JGC2002 Private Report
〜JGC2002レポート〜
】【2】

Updated 2002/09/08

JGC2002 Private Report

清く正しく(うそ)ソード・ワールド

 さて現物の新製品としては『モンスターメーカーリザレクションRPG』、『GURPSマーシャル・アーツ完全版』、深淵の『妖魔綺譚』、テラ・ザ・ガンスリンガーの『ガン・フロンティア』などなど、ボードゲーム関係では流行のメイジナイトのセットの他にバトルテック・ダークエイジというのが売っていました。
 箱を開けるとメックが入っていてメイジナイトと同様にダイヤル式で数値が変わるカウンタがついています。基本ルールはMKと同様で熱処理などもあり、メック同士の戦いを楽しむもののようです。むかーし英版の Technical Readout:3025 を買ったらシャドウホークがダグ●ムでフェニックスホークがヴァ●キリーで仰天した記憶が今でも鮮烈に残っているのですが、メックのデザインは割と普通でした。そしてダークエイジって何がどうダークエイジなんでしょう。バトルテックの世界は星間連盟があって5大家が争ってその後オムニメックが出てきてまたバトルを繰り広げていたはずですが。その後宇宙的な荒廃の時代でも来るのでしょうか?

 それからイベントのみでの先行発売でしたが、『ソード・ワールド・カードRPG』も9月始めの一般発売に先駆けて先行発売していました。せっかくですので、清く正しいSWファンとして(うそ)行ってみました。

 TCGなのかと思いきやそうではなく、厚紙のカードはルールブック付属です。キャラクターのカードには攻撃力/防御力やHP/MPが明記されており、装備や魔法、取れる行動がカード化されています。レーティング表もその武器や魔法の打撃力と打撃力-10のところがだけがカードに書いてある按配。GM用にはいかにもな宿屋の主人や山賊などのカードが用意されており、非常に状況を説明しやすいです。必要なのは2d6とHP/MPを記すメモ用紙、取れる行動の制限された簡易版のミニ・ソードワールド・セッションを短時間で行う、という感じのもののようです。
 キャラクターの取れる行動に無限の選択肢がある、というのはTRPGの謳い文句のひとつではありますが、逆に言えば知らない人にとっては何をすればいいのか迷う所。このゲームでは全てが目に見えるカードに視覚化され、非常に分かりやすくなっています。当然本格的なセッションは無理ですが、初めての人を誘う時や、セッション後の余った時間のTCGタイムなどにぱっとやるには最適でしょう。
 PCは人間なら選択ルールで自作も一応はできますが、基本的にはカードの中から。OVAで活躍中の魔法戦士リウイのパーティと、リプレイ新シリーズで御馴染みのイリーナたんたちへっぽこーずから選んでパーティを組みます。
 やはりアレですかね。このゲームはファン同士で
「オラのミレルたんはそんなんじゃないやい!ヽ(`Д´)ノ」とか
「リプレイのマウナたんはそんな台詞言わないヨ!(´∀`;)」とか
やりながら盛り上がるものなんでしょうか。どうなんでしょうね。うーん。(笑) ちなみに参加させてもらった時はへっぽこーずでちた。
 カードの絵は過去の作品の使い回しがほとんどでしたが、懐かしい絵がかなりあります。こう、リプレイ第二部のNPCのシアとか、ナイトブレーカーズのティリー&シャディの2ショットとか出てきてなんかこう無性に懐かしいものがあります。(*´▽`).。oO い、いや、古すぎますね。w
 カードの枚数は8枚*20P=160枚であまり多くありませんが、将来拡張セットが出たりしそうな雰囲気です。SWの歴代キャラが豪華に全員揃ったりすると楽しいかもしれません。

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Group SNE



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エンターブレイン新作情報 with F.E.A.R.


 エンターブレインの新作発表会の他にも、FEAR関係では未来派宣言RPG02と題し、オトナの雑誌e-Loginに掲載中の『ナイト・ウィザード』のリプレイに参加している声優さんの矢薙直樹氏、小暮英麻さんを交えたトークショウなどもありました。こちらはどうも公式サイトに何か載りそうです。
 内容はアクトの裏話やFEARの田中天氏ついに声優でびゅーの話や、参加者から応募した台詞を実際に言ってもらう企画などでした。
 まあ当たり前ですが、確かに本職の人は声が違います。アクトでNPCの声担当をやってもらったら大好評だった(ただし周りの卓からクレーム)というのもうなずけます。声優さんの声を集めたCDのサプリメントとか無理かなあ。駄目か。(笑)

 さて快進撃を続けるFEARからは、ダブルクロス2nd以外にも多数の製品が予定されています。


ナイト・ウィザード

 ゲーマーズ・フィールド誌最新号でも既に告知されていますが、10/31には『ナイト・ウィザード』のソースブックがエンターブレインから登場。その名も『スターダスト・メモリーズ』。ジオン者が喜びそうな(それとも怒る?)タイトルですが、紙上リプレイ「星を継ぐもの」が枚数的にカットされた部分も入れて完全版として復活。菊地たけし氏の生涯の最高傑作という触れ込みです。プレイヤー陣は田中信二氏やクレバー矢野俊策先生、イラストレーターのみかき未果子さんなど。新イラストも多数収録するそうです。

access >> eb内の【ナイトウィザード公式サイト
Night Wizard



ドラゴンアームズ

 昨年夏に発売された『ドラゴンアームズ』は、ルールブック発売からちょっと間が空きすぎた気もしますが初のサプリメント『ナイト・ウィングス』が10月初旬にゲーム・フィールドから登場。200ページ余りの厚さです。GF誌掲載のリプレイ「フォーゴットン・メモリーズ」をまとめて収録、追加データではMISTとの激戦を続ける各国が次々と開発した新型ドラゴンアームズが登場。遂にDAの合体・変形が可能に。デンドロビウムもできるようになってジオン者が涙します。また掲載シナリオは6話連続のキャンペーン・シナリオ。MISTの謎や、人類総反撃の開始‥‥といった、DA世界の根幹に関わる冒険になるとのことです。


アルシャード

 そしてこの夏の話題となっている新世紀スタンダードファンタジーRPG『アルシャード』。予想以上に売れているそうです。上級ルール『アール・ヴァル・アルダ』で追加された異種族で一番人気なのは、イヌ侍でも猫耳娘でもなく表紙では一番目立っていなかったドヴェルグだそうで、世の中分かりませんね。(笑)
 好評につき10月半ばにはゲーム・フィールドからサプリメント『クイーン・オブ・グレイス』が登場。GF誌掲載中のリプレイ、そしてカバラの力で動いている帝国の積層都市や生活に関わる設定やアイテムが掲載。やはりエクスカリバー所属のキャラはビルの谷間をエアカーでカーチェイスして墜落もするしかないようです。
 そしてこれは予測した人も多いでしょう、真帝国所属の軍人キャラクターがPCとして作れるようになりました。おまけに真帝国軍には男女全員メイド服着用のメイド部隊がジツはあるそうで。ここ所属のキャラクターも作れます。スゴイですね。メイドですよメイド。(;´Д`) いや、そうではなくてここは「どこがスタンダードファンタジーRPGなんじゃあ!ヽ(`Д´)ノ」と怒るトコロですね。w

access >> FEAR Online内の【アルシャード公式サイト
ALSHARD 今度はヴァルキリーたんでしゅ〜



セブン=フォートレス V3

 Webには元から熱心なコア層が集まるせいか、N◎VAやブレカナが核に見えてあまりそんな気がしないのですが、FEAR内で過去一番売れたシリーズはセブン=フォートレスだったそうで。
 そんなS=Fシリーズにシステムの完全な新作が加わりました。Classic、Advanced、Exに続いてタイトルは『セブン=フォートレス V3』、V3は「ぶい・すりゃあ!」とハズカシイ発音をします。既存作品のさまざまなデータをできる限り詰め込むそうです。発売は2002年11月末。
 また、今年4月1日に“あなたは菊地たけしに騙される”という触れ込みで出た『ナイト・ウィザード』はS=Fシリーズと互換性が元からありましたが、騙されたネタが明かされました。なんと『ナイト・ウィザード』は最初からS=Fのサプリメントだった(ほんとか?)ということで、今度のV3はNWと完全にデータのコンバートが可能。異世界からやってきたキャラクター‥‥という感じでPCを共有することもできるようです。


テラ・ザ・ガンスリンガー

 大大大西部が舞台のテラガン、昨年3月に出た後はGF誌上の記事が続くだけでその後は‥‥?というカンジでしたが、JGCに先駆けてサプリメント『ガン・フロンティア』が発売中です。
 GF誌上に掲載された、田中天氏のキャラやその他諸々がオカシイリプレイの『荒野の三匹』と続編をまとめたもの、貴族の治める都市ヒック・ジャセットの設定、追加アーキタイプにSA、新マニューバ、アイテム類、そして異形となってしまう代わりに4つめの強力な特殊SAを得ることができる「貴族の種(バスタード・シード)」という要素が加わっています。西部劇の雰囲気からちょっと離れて吸血鬼ものや伝奇ものやダロのような異能力ものに近くなっていますが、これがドラマチックかつかなり強く、敵のボスやシナリオネタに使えるでしょう。全体的により派手になった感じです。


ブレイド・オブ・アルカナ

 昨年12月に2ndが登場、プレイ環境も整ってFEARゲー内のファンタジーの定番となった『ブレイド・オブ・アルカナ2nd Edition』。しかし『アルシャード』が本当に主力作品になったらブレカナはどうなっちゃうのかにゃ?という最近でしたが、来年4月に『ランド・オブ・ザ・ギルティ2』(仮)が出ることが決定しました。
 基本ルールでは雰囲気作り的な意味しかなかった「因果律」に、101の物語からなる伝説を付け加え、さらにハイファンタジーの雰囲気を増したこのサプリメント、TRPG.NETではFEARの最高傑作とも評されましたが、これに2が出ます。そしてGF誌上で既に告知されていますが――様々な英雄伝説、伝説の武具やアイテム、魔神、魔印をユーザーから募集するとのことです。
 さてこうした投稿企画というと思い出されるのが『トーキョーN◎VA』のサプリメント『グランド×クロス』。ファンサイドの間で築かれてきたそれぞれのニューロエイジが公式設定となり、名前が載った人にとっては嬉しい限りである一方で‥‥著作権移行は前もって通知されましたがやはりあちこち改変されていたり名前だけコピペされたり何というか同人誌の継ぎはぎ的な一面もあって、当時イロイロと物議を醸し出したりしたのですが。
『ランド・オブ・ギルティ』に掲載されている伝説は結果としてブレカナの世界設定を補完していますが、ひとつひとつは設定ではなくほぼ独立した物語群です。また幻想の世界ですから整合性もそれほどは必要ありませんし、矛盾が逆に雰囲気を増すこともあります。2も同じような体裁で作られるとしたら、それほど混乱なく進むような気もします。ファンには要チェックですね。


トーキョーN◎VA

 さて今年度のゲーマーズ・フィールド誌別冊は2号目の特集が「菊地たけしが参りました」、そして来年1月頃の1号目の特集は「トーキョーN◎VA 10th Anniversary」と既に告知されています。
 実は来年の2003年がN◎VAの10周年。ツクダ版-2nd-Revolution-Revisedと、ここまで長く続くゲームも珍しいですね。そしてFEAR社も設立からめでたく10年となるそうです。たかまぁ亭からもう10年も経つのですねー。
 10周年を記念して、来年は何かやりたいので計画中。別冊の誌上でもう少し詳しいことは書けるでしょうとのことでした。
 さて何かって一体何でしょう。といってもファンの皆さんが期待するのは誰がどう考えても 4th Edition に決まっていそうですが。(笑) それともサプリメントでしょうか?


〜おまけ〜

 JGCといえばイベントの他にもやはり肝心のセッション。フリー卓でも様々な卓が開かれていました。懐かしいタイトルやオリジナルのRPGまでありましたね。
 例年オフィシャルサイドでも様々なセッションが開かれているのですが。今年はエンターブレインから 45時間耐久セッション with FEAR というなんともオソロシイ名称のイベントが開かれていまちた。Σ( ̄口 ̄;)
 5時間ごとに分けた9スパンのタイムスケジュール、のべ本当に500人以上がセッションを体験して帰っていったという偉業達成が成りましたが。ここで使われたFEAR各システムごとの統一シナリオは、『ULTIMATE STORIES』と題して当日販売されています。どれもテストプレイを経て修正し、アクト自体が3時間程度でうまく終わるように調整されています。シナリオストックが尽き気味の方には補給にちょうどよいかもしれません。
 会場の壁の張り紙には各回の各卓毎のスペースがあり、1周目から始まってグルグルとイロイロなコトが書いてあります。キャラの名前やひとことや感想や落書き。卓の楽しそうな雰囲気が伝わってくる卓もあれば、激しく疲れているのが明らかに伝わってくる深夜卓とかとかとか。(@_@)
 GM陣は交代で9スパン中計4回アクトを行うスケジューリングでしたが、さすがに人数が必要です。とゆことでよく見ると。中村やにお先生やクレバー矢野俊策プリンスに混じって関西ManiaxのベテランGM陣が。原代「先生」や榊原エルダー「先生」やアノ身振り手振りですぐ分かったあまおか勇太「先生」やアノ【だろ通】の早城菱人「先生」がいらっしゃるではあーりませんか。(☆w☆)ギュピーン
 し、しかし、ダロ効果でモテになっているはずの大王様、なぜかダロをやっていません。けれどもN◎VAという訳でもなく、最近流行りのアルシャードでもなく、テラ・ザ・ガンスリンガーをやっているのは 何 故 で す か ? (笑)
 聞いたところ説明やキャラメイクで1時間、アクトが3時間でほぼうまくスケジュールは回っていたそうです。時間帯によって客層はかなりばらつきあり。みんな睡魔と戦っていたり、他のイベントから流れてきた、主にSNEゲー系統のお客さんが多かった回もあったとか。深夜のN◎VA卓に女性が集まった回もあったそうです。でも総合すると女性率はアルシャードとダロが高かったらしく。やぱしこれからはダロなんですね。
 まったくほんとにお疲れ様で御座いました。とゆことで昼ごはん奢らせていただきやした。ウス。
‥‥スンマソン。僕もRL頼まれたけど宿泊参加じゃないから断ったの(;´Д`)


 ほか、翻訳が待たれる『メイジ:ジ・アセンション』はどうやら延びて秋になるようです。静かな人気を呼んでいる英語版のD&D 3eは邦訳されるという噂がありますが、そちら関連は特になかったようです。また『3P(仮)』というシステムもテストプレイしていました。
 閉会式も例年通り様々な挨拶で終わり、今年は初の海外ゲスト、Mage KnightやShadowrunの【WizKids Games】社のJim Long氏も英語で挨拶。最後は来年またウェストで会おう!と鈴木銀一郎氏の約束の掛け声で終わりました。
 それでは参加者の方もスタッフの方もオフィシャルサイドの方も皆さんお疲れ様でした‥‥

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  • (続きを募集中です。誰か日記とかレポートとか教えてください/笑)
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    Sword from BoA Sword from BoA
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