えせ師弟来訪作戦

〜 えせ師弟来訪作戦 〜
死線】【死に至る病】【ブルーノイズ】【ワンダリング・ドッグズ


 さて夜も明けて2日目。実は朝だいぶ絶不調で明石焼きもまったく食べられなかったのですが、、昼にふっかちゅ。関西の聖地と呼ばれる梅田のカラオケボックスに行くのでした。
 トーキョーにも某聖地と呼ばれる場所がありますがオーサカにもあるそうです。面白いことに、集合場所がやっぱり同じく噴水で地下の駅の商店街にあります。
 聖地そのものはふつうのカラオケボックスですが、トーキョーと違ってドリンクが飲み放題です。そしてメニューにアイスクリームがあります。(けっこう美味しい) そして水気のシート類への害を避けてくれるコースターはトーキョーだと頼むと出してくれるのですがオーサカでは出てこないんですねー。
 集まった人で早速卓分け。種々のレジェンドの目撃談を東方に持ち帰るという重大な使命(笑)のある帽子屋さんにはほりのコズムや関西の恥部やアノ大王を生で見てゆけ!と優先権をあげて、結果以下のような面子になるのでした。

(下表敬称略)

『闇に消える声−Forgetmenot−』
Ruler: 堀野
Player: 加納、熊道楽、熊道楽、早城菱人、帽子屋

『ブルーノイズ』
Ruler: ガンツム
Player: GG、悪童同盟、ぴか中パパ。、いわしまん

Visiting OSAKA

And so, they appeared in the story of friendship, love, and betrayal ...

Handle: “希望の守り手”蓮華 【Profile
Style: ハイランダー◎●, ミストレス=ミストレス Age: 年齢不詳 Gender:
 かつては“紅蓮華”という名のカブト。多くの人を守り、寿命が尽きたかに思えた時、奇跡によって一命を取り留めた。その後は希望を守る力を与えられ、希望の守り手、希望の精霊として蘇った。助力を約束した契約者には三度力を貸し与える。
 年齢不詳の妙齢の美女であり、自らは何も行わず、ただ人を励まし微笑む。
 そんな彼女の数年前。希望の守り手は“デイブレイク”というBARを経営していた。馴染みの客であったリカルド・ロッシがある夜、預けていた荷物を取りに来るのだが‥‥?
Player: GG(Green、Disaster) 【D'sWired
▼さァ氷ノ魔人Greenさんが次なるアクトに持ち出してきたのは何やら正統派ヒロイン系のかほりのする妙齢の美女蓮華。三回の神業を他人に使い、充実の支援系特技を他人に使い、そして自分は何もしないというスーパーミストレス大戦開催中で自称厨房なキャストです。
 フェイや蓮華、軌道海賊放送ジェットなどなどの並ぶGreenなキャスト陣。守護騎士ウィリアムのような一部の正統派(?)を除くと感じるところがあります‥‥何かがうろんなのだ?!

Handle: 灰島 忠嵩 (はいしま・ただたか)
Style: イヌ◎, バサラ, レッガー● Age: 20 Gender:
 自慢できない人生を送り、成人して飯を食うために仕事に就かずを得ず、仕方なくブラックハウンドに入隊した不真面目な機動捜査課隊員。仕事ぶりも模範的とは言えず、機捜課の面々にいつもたかっている。飯を奢ってくれるかどうかを人間判断の重要な基準にしている。手が早く、辺りにあるものを何でも即席の武器にする能力を持つ。
 ある時、呼び出されたのは隊内でも恐れられる御堂茜隊長の元。身売りされたのかと思いきや、命じられたのは目障りなマフィアのファミリー壊滅。彼のような種類の人間にしか遂行できない任務だった‥‥
Player: 悪童同盟
▼シナリオ作成のスピードが圧倒的なためにいつもRLに回ることの多いという悪童師匠のPLを見ることができました。PC2のイヌ導入、灰島はLvが上がると強い<※インスタントアーム>使い、将来は“武装弓”使いにする予定だそうです。
 後述の『ワンダリング・ドッグス』に遂に出てくるサイレント・サービスと同じく、何やらどこか黒いさむしんぐを感じます。これが悪童エッセンスの本質なのでしょうか。うろん迎撃作戦の際の拙作『オンリー・タイム』に出てきたイクスは、やはりブリテンの霧と幻の向こうのひとときの夢だったのか‥‥?(゚ー゚).。oO

Handle: “血まみれ戦乙女(ヴァルキリー・ブラッド)”ノルダ・シュワルツェス
Style: クグツ◎, カタナ, アヤカシ● Age: 外見18 Gender:
 古き北欧神話に詠われしヴァルキリーの血を引く娘。派遣社員の扱いで毎回別の勢力に雇われ、任務遂行までの一時の忠誠を誓うと任務に就く。外見はどこから見てもビジネススーツの若いOLだが、銀の兜を被った銀髪の娘。“蒼の白鳥”(ブラウ・スヴァン)と銘された神剣を携え、己の身と魂と引き換えに勇者の戦いに勝利を呼ぶ力を持つ。血を流しながら勇者を支援することからこのハンドルがついた。自分が仕えるべき勇者を探しており、日下部天馬をその勇者と定めたが、相手が一向に振り向いてくれないために悩んでいる。
 千早の次はカーライル傘下のマフィア、ルチアーノ・ファミリーへ。伝説級の殺し屋“ブルーノイズ”の抹殺を依頼されることになったのだが‥‥
Player: ぴか中パパ。
▼多数のキャストを常時使い分けるのではなく、1シーズンには少数のキャストを使い込むタイプのぴか中おとさまは、またまたノルダがPC4のカタナ導入。今回の遠征はノルダたんづくし(笑)です。遂に噂のパパ劇場が生で見れることに‥‥?!

Handle:金龍(ジンロン)の瞳の”ミア・ウェイ 【Profile
Style: フェイト◎, カブトワリ, バサラ● Age: 23 Gender:
 中華街で探偵事務所を営む若い女探偵。叔父である中華街の名士トニー・ウェイに二挺拳銃の手ほどきを受け、独り立ちすると探偵業を開業した。黒髪、きつめの目鼻立ちをした典型的な東洋系の女性。
 念動力の異能力を持ち、古代の風神の靴と共に重力を無視した体術を操り、二挺拳銃の弾丸の軌道を自在に変えて戦う。男運がなく、割と不幸。
 中華街のウェイ探偵事務所にやってきた珍しくまっとうな依頼人は、惨殺され辱められた妹の無念と死の疑念を晴らすべく方々を探し回っていた婦人だった。少ない依頼料で調査をすることになったのだが‥‥?
▼PC3のフェイト導入はミアになりました。うろんの師匠と呼んだお返しなのか、悪童師匠がたん付けで呼んできます。イ、イ、イクナイ!ヽ(`Д´)ノ


Ruler: ガンツム
▼アイスを食べる速度が最速なのが氷の魔人Greenならば、うどんを食べる速度で最速はうどんのガンツム軍曹。というわけで第三段階レンズメァンのガンツムたんです。
 東方の一部には集合時間から15分遅れる=1[kuryuu]という謎単位がありますが。西方での1[guntum]=飲食店でのトラブル1回を表わす単位になっているそうです。西方も奥が深い。

 というわけで、昨日の卓に負けず劣らず非常に濃い面子でのアクト開始となりました。



Blue Noise - ルチアーノ・ファミリーに一人の男がいた。彼は最も速く、最もタフで、凄腕の拳銃使いだった。彼は“ブルーノイズ”と呼ばれた。だが彼は既に死んだ。

〜 ブルーノイズ 〜


俺と所帯を持ったばっかりに
あいつは 死んじまった

今までさんざん殺らしてきたんだ
身内一人を殺らされた所で 仇討ちなんぞできる立場じゃねぇが

ケジメだけは つけなきゃならねぇ
他のやりかたを 俺は 知らねぇ

ただ それだけだ‥‥

トーキョーN◎VA the Detonation
「ブルーノイズ」

それは 鳴りやまぬ過去からの騒音

Opening Phase


 海辺。狭い海岸には薄汚れたテトラポッドの塊が並び、波が規則的に打ち寄せる。
 砂浜から上がる階段には一人の男が腰掛け、もう一人のコートの男がその先でじっと海を見つめていた。

ユアン「どうしても行くのか、リカルド」
リカルド「ああ、ユアン」
ユアン「俺たちはトップに上り詰める予定だったじゃないか。二人で一緒に」
リカルド「ああ‥‥だが、もう疲れたのさ」
ユアン「‥‥行くな」

 階段にいた男は一丁のを抜いた。よく手入れされたステンレス製のリボルバー。組織を抜けようとする友人を撃ち殺そうというのだろうか。
 だがユアンと呼ばれた男は銃を向けるのではなく、その銃を旧友に預けた。

ユアン「俺はもう、殺したくない」

 リカルドと呼ばれた男は去っていった。助手席にを乗せた車に乗り込むと、静かに去っていく。
 その姿を眺めていたユアンは、煙草を捨てた。

Blue Noise

 蓮華が店主を務めるBAR“デイブレイク”は雨の音に包まれていた。そこにずぶぬれになった男がやってきた。馴染みの客の一人であったリカルド・ロッシだった。ショットグラスで酒を一気に空けると、蓮華に語りかける。

リカルド「預け物を貰いに来た」
蓮華「これでしょう」

 大切に保存していたケースをカウンターの上に出す。中に入っていたのは鈍く輝くステンレス製のリボルバー、スピードローダーと薬莢つきの弾丸だった。
 一発づつ、リボルバーに弾を込めていくリカルド。店の外に車の音が響き、騒ぎ声が聞こえてきた。追っ手だ。

蓮華「大丈夫よ。貴方は捕まらないわ」

 いきなり<ジャンヌダルク>から行動。ドアを蹴飛ばして男たちが入ってきた時、リカルドの手には既にリボルバーが握られていた。

 頭と胸に1発づつ、神速の速さで三人の男を撃ち抜くと、レッガーたちは一瞬で倒れた。リカルドは姿を消していた。

 残されたショットグラスにはがついていた。
 蓮華は残ったキー効果で<※足長おじさん>で報酬点をGetすると、店の片付けの準備を始めた。

Blue Noise

 特務警察ブラックハウンド、隊員たちに怖れられる御堂茜隊長室の前。
 ガクガクしながらノックしようと手を伸ばしていたのは、機動捜査課隊員の灰島忠嵩であった。

灰島「遂に俺も身売りされたんだ‥‥さらば機捜課の楽しい日々よ‥‥(((((;゜д゜)))))」

灰島「コンコン」
茜隊長「入れ」

 隊長室の中では、“首切判事”が眼鏡を直し、灰島忠嵩の経歴に目を通していた。

茜隊長「貴様のプロファイルは見せてもらった」
灰島「はぁ、しょうもない人生ですんません」

 遠い昔はハウンドの名物美人3姉妹の一人、現在は旧友でも平気で左遷させる鉄の女。

しかも今日のハンギング・ジャッジにはガンツムえふぇくとが掛かっていたため、二人称が「貴様」なのだ。ヤホーイヽ(´▽`)ノ

茜隊長「どうだ、機捜課は」
灰島「はぁ、飯は美味いです」
茜隊長「貴様は、機捜課の弱点を知っているか」
灰島「さぁ、どこでしょうね」

茜隊長「‥‥あの女だ。あの女がいなければ、機捜課は全てが瓦解する。だが、お前はその弱点に縛られていない。お前は猟犬の仕事ができる男だ。だから呼んだ」

 御堂隊長が渡したファイルには何枚かの写真が入っていた。ラテン系の色男の写真。マテオ・ゴンゴーザ――ルチアーノ・ファミリーの次のボスとして襲名式を待つ男だ。

灰島「こいつぁ、隊長の恋人ですか?」
茜隊長「フン。そこまで趣味は悪くない」

 そして、BAR“デイブレイク”での銃乱射事件の写真。カーライル傘下のルチアーノ・ファミリーでは先代のボスが死に、マテオが次のボスとなろうとしていた。その引継ぎに際し、内部で様々な不穏な動きがあるというのだ。任務はあらゆる手を使ってルチアーノを潰せというものだった。

灰島「でも、機捜課には有名人が何人もいますけど、他の方々は‥‥?」

茜隊長「奴らは“正義”と言う名の幻想に浸っている。そんな人間には、この仕事は任せられないのさ」

 へこへこと隊長室を出て行く灰島隊員に、首切り判事は呼びかけた。

茜隊長「私を失望させないでくれよ」

Blue Noise

 中華街のグリーンエリアとイエローエリアの境にあるウェイ探偵事務所は、久々のまっとうな依頼人を迎えていた。依頼人は牧村 和枝、白いブラウスを着た38歳の女性。

牧村 和枝「この3面記事をご存知ですか。妹の文は‥‥文は、惨い方法で殺されたんです。警察も、誰も相手にしてくれなくて‥‥」
ミア「牧村さん‥‥」

 ミア・ウェイはさして気の利いた言葉も掛けてやれず、先を促した。新聞でも大きくは取り上げられなかった、ヨコハマLU$Tイセサキ町のパブ“ムーンライト”という店での殺人事件。牧村文がチンピラと一緒に殺され、夫は行方不明。

 だが企業警察は調査を早々に放棄し、特務警察も静観していた。姉である和枝は方々で断られ続け、それでも真相を知るため、この探偵事務所にたどり着いたのだ。

牧村 和枝「法の裁きですら下せないのだとしたら、犯人に相応しい裁きを与えてください。どんな裁きでもいいのです。

この世界に本当に憎しみがあるのだとしたら、わたしにはそれがあるのですから‥‥」

 ミアの金龍の瞳は、婦人の目の中に本当の怒りを見た。

牧村 和枝「これが相場だと聞きました。これしか出せないのですが、これでいいでしょうか‥‥」
ミア「いや、うん‥‥これが相場だよ。その調査はあたしが受けるから‥‥牧村さんは元気を出して」

 依頼料はシルバーだった。だが、ミアはそれを受け取ると、婦人の後ろ姿を見送った。

Blue Noise

 ルチアーノ・ファミリーの息の掛かったレストラン。幹部であるユアン・コルベーロはテーブルのひとつで食事を終え、ナプキンで口を拭っているところだった。
 今日の食事の相手は若い娘。だがクグツ然とした銀髪の娘は、頭の上の銀の兜がその印象を裏切っていた。

ユアン「どうです、うちの店の味は」
ノルダ「けっこうなお味でした‥‥ (@´ー`@)」
ユアン「そう言ってもらえると助かる。うちのコックたちも喜びますよ。そうだ‥‥デザートは何にしますか」

ノルダ「じゃ、じゃあ‥‥バニラアイスを (*´ー`*)」

 礼儀正しいユアンに好印象を持ちながら、ノルダは頬を染めながらアイスを食べた。

↑ちなみに、中の人たちと同じものを食べている


ユアン「食事時に殺しの話しは不似合いですからね‥‥では本題に入りましょう」

 ホロの写真に写っていたのは、ずぶ濡れのコートを着た痩せた男だった。ファミリーの構成員がもう何人も殺されたという。その姿はかつてファミリーが使っていた凄腕の殺し屋、“ブルーノイズ”のもの。だがブルーノイズはユアンが死を確認し、既に死んだはずであった。
 襲名式の準備で立て込んでいるため、この偽者のブルーノイズを始末して欲しいという。次のボスになる予定のマテオは襲撃を恐れ、手勢を引き連れて別荘に立てこもっているそうだ。
 その時、どやどやと現れたマフィアの男たちがテーブルに詰め寄ってきた。

部下「コルベーロさん!」
部下「なんで、なんでこんな外部の女を雇ったんですかい!」
ノルダ「(/o\)キャッ」

部下「身内の恥は身内の中でケリをつける‥‥それが俺たちのやり方じゃなかったんですかっ!」

 ヴァルキリー娘に復讐が任されるのが我慢できない男たち。その間でノルダがヒロインぽく大人しくしていると、顔にピエロのような涙目のメイクをした大男がやってきた。いきり立つ男たちの首根っこを後ろからつまみ上げると、大事な来客の前から下がらせる。

メルプレッソ「襲名式までもうすぐだ。それまで、大人しくしていろ」

ノルダ「い、今の方は‥‥」

 それはユアンの手勢でのNo.2の実力を誇るボディード、メルプレッソだった。ブルーノイズ暗殺の依頼料は口止めもいれて1プラチナ。契約は成立した。

 ノルダは銀髪を顔に寄せると歯でちぎり、髪の毛で指輪を編み上げた。
 席を立ち、ユアンの前でひざまづくと、その手を取る。

ノルダ「この銀の指輪のある限り、貴方に忠誠を誓いましょう」

ユアン「(微笑んで)ずいぶんと、ロマンチックですね」

ノルダ「性分なんです。でもこれ、恥ずかしいって受けてくれない人もいて‥‥(´▽`;)」

 だがユアンは素直にその神聖な儀式を受けてくれた。何となくノルダは好感を持ち、そして残ったバニラアイスをしっかり食べるとレストランを後にした。

Research Phase


 発砲事件の形式的な捜査も終わったBAR“デイブレイク”に、蓮華はやってきた。死んだのはやはりルチアーノ・ファミリーの若い衆。それ以上の捜査は行われていない。
 そこへやってきたのは、ブラックハウンドの顔見知りの巡査であった。

蓮華「はい、これ(15報酬点)」

灰島「15点! これで高飛びしていいですかー!(゜∀゜;≡;゜∀゜)」

 暗黒街でも、若い衆を殺したのは“ブルーノイズ”だと囁かれていた。だがブルーノイズはもう死んだはずである。ヨコハマLU$Tのイセサキ町で起こった殺人事件の重要参考人にも似ており、蓮華はミア・ウェイに連絡することにした。

 イセサキ町のパブ“ムーンライト”で起こった殺人事件は惨いものだった。被害者の牧村文は殺害後に乳房を切られ、口の中に詰め込まれるという辱めを受けていた。だが、一緒に謎の男も殺害されている。どうもこの男が犯人らしいのだ。
 そしてこの男の方を殺した第三者が誰なのかが現在も不明。シチリアンナイフの使い手ということ以外は分かっていない。二人の死体はLU$Tの企業警察の死体安置所で保管されていた。

 ノルダは始末する相手である“ブルーノイズ”を調べた。得物はリボルバー二挺、6発しかない弾丸を魔法のように操り、マシンガンのように標的を撃ち抜いていくという。標的が死ぬ時、銃口のマズルフラッシュが亡霊の炎のように浮かび上がることから、ブルーノイズと呼ばれていた。そして――本名はリカルド・ロッシ。
 だが、この男はユアン・コルベーロが死亡を確認していた。ストリートの噂では、次は“パッショーネ”という名のキャバレーが狙われるのではと囁かれていた。

ノルダの中の人「<■禅銃><※ファニング>、昔の<※スピードロード>か‥‥」
ミアの中の人「カコイイ‥‥なんていいマフィア物なんだ‥‥(*´▽`).。oO」
ノルダの中の人「はっ! 閣下の琴線にも触れている?!」

Blue Noise

 リカルド・ロッシがLU$Tイセサキ町での殺人事件の参考人に似ていることをしったミア・ウェイは、ヨコハマへ赴こうとしていた。リニアの駅前で後ろからノルダに声を掛けられ、ぎょっとして振り返る。
 灰島と蓮華も現れ、蓮華はいきなり調査費用の報酬点を渡した。

ミア「ありがたく貰うけど‥‥蓮華さんの店、ほんとに儲かってるの?」

蓮華「それは、秘密です(ふふっ)」

 ヒロイン挙動に負けたミアはしおしおと納得。ノルダは次に襲われそうな“パッショーネ”へと向かい、3人が残される。蓮華はブラックハウンド隊員に見えない灰島を紹介した。

ミア「あんた、そんなんでほんとに警官なの?」
灰島「中華街にも知り合いが増えたとありゃあ、これで飯を奢ってくれそうな相手も増えるってもんです ( ´∀`)」
ミア「なんてうろんな警官なんだ‥‥Σ(゚△゚;)」

 イセサキ町で殺人事件で惨い方法で殺された牧村文は32歳、パブ“ムーンライト”の店主。そして、リカルド・ロッシとは同棲していたのだった。

Blue Noise

 災厄の街の一角にあるキャバレー“パッショーネ”。お洒落な大人の集う本物のキャバレーとして、犯罪結社の男たちの社交場として有名な店だった。ステージ上ではレビューが行われている。

マスター「いらっしゃいませ。なんにしますか」
ノルダ「ええと‥‥ブラディマリーを」

 <※血脈:天使の一族>の代償で転倒したノルダは努めてヒロインぽくカウンターに座る。マスターも支配人も従業員も、全てがルチアーノ・ファミリーに雇われた人間ばかりだった。ユアン・コルベーロの部下が彼女のことを密かに見張っていたのだが、彼女はそれに気付かなかった。

 その時、着飾った女たちの間から悲鳴が上がった。巨漢のバウンサーが即座に立ち上がり、入り口の方へと向かう。だが大男も一撃で倒された。

 そして入り口から、痩せた男が死神のようにゆらりと現れた。

ノルダ「キャッ‥‥あれは‥‥ (/o\)」

 ヒロインぽく驚いているノルダ。そして席の間からは、いきりたつ男たちが懐に手をやりながら一斉に立ち上がった。

マフィアの男たち「いたぞ! ブルーノイズだ! ヽ(`Д´)ノ」
マフィアの男たち「今度こそここで仕留めるぜ! (屮゚Д゚)屮」

 だが、<■禅銃>からの<※死点撃ち><※ファニング><※花吹雪>が炸裂。たった6発の銃弾が魔法のように店内を蹂躙し、男たちを倒していく。しかも、客には一発も当たっていなかった。

ノルダ「なんて‥‥なんて腕前なの!?」

 ヒロインぽく息を呑むノルダ。そして“ブルーノイズ”は、立ったまま凍り付いているバーテンに詰め寄っていた。

ブルーノイズ「答えろ。マテオはどこだ」
バーテン「い、いえ、私は何も‥‥(((((;゜д゜)))))」

その時ガラスを踏む男が背後で聞こえ、ブルーノイズは振り返った。そこにいたのは銀の兜を被った、18歳の娘に見える戦乙女だった。

ノルダ「貴方が、ブルーノイズですか」
ブルーノイズ「‥‥お前はマテオの居場所を知っているのか」
ノルダ「言うわけには参りません。試してみたらどうですか」

 すらりと抜かれる神剣“蒼の白鳥”(ブラウ・スヴァン)。だが、本気のブルーノイズも撃ってくる。ステンレス製のリボルバーは“レジェンダリー”相当、しかも<※イカサマ>は8Lvだった。必殺の銃弾は達成値25。だが、戦乙女は避けようともせず、中の人が何かを企みだす。

中の人たち「(きゅぴーん) おっ! 久しぶりにパパ劇場が見れるぞ!(*´∀`)=3」
ミアの中の人「これが‥‥噂のパパ劇場ですかっ?!(;゚∀゚)=3」

 ノルダは自らの身の異変に気付き、手を胸に当てる。

ノルダ「なぜ‥‥私のヴァルキリーの血が、彼を応援している?」

 <※血脈:天使の一族>が敵の達成値をさらにブーストして25が30へ。
思い切り当たったノルダは倒れた。

ブルーノイズ「知っているなら命は助けよう」
ノルダ「いえ、言えないわ‥‥」
ブルーノイズ「あいつは俺の女を殺した。だからケリをつける」

 本気でもう一発。戦乙女の娘を撃ち殺し、凄腕のガンスリンガーは去っていった。その背後で白鳥の羽が舞い上がり、ノルダの死体は消えていった。(《霧散》使用)

 パパ劇場が終わったところで舞台裏。ルチアーノ・ファミリーは薬や風俗で稼いでいるカーライル傘下のファミリーだった。先代のボスはエミリオ、だが3ヶ月前に病死している。一人娘のカテリーナは三日後に、マテオ・ゴンゴーザ(レッガー, エグゼク, マネキン)との結婚式が迫っていた。晴れてマテオが二代目のボスとなるのだ。
 だが、マテオは男娼の色子上がりの男、実力の方はたかが知れた男だった。ボスなきルチアーノで一番の腕があるのは、No.2のユアン・コルベーロだと誰もが噂をしていた。
 マテオは襲撃を恐れ、《不可触》を使い身を隠していた。隠れた先は木更津の別荘。大量の部下と一緒だという。

Blue Noise

 企業警察SSS、ヨコハマ本部にある死体安置場。

灰島「こっちは、ハウンドの御堂茜隊長の指示で来たんだが‥‥」
SSSの人「ご、ご苦労様ですっ!(((((;゜д゜)))))」

 途端に対応が変わる隊員に案内され、一同は地下のモルグへ案内された。

鈍く輝くステンレス製の通路、棚、何もかもが凍りついた静寂の死の世界

 署員が棚を引き出し、二人の死体を見せる。吹き出す霧と共に現れる二人の死体。酷い方法で辱められた牧村 文、そして彼女を殺した後に、誰かにさらに殺されたと思われる男。
 男の死因はシチリアンナイフで一撃だった。鋭い傷口は<※死点撃ち>による攻撃である。それはルチアーノ・ファミリーのマテオの部下、アルトゥーロだった。そのせいで、“ブルーノイズ”は復讐の為にマテオを求めているのだ。

ミア「かなり腕の立つ奴が、一撃で殺ってるね」
灰島「しかし、どうにも妙な感じですなぁ‥‥」

 <※シャーロック・ホームズ>な金龍の瞳で見るミア。灰島も死体のうろんな感じを嗅ぎ付ける。《真実》のフラグが立った!

 ミアが死体の顔の異常に気付いた。ラバーか何かで詰め物がしてあるような妙な感触があるのだ。この時代、顔立ちを変形させるサイバーウェアも存在している。
 ミアが顔を背けながら、そばにあったナイフで仮面をはがしていく。ベロベロと剥がれた下にあった本物の顔は同じくイタリア系だったが、まったくの別人。
 それは同じルチアーノ・ファミリーの構成員だったが、次代ボスのマテオの部下ではなく‥‥ユアン・コルベーロの部下の顔だったのだ。

ミア「ぞっとしないね‥‥。マフィアに三合会、どこでも同じだ。
犯罪結社の内部事情ってやつは、いつもややこしいね」

 嘆息したミアは、備品かと思って使ってしまったナイフが灰島の私物だったことに気付く。

ミア「これ、あんたのだったんだね。返すよ」

灰島「いやァいいですよ。“デイブレイク”から拝借してきたんですから」

ミア「(,,゚Д゚)! あんた、蓮華さんの店からナイフ盗んできたのか?!」

 恐るべき<※インスタントアーム>使い!


 そして、マテオ・ゴンゴーザが次代のボスになるのは先代のボスの遺言のためだった。遺言さえなければ、実力はNo.1のユアン・コルベーロがボスになれたのだ。

 そして、ユアンとリカルドは幼い頃からの親友だった。なぜそのユアンが部下に命じ、リカルド・ロッシ‥‥“ブルーノイズ”の愛した女を殺したのか‥‥?

Blue Noise

 ルチアーノ・ファミリーの執務室。豪華な机の奥でユアン・コルベーロが本を読んでいると、目の下にピエロのメイクをした腹心の部下――メルプレッソが入ってきた。

メルプレッソ「ユアンさん。あの女が、ブルーノイズに殺られました」
ユアン「構うな。あの娘ではブルーノイズには勝てなかっただろう。

そのつもりで、その程度の女を雇ったのさ」

 二人の男は謎めいた笑みを交し合った。

ユアン「これで、私がリカルドを討とうとも、言い訳はつく」

 戦乙女が捧げた指輪は、主たちの不義を察したのだろうか。
その時、ユアンの指に嵌っていた指輪が砕けた。戦乙女の銀の髪で編み上げた指輪が散り、髪の束がはらりと広がっていく。よく掃除された床に、一度死んだ乙女の髪が落ちた。

 ユアン・コルベーロは悪魔のような微笑を見せると、その髪を靴で思いきり踏みつけた。

Blue Noise

 ヨコハマLU$T、イセサキ町にあるパブ“ムーンライト”。入り口には立ち入り禁止のテープが張られ、誰もいないパブは静まり返っている。一同は徐々に集まってきた。

蓮華「ノルダ、貴方‥‥」
ノルダ「ええ。ノイズに、殺られました」

 一同は今後どうするのかを話し合った。

ノルダ「あのままでは、リカルドが哀しすぎます。ミアさんは‥‥どうするのですか?」
ミア「‥‥文さんはあんなに残酷な殺し方をされて、法の裁きも下せなかったんだ。あたしの依頼人の願いは、犯人に相応しい裁きを下すことだった。
 だから、奴らの流儀に従ってやる。あたしの銃弾で、裁きを下してやるよ」

 女探偵の目に暗い光が宿り、手が腰の後ろに隠された二挺の拳銃にそっと触れる。

灰島「(ぎゅぴーん) いやーさすが血は争えませんな。私も聞いたことありまっせ。
 なんでも叔父さんは、その筋じゃえらく有名な銃使いだそうじゃないですか。こりゃもうブルーノイズにも劣らないぐらいじゃないですかねー (・∀・)y-~~」
ミア「(ぎょっ) あ、あんた、なんでそんなこと知ってるんだい! Σ(゚△゚;)」

 一同はテープをまたぐと“ムーンライト”の中に入った。被害者の倒れていた姿勢を表す人型の白線の跡、そして階段を上がって上へ。
 3階に上がると殺風景な白塗りの部屋があった。机の上に、何かの薬の瓶。痛み止めの薬であった。

ミア「あたし、薬に詳しくないけど、これは‥‥かなり強い薬だね‥‥」

 さらに上の階の部屋には、壁に二人の少年の映った写真が何枚も留めてあった。

 二人の仲のよい少年が海辺を走っている姿。海岸がバックの、もう少し大きくなった姿。写真の中の二人は徐々に成長し、正装して店で食事をしている風景は成人式のものだった。
 若者たちは逞しい大人へと成長し――そして、リカルド・ロッシとユアン・コルベーロの姿へと変わっていった。

 写真の一枚はヨコハマLU$Tの海岸にある灯台のものだった。蓮華の知っている場所だ。

Blue Noise

 写真の中と変わっていない、古ぼけた灯台のふもと。蓮華が待っていると、痩せた死神のような男が不意に現れた。

リカルド「‥‥なぜ、現れた」
蓮華「もう手遅れね。貴方に会ったし」

 一瞬、懐かしそうな顔をするリカルド。だがすぐに、彼は鉄のような表情に戻ると口をつぐんだ。

 それを岩陰からこっそり覗く3人。一番下が警官に見えない日系人の男、その上が黒い髪を垂らした中華系の若い女、一番上が銀のヘルメットをにょきっと上に伸ばした銀髪の娘だった。

 灰島がささっと紙飛行機を作ると、殺人犯の本当の顔写真を載せて二人の方へ飛ばす。会話を続ける蓮華とリカルドの元に、その写真が届いた。リカルドが愛した女を殺したのはマテオの手下のアルトゥーロではなく、親友だったユアンの手下であった証拠を。

 リカルドは紙飛行機の方を向かなかったが、気配でそれを察知した。

 神速を極めた拳銃使いの腕を誇る彼は、病によって既に目がほとんど見えない所まで行っていたのだ。


ミアの中の人「盲目ながらあそこまでの腕を‥‥カ、カコヨすぎる‥‥(つД`)」
ノルダの中の人「はっ。閣下の琴線に触れている?!」

リカルド「奴が‥‥奴が裏切るなんて‥‥」

 リカルドは悲嘆に暮れていたが、やがて蓮華に別れを告げた。

リカルド「お別れだ、蓮華。俺みたいな奴じゃなく、いい男を見つけろよ」


 そして岩陰では、ノルダが出るか否かでもじもじしていた。

ノルダ「ど、どうしましょう‥‥」
ミア「えい ( ゚ー゚)っ (ドン)」
ノルダ「(/o\)キャッ」
灰島「(´∀`)b グッジョブ」
ミア「(´∀`)b グッジョブ」

ノルダ「ブルーノイズ、いえ、リカルドさん‥‥」
リカルド「お前‥‥生きていたのか。俺の腕も鈍ったな」

ノルダ「このままでは貴方が悲しすぎます。あなたを勇者と認めましょう」

 ノルダは噛み切った銀髪から指輪を編み上げると、愛の為に戦った男に捧げた。

ノルダ「この指輪がある限り、私は貴方に忠誠を誓います」

リカルド「‥‥悪いな。だが、俺の女は、あいつ一人だ」

 指輪を断ると、無敵の殺し屋ブルーノイズは《不可触》を使い、闇の中に消えていった。後には銀髪の戦乙女が残された。

一同の中の人たち「か、カコヨすぎる‥‥(;´д⊂)」
 

Climax Phase


 アサクサにある大聖堂。生粋のN◎VA人でなく移民系の人間たちが、様々な行事によく用いる記念すべき場所だ。
 ルチアーノ・ファミリーの襲名式が行われるとあって、大聖堂はごったがえしていた。きらびやかな礼服に身を包み、だが、懐に銃を隠したマフィアの男たちが大量に闊歩している。次々と現れる高級リムジンのドアが開き、差し出された手を取って現れるのは、一線を退きつつも陰の世界で大きな影響力を持つ長老たちだ。
 そして‥‥数人の護衛と共に、視線をミラーシェードで隠した偉丈夫の姿もあった。

 “復讐の魔弾”と暗黒世界で怖れられるクーゲルは、今日結婚するカテリーナの遠縁の親戚だったのだ。
 ノルダが《完全偽装》を使い、一行も密かに武器を携帯したまま襲名式に潜入する。


 式は順調に進んでいた。まだ次代ボスのマテオと結ばれていないカテリーナはクーゲルのそばに。そして司教が、マテオの前に進み出る。
 だが異変が起こった。大聖堂の天井のステンドグラスの何枚かが割れたのだ。そこからロープを伝い、するすると降りてくる一人の男。一斉に周りじゅうから向けられる銃口。だが、《不可知》からの射撃で、“ブルーノイズ”の銃弾は全ての刺客だけを撃ち抜いた。

 祭壇の上で、かつての親友に死神の如く銃口を向けるブルーノイズ。親友の姿を見返すユアン・コルベーロ。

ユアン「よく考えてくれ、リカルド。俺たちは親友だった。小さい頃から、ずっとな。
お前とずっと親友だったこの俺が、そんな事をするはずがないだろう?」

 だがなんと、ユアンはここでCGL追加特技の<※虚言>で嘘をついた!
 引き金を引くことができず、躊躇するブルーノイズ。

 だがその時、息を呑む列席の客たちの間から、見慣れないアジア系の若い女が立ち上がった。

ミア「騙されるんじゃないよ、ブルーノイズ。この写真が何よりの証拠だ。そいつはあんたを騙したんだ!」

 蓮華の《ファイト!》からの《トゥルース》2発目。列席はざわめき始め、“ブルーノイズ”は一度は降ろした銃を再び向ける。だがそこで、リカルド・ロッシは急に咳き込み、血を吐いて倒れてしまった。

ユアン「フ、フフ、フハハハ。
さしもの殺し屋ブルーノイズといえど、には勝てなかったようだな (悪魔的笑)」

 隠し持っていた小口径の拳銃で《とどめの一撃》。さらにユアンは、ざわめく参列者に向かって今度は《神の御言葉》を放つ。

ユアン「お集まりの皆さん。今こそルチアーノには新しいボス、皆さんの信頼に応えられるボスが必要だ!」

 客はほぼ全員エキストラ。ほぼ全員が<■洗脳>され、徐々にユアンを讃える声が出始める‥‥!

Blue Noise

 その時、神の奇跡か、何処からか聖堂内に天使の羽のようなものがゆっくりと降ってきた。それは天使の羽ではなく、白鳥の羽だった。
 羽が床に落ちたとき、そこには銀髪の戦乙女の姿があった。

ノルダ「なんという邪悪! これほどの虚偽にまみれた襲名式とは‥‥真の勇者はブルーノイズのみ!」

 神剣“蒼の白鳥”(ブラウ・スヴァン)が引き抜かれ、真の邪悪に向かって突きつけられる。一斉にマフィアの男たちが立ち上がり、主を護った。7Lvトループが2つ、しかも<※聖戦>して制御値が+5されたルチアーノの精鋭である。
 ユアン・コルベーロはレッガー, カブトワリ, カリスマ。ピエロのメイクをして“ティルヴィング”で武装したメルプレッソはカブト, カゲ, カブキ。カット進行開始!

灰島「まずはこの辺から片付けるとしましょうかね〜 ( ̄∇+ ̄)」

 トループの男たちを難敵と見た灰島が最初に動いた。<※インスタントアーム>使いらしく落ちてきたガラス破片をさささっと集めると、うろんな夢“武装弓”でさささっと撃ちまくる。まず《天変地異》でトループ沈黙。

ミア「ノルダ!」
ノルダ「は、はい!」
ミア「こいつらはあたしたちが片付ける。
あんたはあのユアンを何とかするんだっ!(`Д´)」

 いつの間にか二挺の銃を抜いていたミアは列席を蹴って飛び上がった。古代中国の風の神の名が刻まれた宝貝“風伯鞜”の力で宙を舞い、出席客と灰島の上を飛び越えると敵の真ん中に着地する。

灰島「なんであれでスカートじゃないのかな〜 (・∀・)y-~~」
↑突っ込み速っ!


ミア「天界の四方を守護せし四海龍王様、その力をお貸しください!」

 どこからか取り出した札を床に叩きつけると、天井のステンドグラスの全てが砕け散った。豪華なシャンデリアが落下し、殺る気満々だったトループズの真上に降ってくる。
 ちなみにこの龍王様はきっと、『レジェンド級紳士&巫女同盟』やうろん迎撃作戦の『オンリー・タイム』に出てくる龍少年の煌たんのおとさまだ。ヤホーイヽ(´▽`)ノ

Blue Noise

 ミアはさらに二挺拳銃を向けてアクロバット撃ち。達成値23にノルダが力を与え、29。なんとメルプレッソは<運動><※影化>で27まで出して差分を詰めてきた。殴16点をアーマーで減少させるとやばくなり、やむなく《チャイ》。さらに近づいてくるノルダも入れて<不可知>からフルオート射撃を浴びせる。

ミア「なかなかやるじゃないかっ!」

 ミアは後方に綺麗に宙返りすると、聖堂の床ではなく壁に着地した。そこからさらに二挺拳銃が火を吹く。力学で軌道を曲げた銃弾は飛び、メルプレッソを越えて後ろの壁からさらに<※跳弾>して男を狙う。達成値25がノルダの加護で30、さらに四海龍王護符の力で32!

灰島「あれー、でもルール的には弾が1発しか出てないな〜 (・∀・)y-~~」
↑突っ込み速っ!

 差分を減らしてディフレクション受けが27、ダメージが[18:脳しんとう]になってしまい、メルプレッソはやむなく《難攻不落》する。

ノルダ「勇者の恨み、晴らしますっ! o(`ω´*)o」

 戦乙女はユアンに向かったが、涙目のメイクの男はさらに立ちふさがった。[14:眼部損傷]の傷を負ったノルダは血が目に入り、前が見えなくなる。

ノルダ「この闇の世界が‥‥ブルーノイズの生きてきた世界ね! (-_-)」

 だが、戦乙女の戦士としての本能が敵の気配を察知した。背後にいたユアンを気配だけで察知し、神剣ブラウ・スヴァンが振り向きざまに一閃する。
 《死の舞踏》による一撃で、親友を殺めた男は裁きを受けたのである‥‥。


 灰島は“ソルジャーブルー”起動。今度はそこらへんにあった椅子を<※インスタントアーム>でさささっと投げつけると捕縛攻撃。23がノルダの力で28、遂に涙目メイクの男を捕らえる。ダメージは[20:脊髄損傷]、遂にメルプレッソも敗れようとしていた。

ミア「でも、こいつも同罪だっ!」

 空中からメルプレッソの前に着地したミアは空になったマガジンを落とした。

 横に一回転しながら叔父から拝借した、使ってはいけない徹甲弾のマガジンを込め、振り向きながらメルプレッソの額に突きつけると、ホンコンHEAVENに伝わる(うそ)クーデグラの構えに入る。

ノルダ「待って、ミアさん!」
ミア「えっ?!」

 北欧の伝説に語られしヴァルキリーたちの時代から数千年。このニューロエイジにおいても、人々は未だに互いに傷つけあい、殺し合っている。

 高貴なる戦に身を捧げてきた戦乙女の子孫には、この戦いも無益な殺生、儚きものとして映ったのであろうか。

「せめて命だけは助けてあげて」――誰もが、そんなヒロイン台詞を予感した。


ノルダ「せめて苦しまないように、一撃で逝かせてあげてください‥‥」
一同の中の人たち「(総ツッコミ) そっちかよ!」


 スローモーションが静止状態にあったミアは、額に突きつけた銃の引き金を引いた。

ミア「これで‥‥裁きの終わりだ!」

 一撃で頭を撃ち抜かれ、ユアンの腹心の部下も絶命したのである‥‥。

Blue Noise

 ひどい大騒ぎになった襲名式は、列席の客たちがざわめいていた。その中から一人の男が立ち上がり、一行の方に進み出る。撫で付けた灰色の髪、身長180を超える偉丈夫、立ち上る殺気と表情を消すミラーシェード。
 N◎VAのストリートで怖れられる殺人企業マーダー・インクのボス、復讐の魔弾として災厄の街に送り込まれたあの男である。

クーゲルたん「貴様たち、ここから生きて出られると思うなよ」

 殺る気満々の彼の前に進み出たのは、職務に忠実そうには見えない警官だった。

灰島「まぁまぁまァ。元はといえば、あんたたちの仕事がずさんだからだろ」
クーゲル部下ズ「(´-`).。o(まあ、ぶっちゃけそうなんだがな)」
灰島「私はハウンドの機動捜査課じゃない。御堂茜隊長の指示でここに来たのですよ。
問題のあったルチアーノ・ファミリーはここで全員が逮捕され、ここで終わる。それでいいじゃないですか」

 《制裁》で[21:guilty-有罪]。クーゲルたちは納得し、引き下がるとざわめく客たちに向かい呼びかける。

クーゲルたん「お集まりの皆さん。どうやら、ルチアーノはここまでのようです。
 金、店、人間、すべてを分配しなおし、新しいボスを決めねばなりません。ですが本日は、ここまでといたしましょう」
長老ズ「うむ、そのようじゃな」
長老ズ「今日は帰るとしよう」

 入り口に揃う超高級リムジンに乗り、マフィアの男たちは皆が帰っていった。後には面々だけが残された。

灰島「あー、怖かった〜(゜∀゜;≡;゜∀゜)」

Blue Noise

 小口径の拳銃で撃たれたブルーノイズは、まだ微かに息があった。
蓮華が近づいてくるのを見ると、よろよろと立ち上がろうとする。

蓮華「リカルド‥‥」
リカルド「ありがとよ。あんたの店が、一番美味かった‥‥」

 蓮華はその手を握った。

ノルダ「マイスター(わが主)!」

 勇者として仕えるに相応しかった男を戦乙女が呼んだ時、愛した女の為に戦った男は息を引き取ったのである‥‥
 

Ending Phase


 N◎VA中華街のウェイ探偵事務所には、再び牧村和枝が訪れていた。ミアは婦人に、顛末を語って聞かせた。

ミア「‥‥あたしたちは確かに酷いことをしてる。でも、文さんはあんな酷い殺され方をしたんだ。
犯罪結社の連中の流儀に習って、相応しい裁きが与えられたんだよ」
牧村和枝「そうですか。これで、文も安らかに‥‥」

 気の利いた言葉も掛けられず、ミアは婦人を見守った。

牧村和枝「でもその男は、あの子のことをそこまで愛していたのですね。そんなに愛されていたのなら、こう思っていいのですね。

――死ぬまでの文は、幸せな人生を送ったのだと」
ミア「‥‥ええ‥‥きっと、そうですよ。だから、元気を出して」

 婦人は犯罪結社が相手の危険な話、誰も依頼に応じてくれなかった自分の話を聞いてくれたことに、改めて礼を言った。

牧村和枝「ところで、ミアさんは、そんな風に愛してくれる人に出会ったことはあるのですか」

 中華街の名士の姪っ娘はぎょっとして、苦笑いした。

ミア「い、いや、あたしは、そういうのは、全然‥‥」
牧村和枝「そうですか‥‥あなたもいつか、そんな人に出逢えるといいですね」

 少しだけ元気を取り戻し、妹の無念を晴らした夫人は去っていった。
 ミア・ウェイはため息をつくと、その後を見送るのだった。

Blue Noise

 ルチアーノ・ファミリー壊滅事件からしばらく後。
 ノルダ・シュワルツェスはストリートのBARで一人飲んでいた。だが、どうも何かがおかしい。
 18歳の乙女に見える彼女を見つけて男たちがナンパしてくる訳でもなく、腕利きと見て話しかけてくるでもなく、何か態度がよそよそしい。飲み終わった彼女はレジへと向かった。

ノルダ「ごちそうさまでした‥‥」
バーテン「おっと、お代は結構です。
 あんたからお代を頂ける人間なんて、この界隈にはいませんぜ (゚ー゚)y-~~~」
ノルダ「‥‥えっ?? (・о・」

 バーテンは訳知り顔でキャッシュを遮った。

バーテン「いまさら、誤魔化すこたァありませんぜ。あんた、あの伝説の“ブルーノイズ”を倒したんだろ」
ノルダ「いや、そんなことは‥‥(´▽`;)」

バーテン「最強の名はあんたの元にある。
だが、あんたを狙う奴もどこからか現れるはずだ。女の身でありながら、修羅の道に踏み込むとはいい度胸。だがもう、まっとうな暮らしにゃあ戻れませんぜ (゚ー゚)y-~~~」
ノルダ「そんな、誤解ですっ!・゚・(ノД`)・゚ ・。 あっ」

 ノルダはうっかり、ハンドバッグから財布のほかのものを落としてしまった。それはせめてもの形見にとブルーノイズの遺品から受け取った、青いマズルフラッシュを発する特別製の弾丸だった。
 ころころころ。伝説の弾丸は転がり、遠目に見守る客たちのほうへと転がっていく。

殺し屋ズ「Σ(゚д゚;) ひィィィ! あのブルーノイズが使ってた弾丸じゃねェか!」

殺し屋ズ「やっぱりあの女、本物だぁ!(((((;゜д゜)))))」

ノルダ「あっ、いや、これは‥‥(おろおろおろ)」

 その時、店の外で一斉に撃鉄の上がる音がした。彼女が辺りを見回すと、バーテンはいつの間にかカウンターの奥に具合よく隠れている。

店の外「相手はあのブルーノイズを倒した伝説だ。心して掛かれ!」
店の外「へいっ!」

ノルダ「そ、そんなぁ‥‥マイスタ〜〜! (TдT)」

 戦乙女は勇者と呼ぶに相応しかった主の名を悲痛に叫び、そして銃声が夜の街に響いたのである。

Blue Noise

 蓮華の助けがあり、灰島忠嵩はさらにもう1回《制裁》。もうひとつのどこかの組織に冤罪をなすりつけ、犯罪組織を一挙に2つも壊滅させることに成功した。
 ブラックハウンド隊長室。御堂茜隊長は自分の目に狂いのなかったことに大いに満足していた。

茜隊長「身の程をよくわきまえ、うまく立ち回ったな。ルチアーノを潰すばかりか、もうひとつまで消滅させるとは。これで我々はこの街における活動において、恒久的な利益を被ることになる」
灰島「ははぁ、どうも」

 “首切判事”と名高い女隊長は微笑むと、身を乗り出した。

茜隊長「同じ子犬でも、貴様は狩りのできる立派なグレーハウンドのようだ。
――どうだ。機捜課を辞めてうちに来ないか」

 だが、黒い機捜課隊員はその申し出を辞した。


灰島「隊長、悪いんですが、あっちのの方がうまいんでさあ (´ー`)y-~~~」
 

Blue Noise

 蓮華の頭を過ぎる過去の記憶。
 3年前の“デイブレイク”のドアを、一人の酔い潰れた男が叩いた。

リカルド「一杯くれ」

 やがて、男は常連客として何度も蓮華の店に来るようになったのだった。

蓮華「貴方は、本当は殺し屋向きじゃないのよ」
リカルド「だが、なりたいものと、なれるものは別さ」
蓮華「本当にそうかしら‥‥」

 その数日後、男はある女と出会い、そして同棲を始めることになるのだった‥‥


 回想シーンが終わり、現実へ。

蓮華「人は誰でも、夜明けを求めるものなのよ」

 《天罰》によって店を閉店。実は“デイブレイク”はもうずっと前から閉店しており、ここ数日の間だけ、希望の精霊、希望の守護者である彼女の力で開いているのだった。

蓮華「今度こそよい夢を見てね、リカルド」
 

And so, the curtain dropped,
after the story of friendship, love, and betrayal .....

-XYZ-


 かくして最近珍しいマフィア物シナリオは終了。オデの脳内は『Gungrave』一色だったのですが、ガンツム軍曹様によるとイメージソースには某種ガンの主人公二人も入っていたそうでーす。
 Detonationの時代は設定変動の影響(特に紅蓮が厳しい)、導入頻出度の低下からレッガーには受難の時代となった感が若干ありますが。
 僕もレッガー物で好みの題材を選ぶとしたらヤクザ物よりはマフィアか香港ノワールを選びますが、久々に心に残るレッガー物のアクトとなりました。 (*´▽`)

 もう1卓ではとっくに1本目が終わって、恐怖のRL持ち回り即興アクト『ぐるN◎VA』をしていた模様。その後は一足先にオーサカを離れる帽子屋どんを見送るのでした。(でも終わらずにまだ続く)

Visiting OSAKA

〜おまけ〜
オーサカなリンク集

★はたはたさんの【SwordDancer】の8/5

別面子での『ブルーノイズ』の顛末が少しだけ書いてあります。

★帽子屋さんの【売らない帽子屋】の関西猛走録

takaさん謹製『闇に消える声 -Forgetmenot-』の記録はここに!

★加納さんの【ダイヤモンド三菱】の8/9

こちらも『闇に消える声 -Forgetmenot-』の記録。

★加納さんの【ダイヤモンド三菱】の8/18

別面子、葉っぱ系メイドロボやUFO高校生やコネ:冴子10Lvでの『ブルーノイズ』が!

★早城菱人さんの【のば通】のうだうだと何か書くトコロ過去ログ No.55

下品の大王の日記に超人病の件はしかと!(ウフッ)


 
死線】【死に至る病】【ブルーノイズ】【ワンダリング・ドッグズ

らいん

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