JGC2004 Small Report
〜JGC2004ちょっとだけレポート〜

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 さてさてやってきました夏の最後の祭典JGC。今回ちょっとしか行っていないのであんまり書くことがないのですが、なかなか参加できない方には役に立つかもしれないので、いちおう記録に残しておこうかと思います。
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JGC公式サイト】のJGC2004
JGC



JGC2004 Small Report

場所は‥‥プリンスホテルへ

 以前まではホテル浦島だった開催地は、今度から神奈川県横浜の先の磯子駅の近くにある横浜プリンスホテルに変わりました。横浜からさらに15分ほど電車で乗るので意外と時間が掛かりますね。東京の非都心部からだと正直2時間コースでした。
 閑散としている駅を降りると既に高い建物が見えるのでずんずん行くと、磯子プリンスハイツの入り口にコンビニがあり、ゲーマーらしき生命体が多数たむろしているのであァやっとイベントらしくなってきたなあと思います。(笑) ちなみにコンベンション等でもよくある話ですが、付近のコンビニから食料が全部売れてあらかた尽きてしまったこともあったそうです。(ローソンがあらかじめ発注を増やしていて万全だったとかなんとか。)
 専用連絡口から1F-18Fの専用エレベーターで高台の上に上がり、絵などが飾ってあってホテルらしい空中回廊を進むといよいよプリンスホテル。3Fが一部貸切で会場となっているのでした。

 流石にプリンスホテルだけあって環境はかなりいいです。空中回廊からホテルに入ってエレベーターが上がっていく場所は吹き抜けのアトリウムホール、結婚式などのイベント用の1Fでは常にクラシック音楽が流れていますし、お手洗いも清潔です。泊まった訳ではないのですが、この分だと宿泊部屋も前より綺麗だったのではないでしょうか。宿泊参加費用に環境の分が入っていると考えれば妥当かもしれません。
 JGC会場外にもホテル内にはいろんな店や飲食店があるので、これらを回るのも面白いかもしれません。(喫茶店のラウンジに行ったらコーヒー1杯が\940でちょっとびっくりしました。)


 受付を通ってJGC会場に入ると、貸切スペース全体は以前よりこじんまりした感じです。歩いていって見て回ると「あれ、もう行き止まり?」という感じになります。フリープレイルームも1部屋にまとめられ、確か6*5=30卓でかなり満杯。「GUEST」「来賓」で入場した人には、フリープレイ卓を占有しないで一般参加者を優先してくれとのお達しが出ていたそうでした。
 フリープレイでは様々なシステムが遊ばれていましたが、やはり旬のゲームということか、『アリアンロッド』『迷宮キングダム』などが目立ちましたね。8/27(金)深夜にはN◎VA-Dでハンドアウトが全員牙一族というオソロシイ卓があったとかなんとか‥‥

 イベントによっては一部屋を分割して行っているところもありました。今年は倍率5倍(!)と例年に増して盛況だった『TRPGセッション with F.E.A.R.』に知り合いを探しに行ったらイベント自体が何処にも見当たらず、あれれ?となってよく調べたら梅の間でついたての向こう、廊下からは一見まったく見えない所で隠れてやっていた‥‥なんてことも。(笑)

 今回はイベントの幾つかは、\1000もしくは\100の料金を払う『ペイ・イベント』制となっています。また例年人が並んだり混乱する人気イベントの整理券は、まず整理券配布スペースで通番つき抽選券を配布し、それに従って本部で整理券を配布し、定員以上の分は抽選‥‥とシステムに改善が図られていました。

JGC2004 Small Report

HOBBY BASE 新作発表会

 イエローサブマリンの企画開発部門が設立したHOBBY BASEブランド、最近の新作がらみの話がありました。

イエローサブマリン
Yellow Submarine



グローリアス・サーガ

 健部伸明氏プロデュース、西上柾氏メインデザインで出た新作TRPG。JGC合わせではありませんが既に店頭にも並んでいます。もともとの構想は10年前からあり、今回HOBBY BASEと相談したところすぐに出すことができたとのこと。PCは2/3が人、1/3が神だという神性を持った英雄が活躍するファンタジーRPG。
 以前ダイスレスなRPGを製作したこともあるものの今回はダイスにこだわったRPGにし、よいことをするとダイスが貰え、d20を貰うとシナリオ達成。天から与えられた使命である天命とキャラクターが求めている本望のふたつが目的として与えられており、GMのセッション運営を楽にさせることを目指した天とのこと。
 今後の展開としては、基本ルールには人間とエルフに相当する種族しか載っていなかった異種族データの追加、追加技能、詳細なワールドガイドを含めたサプリメントが近日――おそらく年内クリスマス合わせに出るそうです。

グレイル・クエスト関連

 ゲームブック世代の人にはドラゴン・ファンタジーのシリーズとして知られている名作シリーズ。PIPとエクスカリバー.Jrの冒険や死の14番や詩的魔人様を懐かしむ人もおられるのではないでしょうか。(オレとかなっ!/笑)
 そのフーゴ・ハル氏がPIPのマークの帽子と一緒におでましとなりました。当初は異国の絵師と思われていたのですが実は日本人だったんですねー。
 Yellow Hall Collectionと銘打って始まったオリジナルゲームのシリーズ1作目『hydra』に続いて2作目『たぶらか』、そして3作目は『ウォール』を企画中。“ワンシートアドベンチャー”と銘打ち、大きな一枚の紙が媒体、畳んでいくといろいろなものが出てくるパズル要素のある、ひねりをいれたゲームブックを考えているそうです。  嘘つきゲームの『たぶらか』は評判がよく第二弾『かどわか』が年末に登場予定。その次は『たいくつ』なるタイトルを来年予定しているそうです。
 グレイル・クエストとして復刊するゲームブックは、版の変更に伴うイラストの追加、地図の書き直しなどを行っているため完成までもう少し。10月には出したいとのことでした。
 ちなみにJGC物販スペースでは購入は不可ですが、あのシュールでなんともいえない絵の数々がプチ原画展として日替わりで並んでいました。

マーリンの呼び声



ピラミッド・ピラミッド

 3年前にゲーム・フィールド ゲーム対照でボードゲーム部門入選作となった荒井由行氏の作品。HOBBY BASEからめでたく商品化、8/27から発売となりました。石材コマを使ってピラミッドを組み上げていくいわゆる積みゲーなのですが、2cmのコマが60個、厚みのあるボードが2枚と、こだわりのコンポーネントが詰まっています。ゲーマーズ・フィールド誌の記事にもありますがかなりテストプレイは重ね、コンベンションで行ったこともあったそうです。
 次の作品はどうか?という話も既にあり、ボードゲームのアイデアは何かあるとか。

墜落世界

 ある星に続々と墜落してくる宇宙船の内部をその星のミュータントの側として探索する、軽いルールでダンジョンハックを行うというコンセプトがはっきりしたこのあちこち独特な雰囲気の漂う作品。斉藤高吉氏デザインの元同人RPGですが、元は『サタスペ』の手伝いをしていたときに思いついたという数々のアイデアが源泉とのこと。そのたびに河嶋陶一郎氏に「それは君のゲームでやりなよ(笑)」と言われ、それが実を結んだのがこの墜落世界ということでした。
 サプリメント『正面衝突』が発売されました。他には書き漏らした情報を補完する内容として、公式サイトで細かい記事を連載していくそうです。
 それから製作中の新作RPG『サベージ・サイエンス』がありました。こちらは『墜落世界』では成し得なかった、手足が千切れて飛んだり飛んだ手足を棍棒にして戦えるRPG。世界の悪事は全てマッド・サイエンティストの陰謀であり、それに対抗する組織のエージェントがPC。エージェントと言ってもみな人間ではないので手足が飛んでも大丈夫な、血なまぐさいRPG。調査パートでは人を高いところから投げて落としたりすると得られる情報が増えたりするそうです。なんだかよく分からない説明ですが、『墜落世界』と同じくかなり独特の味のある作品なのは期待できるでしょうか。9/30発売の『Role&Roll vol.8』誌上にて、記事が掲載されるそうです。

Killmark Games



サタスペ REmix+
迷宮キングダム

 池田朝佳氏、冒険企画局の河嶋陶一郎氏と絵師の速水螺旋人氏のおなじみシリーズ。2003年中旬に発売された『サタスペ REmix+』はめでたく再版、JGCでまた再版となりました。サタスペではPCたちより偉い上の立場だった各盟約のボスになり、覇権を争いあうボードゲーム『大大阪 -DIE DIE BANG-』もめでたく8/27に発売。フリースペースでも遊ばれていたようです。
 JGCでほぼ先行発売となった『Role & Roll SP』ではサタスペのサプリメント『デッドマン ウォーキング』が掲載されています。ふつうに遊んでいればよく出るであろう、死んだキャラをゾンビにして蘇らせて遊ぶサプリメントです。『Role & Roll vo.7』に掲載されたリプレイ『殺し屋ブギ 前編』に続いて後編は、9/30の『Role & Roll vo.8』に収録。
 8/5にめでたく発売、既に各所で話題になっている『迷宮キングダム』、略してまよキンは、10月末にサプリメント『迷宮クロニクル』が発売。6ページの漫画は速水螺旋人氏作。国データや追加データなどが掲載されるそうです。
「どうしてエロイんですか」という質問には「エロイのはきっとフーゴ・ハル先生のイラストのせいです」という答えでした。うーん本当でしょうかね(笑) 「紙面をコピーしてカード分を切り離すのが大変なので、カードのサプリメントの予定はないのか」という質問には「やりたいとは思っている」とのことでした。
 確かにイラストも書き込まれていて見ているだけで楽しくなってくる『まよキン』のカード形式のデータ、実際に遊んで同じことを思った人は多いのではないでしょうか。

冒険企画局】の【サタスペ REmix+
冒険企画局】の【迷宮キングダム
まよキン

大阪地下電脳網/oSakA unD.GD.NEt



モーガン・レポート

 『ゴーストハンターRPG02』のサプリメント、アークライトより出版でJGC先行発売となりました。『AG Magazine』『Role&Roll』に連載された、女記者モーガンの取材記事の形をとった連載記事を完全版として収録、アレックス/モーガン/ビンセントのトリオがPCとなった書きおろしリプレイ、そしてグループSNE面々によるシナリオが5本、R&R誌恒例の漫画『スピタのコピタの!』も再録と、87Pの小品ながらなかなか充実の内容となっています。
 これが売れればサプリメント2本目は検討。そしてその後ゴーストハンターは眠りに就き‥‥そして新しいルールが登場するかも?とのことでした。

Arclight
ArcLight



 FEAR系システムなどとはまた違った独特の作品を次々と出しているHOBBY BASEブランド、今後も新作予定はあり、秘密だがいろいろと計画は考えているそうです。

JGC2004 Small Report

新作情報

 先行販売、同時期発売など、上以外の新作情報についてもまとめてみます。
 

BEAST BIND New Testament 〜新約・魔獣の絆〜

 あの伝説のRPG、まんじゅうがエンターブレインからFEARデザインで復活。略して『BBNT』。今回のJGCの一番の大目玉になるのでしょうか。イベントでは『井上純弌吼える04』、魔獣のライブRPGも実施されました。約300部の用意は8/27(金)夜に30分瞬く間に売り切れ。約100部用意した8/28(土)朝も売り出し後15分でもう売り切れ。8/29(日)朝も少し用意したそうですがやっぱり5分ほどで売り切れたそうです。一般店頭に並ぶのは9/24でしばらく先になります。
 僕も当然ながら入手はできなかったのですが、『ゲーマーズ・フィールド 8th Session vol.6』には巻頭特集で記事が載っています。ルールブックは表紙・冒頭の漫画のみが井上純弌氏で、サンプルキャラは高梨かりた氏、他のイラストはしのとうこ氏などいつもの面子。ビジュアルは表紙以外はかなりいつものFEARゲー調のようです。
 記事によるとPCとなる半魔たちがプライマリとセカンダリでふたつ選ぶ種族やスタイルのような「ブラッド」は11種。「アーティファクト/魔器族」「イモータル/不死者」「イレギュラー/超人種」「エトランゼ/来訪者」「スピリット/精霊族」「セレスチャル/神族」「デーモン/魔族」「ビースト/獣族」「フルメタル/機械族」「マジシャン/魔法使い」「レジェンド/伝説の住人」。これらを2つ組み合わせてキャラ作成、それによってアーツ(特殊技能のようなもの)やハイパーアーツ(アガペーを消費して使用する神業や加護のようなもの?)が変化。すぐ使えるクイックスタートのサンプルキャラがイラストつきで10種ほど用意‥‥といういつもの形式のようです。
 宿泊者には全員プレゼント、当日参加者にも販売されていた『JGC2004スペシャルシナリオ集』はたぶん首都圏ならイエローサブマリンでも残部が販売されそうですが、これにBBNTのシナリオも掲載されています。
 しのとうこイラスト、ぱっと見ダブルクロスのシナリオとかなり見間違えそうなこのシナリオ。先頭にはトレーラー。PC1〜5までの追加される設定とNPCとのエゴやカヴァーが書かれたシナリオハンドアウト。オープニングフェイズがあり、ミドルフェイズがあり、<情報>技能で得られる情報あり、クライマックスとエンディング、敵データにはHA(ハイパーアーツ)一覧に使用済みチェックを書く欄があったりと、あのいつもあまりに見慣れているアノ形式で完全に記述されています。
 これを見た瞬間ガクガクしてしまったのですが、システム回りは愛や罪、アガペーやエゴといった魔獣の独自要素は残しつつ、いつもお馴染みのFEARゲーエンジンを組み合わせた形式(ぶっちゃけ、ダブルクロスにかなり近いもの)になりそうです。

FEAR Online
FEAR Online



クトゥルフの呼び声TRPG

 d20にもなったあの名作が。米国ケイオシアム社のベーシック・ロールプレイ・システム6th 対応版として9/10にエンターブレインから発売されました。こちらもJGC先行発売でしたが物販には残っていましたね。

エンターブレイン】の【eb! TRPG website】や、
eb商品情報のクトゥルフ神話TRPG
Analog Game News



真・女神転生III -NOCTURNE TRPG 〜東京受胎〜

 メガテン最新作『NOCTURNE』のTRPG版がスザク・ゲームズのおなじみ朱鷺田裕介氏デザイン、ジャイブからジャイブTRPGシリーズとして登場。9/9初版予定のところをJGC先行発売。こちらも物販では売り切れずに残っていました。
 濃い青の表紙に274Pで\4200。最近のゲームを参考にしてか先頭にはイラストつきサンプルキャラが8人載っています。コンシューマー版の3Dイラストそのままの充実の悪魔データ、悪魔管理用の各種チャートやシート、合体種族一覧などなど。

アトラス】の【真・女神転生III NOCTURNE】や、
真・女神転生III NOCTURNE マニアクス
(原作のプレステ版のほう)



d20ファイティングファンタジー(2) 雪の魔女の洞窟

 懐かしの『火吹き山の魔法使い』に続くd20版の第二弾です。

国際通信社】の【RPGamer】の
d20ファイティングファンタジー



TRPG版 Asura Fantasy 新装版

 こちらも懐かしいシステムがイラストや装丁などを一新した版を販売していました。物販スペースでは体験イベントもあり。
 失礼ながらTRPGとしては過去のゲームと思っていたら、オンラインゲームになって活発に動いているのですね。

ASURA FANTASY ONLINE】のアシュラファンタジーTRPG



Role&Roll SP

 8月初旬のvol.7ではサタスペのリプレイやGURPSルナルの新シリーズ『ユエル・サーガ』の載ったR&R誌の夏のスペシャル版です。9/1頃発売のものをJGC先行発売。ケイオシアム社のベーシック・ロールプレイング(BRP)・システムの翻訳版掲載、BRPを使ったサンプルシステム&シナリオとして変身ヒーローものの『暗闇の騎士 ゲノム・シード』。
 前述の『サタスペ』のサプリ、『ガンドッグ』では謎のイタリア女&謎のロシア男のコンビがラボ強襲作戦を行う初のリプレイ、追加データではR.I.S.仕様のM4カービンとステアーTMPが! メガテン『NOCTURNE』と『コール オブ クトゥルフd20』はシナリオ、GURPSは現代世界の銃データと、実践的な内容です。

Role & Roll Official Web Site
Role and Roll



ゲヘナ・リプレイ シェヘラザード・テイルズ

 ジャイブから文庫版で発売、347Pで\840。グループSNEの三田誠氏のRL&執筆でR&R誌に掲載されたリプレイ「シャイターンの娘」の再録及び続編の新作「マライカの見る夢」の収録。初心者をターゲットにした対話形式のプレイガイドが友野詳氏作、巻末は信仰都市ラウの設定と、文庫版ながらかなり充実の内容です。ジャイブTRPGシリーズは文庫も出すんですね。

グループSNEホームページ】のゲヘナ
グループSNE

JIVE.NET】のゲヘナ



新六門世界RPGリプレイ1 呪われ剣士と夢の島

 こちらは既に発売中。一部ナニがアレで評判が悪かった前シリーズに続いては著者がSNEの北沢慶氏に代わって新シリーズが開幕です。ダイス目に一喜一憂したり不運さに泣いたりライブ感溢れるいつものスタイルですが。この4人は全滅しないのか心配です。ドジッ娘でダメッ娘のニムたん(;´Д`)ハァハァ (うそ)

グループSNEホームページ】の六門世界RPG
グループSNE



新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT1 ロマール・ノワール

 こちらは既に発売中、値段は93[クレスポ]でページ数は約43[クレスポ]。お馴染みSWリプレイはへっぽこーず完結に続く新シリーズはなんとGM経験たったの3度目という完全初心者の藤澤さなえ氏がGMの仰天のシリーズ開始です。プレイヤー陣はベテランの割に非協力的なのが気になるところですが。(笑)
 お色気担当、お付きの人担当,元気少年担当、主人公ヒロイン担当、女性陣人気担当などなど、読者の人気を狙ったキャラクター構成なんかはSNEリプレイのお家芸というか、いつもながら巧いですね。

グループSNEホームページ】のSWORD WORLD RPG
グループSNE



グループSNEの新作TRPG(開発コード MS00)

 詳細は不明ですが体験イベントがあったので、何か完全な新作が予定されているようです。宿泊参加した人に聞くと分かるかもしれません。
 

ホード・オブ・ジ・アンダーダーク

 D&D3e、フォーゴトン・レルム世界をマシン上で遊べるMMORPG『Neverwinter Nights』日本語版に拡張セット『Hordes of the Underdark』が9/23に出ます。JGCでもロビーで体験版としてマシンが公開されていました。アンダーダークといえばレルムの地下世界。ダークエルフのドリッズト様の故郷に行けたりするのでしょうか?

セガ公式サイト】のソフトデータベース:ホード・オブ・ジ・アンダーダーク
SEGA PC LOCALIZED GAME OFFICIAL SITE】のホード・オブ・ジ・アンダーダーク



セブン=フォートレス リプレイ フレイスの炎砦V3 (上下)

 お馴染みきくたけリプレイの最新刊がファミ通文庫で上下巻で登場、相変わらずハイテンションで突っ走っています。だんだん『ナイト=ウィザード』と『S=F』の境目が分からなくなりつつありますが。冒険の舞台は遂に東京は秋葉原が登場?!

ファミ通文庫 WEB SITE】の上巻下巻

FEAR Online】内の【ナイトウィザード公式サイト
Night Wizard



ゲーマーズ・フィールド 8th Session Vol.6

 ほぼ先行発売の形で登場。前述の如く巻頭カラー特集は『BBNT』と『ピラミッド・ピラミッド』ですが。『アリアンロッド』のシナリオ、『S=F』の連載リプレイ、『スターレジェンド』のシナリオ、『アルシャード』『エンゼルギア』『N◎VA-D』『ブレイド・オブ・アルカナ』のサポートページといつもの内容。サプリメント『サンスカーラ』が出た『ニルヴァーナ』は4Pでシナリオ掲載もなくなっていました。
 アリアンのリプレイ第二弾『闇色の血の騎士』は9/18に富士見から文庫で発売。異能使いの次のサプリ『妖異草子』はテーマを「妖怪」として9月下旬に発売決定。アルシャードのシナリオ集SSSゾルダート&ソーサラー編『帝国の名の下に』は8/24に登場。ブレカナSSSオービス編の『夢見る瞳』は9/21発売です。
 N◎VA-Dのサポート記事はモチベーションの話と、今回は小品ながら普通に使える追加装備5種でした。Tryarksさんの【三元の間】に相変わらず最速の詳しいレビューが載っています。やはり夏は順当に水着のようです。

FEAR Online】のGF 8thSeasonVol.6 紹介ページ
FEAR Online】のアリアンロッド公式サイト
アリンロッド



トーキョーN◎VA The Detonation

 前述の如く軌道とN◎VA詳細設定を集めた読者投稿サプリ『ストレイライト』は製作中のためか、新しい情報はありませんでした。9/30発売のシナリオ集SSSのハイランダー編『夕日の沈む朝』はタタラSSSに続く前後編、PC1のハイランダーの過去が明かされる壮大なシナリオ。サプリでの軌道設定との関連も予想されます。
 また『ストレイライト』の表紙を飾る弘司イラストは会場で公開されていました。描かれている3人の人物はアルファ=オメガ、ウィリアム・多聞、そして天津征司の3人。内容を考えれば納得の3人でしょうか。キャストたちに何度も何度もこっぴどくやられたはずの征司たんが姿を変えて復活したり‥‥遂に氷の静謐派関連に何らかの形で決着がつくのでしょうか??
 

World of Darkness
Vampire the Requiem

 JGCの物販スペースで洋ゲーを売っていた訳ではないのですが、私的には話題の新製品なのでここへ。
 旧き血族たちの怖れおののくゲヘナ、ガイアのために戦い続けてきた人狼たちが覚悟した黙示録の時が遂に到来。『Time of Judgement』シリーズのサプリメントで膨大な設定、サプリ、シリーズの全てに終止符が打たれた米White Wolf社の World of Darkness シリーズ。世界の全てが終わって製品も終わってしまうのか‥‥と思いきやそうではなく、WoD2.0 として全てを原点に戻して新シリーズが始まりました。
 公式サイトで少しづつ情報が流されファンの意見も取り入れられながら、用語やモチーフはそのままに旧シリーズとは切り離してデヴェロップが進んだようですが、コアルールの『World of Darkness』、日本語にもなった『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』の新版に当たる『Vampire: the Requiem』が August 21st に発売。日本でも首都圏では入手できます。
 蛇(?)が尾を噛むWoDロゴもVampireのロゴも金属っぽいものに変更。 a modern gothic storytelling game と題した V:tR の表紙は墓石がモチーフだった V:tM の深緑に変わり、深紅に散った薔薇の花びらに手が伸ばされる、ずいぶん雰囲気の変わったものになりました。中も黒と赤の二色刷りで綺麗です。ビジュアルが一部後退してしまったような感のある revised の諸製品に比べると最初の頃に戻ったような感じがします。いつもシリーズ毎に特定のフォントがたびたび使われるのですが、今回赤文字になっているこのフォントがペンで書いたような筆記体で綺麗だけど日本人からするとちょっと読みにくいですね。
 ルール周りも、There are no rules と言っておきながら戦闘が煩雑だったりしたあちこちが改善され、能力値の数やd10を使うダイスプールの基本はそのままにあちこち変わっています。
 吸血鬼たちの設定回りもだいぶ変更。封建社会で公子が治める都市部に住んでいるのは同じながら、全てが長老と旧きアンテデルヴィアン達の永遠の戦いの策謀であったジハドは消滅、始祖もカインではなく不明。Requiem は闇の生、Dance Macable が吸血鬼たちの争いを表し、夜の中でどう生きるか、縄張り争いなどがメインになるようです。カマリリャはなんとローマ帝国崩壊と共に消滅、サバトやアンコニュのような国際組織も皆無、代わりに Covenant(盟約)という結社集団が5つあります。7条の掟は3条になり、仮面舞踏会の掟、子の責任を負う継嗣の掟、同族喰らいを禁ずる不凋花の掟になりました。世代もなくなって Blood Potency という値で代用します。

 それぞれにボーナスのある盟約は‥‥

Lancea Sanctum (ランケア・サンクトゥム、“聖なる槍”):吸血鬼は神が世界にもたらした怪物であると信じる宗教結社。始祖は聖ロンギヌス。
Ordo Dracul (オルド・ドラクル、“竜の修道会”):父ではなく神罰によって血族となったヴラド・ツェペシュの教えに従う修道会。様々な術を用いる。
The Carthian Movement (カルシアン運動):伝統より現在の平等主義を重んじる理想主義者。若い血族に多い。
The Circle of the Crone (老婆の輪):独自の訓えを使う神秘的な秘密集団。ケルト神話と関連あり。
The Invictus (インヴィクタス、不屈党):貴族集団。権力によって血族を支配しようとする。
The Unaligned :他のどの盟約とも関係していない集団?

Berial's Brood (ベリアルの巣):悪魔崇拝の異端集団。V:tDA のバアリらしい
VII :襲撃後にローマ数字の「7」を残す謎の殺戮集団

氏族は5つ。氏族の弱点も全て変わり、《訓え》も新たなものが加わったり効果が変更されたりかなり変わり、各氏族を表すフォントも紋章も一新されました。

Daeva (デーヴァ):官能を愛する快楽主義の淫魔の氏族。情熱の奴隷であり《尊厳》の達人。V:tMのトレアドールの美術愛好家の面が薄くなった感じ。
Gangrel (ギャンレル):《変身》能力を持つ野外を好むワイルドな氏族。V:tMのギャンレルがそのまま帰還。
Mekhet (メケト):隠されたものを支配する秘密主義で博識の氏族。《先覚》の達人で、火にさらに弱い弱点あり。
Nosferatu (ノスフェラトゥ):存在自体が他者に忌まわしい雰囲気を与える人目を忍ぶ氏族。《悪夢》の訓えを操り、V:tMと違い、必ずしも外見が醜いわけではなくなった。
Ventrue (ヴェントルー):V:tMに同じく闇の社会の君主たち。《獣心》も使い動物も操れるようになった。腐敗する権力の中で精神が徐々に脆くなっていく弱点あり。

氏族からスピンアウトしたマイナーな血脈には

Bruja (ブルハー):ギャンレルーの子氏族。V:tMのブルハーと違いただのダメなギャングに! (;´Д`)ノ
Treador (トレアドール):デーヴァの子氏族に! Σ(゚△゚;)
Malkovians (マルコヴィアンズ):ヴェントルーの子氏族。V:tMのマルカヴと関連は?
Morbus (モルブス):メケトの子氏族。病を移す能力を持つ。
Burakumin (ブラクミン):ノスフェラトゥの子氏族。なにやら東洋風のフォント、封建時代の日本が発祥、神道と仏教の世界で魂が穢れているとされた階級の人たちらしいのだが‥‥ (゚Д゚≡゚Д゚)?!

 Burakumin(゚∀゚)マジヤバッ!! 『ルーンクエスト』で日本では発売中止で回収されてしまった伝説のサプリ『ランド・オブ・ニンジャ』のようなことにならないとよいのですが‥‥
 旧WoDシリーズと共通している部分も一部ありますが、世界設定もかなり大変なことになっているようです。『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』の新版に当たる Werewolf: the Forsaken は発売がしばらく後になるそうですね。
 日本語で読める情報といえば、やはりぴろきさん御大の【月夜の森】のサマリーや日記Wapentakeでしょうか。訳語も参考にさせていただきました。

White Wolf Online】のVampire: the Requiem
White Wolf Online】のWorld of Darkness



JGC2004 Small Report

 以下私的な話ですが、しかし今回会った人が少ないです。倍率5倍のTRPGセッション with F.E.A.R.を勝ち抜くとN◎VA-D卓でRLをしていただける【のば通.communication】の早城菱人先生(ごーりごーり)やイイ話を聞き忘れた原代先生とか。来賓で入場のそんちょさんとか。先週のOFF会に続いてまた会ったぼきゅとロートル同盟(爽)の松本哲也さんとか。チャイナ服のコスを見逃して今回も別れの挨拶が「レポート楽しみにしてます」でガクガクしたぺんぺんさんとか。ぐらいでかなり少ないですね。なんか去年とはえらい違いだ。

 気になる点といえば天候。8/28(土)は長袖でないと肌寒い涼しい一日、午後からはぽつぽつと小雨も。8/29(日)は完全に雨でした。九州に接近中の台風16号は進路は首都圏からは外れるようですが、関西方面からはるばる来た人が帰る頃にぶつからないでしょうか‥‥?
 それでは参加者の皆様もスタッフの皆様も業界側の皆様もお疲れ様でした。

JGC2004 Small Report


〜おまけ〜
JGC2004関連リンク集

JGC2004の参加記録や新作のレビューを集めてみました。(正式にリンクさせていただいていないサイトもあります。ごめんなさい。) それにつけても近年blog系は強いですね。


 

Sword from BoA Sword from BoA

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