
〜 大阪サプライズ 〜
【3人のトーキー】【貴方に薔薇を】【その手に掴むものは…】
さてまだ寒い2月のある日のこと。仕事のほうで諸々事情があって急に連続して休暇を取ることになったのですが、急でイギリスやフランスあたりにでも(うそ)海外逃亡というわけにも行かない。さてどうしよう‥‥というところで月末に西方に旅に行く面々がいることを思い出し。
会社で休暇のスケジュールが決まったその日に旅行代理店へ行って諦めたその日の夜にMessengerで打診して調整して行動予定を決定して、メンバーと卓分けを調整し始めの状態だった迎撃作戦に入れてもらうことにしたのでした。えー急なところ皆様すみません。(゜∀゜;≡;゜∀゜)
つい先日まで「チミたちまた行くんかい」とか言っていた矢先にこれですからね。打ち合わせ用掲示板を見て吹き出したM○●Nの紅河さんが財団のようこそBBSにカキコしていってくれましたが、いやー自分でもどうかと思うびっくりどっきりの展開です。まあ急な飛び入りとは言っても約2週間前ですし、メンバーに空きがある所に入ったので別に全体への変動は何も起こらないのですが。
というわけで。休みのうちに作業が手早く進み、お陰さまでご好評いただいたオンラインリプレイ『竜のすむ星』の公開準備をしたり。『平日ぐらろらなま+会』なる平日から荒ぶる会で遊んだりした後に。「やっぱ(以下略)」を<※根回し>する不審なコメントがないか念のため各所blogをチェック(何)した後で休暇の最後はオーサカM○●Nへの旅と相成るのでした。
例によってプレイレポ作成期待の<■圧力>を奥義8Lvぐらい受けたので記録に残そうかと思いまする。
途中からの参加だったので夕方に合流、『しゃも三郎』という店でおいしいものを食べたり酒を飲んだりした後。一部メンバーは熊道楽様邸宅に集合。貢物として東京名物(大嘘)の銘菓ひよ子を献上した後。
世界が闇に包まれるアクシンデントやもろもろあった後に、まだ遊ぶ面子で真夜中のアクトとなりました。
『Honey Trap』 |
『DreamSorcery』 |
『3人のトーキー』 |

And
so, they appeared on the deluxe passenger .....
Handle: “告鳥”カァ・リュクス 【Profile】
Style: トーキー◎, アヤカシ, カリスマ● Age: 不詳 Gender: ♂
Style Branch: -
黒の衣装の妖しげな男性の姿をしたトーキー。その正体は古来より不吉のしるしとされる黒い烏の化身。好奇心旺盛で烏が貴金属を好むのと同様、人の秘密を探り、握るのを何よりの楽しみとする。
人間世界に出向き、その能力を活かしてトーキーの仕事をすることもあるものの、仕えしはただ一人、カムイST☆のR奈落にありし虚空城のあるじアカシャ。魔会の伝令使である告鳥は魔王たちの命を全てのアヤカシたちにすみやかに伝えるのだ。あるじに変わってブラッドハントの発令を行ったこともある。
人の皮を被り人間世界で活動していた折。N◎VAスポの九条政次から、人間の屑のカメラマンと人間の女性トーキーとチームを組まされることになるのだが‥‥?
Player: GG 【D'sWired】
▼西の氷の魔人にしてアヤカシ魔王(マイナス魔王にあらず)のGGさんで御座います。宇宙とコンタクトしている人とか何人かトーキーがいたのでブルブルしていたところ、こんなマイナスなサムシングが出てきました。
ラテン語の伝令を表す言葉をもじったというカァ、アヤカシの中でもとびきりレア度の高い<※血脈:化生の一族>。烏は金貨を貯めこみそうですからこれは巧い表現の仕方ですね。アヤカシがペルソナでないので変身できると言い張って<※人化>を持っていません。<バックステージ・パス>でどこにでも侵入し、奈落や魔会の社会技能しか持っていないので情報は全て<社会:メディア>+<※壁に耳あり>で代用、コネもアカシャひとりという大胆さです。
PC4や5のいわゆるビッグナンバーが多いものの、シナリオの導入枠の頻出度は高いトーキー。皆さんも腕に覚えのあるノバラーなら、トーキーの1人ぐらい使っているでしょう。
さァ、全国で頑張っているトーキー&中の人の皆様と一緒にツッコまなければなりませぬ。トーキー枠を拾うキャストにどう考えたら魔会のメッセンジャーが出てくるんでしょうか。やっぱアヤカシ魔王は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
Handle: 一条 修一朗
Style: トーキー=トーキー◎●, カブキ Age: 32 Gender: ♂
Style Branch: -
今時アナログなライカ社製のカメラ(至高の一品)を愛用する、フリーのカメラマン。事件の報道ではなく一瞬だけをファインダーに捉えるカメラマンとして活動しており、様々な各界のスキャンダル、戦場の報道でも活躍してきた。自ら“人間の屑”を自称しており、戦場の貴重な一瞬は写真に収めても傷ついた兵士はまったく助けず、自分の身しか考えない。かなりのヘビースモーカーであり、どこでも煙草を銜えている。
人間の屑でも腕の優秀さだけで世を渡って来たある日。N◎VAスポの九条政次の計らいで、妖しげな黒服の男、若くない女性のトーキーとチームを組まされるのだが‥‥?
Player: 悪童同盟 【ちんたらやってる暇はねぇ!! 】
▼大阪来たなら一度はうろん(意味不明)、うろん師匠の悪童師匠で御座います。キャストの相談をしていたところ、ぴか中パパ。のおとさまたちが声をそろえて
と言っていた黒い人が出てきました。
Exp40、人間の屑の一条は危ない場面になったら<※チェシャ猫>で真っ先に退場、<※マエストロ>で達成値を上げてプロの撮影、<※ニュースソース>は定番としても<※シャッターチャンス><※脱がせの鬼><※先見の明>でカメラマンらしさを表現しているキャストです。割とカメラマンは見ないので面白いキャストですね。
そして黒いほうのうろんWorldの約束、レッガーが4枚目で入っていそうな黒い人です。イラストの中でもちゃんと煙草を銜えていました。やっぱうろんの師匠は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
Handle: “元広報部の華(?)”静元 涼子 【Profile】【66q】
Style: トーキー◎, ミストレス=ミストレス● Age: 34 Gender: ♀
Style Branch: ミストレス:クイーン
かつては豪州本拠のNCB社の「元」広報部の華として活躍した女性トーキー。仕事を楽しむキャリアウーマンで好奇心の強い快活な女性。革命の時代の後期に結婚、変革の風の吹く時代には出産を機に円満退社、家庭に収まるとボディガードの夫と娘の世話をしている。現役時代に築いた人脈や蓄積は大きく、現在も相談事や情報のやりとりに乗っている。子供が大きくなったらフリージャーナリストとしてもう一度活動しようと画策しているようである。ちなみに夫婦別姓。
九条政次の計らいで現役時代と同じように仕事をしていたある時。どこかうろんな黒服のトーキー、か弱い女性を守る騎士には程遠い人間の屑のカメラマンと、チームを組むことになるのだが‥‥?
▼財団でトーキーというと涼子おかたまなのです。この3人の中ではトーキーとしては彼女が一番比較的(?)まとものようですね。
この3人が出撃することを知ったところ、別卓のガンツム軍曹様が
と頼みの綱にしてきました。それどころか、ほりの皇子殿下に至っては
と謝ってきます。そんなに烏の化身と人間の屑はアレでソレなのでしょうか。なんて楽しみな!(;゚∀゚)=3
Ruler: 闇司 【闇司部屋】
▼はたこずむにマイナス王国、ピンクにリリカルにアレにソレと様々なハシタナイ魑魅魍魎がうごめく不定形サークル一心不乱の数少ない良心(笑)と呼ばれるあんじーどのです。あんじー先生は巷を賑わす“かーらいル・シンジケート”の名付け親としても知られています。東京から新幹線で2時間半、はるばる大阪に来てようやくあんじーわーるどで遊べることができた‥‥(。´Д⊂)ホロリ とか言ってこの前も『Endless Scream』をRLしてもらったんですけどね。
あんじーわーるどって言うとアンダーワールドみたいでなんだかカコイイです。でも今聞いてるのはケミカル・ブラザーズの新アルバムなのですが。(と関係ない話をしつつ先へ)
さて、、あんじーわーるどといえば萌え萌えな女の子は皆無でGUYが熱いシナリオや脇を固めるPC3村の渋キャストや「グヘヘ」と笑いそうながつが思い出されますが。この『3人のトーキー』はPC1〜PC3いずれもトーキー、ゲストコネも全員九条政次でチームを組まされるという変わった構成のシナリオ。トーキーを想定して肉体戦は用意されておらず、全員の同意でカット進行風味の神業合戦に移ることがクライマックスフェイズの代用となる‥‥という面白い仕掛けになっています。
今回も入れて既にプレイ5回、枠がトーキーのみなのでそのたびに様々なトーキーが集まり、RL側からも見ていて楽しいそうです。確かに枠縛りのシナリオだとその辺が興味深いですね。
今回もいざ集まってみれば、情報収集に優れ、魔会の伝令使いという時点で既にキャラが立っているカァ・リュクス。トーキーの中では珍しいカメラマンということで役割分担もうまく果たせた人間の屑の一条修一朗。作りは比較的まとも(?)で支援系を固め女性という要素でキャラ立てをしている涼子おかたま、と3者3様のトーキーが集まりました。
うろんな混成チームの結束力は上の図の通りなのです。
ということで時刻は既に物の怪の出てきそうな深夜。あんじーわーるどへいざ出立と相成るのでした。

〜 3人のトーキー 〜
トーキョーN◎VA the Detonation
「3人のトーキー」 - O N A I R - |
日夜様々なニュースを流し、N◎VAの各界をにぎわせているN◎VAスポ。
中央区にあるオフィスの放送局に集まったのは、いずれもトーキーとはいえ、なんとも奇妙な三人組であった。
上から下まで黒服、どこか常人らしからぬ雰囲気を漂わす“告鳥”ことカァ・リュクス。
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今も煙草を吹かし、自らを「人間の屑」と言ってはばからぬ腕だけは一流のカメラマン、一条修一朗。
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“広報部の華”だった頃と同じビジスジャケットに身を包み、3人の中では唯一、いちおうまともに見える女性トーキーの静元涼子。
N◎VAスポの九条政次の計らいでチームとなった3人は、ある男の罪を暴こうとしていた。ヘルメス・ネットワークで活動している藤本誠という男の汚職である。裏帳簿でかなりの不正が見つかっていたのだ。
カァ「この男がいかに狡猾かを暴いてやりましょう‥‥(ヒヒヒ)」
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涼子「しかし、まったくうろんなパートナーよね」
カァ「こんなアナログの写真を判別できるのはお前だけだからな。そっちは頼むぞ ( ̄∀ ̄)」
一条「分かった。ま、報道の方は広報の華に任せましょうかねェ (ニヤニヤ)」
二人の不審な男の目は女性レポーターに向けられた。
静元涼子「‥‥分かったわよ。私がやるわ!ヽ(`Д´)ノ しかし、ほんとにうろんな三人組よね」
一条の中の人「ムキィ!ヽ(`Д´)ノ 人妻はたん付けできない!」
放送開始前から抜群の結束力を誇る3人である。この時、何者かが《暴露》を用いたが、3人は気付かなかった‥‥

ディレクターの人「あ、そろそろ時間ですよー」
かくして始まる特別番組が‥‥
ON AIR!!
涼子『TVの前の皆さん、こんばんは。静元涼子です。今回は、3人のトーキーからなる異種混成チームでお送りします。
ヘルメス・ネットワークでかねてから噂されていた‥‥』
特別番組は無事成功した。罪を暴かれた藤本誠は失脚し、ヘルメスでの地位を失った。

その次の日のこと。番組の大成功でN◎VAスポの九条政次は上機嫌だった。
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どういう風の吹き回しか、奢りで3人を祝杯に誘ってくる。
九条政次「ちゅーわけで、大成功を祝って打ち上げでもせえへんか?」
一条「本気か? 雪が降るんじゃねェか‥‥?」
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涼子「九条さんが優しいと、なんだか気持ち悪いわねぇ。待って、ちょっと電話するから」
幼い娘を預けている育児サービスに電話を掛けると、一児の母もしぶしぶ打ち上げに参加する。
カァ「なんだ、やる気満々じゃねえか (´._ゝ`)」

3人のトーキーが案内されたのはガード下の赤提灯‥‥ではなく、なかなかにいい雰囲気の飲み屋であった。
涼子「あら。九条さんにしてはよくできたじゃない ( ´ー`)」
かくして4人は席に着くと、祝杯を上げた。酒を飲み、食事をし、九条の様々なよもやま話に付き合う。
宴もたけなわとなった頃。一同は異変に気付いた。店内にやけに客が少ないのだ。何か不自然なことが起ころうとしていた。
カァ「やけに少ないな‥‥」
魔会の伝令使、真の姿は元より人外であるカァ・リュクスがいち早く異変に気付き、回りを見渡す。
涼子「ちょっと一条さん。何とかならないの?」
一条「コイツで撮ってみるか‥‥」
人間の屑でもカメラマンとしては優秀な一条修一朗は、愛用のライカのカメラを向けた。優れたカメラはどんな被写体でも、その姿を永遠にフィルムの中に焼き付けることができる。勘で向けた方向に向けてシャッターが切られた。
‥‥そのフィルムには、店内にはいないはずの3つの影のようなものが映っていた。
涼子「なによこれ、心霊写真?! Σ(´□`;)」
一条「まさか。俺は信じねェ (´-`)y-~~~」
そんな一幕もあったものの、しばらく経つと店の中はいつの間にか元の喧騒に包まれて、全てが元通りになっていた。勘定になり、打ち上げもお開きになる。
九条「またこの3人で、チームが組めたらエェなぁ〜」
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カァ「(冷たく)これで互いの腕が悪ければ、暴動が起こるね (-_-)」
九条政次はひとり、上機嫌で鼻歌交じりで帰って行った。
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一同が振り返ると、煙草の煙を残して一条修一朗もいつの間にか姿を消していた。(<※チェシャ猫>で真っ先に退場)
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闇夜に溶け込む黒服のカァも、夜の街のどこかへと消えてしまう。
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最後に残ったのは静元涼子だったが、女性がいるのに誰も送らず、彼女は自分で帰った。
かくして、抜群の結束力を誇る3人のトーキーの異種混成チームの打ち上げは終わったのである。そして、あるサムシングたちがカゲムシャの宿主に3人を指定してことには、もちろん誰も気付かなかった‥‥

それからしばらく経った後のN◎VAスポオフィス。またもどういう風の吹き回しか、九条政次は例の3人のトーキーをまたも組ませることになった。だが肝心の仕事が始まる前に、九条が大慌てで走ってくる。
九条政次「お、お前ら! な、なんかやったのか??(゜∀゜;≡;゜∀゜)」
3人のトーキー「??」
だがオフィス内に響いてくる規則正しい軍靴の音が、代わりに説明してくれた。3人の身柄を拘束すべく、N◎VA軍の治安維持部隊が押し寄せてきたのである!
兵士「準備、揃いました! (´ω`)ノ」
隊長「いいか、連中に隙を与えるな! 相手はトーキーだ。少しでも隙があればすぐに報道を仕掛けてくる! (`Д´)」
兵士「了解! (´ω`)ノ」
一同「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!」
危ない場面では真っ先に逃げ出す一条修一朗が、面々を置いて<※チェシャ猫>で一番最初に姿を消した。
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カァ・リュクスも落ち着き払ってトイレに入ると不吉の烏に変身し、窓から飛び立って空に逃げていく。
誰も一緒に逃げてくれなかった静元涼子だけが最後まで残り、おろおろと慌てふためいていた。
涼子「ちょ、ちょっと、ど、どうするのよ九条さん! (゚Д゚;≡;゚Д゚)」
九条政次「涼子はん、裏口ならあっちやで! ・゚・(ノД`)・゚ ・。」
N◎VAスポオフィスに踏み込んでくるN◎VA軍部隊。だが、抜群の仲の良さを誇る3人のトーキーの異種混成チームの姿は、もうどこにもなかったのである‥‥

アーコロジーに超高層ビルが立ち並ぶ災厄の街の摩天楼。
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黒衣の人間に姿を変えた告鳥、烏のカァ・リュクスはビルの屋上に立ち、取調べを受けるN◎VAスポのオフィスを見下ろしていた。威勢良く踏み込んできたはいいものの、N◎VA軍は結局何も見つけられず、右往左往しているのが窓から見える。
一条「ま、緊急集合場所は、ここって決めてたからな」
一条修一朗も<※先見の明>で登場してきた。二人は報道されているニュースをチェックし、なぜ3人が追われたのかを探った。
追われて当然であった。たった3人のトーキーによる軍基地襲撃という、前代未聞の事件が完全な映像つきで公開されていた。
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薄気味の悪いカラスが軍基地の門の上に止まり、カァと一声鳴くと一般兵たちが恐怖のあまりバタバタと倒れていく。
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それを一条修一朗と同じ顔をしたカメラマンがライカのカメラで撮影していた。シーンが変わるとカラスは消え、代わりにカァ・リュクスと同じ姿をした黒服の男が写っている。
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そこへ、悪そうなキャリアウーマンの顔をした女が合流する。背があまり高くないのでいまいち決まらないところまで静元涼子とそっくりだった。
3人は合流すると一列に並び、敵など存在しないかの様子で、威風堂々悠然とN◎VA軍基地施設へと歩いていく。‥‥そこで映像は終わっていた。
涼子「こんなことになったのも、元はといえば、あなたたちとチームを組んでからよ! (`Д´)」
ご立腹の様子で3人の最後の一人も姿を現す。用心のためショールで髪を隠しサングラスを掛けていたが、<隠密>に失敗したために涼子おかたまはいまいち変装しきれていなかった。
3人はN◎VA軍基地襲撃のニュースをもう一度眺めた。もちろん、基地襲撃事件は3人と同じ姿をした人物が行っていたが、3人とも見に覚えがない。
カァ「誰か、こんな偽の映像を撮った奴がいるな‥‥ ( ̄∇ ̄)」
カムイST☆Rに悪名高い奈落の冷気もかくやの冷たさを含ませ、不吉の烏の化身は平坦な口調で言った。
カァ「俺は、裏から探るぜ」
一条「俺は、まずこの映像の解析だな」
高い協調性を誇る3人のトーキーの異種混成チームは、分散しての行動に移ったのである‥‥

Webにアクセスできる公衆端末と機材のあるネットカフェで、一条修一朗は映像を詳しく解析した。
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たとえ人間の屑ではあっても、カメラマンとしては極めて優秀な彼である。<芸術:アレンジ><※マエストロ>で愛用のライカのカメラを使えば+8まで伸びる腕は伊達ではない。
軍基地襲撃の映像は本物で、どこにも捏造の後はなかった。だがもちろん写っている3人は本人そっくりの誰かだし、一条修一朗が撮ったにしてはアングルが下手だ。
先に3人のチームで罪を暴露された藤本誠はその後、ヘルメス・ネットワーク内でも地位を失って失脚していた。彼が主に金を受け取っていたカーライル傘下の北米マフィアの一角、ボナーノ・ファミリーも打撃を受けている。
藤本誠の現在の住処はN◎VAにあった。だが本人の方は現在行方不明となっていた。レッドエリアのストリートで、目撃証言が出ているというのだが‥‥?

一方、静元涼子は、知り合いのつてを頼って安全な場所を確保していた。豪州本拠のニューセンチュリー・バイオテック社の広報部で長年活動してきた彼女には知り合いも多い。今回の電話した先は近年脚光を浴びているチハヤ・ニューズ・ネットワーク、弱冠16歳でCNNを率いている千早一族の少女であった。
涼子「どこかの会議室をひとつ貸してもらえるだけでいいの。お願いできるかしら‥‥」
千早夏芽「ええ、静元さんの頼みですから、いいですけど‥‥」
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涼子「助かった〜! ああそうそう夏芽ちゃん、灰皿をひとつお願いね (-人-)」
千早夏芽「は、はぁ」
涼子「あとそれからもうひとつ! お手洗いの窓を開けといてもらえるかしら。そこから出入りする変な人なのよ (-人-)」
千早夏芽「い、いいですけど‥‥その人、大丈夫なんですか? (゚ー゚)??」
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涼子「ええ、腕のほうだけは大丈夫よ。恩に着ます。お願いね! (^o^*)b」
かくしてN◎VA中央区、CNNビルの中にひとときの避難場所が確保された。静元涼子が待っていると、カァ・リュクスがやってくる。だが受付で証明章の類を見せたのか、魔会の伝令使としての魔力で常人を屈させたのか、<※バックステージ・パス>を使ったカァは正面から堂々と入ってきた。
カァ「窓? 合法ですよ ( ̄ー ̄)」
続いて一条修一朗もやってくる。用意周到に喫煙スペースが用意されているのを見て気をよくした人間の屑の名カメラマンは、さっそく一服した。
一条「へェ、あんたの知り合いが用意してくれたのかい」
涼子「ま、わたくしも伊達に長くはやってませんからね (*^ー゚)b」
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一条「なるほど、やっぱ年食った人は違うねェ〜 ( ̄ー ̄)y-~~~」
涼子「‥‥さて、皆さん、肝心の話に行きましょうか」
怖いぐらいにっこりと笑った元広報部の華は、抜群の結束力を誇る3人のトーキーの異種混成チームを促した。
<※壁に耳あり>であらゆる業界の噂話を聞きつけるカァがいち早く情報を入手する。N◎VA軍の動きが速かったのは、彼らがトーキーを非常に警戒しているからであった。どんなニュースもすぐに報道するトーキーは軍には厄介な存在である。治安維持の目的でN◎VAに常駐し、ひと頃よりも市民からのイメージもだいぶ良くなってきた現在のN◎VA軍にとっては、体面は重大問題だ。
藤本誠が繋がりがあった北米マフィアのボナーノ・ファミリーは3人の報道後、幹部が粛清されて事実上の消滅状態にあった。
そしてヘルメス・ネットワークと藤本誠の関係はそう強固なものではなかった。ヘルメスにとっては利益になるため、藤本に便宜を図っていただけで、現在の状況を庇う素振りもない。では、3人の偽者の軍襲撃をでっち上げたのは、どの勢力の誰であろうか?
面々がそんなことを考えていると、会議室の電話が鳴った。心配になった千早夏芽が様子を聞きに掛けてきたのである。
千早夏芽「静元さん、本当に大丈夫なの?」
ここで 《神出鬼没》
静元涼子の姿をしたサムシングが、その質問に代わりに何かを答える!
千早夏芽「‥‥‥‥‥‥そうですか (ガチャ)」
涼子「もしもし? 夏芽ちゃん? (゚Д゚≡゚Д゚)?」
静まり返った会議室には、何やらうろんな雰囲気が満ちてきた。
涼子「ちょっと、一条さんにカァさん! CNNもやばくなってきたわ! ・゚・(ノД`)・゚ ・。」

そして、次なる舞台は社会戦シーンとなった。異種混成チームの動きが感づかれたのである。
いきなり<※コレクティブ><※スタンドダウン>に危険な<※企業の一撃>。“番組枠”を使用した勝ち逃げ攻撃が3人のトーキーを襲う。
数瞬の思考、そして決断。この攻撃を致命的だと判断した一条修一朗の中の人が早くも《チャイ》した。そう、人間の屑のカメラマンなので忘れがちだが、中の人は‥‥
|
である。
そして<※化生の一族>で、アクト開始前に2桁に有り余る報酬点を得ているカァがお返しの看破攻撃で25。相手は、“ワークス”アリア・矢野という名のヘルメス配下の女性であった。藤本誠とは対立していたエグゼクのはずだが‥‥?

烏の化身カァ・リュクスは失踪中の藤本誠の家へ向かった。<※先見の明>で一条修一朗も煙草を吹かしながら登場する。だが‥‥
サムシングが 《神出鬼没》
人間の屑と同じ外見をしたサムシングが《不可知》からライカのカメラを向けると、世界の決定的瞬間を捉えてきたはずのカメラから不吉な気が満ちる。<※畏怖><※永生者>からのアヤカシ攻撃。さらに‥‥
神
<※血脈:神族>で神ダメージの乗った23点は、魔会に連なる不吉の烏には防げなかった。カァ・リュクスは《霧散》を余儀なくされる!

ヘルメスの“ワークス”ことアリア・矢野は社会派の報道で知られていた人物だったが、それは表面上のものであった。各方面と黒い繋がりがあり、今回の報道で汚職が明るみに出たとはいえ、藤本誠の方がまだ人情派と言えるぐらいである。
アリア・矢野から伸びた黒い線が向かう先は‥‥《買収》で秘匿されていた。
ストリートへ逃げていた一条修一朗と静元涼子は回りの空気の異変を感じていた。背景にいるレッガーたちが何やら殺気立っている。それもそのはず、堂々とN◎VA軍基地を正面から襲撃した3人のサムシング軍団は、今度は堂々と犯罪結社を正面から襲撃した結果がもうニュースで流れていたのだ。
涼子「それにしてもカァさん、遅いわねえ。わたしたち3人の未来が掛かってるのよ。早くなんとかしなきゃ」
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一条「いや、もう2人になってるかもな (´-`)y-~~~」
自分から不吉なことを言う人間の屑の名カメラマン。二人は失踪した藤本誠を見たという目撃証言を洗った。目撃したその時、路地裏では何やら不自然な霧が出たという。
N◎VAでは否定されているはずの超常現象の世界の話だった。物語は一挙に、アストラル方面へと傾いていく。そして多方面に対応可能な3人のトーキーの中の人たちの頭の中を、同じ思いが巡っていた。
中の人たち「(´-`).。oO(イタ子ちゃんがここにいればなぁ‥‥)」
涼子「カァさんがいれば、もう少し何か分かるのにね‥‥」
そんなこんなの別の路地裏。毎日のように死体が再生産され、血が流される災いの街トーキョーN◎VA。
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ストリートの地面は汚いが、ここにカラスの形をした奇妙な染みがあった。その染みはむっくりと起き上がり、人の形になると‥‥ここに“告鳥”復活! <※バックステージ・パス>で2人の下に突然現れる!
カァ「一条。俺を殺したのはお前だな (-_-)」
一条「何をバカ言ってるんだ。ライカのカメラで人が死ぬか?」
確かに当たり前のことである。自分を殺したのが人間の屑の姿をしたサムシングであることを悟った烏の化身は、<※壁に耳あり>で調査を進めた。一同は今度こそ、失踪した藤本誠の家を探ることにする。
涼子「さあ行くわよ。カァさんには、またお手洗いの窓から侵入してもらいましょう (ぐっ)」

高い結束を誇る3人のトーキーからなる異種混成チームは、トイレではなくカァの<※バックステージ・パス>で藤本誠の家へと侵入した。
しばらく使われていなかった家の中はボロボロに荒れ放題だった。様々なメモや雑誌の類があちこちに散らばっている。
現役時代は“レインボーアイリス”で瞳の色を変えるのがお気に入りだった静元涼子の紫色の瞳が光った。目標値16で隠されたメモが、引き出しの中に入っている。
『あいつらは許さない。俺に濡れ衣を着せた‥‥』
よく見れば雑誌の束は、『月刊○ー』のような怪しげなオカルト系のものばかりだった。
メモを見たとたん、魔力に吸い寄せられた静元涼子は唐突にぱたりと倒れた。
高い協調性を誇る異種混成チームは顔を見合わせると、さして心配した様子もなく、まったく慌てずに上からチームメイトの一人を覗き込んだ。
一条「心労かなァ (´-`)y-~~~」
カァ「子供に会えないのが、そんなに残念ですかね‥‥ (-_-)」

一方、ドリー夢空間に飛ばされた静元涼子は、暗闇の中をさ迷っていた。ふと見ると、何やら怪しい感じのカァ・リュクスが何故か立っており、近づいてくる。
涼子「な、何よカァさん。あなた元から怪しいけど、何をする気なの? (((( ;゚Д゚)))」
返事はなかった。いきなりカァの姿をしたサムシングが《不可知》からの首絞め攻撃! さらに神パワーが加わり、涼子の意識はたちまち限界に近付く。
彼女が見たのは別のビジョンだった。血を流したような不気味な空、地面を覆いつくす人骨の山。されこうべの間に大きな岩が鎮座し、地獄のような光景の中で、岩の中に佇む人影がただ一言呟く。
サムシング『 裁 き を 』
そう‥‥ここはマイナス王国がN◎VA進出を果たしたストレイライト追加名所のひとつ‥‥
タ タ リ ガ ミ
の地であった! しかも本シナリオは投稿してうっかり採用される前に執筆されている。つまりここはのオリジナル版のタタリガミの方である!(゚∀゚)アヒャ!!

一方、現実空間。気を失ったままの静元涼子は酷く苦しげな顔をし、その細い首に手で絞めたようなものすごい痣がひとりでに出現した。
仲間思いで知られる3人のトーキーの異種混成チームは、介抱するでもなく冷静にそれを見下ろしていた。
カァ「やぁ、これは本気ですね (-_-)」

またもや暗黒のドリー夢空間。もがく静元涼子は必死に叫んだ。
涼子「ちょっと一条さん! 何やってるの! 早く出てきなさい! ・゚・(ノД`)・゚ ・。」
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ドリー夢一条「俺は人間じゃない。人間の屑だ。だがカメラマンだ! ('∀`)b」
《ファイト!》から《チャイ》でふっかちゅ。現実世界に戻ってきた涼子は激しく咳き込むと回復し、2人に謎の岩のことを語る。
魔会のメッセンジャーであるカァが思い出した。確かにそれはタタリガミ。しかもまよライトで中央区の真ん中に堂々と鎮座してしまう前のオリジナル版のタタリガミである。偶然にしかたどり着くことのできない禁忌の地なのだ‥‥
カァ「この藤本も、ハメられたのかもしれないな‥‥ ( ̄∇ ̄)」
調査は続行する。失踪する前も、藤本誠はアリア・矢野と方針を巡って激しく対立していた。彼は自らが所属しているヘルメス・ネットワークについても独自に調べていた。巨大な組織では考えられることだが、ヘルメスの一部が、アリアを通じてあの悪名高いカーライル・シンジケートと繋がっていたのだ。
一条修一朗は決定的瞬間をカメラに収めるべく、アリアに張り付くことを決める。

ついぞ見かけない<※化生の一族>であるカァは報酬点にまだまだ余裕があり、さらに調査が続く。
カーライルの一派、ガンビーノ・ファミリーが今のヘルメスに食い込んでいた。シンジケートから派遣され、今回の件で活動しているのは情報操作のプロフェッショナル、“レッドスター”と呼ばれる男。噂ではアリア・矢野の愛人と言われていたが、その事実は《完全偽装》で隠されていた。

これを好機と見た人間の屑の名カメラマンは、《暴露》を宣言。対象はアリア・矢野の愛人がシンジケートに属するレッドスターであるという事実。
一条「今日で1週間か。コイツを撮るまで、ずいぶんフィルムを無駄にしちまったぜ‥‥ (´ー`)y-~~~」
シーンの舞台はさる高層ビルの屋上へと飛ぶ。愛用のライカのカメラを三脚で固定、望遠レンズを装備し、一条修一朗は超☆遠距離から獲物を見つめていた。狙うはアリアの済む高級アパート、窓から見えた決定的瞬間である。
カァ「インスタントばっか食っていいのか? 写真はお前に任せるけどな ( ̄∀ ̄)」
カラスのように屋上に舞い降りたカァ・リュクスが茶化す横で、人間の屑の名カメラマンは屋上に用意していた臨時の暗室へと急いだ。出てきた時に手の中にあるのは、超☆決定的瞬間を収めた現像写真である。
一条「コイツだ。好きに使ってくれ (σ・∀・)σ」
描写はなされなかったものの、<※脱がせの鬼>を用いて撮った写真である。おそらくアダルトな写真であろう。(キャッ)
写真を見た魔会の伝令使は、その出来に驚いた。
カァ「おお、こりゃ悪魔的な芸術だな。 (☆ー☆」
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一条「そりゃそうだ。俺は人間じゃない。人間の屑だからな。 ( ̄ー ̄)y-~~~」
カァ「人間の屑には悪魔がお似合いか。こりゃいい ( ̄∀ ̄)」
高潔さで知られる3人のトーキーの異種混成チームの2人は互いの顔を見合わせると、ひとしきりビルの屋上で悪そうな笑いをもらした。

一方その頃。静元涼子は電脳端末のあるカフェでトロンを前にすると、なけなしの<社会:アストラル>1Lvでなんとか調査していた。
涼子「星也くんの話だと、N◎VAスポにはイタ子ちゃんっていう心霊レポーターがいるのよね。よーし、私も真似して頑張ってみるわよ〜! (*^ー゚)b」
なけなしのJoker。藤本誠はまだ生きていた。この物語が開始された折の汚職報道での抹殺ダメージは打ち消されていなかった。現在位置は禁忌の地、タタリガミの中。濡れ衣を着せられて復讐の念に囚われた藤本はタタリガミの中に捕らえられ、それが元で一連の事件はアストラル方面への迷宮入りとなっていたのだ。
呼ばれた二人もカフェへやってくる。札は揃った。戦いの時だ。
一条「ほう、いいネタじゃねェか (´ー`)y-~~~」
中の人たちが共に合意。
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物語はクライマックスフェイズ、カット進行風味の神業合戦へと移行する‥‥!

場所は静元涼子の中の人の提案により、物語の始まりと同じくN◎VAスポの会議室となった。スクリーンに各種機材が揃った中で、九条政次もヤる気である。
九条政次「3人ともよう戻ってきたな。よっしゃぁ、ガツンとやったるでぇ〜 O(≧∇≦o)」
カァ「九条がバクチ好きで、よかったですねぇ‥‥ (-_-)」
そんな中、3人のトーキーたちの戦いが始まる。まずは、静元涼子の《暴露》。最優先の目的は3人の濡れ衣を晴らし、保身を完全とすること。
『3人のトーキーの異種混成チームの嫌疑、晴れる!』
事実を語った報道だった。番組には彼女の業界の知り合いの粕川うらら、網島摩美、千早夏芽の談話も混ぜられ、涼子がそんなことをするはずのない人物であることが語られていた。
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そして番組には、カァ・リュクスがトイレの窓から出入りするという妙な癖はあるものの、
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優秀な取材者であり、一条修一朗は人間の屑だがカメラマンとしては優秀であることが、しっかりと述べられていた。
打消しは発生せず。濡れ衣は晴れた!
続いて、カァ・リュクスの《暴露》。内容は藤本誠に掛けられた冤罪を晴らすこと。彼の現在の居場所、そしてタタリガミなる不気味な超自然存在に囚われるに至った経緯。
こちらも打消しは発生せず。藤本誠の冤罪は晴れた! だが、その番組にはかつて彼を告発したトーキーからの謝罪はどこにも入っていなかった。
カァ「だが、俺たちは謝らないがな ( ̄∀ ̄)」
一条「こっちはプロですからなァ〜 (▼ー▼)y-~~~」
報道に応え、N◎VAスポオフィスへやってきた人物がいる。それはなんと、藤本誠本人だった。
藤本誠「あんなことにまでなっちまったとはな。俺も今回は懲りたぜ (−−;)」
感謝のつもりなのだろうか、《ファイト!》が静元涼子に飛ぶ‥‥

‥‥そして、《暴露》はもう1回残っていた。
一条「俺たちの辞書に、やられっぱなしという言葉はねェぜ! (´∀`)b」
そう、これがうろん統合軍の辞書である。うろんWorldと戦ったり共同戦線を張るときはチェックチェック。
それはさておき、効果は決定的瞬間の写真をネタにアリア・矢野に対して抹殺ダメージを与えること。TV電話の通信が入り、スクリーン上に女性の顔が現れる。
アリア・矢野『よくもやってくれたわね ( `△´)』
一条「あんだァ? お前、ヘルメスのババァか (▼ー▼)y-~~~」
敵もこれは予想していた。レッドスターが《完全偽装》し、問題の写真を抹消する。だがそこで、人間の屑のカメラマンの横に控えていた小柄な女性が進み出た。
涼子「(びしっ) まだよ! 私たちトーキーは、この世界の真実を照らす光なのよ。
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そしてか弱い女性のそばには、常に騎士が控えるものだわ。今日は人間の屑でアレでソレだけど、それでもとにかくそうなのよっ! (*^ー゚)b」
《ファイト!》から一条修一朗の《チャイ》を使わせて《完全偽装》による打消しを打ち消し。情報操作に通じたシンジケートの“レッドスター”も、さすがに顔色を変えた。
レッドスター『こりゃ、効いたな‥‥』

‥‥だが、敵は最後の最後のカードを残していた。
レッドスターの《不可触》による社会戦ダメージ打消し。神業は通らなかった。一条修一朗の負けだ。
一条「フゥ‥‥仕事の後の一服は、最高です‥‥。 ( ´ー`)y-~~~ 」
本人にしか分からない負けロールで負けを認め、一条修一朗は煙草に火をつけた。シンジケートと癒着したヘルメスは、これからも猛威を振るうだろう。
しかし、神業は最後にもうひとつ残っていた。藤本誠が残していった《ファイト!》である。PC3の静元涼子と中の人は《ファイト!》を《ファイト!》して一条修一朗の《チャイ》で彼のいいところを見せる手を考えていたが、《ファイト!》の《ファイト!》はNGだとあんじーわーるどの神様に止められる。
仕方なく彼女は、《ファイト!》で自分の《暴露》を使用した。
涼子「(びしっ) まだ、私たちの仕事は終わってないのよ。
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その証拠に、彼はまだ煙草を吸い終わってないわ! (o^-')b」
果たして、一条修一朗の一服はまだ終わっていなかった。人間の屑の優秀なカメラマンは、懐から1枚の写真を取り出した。
一条「これを撮るのに、1週間も掛かったぜ‥‥ (´ー`)y-~~~」
アリア・矢野『そ、その写真はっ?! Σ(´□`;)』
レッドスター『いつ撮ったんだ?? Σ(゚△゚;)』
それはヘルメス・ネットワークに属するアリア・矢野が、悪名高いシンジケートと深く結びついているのを示す動かしようのない証拠であった。この一撃により、彼女の失脚は確実となった。
スクリーンの向こうでアリアが驚愕し、勝負が決した時。
N◎VAスポの会議室にいる3人のトーキーは、既に2人となっていた。
人間の屑にして優秀なカメラマンは、もうどこかに消えていた。後には、煙草の煙が残っているだけだった。
涼子「まったく、元広報部の華を舐めた報いよ! (゚ー゚)」
ご機嫌の悪い涼子おかたまは最後にアリア・矢野を睨むと、ヒールの音も高らかに身を翻し、颯爽と部屋を出て行った。背があまり高くないのでいまいち決まりきらないところも現役時代と同じである。
そしてドアがバタンと閉じた数秒後。再びドアが開くと、彼女は忘れていたように顔を出し、指で方角を示した。
涼子「あぁ、カァさん。お手洗い、あっちよ」
カァ・リュクスは最後まで部屋に残っていた。落ち着き払い、スクリーンの向こうで冷や汗をかいているアリア・矢野に奇妙な質問を投げ掛ける。
カァ「あなたは、呪われたことはありますか? (-_-)」
アリア『な、ないわよ。何を言ってるの? (゚Д゚≡゚Д゚)?』
ヘルメスの女性トーキーは、相手が人の皮を被った不吉の烏の化身、魔王に仕える伝令使であることに果たして気付いただろうか。
カァ・リュクスはそれ以上何も言わなかった。告鳥はただニヤニヤしながら、どこかへ姿を消していった。

そして、エンディングフェイズ。
カァ「他人の不幸は、蜜の味ですよ‥‥ ( ̄ー ̄)」
カァ・リュクスの《神の御言葉》が飛んだ。目に見える災いがアリア・矢野に降りかかった訳ではなかった。ただ、彼女は眠りの中でいつも同じ夢を見るのだった。
カァ「あなたは相手をきちんと調べてから、とどめを刺すべきでしたね‥‥ ( ̄∀ ̄)」
夢の中のフラッシュバックはいつも同じ。人骨の山、奇怪な岩、血の色に染まった悪夢のような場所。彼女はいつも夢の中で、その禁断の地を彷徨うのだった。
カァ「人を呪わば穴2つとは、よく言ったものです‥‥ ( ̄∇ ̄)」
アリア・矢野のその後は分からない。だが逮捕されて留置場に入っても、毎夜毎夜衰弱し、しまいには死んでしまうことだろう。人の世に不吉を告げる告鳥の予言は、外れることはない。
カァ「人の秘密って、怖いですねぇ‥‥ ( ̄∇ ̄)」

嫌疑が晴れ、晴れて事件が解決してからしばし。
一条修一朗は悪態を突きながら房総南国際空港への道を歩いていた。いつも咥えている煙草も今日は見当たらない。
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コーヒーを飲みに入れば禁煙、食事をしに入れば禁煙、どこもかしこも禁煙だったのだ。
一条「くそ‥‥ついてねェ‥‥。きっとあいつらのせいだ‥‥ (−−;)」
ぶつぶつと呟きながら、一条修一朗は亜軌道ジェットの発着場へ向かった。人間の屑にして優秀なカメラマンは愛用のライカのカメラを片手に、また災いの世界の何処かへと取材に旅立っていくのであった。

無事に3人のトーキーの異種混成チームへの嫌疑も晴れ、元広報部の華への濡れ衣もようやく晴れた。静元涼子は3人を助けてくれたCNNの社長に電話していた。
涼子「いやー、ホント今回は助かったわー。ところで、あの時、私なんて言ったの?」
会議室と灰皿とお手洗いの窓を開けてもらった際、夏芽からの電話に、静元涼子の姿をしたカゲムシャのサムシングが勝手に答えた時の話である。
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とたんに、“陽光の欠片”の声は陰り、口を濁す。
千早夏芽「いえ、そ、それは‥‥‥‥‥‥」
涼子「(ギク) あああ、言えなかったら別にいいのよ。あれは陰謀で、答えたのは私じゃないんだし。お、おほほほ‥‥ ヾ(;´▽`)」
そして二人は、事件の報道のことを思い出した。超常現象の世界に踏み込んでいるタタリガミの解説は映像効果も凝っていた。血のように赤い画面、しゃれこうべの山に不気味な岩。中央区の真ん中にどどんと鎮座してしまったタタリガミの名も、これでいっそう広まるだろう。
涼子「まさか私も、あんな報道するとは思わなかったわ‥‥。明らかに私の領域じゃないわよね‥‥ (;゚ー゚)」
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千早夏芽「けっこう真に迫ってましたよ。静元さん、今度うちで心霊キャスターとかどうですか? (*´▽`)」
涼子「いや、私はまだそこまでは至ってないから‥‥ ヾ(;´▽`)」
千早夏芽「静元さんなら大丈夫ですよ。だって、詳しい旦那さんもいるじゃないですか (*´▽`)」
涼子「ちょっと待ちなさいよ夏芽ちゃん。あなたなんでそんなこと知ってるの? ・゚・(ノД`)・゚ ・。」
And so, the curtain dropped,
of the story of 3 talkies .....
-XYZ-
かくして3人のトーキーの異種混成チームの物語は幕を閉じた。
時刻は既に深夜、一条修一朗の中の人とカァ・リュクスの中の人は共に車で帰途に着く。
車内にて、不吉の烏の化身の中の人は繰り返し繰り返し、こう呟いていたそうである。
カァの中の人「便所 ヽ(`Д´)ノ イクナイ!」

かくして異種混成チームのアクトは終わりました。3人とも中の人は互いに知り合いなので、中の人は協力しつつキャストは最後まで深夜テンションで仲が悪いという状態が続き、トーキー縛りながらうまく回ったと思います。イヌ縛りのアクトならやったことはあるんですがトーキー縛りは初めてだったので新鮮でした。やっぱあんじー先生は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
その後は《チャイ》3発で一条修一朗に経験点が16点も入ったり。人間じゃないただの屑の話を聞いたり。アノ有名なパパ劇場の話を聞いたりしながら各自適当に睡眠フェイズへ。
別室の『Honey Trap』ではたたんの演じるMID工作員の声が聞こえてきたり。皇子のリバティベルが絨毯をひっくり返してインセンサブルするのが聞こえてきたり。PC1村の紅河さんの“使命官”のPC1台詞が聞こえてきたり。寝袋の横からのとすさんの寝息が聞こえてきたり。しながら。
自分自身に関しては予想はしていたのですが、結局一睡も できずに 朝になるのでした。
(次の日へ 続く)

〜おまけ〜
サプライズなリンク集 ★ガンツムさんの【萬年筆禍】の 蝶☆大型お好み焼き「大阪城」の写真アリ。 最近はバナーの中に隠れています。 関西の恥部健在! ★熊道楽さんの【蜂蜜酔いどれ熊日記】の 宿提供有難う御座いました。 (-人-) ★悪童同盟さんの【ちんたらやってる暇はねぇ!!】の 今回の旅は悪童づくしです。 ★篠原透さんの【FROZEN SAPPHIRE】の 『その手に掴むものは‥‥』はエレガントの勝利!ヽ(´▽`)ノ ★紅河さんの【紅河的な何か】の でも東京でまた会いますw ★堀野さんの【ロケット屋ダンデライオン】 ほりのこずむを讃えよ〜 ★しんいちさんの【Now and Then ...】 イラストを書いてもらう約束をしてしまいました。てへ。 ★のとすさんの【りみっとすきる】 四倍剣が‥‥ ★(はた)×弐さんさんの【SwordDancer】の一心不乱日記の Honey Trapは今度はオフでも‥‥ ★NATRONさんの【マイナス魔王の日記】の でも東京に帰ってきてから同卓が実現しました。てへ。 あんじーわーるど見参。 ★修行さんさんの【修行さん感】の ツインタワーです。 |
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〜おまけのおまけ〜
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