Clan: Ventrue

名前: ミラー・ウィンスロップ 演者: 堀野
氏族及び世代: ヴェントルー、第13世代 派閥: カマリリャ
外見: 22歳/26歳 繊細な容貌の若き当主 外面/本性: 伝統主義/理想家
寝処: ゲイリー市街のコンドミニアム 身上: 資産家
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能力
身体: <筋力>2、<体力>2、<敏捷>2
社会: <交渉>3、<魅力>3、<容姿/端正な顔立ち>4
精神: <機知>3、<知覚>3、<知性>2

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技能
才能: <運動>1、<共感>1、<脅迫>3、<虚言>2、<警戒>1、<指揮>3、<表現力>2
技術: <演技>1、<近接武器(主にフェンシング)>2、<礼儀作法>2
知識: <教養>2、<語学/フランス>1、<コンピュータ>2、<財務>2、<政治>1、<法律>1

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特長
背景: <資産>4、<地位>1、<導師>3、<餌>1、<従僕>1、
訓え: 《頑健》1、《威厳》1、《支配》1
徳: <自制>4、<良心>4、<勇気>4

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長所/短所: 魅惑的な声(2pt)、グールの出身(1pt)
副次技能等:
その他特性: <人間性>8、<意志力>7、體血上限 10

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「血族は言葉では語れないよ。名前に追いつかれたとき、彼は終わっている」
――名もなき幼童、死にゆく友に

設定:
 陶器のように端正な顔立ちに、青年期の直線的な精悍さが生まれはじめたばかり‥‥という外見の若者。
 ミラーはヴェントルー氏族としては例外的に、年若い血族です。おそらく、秀麗だった母方の血が出たのでしょう、彼は支配者と言うよりも、王の側に侍る乙女が持つような柔らかで繊細な容貌をもつ青年です。育ちや、洗練された身だしなみと相まって、彼はいかにも古びた“貴族”が好みそうな美しい人形の素養を備えています。
 しかし、外見に似合わず、実際のミラーは内に熱くたぎるものを秘めています。彼の生家であるウィンスロップ家は、相当の資産家であるとともに‥‥強力な血族のグールを頻繁に用立ててきた家系。カマリリヤの事情が許せば、血族の継子すらも生み出すことが少なくなかった、いわば“血族の牧場”でした。
 霊感の強かったミラーは幼いときから、人間が、この世界の食物連鎖の頂点にはいないことを感づいていました。非力な少年は、その恐怖を克服するために、血族について学び、他人を懐柔するすべを磨き、ただの餌から‥‥ついに、グールの候補生にまで上り詰めたのです。
 そのミラーが血族の末端に加わることになったのは、彼の“父”にとって止むに止まれぬ事情からでした。
 本来“抱擁”を授かるのは、明晰な頭脳を持っていたミラーの実父のはずでした。しかし、実父は精神的疾患を抱えていたことが明らかになってしまい、血族の“父”は、政治的綱渡りの末、ミラーに抱擁の対象を変更しました。こうして、思いがけず血族の世界に加わったミラーは、その広大な闇の地平に魅了されてしまいました。抱擁のさいに受けたあらゆる恐怖も苦しみも、自分の力を試せるという興奮を打ち消すには至りません。
 そして、高い能力を持ちながら“抱擁"候補から外され、当主の座を彼に譲らざるを得なかった実父のことが、ミラーに極めて強い上昇志向を与えています。血族は人間の生死を、運命さえ左右します。人間に苦を強いて糧とする以上、支配する世界がどこに向かうかは、見定めなくてはならない‥‥
 幼童にしてはおかしなくらい大仰ですが、ミラーは本気で、貴族の義務について考えている希有なヴェントルーです。
 青年実業家としての仮面をかぶり、ゲイリーの長老や公主の圧力に悩まされながらも、彼の心中で、考えるだに気の遠くなるような、世界の果てへの思いが消えることは、ありません。

関連する人々:
▼導師:さるヴェントルーの血族
 父であり、後援者である何者かです。若いミラーが比較的自由にビジネスができるのも、彼の人脈がゲイリーに薬として効いているからです。この血族は、演者は詳しく設定しておらず、角灯の光を縁取る闇のように、ミラーを物語に登場させるためにだけ存在します。「ゲイリー・クロニクル」の第二話では、導師として登場していますが、クロニクルごとに立場や影響力は異なる存在です。けして、演者が不勉強なため、強力な血族をデザインできないという理由が‥‥全てではありません(ちょっとは‥‥ある)。
▼従僕:ラーン
 実の従兄弟にあたる、柔和で大柄、アングロサクソンらしい外見のグールです。父から助言役として貸し与えられた存在ですが、ラーン自身、年の近いミラーと動き回ることを好んでいるふしもあります。
曹操孟徳における夏候氏のような‥‥幼い頃から非常に近しい存在だった兄貴分で、今でも法務、相談役と幅広くミラーの力になっています。なんか、変な名前ですが‥‥当時の演者が何を考えていたのか、僕には分かりません。

外見:
外見年齢は22、実際年齢26。174cm/63kg、誕生日は5/3。「ガンダムW」のカトルをもう少し精悍にして年齢を上げたような感じ、と、以前から決まっていたようです。にも関わらず、シートに描かれたイラストは、相当目つきの鋭いカトル、でした。(カトルじゃないじゃんかYO!)

血の嗜好:
ミラーは、希望を失っていない者、未来のあるものからしか血を吸えないという性癖があります。状況に絶望している人間、生存の意志を失っている人間には食指が動かないようです。かなりやっかいな性癖で、食餌の対象はいきおい、若くて生きのいい人間に限られます。

演者より:
 キャラクターを作ったころは、ほんとうにV:tMがやりたくて仕方なかったんですが、ヴェントルーをどう作って良いか分からずに、ガイド・トゥ・カマリリヤや、小太刀さんのプレイングガイド等をむさぼり読んだことを思い出しました。結局、典型的なヴェントルーなどというものに意味はなく、自分の良かれと思うスタイルで臨むしかないと思ったわけですが‥‥。
 申し訳なく思うのですが、実際のミラーはきっと、ここに書かれたものとは異なるものであろうと思います。巨大なものを背負って、そこからどう自分を生まれ変わらせていくか、がヴェントルーの楽しさであろうと思うし‥‥どんなキャラクターを演じていても、葛藤を乗り越えて変わっていくのは共通なので、そのへんはデータにできない部分です。冗長で、わかりにくいキャラクターだと思われたら、たぶん、そのへんが原因ですね。

データ、設定作成:堀野
Vampire: The Masquerade - 怪物ならぬ為に我ら怪物たらん。

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