ぐらろらぷらす - ふたつのチームがパーティを開いた。プラスのメンバーがゲストとして招待された。一方のチームは“グラホパーズ”といい、もう一方は“シンジケート”であった。

〜 ぐらろら+会 〜

【サーペント号殺人事件】【娘と呼んでくれた父よ


 始まりました2005年。早くも 01月25日 午前8時頃 に財団は29万Hitを達成することができました。ビジターの皆様日頃のご愛顧ありがとうございます。
 何故だか今回モエ祭りになっているのがニャンともアレですが。モエ度一覧を載せておくのもあれなのでTOPページはそのうち直そうと思いまする。しかし皆さん[モエ]度が高くてスゴイですね。たったの42[モエ]の僕とは大違いです。やっぱ萌えの人は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

 残業手当でパソコンが買えるぐらい激しかった仕事がなんとか一段落したある日。聞けばワカモノたちが試験期間ながら予定通り会合を開くとのこと。ワカモノさーくる『ぐら』、シンジケートの異名『ろら』、そしてマイナス王国の負魔王陛下と細胞レベルの(意味不明)チハヤ先生、ぽっくんがおまけの『+』を担当、異色混成チームによる『ぐらろら+』会が開催されるのじゃ〜!(;゚∀゚)=3


『サーペント号殺人事件』
Ruler: くろ
Player: 帽子屋、あっきぃ、からい、ぼく

『ワン・オブ・サウザンドの女神』
Ruler: ホグ山
Player: 巣、J-I、NAT、chihaya

 設定のインパクト的にたぶん誰が見てもハシタナイと思うであろう時間管理局の人がもう1卓に出撃するのをハンケチを振って見守りながら。こちらはぐら&ろら&おまけの財団の最強ちーむで、洋上の豪華客船へと向かうのです。

The Serpent Murder Case


And so, they appeared on the deluxe passenger .....

Handle: “ミスティック”海神 晶 (わだつみ・あきら) 
Style: フェイト◎, バサラ, マヤカシ● Age: 18 Gender:
Style Branch: -
 災厄の街で最近名前が売れ始めている占い探偵の若者。高校を卒業後に占い師を開業、だが生来の人のよさのため依頼人の抱えている悩みの調査、解決まで協力しないと気が済まず、気付いたときには周囲の扱いは探偵であった。
 小柄な占い探偵の周りには常に神秘の霧が集い、ミステリアスな雰囲気が漂っている。銀髪に青のメッシュ、幾重もの青色が交じり合った瞳という異能力者独特の外見を持つ。
 親しくしている高校時代の先輩、雨宮 沙耶佳が誘ってきたのは、軌道エレベータのチケットまで2人分用意してあるという旅行のプラン。豪州キャンベラAXYZへと向かう豪華客船“サーペント号”に神秘の霧が立ち込める‥‥
Player: 帽子屋 【売らない帽子屋
▼割と会うのにPL同士で同卓がなかったグラホパーズのヘッド、帽子屋どのとドリー夢ちーむ実現なのです。地道に0点新造キャストの若フェイトは捜査は<社会:N◎VA>4Lv+<※シャーロック・ホームズ>のみという漢らしさ。エニグマはアヤカシ、エニグマにはよくいる<※血脈:龍の一族>で<※元力:生物>4Lvで本人の<元力:水雲>のバックファイアと合わせて霧攻撃をしてきます。むかしうちのアレクぽんと出会った“マエストロ”コンラッド・ルッツがお人よしになったようなタイプの若者?
 火力も高く、持っていればアストラル的演出ができるのでサブ的なスタイルによく選ばれるバサラ。かく言うぽっくんもバサラ多いしグラホパーズにも多いそうですが、グラホパ内にはいかにもバサラらしい(バサラしい?)バサラが皆無だったそうです。魔術師の象徴なのにイクナイですね。というわけで“ミスティック”は初のバサラしいバサラ。やっぱヘッドは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~


Handle: “守護天使”Noise (“ゴーストプロテクター”ノイズ) 【Profile
Style: イヌ◎, マネキン, ニューロ● Age: 19 Gender:
Style Branch: ニューロ:義体使い
 ハウンド機動捜査課の隊員。元SSS捜査官だった父の背を追って警官を志し、15歳のときに新帝大入学式で浄化派の爆破テロに合って肉体を失い、完全義体に換装。本格的に志望を固めてハウンド入隊。国際指名手配中のテロリストグループを追い、現在は“電子妖精”から“守護天使”へと名を変えてケルビム捜査官として長期出向中。電脳世界と現実世界の同時解析時に起こる多重雑音から真実を見抜く力があり、ハンドルの由来となっている。
 本名はアリスで、義理の兄のケイスはカブトとして世界を駆けフラグを立て回っている。換装した義体は失われる前の彼女の体格に似せており、背も低いせいで年齢よりも幼く見える、ダークブラウンの髪のアジア人の娘。
 国際警察ケルビムとハウンドは、法の抵触ギリギリの行動の多いCMEのプロデューサー、三嘴 慎二(みつはし・しんじ)をかねてより調査していた。この男が豪華客船に乗り込み、AXYZまでやってくるという。災厄の街と星にもっとも近い街を行き交う小さな守護天使は、疑惑の霧立ち込めるサーペント号に乗り込むのだが‥‥
Player: からい 【NorthPole
▼PC3はむみょーうけーん!の話にも出てきたNoise捜査官をまたまた目撃してしまいました。シンジケート代表は紙使いの栞・リードマンだと首領殿は言っているのですが、財団の偵察によるとやはり代表はNoiseたんとシナリオゲストのアンリエッタちんのよーです。シンジケートの根幹とも言える義体のオンナノコ。しかも小柄な154cmのイデアルなぼでぃー。最初に作ったキャラだそうですが、N◎VA-Dを一通り読んで一体どうやったら一番最初に義体の少女が出てくるのでせうか。うーん流石シンジケート。
 サークル『ろらろら』のヘッド、すなわちかーらいル・シンジケート首領。そしてピンク弟子のからいたんどのは最近ピンク父のタトゥーヤ☆先生と一緒に西方に旅行。オーサカのつわものの皆々様から手厚い歓待を受けたそうです。しかも会った人のほとんどがシンジケートの名を聞き及んでいたというスゴさ。裏で<※根回し>があったとゆー話も聞くのですがそれはさておき、シンジケートの名が西方まで轟いていたとは。
 というわけで、さァオーサカの皆様も声を合わせて、やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~


Handle: “雨憑きの”神後 恭介 (“スカッド”しんご・きょうすけ) 【Profile
Style: トーキー◎●, バサラ, ハイランダー Age: 36 Gender:
Style Branch: トーキー:デスペラード
 N◎VAスポ所属、どんな危険な取材も飄々とこなしてきたトーキー。ぼさぼさの頭に無精ひげの日系人男性。取材中も昔からことあるごとに大事なところで雨に降られ、今も同じである。パートナーが変わるたびに雨男と呼ばれ続けたため、少々性格はやさぐれている。傘を差しながら今日も取材を続けている。商売道具は左目に仕込まれたカメラアイ。
 以前バディを組み、やはり雨男と呼ばれてしまった手塚 一馬の話は、最近チハヤ・ミュージック・エンターテイメントで面白いことが起きているというものだった。関係者が1隻の豪華客船に集うと聞き、雨憑きのトーキーは災いの霧立ち込めるサーペント号へと向かう‥‥
Player: あっきぃ 【Akiller=Akkey
▼PC4のトーキー枠はグラホパーズの精鋭の悪鬼威どのです。帽子屋どんとぼくと3人でオトナかぶと同盟を結んでいます。こちらも僕がRLで相手のPLだったことばかりなのですが、夢の同卓となりました。いえーい。ヽ(´▽`)ノ
 身長185の長身、いつも雨に降られるというオトナとーきーの神後が新造となりました。しかも3つのスタイル全てが初めて使うとのことで新鮮な気分でレコードシートに神業を書いていました。誰しも使わないスタイルというのはあるものですね。
 なんと自分が気づかない雨男の理由は、<芸術:アレンジ>+<※写神>で写真を撮りながら<※元力:疾風(正)>と<※元力:水雲(正)>が重なっているために雨がいつも降っているという設定です。やっぱグラホパーズは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~


Handle: “朧夜の”牙下 冬治郎 (“おぼろよの”きばした・とうじろう) 【Profile
Style: クグツ◎, カゲ, カタナ● Age: 20代後半? Gender:
Style Branch: カタナ:剣客
 千早重工第11営業推進部のクグツ。絵画を入れた筒を背負った美術品のセールスマンを名乗っているが、後ろで縛った黒髪に伊達眼鏡というなりをしている。
 その正体は昨今の活動で人的損害を被った後方処理課の要員補充に応じた新顔の3班班員。夢天一刀流居合抜刀術の使い手で隠された漆塗りの妖刀“影蛍”が煌く時、ほとんどの標的は一撃で斬り伏せられている。人斬りが趣味でひよこが好き。
 CMEのプロデューサー内藤 竜一からの内々の依頼は、豪華客船サーペント号の地下倉庫へと着て欲しいというものだった。暗い霧立ち込めるサーペント号に、蛍を飼う人斬りが向かう‥‥
▼ふっふっふっこっそりと新キャラなのです。財団に不足していたカタナ分は今までアレクぽんが代用いやいやいや、カタナ分を補い、西洋萌えの中の人に不足している和風分も補って今度からクグツ枠も拾えるようになりまちた。ジツは千早重工所属の人物をPLで演じるのはこれが初めてですねー。正確には構想途中だった頃に大宇宙OFFで1回だけ使い、某負魔王様のレッガーと会ったりキャラシーにコーヒー攻撃を受けたりしたことがあります。
 それはさておき迷光仕様で設定の細かい所も詰め、今日はあっきぃさんと一緒に新鮮な気分でレコードシートに《ダンス・マカブル》と書きました。いえーい ヽ(´ー`)ノ


Ruler: くろ 【coyote, colored darkness】 [『サーペント号殺人事件』アクトトレーラー]
▼西方までその名が轟いた、かーらいル・シンジケート3人衆のくろどのです。こちらも僕がRLで相手のPLのことばかりだったのですが第3回GrayRoomオフでようやくPL同卓実現、今度は逆の立場になりました。いえーい。ヽ(´▽`)ノ
 本日は閉ざされた豪華客船上の殺人事件。みんなで『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』をやるというくろどの渾身の推理もの。
 しかもアクト中にはゲスト陣のアリバイ証言シートと時間管理表まで出てくるという本格派。シンジケートがんばりました。というわけでここで約束の例のやつをヒトツ、

やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

 かくしてシンジケート代表(?)キャストのNoiseたん+新造が3人という珍しい構成で、豪華客船サーペント号が船出するのです。

(注:このシナリオを遊ぶ可能性のある方は適宜飛ばすなりしてください。)



The Serpent Murder Case - サーペント号殺人事件

〜 サーペント号殺人事件 〜


陸路の少なきN◎VAにとって
少なき旅立ちの手段の一つ、「海路」
仕事かレジャーか、はたまた何故か、
キャンベラAXYZ目指すサーペント号に乗り込んだ

そこに待っていたのは1つの事件
そう、小説なんかじゃ当たり前

殺人事件だ

トーキョーN◎VA the Detonation
――サーペント号殺人事件――

真犯人は、この中にいる!
 

Opening Phase


雨宮 沙耶佳「やっほー、久しぶり!」

高校を出てから探偵をやっている海神 晶の所にやってきたのは、2つ上の20歳になる沙耶佳だった。高校時代は“ミスド”‥‥校内での「ミステリー同好会」の先輩だった女性である。
 ちなみにミステリー同好会をミスドと呼ぶのは、グラホパーズに卒業生がなんと5人もいる某都立高校でも同じだったそうな。

晶の中の人「うーたんたちの同好会もミスドだったんですよ〜 (っ´▽`)っ」
冬治郎の中の人「なにっ? 僕が卒業したときはそんな同好会なかったぞ? (´-`).。oO」
↑ちなみにバドミントン部だった

沙耶佳が持ってきたのは、なんとキャンベラAXYZにある軌道エレベータのチケットだった。

晶と一同の中の人「まさか、永住!? (;゚∀゚)=3」

沙耶佳「1日体験チケットよ。予定は明後日なの」
晶「ずいぶん急ですね‥‥まあ、先輩を一人にするのもアレだし、僕も行きますよ (;´▽`)」

急に決まった軌道への旅。旅行プランは客船サーペント号で豪州まで向かい、その後軌道エレベーター“ユグドラシル”に乗って軌道一日体験ツアーというものだった。美雪ちゃん相当の女の先輩と二人きりである。『金田一〜』のはじめちゃん相当の主人公、晶の心は空へ向かっていた。

晶「軌道かー。チャイローンとか、いいな〜 (*´▽`).。oO」

The Serpent Murder Case

 ところかわり、N◎VAを出航する豪華客船“サーペント号”のエントランス。港はごった返し、乗船手続きをして船に入っていくチハヤ・ミュージック・エンターテイメントの関係者で満杯だった。
 そんな中に、特務警察ブラックハウンドの制服に身を包み、ずいぶん大きなトランクの側に立つ背の低い娘が一人。『名探偵コナン』でいうと阿笠博士の研究所の灰原哀‥‥は背が小さすぎるので『探偵学園Q』のヒロインの子あたりであろうか。
 とにかく麦わら帽子+ワンピースというリゾート気分全開の格好を断念し、出航時までは制服と決めてきた“守護天使”ことNoise捜査官である。

Noise「とんだ任務になっちゃったな‥‥」

 千早冴子警部から拝領したパスを認証させ、武器類もノーチェックでゲートを通る。とはいえ、電脳空間からのサポートを得意とする彼女は武器は何も持っていなかった。
 船内はCME関係者でいっぱいだった。売り出し中のロックグループとおぼしき若者たちや、スクリーンから抜け出てきたような美人女性、医者までいる。


『皆様、本日はようこそサーペント号へお越しくださいました。本航海は船長・わたくし神楽 純也、操舵士・小畑 啓介でお送りします。どうかよい旅を‥‥』

 どこからかアナウンスが始まる。船内のホールは船の上とは思えないほど広かった。

Noise「(ぽーかーん)でも、行くのは職場だからな‥‥ (゚ー゚)」

The Serpent Murder Case

 航海に繰り出すサーペント号船内。
 既に客室内に落ち着いていた二人の男は、この船に乗り込んでいる大物たちについて話していた。N◎VAスポ所属のベテラントーキー、“雨衝きの”神後 恭介と、雨男に取材のネタを持ってきた手塚 一馬だった。

 一番の火種は互いに水面下で激しく争っている大物プロデューサー、三嘴 慎二と内藤 竜一。この船には二人の争いに巻き込まれた関係者も大勢乗っているというのだ。

神後 恭介「(煙草プハー) 面白くなりそうじゃないか (´ー`)y-~~~」

 内藤 竜一がかつて手がけ、今は三嘴 慎二がバックについているロックバンド“大三元(ダイサンゲン)”のリーダー、本名三剣和樹ことサイバー・リュウも船に乗っている。
 広い船内の施設は整っており、大きなギフトショップ、バー、カジノ、デッキ、関係者以外立ち入り禁止の地下倉庫まである‥‥

The Serpent Murder Case

 闇の中。  妖しく輝くDAKの画面を、一人の男が操作していた。
 その後ろに、こつこつと足音を響かせながら真っ黒なシルエットが近付いてくる。その怪しさたるや、『名探偵コナン』に出てくる悪い人のようである。

内藤 竜一「早速商談と行こうか‥‥ぐはぁッ! ( ゚Д*)」

 突如襲い掛かる《死の舞踏》のナイフ。背にナイフを差し込まれた大物プロデューサーは一撃で絶命した。

 黒い影は銀幕のこちら側に向けてフッと笑うと、姿を消した‥‥

The Serpent Murder Case

 千早重工第11営業推進部にして3班の暗殺要員、牙下冬治郎は約束どおり、21:30のサーペント号地下倉庫の入り口に来ていた。密談の相手は内藤 竜一、おそらくは殺しの依頼である。だが、倉庫の中には誰もおらず、暗闇が広がっていた。

牙下 冬治郎「少しは、面白いことになりそうだ」

 伊達眼鏡を直してダークスーツのカンパニーマンが暗闇の中を歩んでいった時。
 突然倉庫中の明かりが灯った! そしていきなり《不可知》! 彼の真後ろで<※白馬の王子>! いきなり登場してきた女が、真後ろで悲鳴を上げた!

沙耶佳「きゃーっ! 人が死んでる! (/o\)」
海神 晶「あなたは! き、牙下さん‥‥!? Σ(゚△゚;)」

 見れば床には背中を刺されたプロデューサー内藤竜一が絶命し、辺りに血の海ができている。
 牙下冬治郎は自分の手を見た。いつの間にかそこには“スティング”相当のナイフが握られ、血に汚れていた。

 誰がどう見ても現行犯の殺人である。

海神 晶「と、とりあえず、事情を‥‥」

牙下 冬治郎「(冷たく笑って)おや‥‥見られてしまいましたね‥‥」

一同の中の人「な、なんだってーーー! (;゚∀゚)=3」


 騒ぎを聞きつけ、リゾート気分を満喫予定だった客たちがどやどやとやってくる。倉庫の中は大騒ぎになった。絶好の怪事件に、雨男の神後 恭介もさっそくカメラアイで撮影を始める。

 そんな中を整理し始めたのは、麦わら帽子+ワンピースの格好で既にリゾート気分満喫中の背の低い娘である。中の人が「素晴らしい活躍をした」で1点を貰うために黒い画策をしたとゆーNoiseたんが私服で登場したのだ。この状況で萌え要素を忘れない姿勢。やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

Noise「全員下がって! ここは警察が管轄します」

Noise「あなたは第一容疑者として話を聞かせてもらいます」
海神 晶「お願いします、牙下さん。この人は警察の人なんです」

牙下 冬治郎「おや、あなたが警察」

 現場に居合わせたコナンの剣持警部相当はケルビム捜査官であった。だが、麦わら帽子にワンピースの、警官に見えないしかも小娘を見下ろすと、ナイフを持った人斬りは悪びれた様子もなく、両手を挙げて降参した。

牙下 冬治郎「仕方がありませんね。私が第一容疑者ですか‥‥ ( ̄∇ ̄)」

The Serpent Murder Case

Research Phase

 かくして始まる謎の殺人事件。またもコナンぽくRLシーンでナゾの《プリーズ!》が使われる。

女「約束は果たしたわ‥‥」

The Serpent Murder Case

 面々は船長室に集合した。自分の船で出航早々に事件が起こったとあって、船長の神楽は渋い顔である。
 船内には警備のカメラが回っていたが、そのログの一部が消されていた。また、死んでいたのは確かにプロデューサーの内藤竜一であった。

Noise&海神晶「でもこの人は千早重工の社員なんです。証拠もここに‥‥」
神楽順船長「まったく困りますよ。千早重工と言ったら、最近は悪い噂だって聞くじゃないですか (`д´)r」

牙下 冬治郎「ええ、まったくその通りです」


 まったく冤罪を晴らす気のない第一容疑者を連行し、洋上の殺人事件の調査が始まる!

 Noiseが調べると、監視カメラの映像記録は19:00〜21:30まで、《電脳神》の力で一部だけが消去されていた。

Noise「映像が改ざんされてるわ‥‥」

神後 恭介「(悠然と煙草を吹かしながら)もっと何か、分からないのかい (´-`)y-~~~」
海神 晶「いやー、僕もこういうの初めてなんですよ〜 (´ー`;)」

The Serpent Murder Case

 事件の焦点は、空白の2時間半である。疑いのある乗客それぞれにアリバイがある者もいればない者もいた。全てを確かめるために、交渉の得意なNoiseが交渉判定で聞き込みを行うことにした。
 シンジケート製のロリッ子全身義体いやいや、“イデアルバディ”で上がりさらに<ニューロ:義体使い>で上がり、“エンジェルボイス”で上がり、達成値が上がりまくった聞き込みで情報がまとまった。やはり小柄+麦わら帽子+ワンピースの強力コンボは強いのだろうか。やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´-`)y-~~~

Noiseの中の人「交渉ベースのキャラだったらこんぐらいでしょう」

 いつもの言い訳のあと。天の神にしてRLの中の人が出してきたのは‥‥


登場人物人名一覧+ペルソナ
登場ゲストのアリバイ初期情報一覧
書き込み可能な19:00〜21:30までのタイムテーブル
 

 なんと、いちいちゲストに話を聞くシーンを設けると時間がかかり、キャストの中の人たちにメモを取らせると大変なことになるからという気遣いである。
 ネタアクトに向けたこの渾身の準備。やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

 面々はアリバイ情報のまとめに入った。Noiseと中の人があれこれ考え、神後 恭介と中の人が色付き蛍光ペンでアリバイが怪しい時間に線を入れていく。そこへ主人公の海神 晶と中の人も推理に加わり‥‥そして牙下 冬治郎は。外の人も中の人もほとんど推理を助けようとしない!(゚∀゚)アヒャ!!

The Serpent Murder Case

 名探偵海神 晶がサーペント号の乗客面々をホールに集めた。不安げな面持ちで若い占い探偵を見つめる客たち。

海神 晶「この船で、殺人事件が起こりました」

一同「なんだってーーー! Σ( ̄□ ̄lll)」

 いかにも『名探偵コナン』的なエフェクトで驚く乗客一同。一斉にざわめき、互いにあれこれと話し出す。だが、この中の誰かが演技をしているのだ。

乗客「そ、その男が実行犯なのか? (((( ;゚Д゚)))」

海神 晶「いや、まあ、限りなく実行犯に近いんですけどね (´▽`;)」

 だが、第一容疑者のクグツは中指で伊達眼鏡を直すと、ただ笑っているだけだった‥‥

乗客「お、お前が殺したのか!? (((((;゜д゜)))))」
牙下 冬治郎「フフ‥‥さあ、私がやったのかもしれませんね‥‥ ( ̄∇ ̄)」

The Serpent Murder Case

 海神 晶はもう一人の大物プロデューサー、三嘴 慎二に話を聞いた。
 サーペント号から降りた後は軌道エレベータを取材するのだという。だが彼には何か隠していることがありそうだった。雨男の神後 恭介も彼を観察するが、<知覚>20でも思惑は見破れなかった。


 一方、Noiseはまたしてもイデアルなぼでぃ〜の力で交渉20を出すと乗客のひとり、独身のドクター秋園に話を聞く。ドクターにもアリバイはあったが、どうにも怪しい。雨宮 沙耶佳に疑惑の目を向けさせようとしているところが不審だった。
 そして検死が進む内藤竜一の死体。殺害されたのは監視カメラが破られたのと同じ、19:00〜21:30の間だった。21:30に第一容疑者と一緒に発見された時は、既に死んでからしばらく経っていた可能性が高い‥‥


 そして舞台裏でも調査は進む。
 ロックバンド“大三元(ダイサンゲン)”のヴォーカル、サイバー・リュウこと三剣和樹はインディーズからのデビュー組だった。プロデューサー内藤 竜一の後押しで一挙にスターダムにのし上がるも、後発のあの有名なブルーベリーと佐村和哉に負けて没落。あっさりと見限った内藤 竜一は援助を停止。
 だが、プロデューサーとしては後発ながら汚い手を使ってのし上がってきた三嘴 慎二が、“大三元(ダイサンゲン)”を拾うと後ろについた。何度も暗闘を繰り広げてきた内藤 竜一に対し、自分ならこれだけ売り出せると見せ付けるのが目的らしい‥‥
 華やかな芸能界の裏にはよくある後ろ暗い話である。三嘴 慎二プロデューサーは20:30、甲板デッキにいたというアリバイがあるのだが‥‥??

The Serpent Murder Case

 豪華客船という閉鎖空間上で起こった殺人事件を随時カメラに収めながら、雨男はCMEの若い女性社員、霧山 紗希のところに赴いていた。

霧山 紗希「私が怪しいというわけ?」

神後 恭介「さあな。俺のがそう言ってるのさ (´ー`)」

まだ21歳の霧山 紗希は慣れているのか、それほど驚いた顔もせずに質問に答えていく。互いにのらりくらり、収穫の薄い会話は続いた。

神後 恭介「このアリバイだが‥‥なんでこんなに長い時間、買い物してたんだい」
霧山 紗希「お土産を買っていたのよ。同僚も多いし (-_-)」
神後 恭介「じゃあ、質問を変えよう‥‥貴方は、あの二人のどちらについてたんだ?」

 だが、辛くも交渉失敗。女性社員はそっぽを向くと席を立っていった。残された雨男はソファーにゆっくりと身を沈めると、煙草の煙をゆっくりと吐いた。

雨男の中の人「(´-`).。oO(やっぱりトーキーは交渉が強くないと駄目だ‥‥。
<※先見の明>だけは厳しいな‥‥)」


 さらに調査は続く。
 遥かN◎VAにあるアテナポリスのニケの情報では、独身のドクター秋園は店の客の一人だった。

 かつて医療ミスをマスコミに叩かれたことがあり、その時の黒幕は内藤竜一であった。その意味ではドクターにも殺害の動機はあることになる。だが、医療ミスはマスコミ側の嘘だったことが後で証明されていた。

 冤罪を晴らす気がまったくないように見える牙下 冬治郎も、乗客たちを観察した。ドクター秋園は体格はよいものの荒事はまったく不得手のようだ。ロッカーボーイにはよくある話だが、バンド“大三元”の三剣和樹は喧嘩の腕っ節はかなり。そして‥‥人斬りは重要なことに思い当たった。
 海神 晶の先輩の雨宮 沙耶佳は死体を発見した時、完全に気配を消して彼の背後をとっていたのだ。並みの人間なら一撃で斬り伏せられる彼の後ろをである。


 容疑者一同の中で一際の美貌を誇る女優のセリス・ヴィンセントも、CMEの関係者であり殺害の動機は存在する人物である。警官の勘か嫉妬が混じっていたのか、Noiseは彼女を当たることにした。カブキ業界に詳しい人物‥‥思い当たったのはかーらいル・シンジケート内部の知り合い、“旋風”のアッシュである。
 しかも本日は天の神様のRLの中の人もシンジケート三人衆のひとり。非オフィシャルのオリジナルコネを使うにはぴったりの日であった。ペロきち先生見てますかー。やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

アッシュ「あー、あの綺麗なネーちゃんね〜 (ノ∀`)」

 髪の毛ツンツンのストリートダンサーにして殺し屋のアッシュは教えてくれた。映画業界全体では、セリス・ヴィンセントはトップスターというわけではない中堅の女優だった。
 華やかなショウビズの世界に必ず裏があるのと同様、セリスにもスキャンダルはあった。ストリートで銃を持っていたところを発見され、新聞沙汰になったことがあるのだ。
 報道したのはゴシップと来れば約束、やはりN◎VAスポ。N◎VAスポ関係者にも殺害の動機ありである。

神後 恭介「俺か‥‥ (´-`).。oO」
嘘Noise「気をつけないと。この女の人、黒の組織の人かもねー (´-`).。oO」

 果たして、真犯人は誰であろうか。本アクト中はエキストラも含めて全ての登場人物にペルソナが設定されており、油断はできない。さらに乗客名簿を見ると売店のドロイド12機も書いてある。斜め上を行く予想をすれば、意表をついて<※ドミネート>したニューロが犯人ということもありえる。

一同の中の人「(´ー`).。oO(やっぱ犯人はNoiseか〜)」

The Serpent Murder Case

 ホールで再会した海神 晶と沙耶佳先輩は、互いの推理を語り合っていた。『名探偵コナン』で言うと服部平次&遠山和葉あたりのコンビであろうか。

海神 晶「なんかこの事件、小説みたいですね (゚ー゚)」

沙耶佳「そうよ。ミステリーの定石から言ったら、あの医者が怪しくない? (´-`).。oO」

 同じ高校を2年先に卒業後、沙耶佳は神帝大に進学するわけでもなく仕事をするわけでもなく、無職のフリーターとしてあちこちの友人のもとを転々としていた。その話を何気なく振ったとき、占い探偵“ミスティック”の勘が告げた。彼女が何か焦っている。

 仲良く談笑している二人の下へやってきたのは、特注の美しい完全義体+麦わら帽子+ワンピースという強力コンボでやってきた背の低い娘である。乗客中唯一の警察関係者であるNoiseは沙耶佳のアリバイを問いただし始めた。

Noise「あのプロデューサーと、1時間もなに喋ってたのよ (*`д´)r」
沙耶佳「ただの世間話よ」

海神 晶「な、なんか、トゲのある言い方だな‥‥ (´▽`;)」

 勢いに負け、沙耶佳は遂に降参した。

沙耶佳「‥‥あの男に、ナンパされてたのよ (−−;)」


 そんな彼女を前に、“ミスティック”は得意の占いをした。

 占いはこう告げた‥‥彼女は、1アクトに3回使えるサムシングで何かを隠していると!

海神 晶「‥‥先輩、何か隠し事してるでしょ」
Noise「そうよ。アキラくん、こんなに心配してるのよ」

 とんと後ろからワカモノの背を押して先輩の方に押しやると、Noiseが《プリーズ!》から《真実》。全ての謎を隠す神秘の霧の中で、娘はためらいがちに言った。

沙耶佳「‥‥晶くん。デッキまで、来てくれる‥‥?」

 うなずく若者。二人の男女は連れ立ち、雲行きの怪しくなってきた甲板へと向かった。一緒にいたNoiseは慌てて手を振ると、二人を押しやる。

Noise「じゃ、お邪魔虫はこのへんで‥‥ヾ(´ー`*)」


 人のフラグでも立てようというのだろうか。なにやらPC3ぽい動きである。財団の偵察によれば新年早々開かれた『シンジケートとGX-D計画』でも、某『星都夜話』でイヌ枠を演じたNoiseに同じような行動が目撃されている。どうもこの守護天使、人のフラグ立てにハシタナイとシンジケートに汚名を着せられてしまったどこかのお母様を参考にでもしているのだろうか。なんともイクナイ話である。ヽ(`Д´)ノ

 そしてラヴな二人を見送るに見えたシンジケート代表の守護天使は黒かった。

コソーリと晶の体に盗聴器を仕掛けていったのだ。やっぱシンジケートは黒いなぁ〜 (▼ー▼)y-~~

The Serpent Murder Case

 いつものぼさぼさの髪にラフな格好の神後 恭介はそんなワカモノたちを眺めながら、壁際で煙草を吹かしていた。
 その雨男の元へやってきたのは、後ろで縛った髪に伊達眼鏡という、どこか侍めいた外見をした第一容疑者である。

牙下 冬治郎「‥‥ところで神後さん。ひとつ取引をしませんか」
神後 恭介「ほう、取引ね (´ー`)y-~~~」

 雨男も口から煙草を話すと、提案に耳を傾ける。

牙下 冬治郎「あなたには私の冤罪を晴らす手助けをしてほしい。
関係者を全員斬ってしまえば話は早いんですが、そうもいかないのでね。その代わりにあなたには、取材の独占権を差し上げましょう」
神後 恭介「へえ、悪い話じゃないな (´ー`)y-~~~」
牙下 冬治郎「この件には千早重工は一切関与しません。全てがCME内部で起きた事件です。私も一切関知しない。あの有名なCMEだ、大きなスクープになりますよ」
神後 恭介「‥‥いいだろう。その話、乗った。俺ができる限りのことはさせてもらう (´ー`)b」

 ワカモノたちがラヴなカンジになればオトナたちが黒い相談をしながら、カメラは下がってゆく。次なる舞台は霧立ちこめるサーペント号の甲板である‥‥

The Serpent Murder Case

 “ミスティック”が呼び出したアヤカシエニグマ、<※元力:生物>を操る竜の一族の霧なサムシングが立ち込め、サーペント号を取り巻く乳白色の霧はさらに濃くなった。

沙耶佳「晶くんには、知られたくなかったんだけど‥‥ (-_-;)」

 人のいないデッキに佇む沙耶佳先輩は、自分の身の上を語り始めた。
 元ストリート・チルドレン、高校に上がる前はその程度の暮らしをしていた彼女は高校卒業後、N◎VAのあちこちを転々としていた間に、殺しの仕事に一度だけ手を染めたのだという。彼女のスタイルはマネキン, カタナ, カゲだったのだ。

海神 晶「先輩‥‥そういうこと、しちゃ駄目ですよ! Σ(゚△゚;)」

 そんな中で彼女はCMEプロデューサーの三嘴 慎二に出会った。かつての荒んだ世界に背を向けた彼女に、彼は自分の元で仕事を続けろと言ってきたのだった。拒み、沙耶佳は自分の生活に戻ったが‥‥旅行に誘った回りの友人が一人、また一人と失踪していったという。 おののく彼女のに三嘴 慎二はこう言ったのだ。「お前の世界を壊されたくなかったら、仕事を受けろ」と。

 請け負った仕事はこのサーペント号での内藤竜一の殺害と隠蔽工作
 21:30に差し掛かる前に暗闇の倉庫で彼女は内藤竜一を殺し、内藤に会いに来たクグツにうまく罪をかぶせると、海神 晶と共に第一発見者としてまんまと悲鳴を嗅げていたのだ。


 ぽつぽつと雨が降り出した。罪の告白を終えた娘は肩を震わせ、後輩がそっと慰める。

 守護天使は二人の会話を盗聴し、そして遠くから甲板を眺めていた雨男が吐き出した煙草の煙が、暗い空に吸い込まれていくのだった。

The Serpent Murder Case

Climax Phase

 うなだれた雨宮 沙耶佳は海神晶に連れられ、中央ホールへやってきた。唯一の警察関係者であるNoiseの前に出頭すると、罪を告白する。
 事件は解決へと向かうかに見えた。あとは彼女を脅した殺人教唆の罪でプロデューサーの三嘴 慎二を問い詰めればよいのだが‥‥


三嘴 慎二「くくく。バレてしまったものはしょうがないな (▼ー▼)y-~~~」

一同の中の人「な、なんだってーー?! (゜∀゜;≡;゜∀゜)」

 あまりにいかにもな悪役エフェクトを漂わせ、三嘴 慎二は自ら姿を現した。抱えた腕の中には美人女優セリス・ヴィンセントが囚われている。必死にもがく彼女の頭に拳銃をつきつけ、悪徳プロデューサーは呼ばわった。

三嘴 慎二「さあ、このまま陸に向かってもらおうか。私の指示に従わない場合は人質の頭が吹き飛ぶぞ! ヽ(`Д´)ノ」
海神 晶「な、何をするんですか! ・゚・(ノД`)・゚ ・。」
Noise「あなたにもう逃げ場はないわよ! 陸に上がった後はどうするつもり?」
三嘴 慎二「なぁに、逃げ道はいくらでもある (▼ー▼)」


 突然の行動に船内は大騒ぎである。三嘴 慎二の追及はできずじまいであった。だがここに来てこの行動は、自らの罪を裏付けるものでもあった。

黒Noise「(´-`).。oO(ていうか犯人じゃなかったら、ここで人質を取ったりしないわよね〜)」

 逃げ出す乗客たち。占いと霧の力だけが武器の占い探偵ミスティック、サポート専門のNoiseは武器を持たず、じりじりと悪徳プロデューサーに迫る。だが、Noiseがぎょっとして振り向くと、残りの二人は客船内で武器を取り出していた。

神後 恭介「ガンブレラを出すぜ! ('∀`)b」
牙下 冬治郎「(刀袋を解きながら) 二人まとめて、斬ってしまいましょうかね‥‥」

The Serpent Murder Case

 戦闘開始! 悪徳プロデューサー三嘴 慎二はエグゼク, レッガー, ニューロ。監視カメラの映像を改竄したのは彼自身だったのだ。そして人質に取られた美人女優セリス・ヴィンセントはカブキ◎である。

海神 晶「あなたの後ろに、“塔”(タワー)が見える‥‥」

 占い探偵が召喚した龍のエニグマである霧なサムシングがゆらめき、<元力:生物>で生き物のように襲い掛かる。だが‥‥なんと女優セリスが三嘴から拳銃を受け取ると、<※自動防御>状態から<※無形の盾>+<■ク・フレ>で反撃!
 このシナリオのゴールデンルールでエキストラまでも嘘のペルソナを持っていることになっている。女優セリス・ヴィンセントのカブキ◎は蝶☆嘘だったのだ。なんと本当はカブト, カブトワリ, クグツ。インターセプト受けをしてきそうなスタイルであるッ!

牙下 冬治郎「では、試してみましょうか。‥‥夢天一刀流、抜打一閃!」

 常に漆塗りの鞘の中に収められていた妖刀“影蛍”がただ一閃。<※死点撃ち><※霞斬り>で斬+16スタートという、基本ダメージからハシタナイ受けるか避けるかしなかったら斬・即・死の居合斬りが襲う。
 だがプロデューサーの《腹心》となっていたセリス・ヴィンセントもさるもの。爆裂弾を込めたP10ピストル(爆9点)で<※ディフレクション><※インターセプト><※ガンフー>で射撃受けをしてきた。

なんと驚異の18点受け、一撃必殺の居合抜刀術を完全に防ぎ切るっ!

 ちなみにN◎VA-Dに慣れている諸氏ならお分かりの通り、この<※インターセプト><※ガンフー>受けはDetonation発売直後に基本ルールの範囲で最高の受け値を出す方法として考えられ、バグではないかと多くのユーザーが首をひねった技である。
 エラッタで<※ガンフー>のタイミングが直され、<※■ク・フレ>もしくは<■自動反撃>でメジャーの特技も組み合わせられない限り使用不可に真っ先になった夢のコンボだ。しかしながら緊迫した戦闘中であることもあり、中の人たちも誰もアクト中気付かなかったのだ。(実際のアクトとは、得てしてそういうものである。)
 何せ相手は銃を持って発見され、犯罪結社との繋がりも噂されるスキャンダル女優である。ということで、やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

Noise「武器を捨てなさい! 抵抗は無意味よ! ヽ(`Д´)ノ」

 小柄な守護天使は得意のロリッ子全身義体イデアルバディの力で達成値を上げて精神戦24。だが敵も三嘴 慎二がニューロが入っているところを生かして電脳空間から精神戦を仕掛けてきた。
 そこへ海神 晶の《天変地異》が通常攻撃キャンセル技を使う。緑のグリッドの覆う電脳空間に、微細なデータの霧が現れたのだ!

三嘴 慎二「馬鹿な。電脳空間に干渉しただと? (;゚Д゚)」

占い探偵海神 晶はまたも元力攻撃、セリスは転倒。そこを冬治郎が居合い斬りで攻め、またもガンフー受けで額の流血に留まり、<■ク・フレ>からの反撃を救命符が防ぐ。
 そして[ライフパス:混血児]の雨男神後恭介の<元力:疾風(正)>+<元力:水雲(正)>のハイブリッド攻撃が炸裂。女優セリスらはまた転んでバックファイア受けまくり!
 もっとも牙下冬治郎も、妖刀のもたらす人斬りの愉悦でバックファイア受けまくりである。本日のサーペント号はしっとりと霧祭り水祭り、そしてついでにバックファイア祭りだ。ヤホーイヽ(´ー`)ノ

三嘴 慎二がさらに精神戦闘、Noiseたんはついに大声で悲鳴を上げる。キャッ(/o\)

Noise「ここで<※アドレナライズ>よ!」
海神 晶「あなたの後ろに‥‥13の数字が見えますっ!」

マネキンぱわーでARが増えた主人公アキラは、奥の手で占いから元力攻撃+<※力学>。ゆらめく霧は差分つきダメージで女優セリスに襲い掛かる。たまらず拳銃で続けざまに霧を撃ち抜くと、彼女は最後の防御系、《難攻不落》を使ってしまう。

牙下 冬治郎「そろそろ終わりにしましょうか。‥‥夢天一刀流、燈籠返しッ!」

 《不可知》からの斬撃はアノ伝説むみょーうけーん!の如く、見切り不能の刃の軌跡はセリスの目にも止まらなかった。鞘で拳銃を跳ね上げ、返す刀で抜刀から体を袈裟懸けに一撃。女優の体から血が飛び散った時、妖刀は抜かれる前と同じように鞘に収まっている。
 だが腐ってもスタァ女優、セリス・ヴィンセントの死に様はあくまでシネマティックだった。大仰な動作で腕を広げ、スローモーションでゆっくりと仰向けに倒れていくと、血にまみれ、凍りついた美貌ががくりと傾く。
 倒れながら右手から離れた拳銃は主から遠のいていった。こちらもスローモーション、ゆっくりと回転しながら落ちていき、絨毯の床に当たって方向を変えた瞬間‥‥なぜか暴発して最後の《とどめの一撃》!

海神晶「僕は霧に護られている‥‥っ!」

 だがその弾丸は、“ミスティック”の周囲に漂う神秘の霧の力で空中で止められた。《守護神》で防御、悪徳プロデューサーとグルだった美人女優は絶命するのである。残りは張本人ひとり!

牙下 冬治郎「三嘴さん‥‥やっとあなたが斬れますよ‥‥ ( ̄∀ ̄)」
三嘴 慎二「Σ(゚д゚;) ひィィィ」

 そして2カット、ほとんど悪役同然の人斬り冬治郎が思いきり居合い抜きで引いた山札は2。[18:脳震盪]で気絶ダメージを受け、悪徳プロデューサーは気を失ってしまった。
 かくして、疑惑の霧と雨の中を進むサーペント号で起きた殺人事件の真相は、ひとまず解き明かされたのだった‥‥

The Serpent Murder Case

 唯一の警察関係者であったNoiseはさっそく《制裁》でケルビムとハウンドにも連絡、逮捕の後の手続きを手配。だが、罪が与えられたのは美人女優セリス・ヴィンセントだけで雨宮沙耶佳は罪に問わなかったのだ。

 これも背の低い守護天使の中の良心であろうか。それとも人のフラグ立てに(以下略)の前振りであろうか。

神後 恭介「君、ちょっとやりすぎじゃないかな (´-`)y-~~~」

 一方主人公の占い探偵は、先輩に《真実》を使った。

海神 晶「先輩。もちろん、罪を償う気はあるんですよね」
沙耶佳「ええ。私ができることは、なんでもするわ (-∧-;)」
海神 晶「(きらきらーん)先輩。僕が求めるのは、正義だけです (☆▽☆ 」


 守護天使に見守られ、イイカンジになるワカモノたち。
 それを眺めながら、いつものように壁際で煙草を吹かしている雨男のオトナとーきーの元へは、人斬りのクグツが伊達眼鏡を直しながら現れた。

牙下 冬治郎「神後さん。約束通りだ。この件に千早重工は一切関わっていません。その代わり、事件の全てがあなたのものです」
神後 恭介「(ぷは〜) ああ。好きにやらせてもらうよ (´ー`)y-~~~」
牙下 冬治郎「御覧の通り、CMEは調子に乗っていますからね。彼らにはいい薬になるでしょう (冷笑)」

神後 恭介「楽しい記事になりそうだな‥‥ ( ´ー`)b」


 《完全偽装》を使いつつうろんなカンパニーマンが表舞台から姿を消すと、代わりにやってきたのは銀髪に青のメッシュの主人公探偵である。彼の髪もグラデーションが掛かった青い瞳も、超常能力者であることの証だ。そして、今までの仕事のパートナーにはほぼばれていなかったものの、雨男もやはり同じであった。

海神 晶「まさか、同じタイプの能力者がいるとはね」
神後 恭介「(ぷは〜) 何のことだかな? (´-`)y-~~~」
海神 晶「もう、神後さん。何を隠してるんですか〜 (っ´▽`)っ」
神後 恭介「能力者ねェ‥‥いつか、N◎VAスポのオカルト特集でそんな特集を組んでみたいもんだよ (´ー`)y-~~~」
海神 晶「僕の目は誤魔かせませんよ」

 占い探偵“ミスティック”はタロットカードを取り出すと、雨憑きのトーキーにその1枚を見せた。

海神 晶「神後さん。あなたの後ろに、バサラが見えます (☆▽☆」


 贖罪を誓う先輩、黒い会話を交わすオトナたち、邂逅するニューロエイジの魔術師たち。そんな中でようやく雨の上がりかけた空を、豪華客船サーペント号はキャンベラAXYZの港へと進んでいくのだった‥‥

The Serpent Murder Case

Ending Phase

Noise「あ、そういえばずっと連絡忘れてたわ‥‥ !(゜ロ゜」

 元々は休暇の予定だったのでAXYZの名所を回り、NoiseはN◎VAのブラックハウンド基地千早冴子警部に連絡をとった。彼女と一緒にポケットロンの画面に映るのは、あたりを楽しそうに歩き回るペンギンにカンガルーのドロイドである。

冴子警部『休暇はどうだったの?』
Noise「ええ、とても楽しい休暇だったわ、冴子さん (*´▽`)」

 智天使の国際警察と黒の猟犬の特務警察で活躍する小柄な守護天使は答えると、空に最も近い街の名所めぐりを続けるのだった。

The Serpent Murder Case

 雨憑きの神後 恭介がN◎VAに戻ると、N◎VAスポの名物デスクが手ぐすね引いて待ち構えていた。

九条政次「なんや雨男はん、ずっと待っとったわー。はようネタよこさんかい! (っ´▽`)っ」
神後 恭介「ああ、これだ。今回は面白い記事になるぞ ('∀`)b」
九条政次「おおっ! 思ったより面白いわいな! ヽ(@▽@)ノ」

 あの有名なチハヤ・ミュージック・エンターテイメント内部の大スキャンダル。しかもスッパ抜いたのはN◎VAスポだけという超☆独占取材。すっかり乗り気の九条と一緒に盛り上がり、雨男の取材結果はN◎VAスポ名物の1面大見出しブチ抜きで一大センセーショナルを巻き起こした。

 記事本文が隠れるほど大きい字で書かれた1面の見出しは

『サーペント号殺人事件 CME関与!』

 最終面のテレビ欄に食い込んだ続きは

『‥‥か?』


九条政次「よっしゃぁ! N◎VAじゅうにばらまくで! O(≧∇≦o)(o≧∇≦)o」

 大売り上げを記録した自分の《暴露》結果に満足しながら、神後 恭介はN◎VAスポ社屋の窓から空を見上げた。いつものように煙草に火をつける。いつものように災厄の街の空は曇り、今にも雨が降り出しそうだった。

神後 恭介「また、雲行きが怪しくなってきたな‥‥ (´ー`)y-~~~」

 かくして雨男のトーキーは、次なる取材へ向かうことになったのである。


 そして、3つの神業全てが今日初めて使うものだった雨男の中の人は、あることに気付いていた。

神後 恭介の中の人「残りふたつのこと忘れてた‥‥(´▽`;)」

The Serpent Murder Case

 後は現地警察に任せていたのかAXYZ観光が先だったのか、捜査官の娘は三嘴 慎二を縄で拘束してはいたものの後は人任せだった。
 AXYZ寄港後のどさくさの中。その縄を解いたのはダークスーツのクグツが取り出した脇差のだった。

三嘴 慎二「な、なんのつもりだ?? ( ゚д゚)」
牙下 冬治郎「あなたに選択肢を与えましょう。このまま死ぬか、それとも千早重工本社に拾われるかです」
三嘴 慎二「そ、そういうことか。ふはは、本社に拾われるのか‥‥(▼ー▼)」

 だが、うろんなカンパニーマンはそこで奇妙な提案をしてきた。

牙下 冬治郎「ところで、拾うと言ってもN◎VAに帰ってからの話です。しばらく観光旅行でもしませんか? せっかく遠くまで来たんだ。記念にAXYZを見ていくのも悪くないでしょう」
三嘴 慎二「私とお前で‥‥観光だと‥‥?? (゚Д゚≡゚Д゚)?」


 天へと至る軌道エレベーター“ユグドラシル”、周囲の緑地帯と整然と区分けされた街路、晴れた夜に見るキャンベラAXYZの夜景はことに美しいと名高い。治安の悪いストリートからでもライトアップされたエレベータのシルエットはくっきりと見え、澄み渡る夜空に朧に浮き上がるはず‥‥なのだが、

神後 恭介の中の人「ここで《天変地異》だ! ('∀`)b」


 ‥‥今宵のAXYZは土砂降りの大雨だった。
 黒髪を後ろに縛り、伊達眼鏡と奇妙に侍めいた姿をしたクグツは雨の中を歩きながら、ふと言った。

牙下 冬治郎「ところで、三嘴さん。あなたはを見たことはありますか?」
三嘴 慎二「ホタル? また何の話だ? (゚Д゚≡゚Д゚)?」
牙下 冬治郎「私も、蛍を一匹飼っていましてね。あなたにも見せてさしあげようと思ったのですが。こう雨が酷くては、光ってはくれないでしょう」
三嘴 慎二「お前、さっきから何を言っている?? ( ゚Д*)」

 意味不明な言動を繰り返すクグツに不審な目を向ける元大物プロデューサー。だが鞘の蒔絵にが刻まれた日本刀がゆっくりと取り出された時、その目が恐怖に見開かれた。

 ただ一閃。土砂降りの雨粒と一緒に斬り伏せられた男の体は倒れ、切り離された首が地面に転がった。
 人を一刀で殺めた時に宵闇の中でに輝くともいう妖刀“影蛍”の刃は大雨の中で光ることもなく、既に半ばまで鞘に戻っていた。

牙下 冬治郎「夢天一刀流‥‥宵待蛍(よいまちぼたる)。お前には、影蛍の光は見えまい」


 ゆっくりと刀身を収め、カンパニーマンの仮面を被った人斬りはぞっとするような笑みをひととき湛えると、土砂降りの雨の中を歩き出した。

The Serpent Murder Case

 一方、そんな黒いストリートを遥か眼下に見下ろす空の上。

 占い探偵“ミスティック”のエンディングはムーディーに軌道エレベーターの中だったのだ。

 シンジケートの人が引いたシーンカードは‥‥カブトワリ。

恋 の 挫 折 。

 やっぱり引き直すと‥‥カゲ。

死 の 予 感 は 前 シ ー ン 。


 ゴニョゴニョがモニョモニョして引き直したのはカブキ。まさに二人の門出である。

 ‥‥海神 晶と雨宮 沙耶佳は眼下の光景に目を奪われていた。

強化ガラスの外には箱庭のような光景が見下ろせた。どんどん小さくなっていくキャンベラAXYZの街並み。通り過ぎてから分かる雲の厚み。1ナノメートル単位の蜂の巣構造で編まれ、鋼鉄の数十倍の強度としなやかな弾力性を備えたカーボンナノチューブ製の4本のチューブを、すれ違ってゆく軌道から降りてくる貨物便。
 空の色ははだんだんと薄くなり、星の世界との境い目が曖昧になってゆく。広い世界にいるのは二人だけ‥‥

神後 恭介の中の人「ここで《天罰》だ! ('∀`)b」


 ‥‥突然、世界の動きが停止した。

雨宮 沙耶佳「ア、アキラ君。どうして止まったの? (゚Д゚≡゚Д゚)?」
海神 晶「どうしたんでしょうねー。故障かな? (;´▽`)」

 高所恐怖症の人間だったら発狂しそうな状況である。しばらく非常用無線やセキュリティ設備を試した二人はどうにもならないことを悟ると、覚悟を決めて床に腰を下ろした。
 軌道シャトル等の乗り物以外で地上世界と軌道世界を結ぶ、地球で唯一の交通手段である。“ユグドラシル”は桁違いに高度のセキュリティと何重もの安全装置で護られ、そう簡単に事故が起こるものではない。

 二人は眼下を見下ろした。青い海が広がっていた。地軸は歪み、全てが傾いてしまった災いの世界。
 だが海はまだ青かった。自浄作用のある海すらが穢れた時、人類は全ての希望を捨てて母星を後にするだろう。だが、ニューロエイジの海はまだ青い。

海神 晶「‥‥海は広いな。母なる海は、全ての罪を洗い流してくれるという。
きっと、先輩の罪も、洗い流してくれますよ」
雨宮 沙耶佳「アキラ君‥‥ありがとう。でもあたし、何をすればいいかな‥‥」


 地球を見下ろしながら二人は罪を償う方法を考えた。一緒の高校に入る前は沙耶佳はストリートチルドレン出身だった。ならば、孤児院でも手伝って、災いの街の不幸な子供たちを助けるのはどうだろうか。

雨宮 沙耶佳「そうね‥‥帰ったら、やってみるわ。アキラ君も、時々は遊びに来てね」
海神 晶「ええ、行きますよ先輩! (〃▽〃)ノ」


 一時的な故障だったのか、しばらくしてから軌道エレベーターはふたたび動き出した。
 二人の男女を乗せた箱舟は空へと向かい、星々と迷光の世界へと二人をいざなったのである。


And so, the curtain dropped,
under the first sight of stray light .....

-XYZ-

The Serpent Murder Case



 かくして珍しい推理物のアクトは終了。
アクションがないので盛り上がりに欠ける、情報量が多くてセッションが停滞する、キャラクターの能力やロールプレイでなくプレイヤーの推理力に負うところが大きい、同じ理由でプレイヤー発言の方が多くなりがち‥‥などなどの理由から一般的にTRPGでは鬼門として扱われることの多い推理物ですが。今回はゲストの人名やアリバイなど情報がまとめられていたことから、割合とスムーズに進行することができました。まあN◎VAなら《真実》という大きな武器があるのも助けですしね。もうちょっと霧の中を迷走するのかな‥‥?とも予想していましたが、意外に早く決着がつきました。
 アクト全体を俯瞰すると、推理パートでNoiseと中の人が若干喋りすぎ(その分、神後が割を食っていた)な感もありましたが、結果としては四者四様の形でうまくサーペント号の航海を終わらせることができました。
 というわけで、くろどの外部初RLという超☆デビウ作は無事終了。
 やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~ としつつ、時間が余ったので2本目に突入するのです。  
 
 
 

【サーペント号殺人事件】【娘と呼んでくれた父よ

Powered by R I - F o u n d a t i o n
Thanks for 290,000 Access!!

G L A R O L A +
レポートのページへ戻る

dice-jp.com > Iwasi Studio > Report > Gla Rola +
Back to RI-Foundation TOP > Delirium (N◎VA)

RI-Foundation