GW Operation - 黄金週間作戦
〜 黄金週間作戦 ブレカナの日 〜


 さて始まりました黄金週間作戦。いつもだんでらいおんのオンセシリーズで一緒に遊んでいるtakaさん、みこなぎの中の人としても有名なお人が帝都に来ることに。メインの作戦が始まる前に集まれる少人数で、みこなぎの人迎撃作戦をやることになったのでした。
 2日あったので1日はとりあえずルール周りの復習なども兼ね、発売されてまだ1ヶ月のBoA3rdのルールブック付属シナリオをやることに。メンバーは普段からブレカナをやりこんでいる人、GFコンなどで多少やっている人、1st時代にちょっとやった人、2nd時代にやった人など、様々です。休みの始まりからツタヤ三昧だ!☆

Und, Sie in Bühne des Schicksals kommen .....

Name: ヴェルナー
Wernher

Arkana: グラディウス=ディアボルス=アルドール
Rasse: 人間(ヴァルター人) Alter: 22才 Geschlecht:
 人里離れた魔剣使いの里で育った、ディアボルスの若者。掟を嫌って里を抜け出し、傭兵として各地を放浪している。長らく聖痕者の使命を知らずにいたが、過去に黒衣の貴婦人と出会った際に、右手の痣や愛剣の文様の意味を知った。
 辺境の街に向かって旅をしていたある日。彼の目の前で息を引き取った騎士がいた。せめてもと埋葬してやると、騎士の亡霊があるものを託してくるのだが‥‥?

Spieler: K01(こういち) [億千万の日々]
▼帝都のさるプレイグループで普段は遊んでいるK01さんです。最近時々オンセの舞台裏に遊びに来てくれたり、『Your Wish』に出てきた白衣の女医クロエや星月夜6thで活躍した跳弾バカの人もといサーカスシューターの人、これ以上無いぐらいツンデレなAIの女の子などが財団の偵察では目撃されています。今後も偵察を進めたいですね。メンバーに欠員が出てすわ一大事となったところ、ミクシィでの募集に応えて参加してくれました。
 ブレカナはPC1しかやっていないそうです! すごいですね〜。(´▽`)y-~~~


Name: ティアナ・フォーゲルヴァイデ
Teana Vogelweide

Arkana: アングルス=コロナ=ステラ 
Rasse: 人間(ヴァルター人) Alter: 24 Geschlecht:
 高名なるあのフォーゲルヴァイデ一族に連なる分家の娘。病床の父伯爵に代わり名代として領地を治めている。ウニオン盟主となったヒルデガルド姫の密命を帯び、悪徳領主が好き勝手に振舞っているという街を訪れるのだが‥‥?

Spieler: フクモリ [Dream World] [Dream World別館]
▼ゲームの集まりにいつもいるフクモリさんです。前夜のPC作成に当たり、取る特技がどうのといろいろ言っていたのですが結局、このアルカナになりました。実はヒルダ姫とまったく同じなんですね。ツタヤ☆先生曰く支援系としてはこの組み合わせが完成系なのだそうです。
 純粋にルールの話をすると、やはり《喜びの歌》+《応援》などの支援系コンボは強かった。下のローリエはイメージからアルカナを選んでいるので強さに限界があるのですが、戦闘で助かりました。
 ブレカナは支援系が強いのは昔からですが、クリティカル合戦が抑えられる3rdルールでは、その重要性はより増すのかもしれませんね。


Name: “鏡の盾の”ローリエ・リルケ [Profile]
"Spiegel Schild" Lorie Rilke

Arkana: クレアータ=アダマス=マーテル
Rasse: クレアータ(ヴァルター人) Alter: 外見25 Geschlecht:
 無紋の鏡の盾と機械仕掛けの馬と共に、遍歴の旅を続ける人形の女性騎士。西方暦1070年代を迎えるしばらく前に魔神と戦って負傷し、エステルランド王国に剣を捧げることができなかった。
 クレアータ・ホースのブリーゼと共に恩義のある領主の街を訪れたときのこと。初めて聞く奇妙な税を要求されるのだが‥‥?

鏡の盾のローリエ - 主なき銀の騎士、月桂樹の祈り

▼うふふのふ。2nd時代に使っていた何人かいるPCの代表格のキャラクターをコンバートしたのです。非人間キャラクターは年代経過による設定の矛盾を解決しやすくて楽ですね。昔のキャラシーを見たら共に出会った他のPCに懐かしい名がたくさん書いてあって懐かしくなりました。
皇子に頼んで新版のイラストを描いてもらったのです。


Name: メルヒオル・ヴァグナー
Melchior Wagner

Arkana: ファンタスマ=ファンタスマ=アクシス
Rasse: 人間(ヴァルター人) Alter: 27 Geschlecht:
 田舎の呪い師の家系に生まれた魔術師。ある時見つけた遺体の持っていた魔法の品により、ファンタスマの幻術の技に目覚める。過去に金杯の魔人ルートヴィッヒと出会ったことがあり、来るべき日には天才軍師ファルティンとまみえると予言されている。相手が誰であっても言葉に遠慮がない。
 幻の中に真実を見る力を買われ、メルヒオルはハイデルランドの永遠の監視者、伝説の黒騎士ウォルフガング・ホルハイムの館にいた。辺境の街に悪徳領主がいるというのだが‥‥?

Spieler: taka [データ保管庫]
▼全国ウン千万の巫女ファンのタマシイをひきつけてやまないみこなぎの中の人、今回迎撃される側の人のtakaさんです。ほとんど放置で騎士でなくてもさして問題の無い黒騎士枠に幻術師が入ってきました。《鏡像》《幻像》《障壁》などを備え、ダイスペナルティーを与えるうざい攻撃で各地の殺戮者を困らせているに違いありません。
 開催地の近くに『フクラ屋』(だっけ)という定食屋があるのですが、taka先生は何を思ったか『フラグ屋』と読んでいました。一体なんのフラグを立てるのでしょうか!? いやー、みこなぎの人は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~


Der Spielmeister: tatuya [presented by tatuya] [のーない会議tatuya]
▼さァ、著作権と宗教と地雷女とファンタジィとアレやソレの話になると魔神アーグリフ様ご降臨並みにスパシーバ(全く意味不明)なツタヤ☆先生のご登場ですよ! 連戦は始まりからツタヤづくしです。きゃ〜〜〜〜〜〜 (*ノノ)
 というわけで普段からブレカナをやっていてファンタジィには一家言持っているツタヤ☆先生がGMをしてくれました。ルールの周りの復習も兼ねて、久々にハイデルランドの空気を味わうことができました。いやーよかったよかった。

 たぶんそんなことだろうとは思っていたのですが、やはりアクトはシナリオ通りではありませんでした。事前の綿密な準備ではなくその場の思いつきから注入されたらしき、つたやまじっくが大注入。アレやソレがかなり変わり、ツタヤ☆ファンタジィの風がかなり吹いた中世ファンタジーの色が濃くなっていました。

 何事も雰囲気は大事ですが、ツタヤ先生らしく、NPC陣はみな人の呼びかけ方にも「ティアナ卿」「ティアナ子爵」「〜城伯」「〜宮中伯」「ローリエ卿」など気を使い、台詞回しもファンタジー世界の人物らしい物言いをしていたのも有難いところ。
 翻ってPC陣はというと‥‥尊いご身分のティアナ子爵もニューロエイジとほとんど変わっていませんでしたが、まぁこの面子のカジュアルなプレイだしこんなものでしょうか。

 最近文庫版で再販されたリプレイ『ハイデルランド英雄譚』でも、前半の『ディングレイの魔核』はいつものきくたけリプレイ。後半の『まことの騎士』は商業リプレイですから実際のアクトからかなり手が加わっているでしょうが、登場人物の台詞回しや地の文など、かなり気を遣って書かれていますね。うう、それにしても何度読んでもいい話だ‥‥(ホロリ)
 まだの方は以下からも購入できます。

  

 以下、つらつらと特に記憶に残っているハイライトシーンなどを書いていこうと思います。
注意:公式シナリオなのでアーの導きに従って薄くしておきます。既に遊んだ方はアイルハルト王の御名を唱えながらドラッグして反転などをどうぞ。


『黄金の杯』

 ティアナ・フォーゲルヴァイデ子爵はウニオン盟主ヒルデガルド姫から委任状を受け取り、代理として辺境の町に赴く。
 一方そのリュフトヒェンの町では、隠れ家にて、今は亡き領主の娘メイディアと仲間の騎士たちが決起の密談を続けていた。


騎士たち「あのようなアンセル僭皇帝の手先など‥‥ (。´Д⊂)」
メイディア「苦難に耐えておればいつか、ヒルダ姫が兵を挙げてくれるに違いありません‥‥!」


 蒸気の息を吐く不思議な馬ジルバァブリーゼと旅を続けていた銀の騎士ローリエは、辺境の町リュフトヒェンの古物通りを通っていた。なにやら通りは荒んでいる。しばらくすると向こうの方から、幾頭もの馬に引かれた戦車のようなサムシングがやってくる。
 そこに乗っていたのは巨漢の、それはそれはどうしようもないがつであった。

手下「どけいどけい! ニザラ様のお通りだ!」
町の人々「ヒィィィ (゚Д゚)」

ニザラ「ほほぅ。そこの女。馬を降りなかったな。を払ってもらおうか!」
騎士ローリエ「はて、面妖なことを言う。何の税が掛かるというのだ?」


 ハイデルランド辺境、いずことも知れぬシュラーフブルグ。そこには常にこの世界を監視しているという伝説の存在、「お館様」とだけ称される黒騎士が世を睥睨しているのである。
 黒騎士の前に呼ばれたのは幻術使いメルヒオルであった。リュフトヒェン城伯のザイラスという男が無用な争いを生み出そうとしているというのだ。

 完全放置にほぼ等しい最後の枠、永遠のPC5のさだめを負ってきたのは長らく、秘密の名の下に活動してきた聖グラディウシア騎士団の面々であった。
 教皇聖下がアンゲリア七世となった今、グラディウシアがいかなる運命を辿ったのかは伝説の語るところではない。だが確かなのは、この西方暦1070年代において、永遠のPC5のさだめを新たに担うのは黒騎士枠ということなのだ!


 一方、魔剣使いの里を逃げ、気ままに旅をしてきた若者ヴァルナーは、野に果てた騎士の亡骸を埋葬してやった。と、墓のそばに、騎士の亡霊が現れたではないか。

亡霊「何の縁も無いわたくしめに有難うございました、旅のお方‥‥。ついでといってはなんですが、もうひとつだけ頼まれてはくださらぬか‥‥(-人-)ナムナム」

 そして‥‥ヴェルナーは、(ピー)を手に入れる!


(ピー)はことある毎に新たな主に声を掛け、悪徳の鎖が溜まっていった。

黄金の(ピー)「どうだ、我の力を使えば、ハイデルランドの支配者となることも可能なのだぞ‥‥ щ(゜д゜щ)」
魔剣使いヴェルナー「うるさい。俺が田舎もんと思って好きに言うんじゃない! ヽ(`ー´)ノ」


 ちなみに邪悪な兄の方はザイラスで弟のほうはニザラ。そして街の名前はリュフトヒェン。日本人からするといまいち言い辛く分かりにくい名前である。ザムエルたんのような名物は1070年の世界にはまだいないのだろうか?

町の人「逃げろ、馬が来たぞ〜!」

 噂話を聞きつけたローリエはようやく分かった。どこを見ても厩には一頭の馬もおらず、道ゆく人は馬を見るなり逃げる始末。暴政の限りを尽くす邪悪な兄弟は、なんと乗馬税という奇妙な税金を搾取していたのだ。

騎士ローリエ「なにやら、乗馬して進むのが申し訳なくなってきたな‥‥」
馬のブリーゼ「ひひーん」

 そしてまたもやどうしようもないがつ一行の戦車と遭遇した人形の女騎士は、ついてこいという命を無視して道を違える。町の人にまぎれて石を投げつけていたティアナ子爵と合流し、先代領主の娘メイディアのもとにようやくたどり着く‥‥


 一方、まじない師メルヒオルはリュフトヒェンの町に入り、見目麗しい男に出会った。邪悪な兄弟の兄のほうである。思ったままのことをいうメルヒオルは早速相手を怒らせてしまう。

メルヒオル「ほう、お前たちが噂の山賊ですか」
ザイラス「(゚Д゚)! 今、なんと言った!」

PC5に見せ場を与えるためなのか、結局戦闘になってしまった。∵死神の手∵を∵真名∵で必死によけ、死にそうになりながらメルヒオルは脱出する‥‥。


 かくしていろいろありながら物語は進んだ。貴族組(?)のティアナ子爵とローリエ、平民組(?)のヴェルナーとメルヒオルに別れる形で話が進んでゆく。

ツタヤ先生「えー、登場判定に失敗しても3rdからは同行者がいれば登場できるようになったので安心です」
ローリエの中の人「登場判定、なくなるかと思ったらなくなりませんね。なんの意味があるんでしょ」

 二人がそんな話をしていると、メルヒオルの中の人が登場判定の1d20で偶然1を出した。クリティカルなのでシーンのアルカナが正しい位置に切りかわる!

ツタヤ先生「(ピン!) そうか! 登場判定し続けていれば1/20でクリティカルするんだ! いちおう意味がある!(;゚∀゚)=3」
ローリエの中の人「なんて少ないメリットなんだ‥‥(´▽`;)」


そんなこんなで話は進む。隠れ家に身を潜めた先代の城伯の娘メイディアは、この町の惨状をながらに語った。

メイディア「ティアナ卿、ローリエ卿、あなた方がいればもう安心です。あのものたちはそれはそれは暴虐の限りを尽くしたのです。
領主の位をよこせと、あの兄のほうはわたくしに婚姻まで迫ってきたのです (ρД`)ノ (よよよ)」
騎士ローリエ「メイディアお嬢様ご自身に? それは、なんとおいたわしい‥‥」

メイディア「(オホン) ヒルダ姫は、軍を上げるつもりなのでしょうか」
ティアナ子爵「いえ、それはまだ‥‥」
メイディア「そうでしょうね。手は‥‥これから考えることにいたします」


 そして一行のことを嗅ぎつけた邪悪な兄弟が放ったトループ部隊が、路地裏に魔剣使いヴェルナーを追い詰める。だが黄金の(ピー)に見込まれた若者は、トループ3体に囲まれても余裕だった。

手下たち「くくく、追い詰めたぞ」
魔剣使いヴェルナー「増援はもう来ないな。追い詰めたのはこっちだ! ('∀`)b」

ニザラと黄金の(ピー)「(同時ツッコミ)アグレッシブだな!」

手下のがつ「ヒョーウ! ついてるぜ! オレたちの相手は女だ!」
騎士ローリエ「くっ‥‥」


 そして落ち着いた一行は隠れ家で話した。
メイディア「私も話で聞いたことはあります。聖なる痣を3つまで備えた何人かの英雄が現れ、暴虐の限りをつくす沢山の痣を備えた悪しきものを打ち滅ぼし、そしていずこかに去っていったという物語は。けれどもそれは、御伽噺だとばかり思っておりました‥‥」

 そう、辺境での一般の人々の認識はそんなものなのだ!

騎士ローリエ「お嬢様。今まで、話す機会がありませんでした。そちらの戦士は、その力の持ち主なのです」

魔剣使いヴェルナー「その聖なる痣ってのは‥‥これのことか?」

 ヴェルナーは右手の甲に刻まれた紋章を示した。紛れもない聖痕は22使徒の証。そして、ヴェルナーの主人公ぢからの証である!

メイディア「おお! ではヴェルナー様、あなたこそがこの街を救ってくださる英雄なのですね! これは、御伽噺ではないのですね‥‥(ひしっ)」

 若者は黄金の(ピー)を見せた。それは代々、メイディアの城で保管してきた宝物だった。
なんでもあるとき、黒衣の貴婦人が現れて城に手渡されたのだという。ハイデルランドで黒衣の貴婦人といえばアノお方なのだ。


 そして、ティアナ子爵のモニョモニョが力を発し、一行は城へと乗り込む。我慢ならなくなった街の人々もフライパンを持って後に続いていた!
 その後、(ピー)が(ピー)して(ピー)していろいろあったあと、邪悪なる殺戮者との戦いが始まる。メルヒオルの幻術が目をくらまし、ティアナ子爵の《喜びの歌》が剣を取る力を与え、唯一《防護》からカバーリング能力を持つローリエの盾が刃を防ぎ、剣が振るわれ、そしてヴェルナー自慢の魔剣がさらに激しい一撃を浴びせていく。

 さて特技の代償が厳しくなったBoA3rdだが、そこへリアクションのダイス数減少のペナルティや[狼狽]はかなり辛い。呪い師メルヒオルのファンタスマの力が、このダメージを1話2話を通して与えまくる。

ローリエの中の人「taka先生や。ツタヤ先生と戦ってるのではないのですから、もう少し落ち着いたらどうですか」
ツタヤ☆先生「あー、その攻撃ウザい! 本当にウザくなってきた! ウザいからそこ攻撃!」
一同「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」

 そんなこともあったが、幾つもの奇跡が飛び交い、やがて勝負は決まった! やはり最後の一撃を決めたのはヴェルナーの魔剣の一撃であった。
聖痕は光り輝きながら天に返り、邪悪はひとつ滅んだ。全ての聖痕が天に返るまで、アルカナの刃の戦いは続くのだ。


メイディア「これで、この街は救われたのですね‥‥!(ぽわぽわーん)」
騎士ローリエ「お嬢様。この者を倒せたのは、こちらのヴェルナーのおかげです。最後の一撃を決めたのも彼でした」

メイディア「ああ、ヴェルナーさま! あなたこそ、真の勇者かもしれません‥‥(ひしっ)」
ヴェルナー「お、おい‥‥」
メイディア「(コホン)あ、あら、私ったらはしたない (*ノノ)キャ」

 その様子を見ていた主を持たぬ人形の女性騎士は、つい思ってしまった。

騎士ローリエ「(´-`).。oO(おかしい‥‥。メイディアお嬢様が、ツタヤ女化している?)」

ツタヤ先生「(くわっ!) 何言ってるんですか! これぐらいで地雷女に分類したらメイディアがかわいそうでしょう!」
ローリエの中の人「そうでしたそうでした (っ´▽`)っ」


 かくして、辺境リュフトヒェンの町には平和が戻った。幻術師メルヒオルはことの次第を報告しにお館様の元に戻り、騎士ローリエはメイディアの願いに応えてしばらく町に留まる。事の次第を見届けたティアナ子爵はふたたびウニオンへと帰っていった。
 そして‥‥まことの勇者と讃えられたヴェルナーは。騒ぎにならないうちにと思ったのか、独り、町を離れていた。

黄金の(ピー)「くくく、ようやくその気になったか。そういえば、おぬしの名を聞いておらなかったな щ(゜д゜щ)」
ヴェルナー「ヴェルナーだ。よろしくな、相棒


 大いなる運命を持つであろう(ピー)を携えた若者は孤独に歩を進め、去っていこうとしていた時。
 後ろから馬と金属の足音が響いてきた。銀髪を靡かせた女が乗っている。

騎士ローリエ「待たれよ、ヴェルナー! そなた、メイディアお嬢様がお待ちだというのに、町を離れるのか?」
魔剣使いヴェルナー「ああ。俺がコイツを持ってれば、いずれ余計な争いに周りを巻き込むことになっちまう。そうなる前に、遠くに行くことにするよ」
ローリエ「そうか‥‥。では、仕方ないな。そなた、傭兵をしておるのだったな。行く先は戦か?」
ヴェルナー「そんなところだ。また、どこかで会うかもしれないな。その時は、敵でないことを祈るよ。あんた、けっこう強かったからな」
ローリエ「それほどでもない。最後の一撃を決めたのは、そなたのだったではないか。
 ――ではさらばだ、ヴェルナー。どこかで、また会おう」
ヴェルナー「ああ。じゃあな」

 手を振って別れると、袋の中に(ピー)をしまった若者は愛用の剣と共に、何処かに去っていった。
西方歴1059年の発掘より始まる混乱の10年、数々の災いの元凶であった(ピー)を携えた若者がどのような運命を辿り、まことの勇者としてどのような活躍とPC1ぢからを発揮するのかは明らかではない。また、何処かの物語の語るところであろう。
 時に西方暦1070年。辺境の町リュフトヒェンでの出来事であった。

Und, Erzählung enden,
auf die Erde in Hiderland ...

 かくして1話目は終了。ツタヤ☆先生による3rd時代の世界設定の説明、プレアクトもいれて3時間程度でした。
 続く後編は舞台が西方暦1063年と遡ります。PC1だけが入れ替えとなるのでした。


Name: ライナー・ヴェルンシュタイン
Reiner Wernstein

Arkana: グラディウス=アダマス=アルドール
Rasse: 人間(ヴァルター人) Alter: ?? Geschlecht:
 エステルランド王国に仕える若き騎士。元ブランドルフの怪物と呼ばれ、過去に悲しい別れを経験している。(『アングルスSSS』参照) 今は麗しきヒルダ姫に仕えている。
 ブレダの軍勢が王都を包囲し、王国に危機迫る1063年。姫は信頼のおけるライナーを頼んで命を下した。単騎都を脱出し、兄の元へ向かってほしいというのだ‥‥

Spieler: K01(こういち) [億千万の日々]
▼1話との設定の矛盾を避けたいとのことで、PC1だけ入れ替えになりました。若きエステルランドの騎士、いかにも主人公っぽいですよ! いやー、PC1ができる人は違うなぁ〜



『王都への道』

 またも場所はPC5専用、ハイデルランドの何処かにありし黒騎士の館。参上したメルヒオルの前で、お館様は語りだした。クールラント大公アンセル、聡明ながら病弱な悲運の王子。彼の元に王の資質あり。だが、何者かが狙っているという。

黒騎士様「注意せよ。敵はブレダだけではない」
メルヒオル「お任せを。騙すのは私の領域です‥‥」


 エステルランド王国の首都フェルゲンはブレダ軍に包囲され、蓄えはあるながらも苦しい戦いを強いられていた。
 だが、王国にはまだ希望の星があった。露草の瞳に決意の光を宿し、可憐なヒルデガルド姫は今日も負傷者の一人一人を見て回ると甲斐甲斐しく治療を行い、励ましの声を掛けて回っていたのだ。姫のためならば、まだ戦える――多くの騎士がその思いを胸に誓っていた。
 そんな姫が呼んだのは、そばに仕えていた騎士の一人だった。

ヒルダ姫「来てくれましたね、ライナー卿。無理を承知のお願いです。わたしをお恨みになっても結構な頼みなのです」
騎士ライナー「はっ‥‥」

 それは、抜け道を通って単身都を脱出し、兄の元へ手紙を届けてほしいという危険かつ重大な任務だったのだ‥‥!

ツタヤ先生「そして彼女は、自分の髪の毛を一房切り落とします」
一同「おおー! (☆▽☆」
ツタヤ先生「いや、ライナーにじゃなくてアンセルだよ」

 そして騎士ライナーは、敵軍の真ん中を突っ切るという危険な任務に赴くのだった! すごいぞ!


 一方、鏡の盾のローリエはPC3と4の導入が合体したというシィンにいた。エステルランドのために戦っていた頃、ブレダとの国境付近。橋の向こうにはそれはそれは腕の立つ弓使いが陣取っており、速射で激しい矢を浴びせてくる。誰一人味方の兵は敵わなかった。

弓使いトグリル「一撃! 二撃! 三! 四! 五!」

 つたやまじっくによるシーンだったため、ロールプレイの反応をする間もまったくなかった。5本目の矢を防げなかったローリエは川の中に落ち、三日三晩生死の淵を彷徨ってしまう!


 ローリエが気づくと、そこは床の上だった。クローエマルク離宮の館の中である。そばの椅子には、金髪に瑠璃色の優しげな目をした、線の細い青年が座っていた。

アンセル王子「気付いたようだね、ローリエ。川に落ちた後、馬が探してくれたんだ」
ローリエ「で、殿下‥‥?!」

 そこにいたのは2nd時代の実際のアクトでも何回か拝謁したことのある、第一王子本人だったのである。

ローリエ「殿下‥‥。わたくしのことを、覚えていてくださったのですか‥‥」

 王の器にありながら死病に冒された悲運の王子は、優しく微笑んだ。

アンセル王子「もちろんだよ。君のような美しい女性を、忘れるはずがないだろう」


一同「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」
ローリエの中の人「え゛〜! アンセル王子ってそんなこと言うの〜!」
ツタヤ☆先生「(くわっ!)いや言うでしょう! 言うよ!」


 そんな舞台裏はさておき、傷が回復するまでローリエは王子の話し相手を勤めることになった。

アンセル王子「病の身はずいぶんと退屈でね。しばらく、世間話に付き合ってもらえるかな」
ローリエ「わたくしでよければ、お相手しましょう」


 そして時間は現在。まだ何歳か若いティアナ子爵の前で、王子は病の体をおして鎧を身に付け、出陣しようとしていた。

家老「アンセルさま〜!死ぬおつもりですか!なにとぞ、なにとぞ!」
召使たち「殿下!おやめください!」
アンセル王子「放してくれ‥‥。この体はいずれ滅ぶ身だ。ならば、せめて運命は自分で‥‥(吐血
家老「ティアナ卿! なんとか言ってやってくだされ〜! (;´д⊂)」
ティアナ子爵「王子。ここであなたが死んでは、士気が下がってしまいます」


 その後いろいろあったが、ティアナ子爵の手の兵と馬、馬車数台に乗った王子ご一行は、秘密裏にクローエマルク離宮を離れるのであった。

 フェルゲン攻略のために精強なるブレダ軍がこしらえた巨大な移動櫓は見事なものだった。そのてっぺん、物見の塔の上から遠眼鏡を構え、遠くを見ている男がいた。鬣のごとき見事な髪、屈強な灰色の瞳。覇者の威厳を感じさせる余裕の偉丈夫であった。
 誰あろう、英傑と呼び名も高い泥髪王ガイリング本人である。

ガイリング王「ふむ‥‥王子が動いたか‥‥」


 単身、任務に赴く騎士ライナーは秘密の地下通路を出た。一人ならば大軍の中でもすり抜けるのは可能だった。馬を調達するとブレダの大軍の後方を抜け、一心にクローエマルク離宮を目指す!


 王子を乗せたティアナ子爵御一行の馬車はさっそくブレダ軍の襲撃を受けた。そこへ手紙とヒルダ姫の一房の髪を携えて現れた騎士ライナー、本日も幻術で敵を苦しめるメルキオルの活躍で見事撃退する。
 そこへ、後方から単騎追いかけてきたローリエが合流し、一行はフェルゲンへの道を進む。

アンセル王子「ライナー卿、君がこの手紙を届けてくれたのか。ありがとう。
 だが手紙は受け取れないよ。ヒルダとまた会えた時に、開くことにしよう」

 そう語る王子の腕には、ライナー卿が備えるものと同じ、聖なる痣があった。予想はされることだが、王子も聖痕者だったのだ!


 そして、丘の遥かな向こうから、射手が黒塗りの矢をつがえ、ひきしぼっていた。鷹の目のトグリルが意識を集中すると視界が精度を増し、遥かな向こうにある馬車を鮮明に映し出す。
 そう、敵はブレダの最精鋭、数々の魔人を有するとも言われる濡竜将の一騎だったのだ。どうでもいいがこの濡竜将、設定はステキなのだが「じゅりゅうしょう」と発音し辛いぞ!w

トグリル「一撃!」(∵天の火∵)

 その黒塗りの矢はローリエの鏡の盾が防いだ。

騎士ローリエ「殿下、お気をつけください! 弓使いがおります! ライナー卿、盾を掲げよ!」
騎士ライナー「ああ! この距離から‥‥どこから撃ってきたのだ?」


 その後も射手は、二人の騎士の護衛する馬車を執拗に狙ってきた。敵は濡竜将、そのうえつたやまじっくが掛かってかなりいい気になっているのだ! 丁々発止、二撃、三撃、∵活性化∵からの∵無敵防御∵や偶然のクリティカル、ティアナ子爵の応援からのクリティカルなどで、王子を狙う矢は次々となんとか防がれる。

騎士ローリエ「トグリル! 私の盾が二回止めたぞ。あと三回、あと三回だ!(盾に刺さった矢を抜く)」
弓使いトグリル「なるほど、戦場に咲く美しい花、ローリエ卿とはおぬしのことか!(発射!)」

 そして問題の五撃までが防がれた。殺戮者との本格的な戦闘になった後。弓使いはさらに矢をつがえ‥‥こう言った。


弓使いトグリル「六撃!」
騎士ローリエ「おのれトグリル、謀ったなっ?!」

一同「5で終わらないのかよ! (゚∀゚)」


 なんと、鷹の目の男は序盤フェイズでをついていたのだ。恐るべき濡竜将、おそるべきつたやまじっく!

 結局七撃までいったのだが、ティアナ子爵の尊厳値を削っての支援技、今日も殺戮者を困らせるメルヒオルの幻術、騎士ライナー卿のPC1ぢからの加勢もあって恐るべき刺客は撃退される。


 馬車の一行は王都フェルゲンへと近づいていた。だが見よ、精強をもって知られるブレダ軍は抜かりなかった。王城にも劣らぬ大きさの巨大な攻城用の城を櫓で組み立てると、なんと、人足が総出で綱を引き、少しずつ前進しているではないか。平原を僅かずつ、しかし着実に進む攻城用の櫓がフェルゲンに到達するのは時間の問題だ。
 シナリオになぞ書いていないことは大いに予想される。これが開明の泥髪王ガイリングの率いるブレダの力、恐るべきツタヤ☆ぢからなのだ!

 この中を突破し、なんとかして入城を果たさねばならない。一行が作戦を考えていた時、ティアナ卿が奇想天外な作戦を思いついた。

ティアナ子爵「(しれっ) 正面突破はどうでしょう」
騎士ローリエ「し、しかしティアナ卿。それはあまりに突飛な‥‥?」
アンセル王子「(膝を叩いて)いいね。やってみよう」

 堂々と名乗りを上げ、敵軍が待ち構える中を堂々と正門から入るというのである。この単純で無謀な作戦はだが、実行されてしまった!
というのも、ティアナ子爵が単に∵紋章∵の奇跡を使ったからである。いやー、コロナは楽だな〜 (´ー`)y-~~~


 馬車は急ぎ門をくぐり、兵士たちが急いで門を閉めようと動かす。
無事に王子一行は入城を果たせたかに見えた。
 だが‥‥恐るべき刺客が残っていた。どれぐらい恐ろしいかというと、∵不可知∵から行動する際も見事な禿頭が光っているぐらいである!

 着ていたマントの端でローリエの剣を絡めとり、変幻の技を見せるもう一人の殺戮者。支援系特技の代償が限界に来て酷いことになってしまったティアナ子爵、今日もうざい攻撃で頑張るメルヒオル、そしてライナー卿の主人公ぢからの奮戦でなんとか撃退された。
 悲運の王子と可憐な妹姫はようやく再会を果たし、王国のふたつの星が揃ったことに兵と騎士たちは士気を大いに取り戻すのだった‥‥。


 そして終幕フェイズ。後編では他PCとの接触タイミングを逃して失敗してしまったメルヒオルは、PC5ぢからの完全発揮を敢行する。
 二人だけの席で、アンセル王子を試し、甘いと剣を向けたのだ!

一同「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」
アンセル王子「この国の民のためになるなら、喜んで斬られよう。
だが、君は本気じゃないね。魔術ではなく、を抜いたのが何よりの証拠だ」
一同「使い方がバレテーラ! ヽ(゚∀゚)ノ」

 ツタヤ☆先生のアンセルは良い事を言った!☆ かくして、グラディウシア騎士団に代わり黒騎士の使いが担うことになったPC5ぢからの断罪の剣は、この場は収められたのである。
 そして王城では成功を祝い、平和裏に祝賀の宴が開かれるのだった‥‥。


 ティアナ子爵らも正装で宴には出席する。実は装備でドレスを持っていたローリエは、しかし貴婦人たちの間で所在なげにしていた。錬金術師だった父の最後の傑作であるローリエは人間の娘と何も変わるところはなかったが‥‥その出自は人間ではないのだ。

アンセル王子「寂しそうな顔をして、どうしたのだい」
ローリエ「わたくしの周りでは、が止まってしまいましたから‥‥」
アンセル王子「そんな風に言うものではないよ。さあ、一曲踊ろう ( ´ー`)」
ローリエ「し、しかし、殿下‥‥?!」

 何やらK01先生の日記にも書いてあるが‥‥そんなPC3の終幕フェイズはスルー! して肝心のPC1。(えー)
 ヒルデガルド姫に請われたライナーは楽の流れる中で姫と踊っていた。姫の清き願いを果たし、見事兄王子らと共に王城に帰還を果たしたのだ。ライナー卿が王国の危機を救った一番の立役者といっても過言ではあるまい。
 楽しいひとときが終わった後、可憐な姫君は遠くで踊る兄を眺めると、ふと憂いを見せた。

ライナー「姫、どうかなされたのですか」
ヒルダ姫「占い師たちが口々に申しています。わたしも胸騒ぎがするのです。
この先、兄君の身に――何かが起こるような気がして」


 二人がシリアスになってしばらく佇んでいると、近づいていた人物がいる。ドレスを纏い、二人分のグラスを持ってきた銀髪の女性だった。
 ところで各所の記録を見ると、人のフラグ立てがどうのと書いてある。エステルランドの未来を担うであろう若き騎士と気高き姫君の二人が佇む終幕フェイズ、美しい結末を盛り上げんとしているだけなのになんということであろうか。真理の支配者の娘レクスよ、裁きを! ヽ(`ー´)ノ

ローリエ「姫との一曲、お似合いでしたな、ライナー卿」
ライナー「そういうローリエこそ、さっきはアンセル王子と――」
ローリエ「(ギク)あ、あれは、殿下ご自身がたってのお望みだったので、仕方なくわたしが‥‥(ごにょごにょ)
 それより、こたびの働き、見事でした」

 二人の騎士たちのやりとりを眺めていた王女はくすっと笑うと、多くの民たちを支えてきた微笑みを取り戻した。

ヒルダ姫「そうですね。悩んでいても仕方ありませんわ。今宵は宴、楽しく参りましょう。
では騎士様、もう一曲よろしいかしら」

ライナー「私とですか?」
ローリエ「ほら、ライナー卿。王女殿下自らのお誘いだ。よもや断る訳ではあるまいな(さっとグラスを取る)」
ライナー「(‥‥まだ飲んでなかったのにー!)」

 そして、エステルランドを救った若き騎士は、後に兄王子と悲劇の決別を果たすことになる可憐な姫と進み出た。奏でられる楽曲の中をもう一度踊る。
 楽の音は風に乗り、戦のさなかの都に流れていく。同じ頃、ブレダの攻城櫓の向こうでも、兵たちは宴を開いていた。
 時に西方暦1063年。後の世に語られる北狄南進とシルトマウアー奪回の大きな戦を控えた、前年の出来事であった。


Und, Erzählung enden,
auf die Erde in Hiderland ...


一同「うわーい、エピックぽーい ヽ(´▽`)ノ」


 かくして後編は短めの2.5時間ほどで終了。シーンはどんどん短めに切っていく形なので私的には適当にやっていたところもありますが、なかなかきれいにまとまりました。
 Rのつく組織は飛んできた弾と近くに転がってきた弾は全て拾って撃ち返して戦うので、アクトの盛り上がりへの貢献としてやることは十分為せたと思いまーす。ヽ(´ー`)ノ
 3rd発売に伴ってこれからシナリオも増えていくでしょうし、ファンサイドでのシナリオ作成も進むでしょうから、また機会を見つけて遊びたいですね。参加した皆さんお疲れ様でした。


 その後は食事に行く組もありましたが戦いは始まったばかり。連戦に備えて辞して翌日に備えることにしました。
 連戦開始のツタヤ三昧はまだ続きます。らららオフに先駆けて‥‥『レコンキスタ』をやることに!
(以下、続く)


〜ポカールなリンク集〜

★K01さんの【億千万の日々】の突発的ブレカナを。
★takaさんの[mixi]の遠征1日目
★フクモリさんの[mixi]の【TRPG】GW前半戦まとめ
 



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