグマや単なる攻撃力上昇のためにも、よく使われています。
“ボルテ・ズゥール”(トゥラ) Player: 小雀さん
長虫 Player: blueさん
煌(コウ) Player: シリルさん
“裏切者【ベトレイヤー】”マディン Player: 天色在人さん
桃野 桂( Player: tovetaさん
“熊先生”山親爺 五郎 Player: B2さん
龍宮 千歳 Player: PSさん
“アサシン”アジェイ・カーン Player: NATRONさん
“剣の巫女”ナスターシャ Player: B2さん
“cursed heart” ロウ Player: Meyさん
”悠久の霊木”樫山(ジュボッコ) Player: 闇司さん
“金銀双鞭”白桃夫人 Player: tatuyaさん + 妖 精 の 一 族 +
華奢な羽と美しい容姿で、傾いた世界に羽ばたく小妖精たち。ファンタジーらしい種族ですが、ウェットなど制限が厳しいこともあり、キャストではそれほど見かけないようです。
“妖精騎士”レイロッド=フォートン Player: ジニアさん
“特ダネ大好き” ヒーホーくん Player: B・T・Rさん
“大輪の紅櫻”美園 麗華 Player: SYSさん + 鬼 の 一 族 +
角を露に荒ぶる血をたぎらせ、戦いに飛び込む鬼たち。ファンタジーRPGの西洋の鬼も表現できますが、やはり東洋の鬼が基本でしょうか。あまり多くないですね。
“剛鬼”武藤 健吾 Player: ジニアさん
“鬼術師”有角遊禅(あるかど・ゆうぜん) Player: 銅おりはさん
“鬼眼嬢”ナツメ Player: B2さん + 人 形 の 一 族 +
硝子の瞳に優美なドレス、作られたかりそめの命‥‥と、ビジュアル的にも人外であることを表現しやすい人形の一族。義体にする手もあります。こちらもあまり多くないですね。
アンゼロッタ Player: アイス・ブラッドさん
九十九唯理 Player: せづきさん
”木偶人形”桃花 Player: B2さん
“銀の百合の”リリー・クローデット + 夜 の 一 族 +
未来世界の都市でも光の差さぬ闇はあり、夜の貴族たちは夜の秘密の中に佇む‥‥。
クレールヒェン・リッベントロップ Player: 長月 圭さん
"夜の支配者"霞の君 Player: 東神田冬彦さん
“低血圧”華煌 澪香 Player: あっきぃさん
クラリス・テレイン・=アシュレイ Player: m&mさん
“闇の女卿”アンネリース・フィーネ・ディートリッヒ Player: からいさん
エリナ・L・高宮 Player: せづきさん
“狭の娘”工藤夕維 Player: Meyさん
“死の秒読み”メイフェア Player: 転々さん
志貴島 瑞葉 Player: 加納さん
“二重十字”ウィンダリア・レガーナ Player: 堀野さん
“夜光蟲(ノクティルーカ)”ルイ・タン Player: 篠原透さん + 魔器 の 一 族 +
公式FAQでもやけに質問が多い魔器の一族。それだけ強力でよく使われているということでしょうか。夜の剣クロイツェルのような剣のキャストの他にも、強力さを使ったマンチ系腹心やトループにもよく使われます。
爆弾岩 Player: B・T・Rさん
“SPARKLE”ルシーダ=メルキオール Player: あっきぃさん
“インフェルノ”五十嵐貴斗 Player: J-Iさん
魔剣グリムヒルト Player: アイス・ブラッドさん
“生還者”ルキーノ・チョチアーノ Player: tovetaさん
“鋼の勇者(Chrome Brave)”蒼草コガネ Player: サークルdicehead さん + 悪 魔 の 一 族 +
悪役やサポート役敵ゲストには割と使われる悪魔。天使/悪魔とも代償ダメージをレジストコード等の悪用で消す手はよく使われます。どちらかいうと達成値上昇のためだけのトループやエニグマが多いかも?
“名無しのピエロ” Player: ジニアさん
“境界線の女”紫苑 Player: 最果さん
“Chained”F・ラザフォード Player: 闇司さん
“青い服の女”ウルリカ・ミルヴェーデン Player: tatuyaさん + 巨人 の 一 族 +
戦闘能力は大きいものの、サイズの問題からも敬遠されがちな巨人の一族。なんと、調査の結果一番少ないのは化生の一族ではなく巨人でした!
戦士グラム Player: 闇司さん + 化生 の 一 族 +
報酬点が沢山入るだけという寂しい長所にコン惑してしまう化生の一族。巨人の一族並みにレアかと思いきや‥‥ジツは趣味系キャストとして意外に多かったのです!
“災禍の魔女” 月麗(ユェリー) Player: ジニアさん
御津之比芳祠 茉莉花 Player: もやしほわいとさん
“miserystoker”猫屋敷・縁(ねこやしき・ゆかり) Player: 銅おりはさん
“電脳図書館”ミコト Player: あっきぃさん
因幡卯月 Player: せづきさん
“なんでも屋”園谷 源九朗(えんや・げんくろう) Player: B2さん
“金捕らえる巣の主”綾 鈴 Player: NATRONさん
“9-Lives”ブルー=ゴールド Player: 転々さん
“告鳥”カァ・リュクス Player: GGさん
“夜の猫の王”ビリジアン Player: 星読むおんさん “闇鴉の狩人”タニアス Player: 悪童同盟さ |