さて。睡眠その他とるものもとらず、がつのように猿のようにがつがつとゲェムをすることも可能はありますが。よいセッションには体調管理も重要です。
というわけで本日は焼肉屋の後は熊さん邸は辞してしまやん夫妻の家の近くにあるビジネスホテルに一泊。ゆっくりシャワーを浴びてゆっくり酒を飲んでゆっくり寝てゆっくり朝食を食べてゆっくりしてエレガントぢからを回復し(うそ)、PDAの中に全て電子データで持たせていたアクト情報と他のキャストの情報も再度チェック、万全の構えで最終戦になるのでした。
昼の部はまたも関西の聖地と呼ばれる某カラオケ屋。欠員補充のため一部メンバーの入れ替えがありましたが、以下のような構成になりました。
『血刀』 |
『人が人を裁く瞬間……』 |
『その手に掴むものは…』 |
オーサカへ来てようやくまたマイナスの人と遊べると思いきやメンバー再度振り分け、考えた末になとろんどのが『血刀』卓へ。さらばだ千夜、たとえ中の人が永久戦犯でもまたトーキョーで会おう!(ρД`)ノ
And
so, they appeared on an old city .....
Handle: “WanderDoll”ベティーナ 【Profile】
Style: アヤカシ◎, カゲ, バサラ● Age: 4(外見は15,16) Gender: ♀
Style Branch: アヤカシ:ヒューマンハート
外見は10代半ばに見える金髪に緑の瞳をした小柄な少女。その本質は聖母殿の浄化派に対する極秘プロジェクトによって作り出された戦闘人形であり、信仰心すらもプログラムされている。小柄ながら敏捷性と戦闘能力共に高く、拳銃をもって果敢に戦う。
だが任務中に徐々に生まれた人間らしさに感情の揺らぎが生じ、心配してソフィア枢機卿に話したところ、人の世を知るためなのか災厄の街に飛ばされることに。聖印本舗のベルディアのお目付け役を兼ね、世と人間を知らんとする毎日を送っている。
ある日、特別任務を携えてやってきたのは悪名高い退魔局13課のジョルジョ・ロッソ司祭であった。ある娘を暗殺しろというのだが‥‥?
Player: 紅河 【紅河的な何か】
▼PC1枠は魔王ジニアどんが治める【Gray Room】の副管理人、真のPC1が得意な紅河さんです。でも久しぶりではありません。年末の第3回オフでトーキョーで会って、新年1月3日にもトーキョーで何故か遭遇しています。(笑)
Exp102のベティーナは<※人化>を持って人間に偽装した<※人形の一族>。ハードリンクやブーステッドリフレクス等で強化した“剣”相当義体で達成値を上げ、弾丸を使い分けた拳銃で<※フェイク><※霞斬り><※元力:火炎>で致死ナンバーを狙って射撃するタイプです。“破邪顕正”や“異端審問”など聖母殿っぽい装備も取り揃えています。
モデルはTRPG『天羅万象』の戦闘傀儡や漫画『ガンスリンガーガール』、そして好きな小説『ポストガール』だそーです。実際の稼動は本日が初めて。blog日記からも人形娘への愛が窺えます。やっぱ紅河たんは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
Handle: “シェヘラザード”若狭 千夜 【Profile】
Style: フェイト◎, カブキ, トーキー● Age: 18 Gender: ♂
Style Branch: -
フリーのトーキーをなりわいとする日系人の若者。私立探偵業やメディアに物語の種を売ることで生計を立てている。火星人から聞いた火星の話など、突拍子もない物語や事件をネタにストーリーテラーとして活躍する。シェヘラザードの一千の夜の物語には人を惹き付ける魅力があるのだ。両親は冒険家であり行方不明中。とある退屈したご令嬢に千夜の物語を語って聞かせ淡い恋が芽生えたが、相手の正体がさる女大公だったために災難となったり、影の地の遊園地に迷い込んだり、災難が続いている。
トーキーの仕事で外国に飛び、新欧州連邦ヴィル・ヌーヴの東欧共同体、旧きよき町並みを残す“スカイキープ”へ飛んだとき。町は地図からも人々の記憶からも忽然と消えていた。千夜は調査を開始するのだが‥‥飛行機トラブルによって断念することに!
Player: NAT(NATRON)
▼なとろんのマイナス王国のプラス代表、使用頻度TOPの千夜が来るはずだったのですが‥‥中の人が欠員補充で『血刀』卓へ行ったために飛行機トラブル発生! スマヌ、さらばだ! (ρД`)ノ
残りのキャストは3人ともアストラル系という事態になりました。でも千夜クンがいたらいたでまたそれは違う盛り上がりになったと思います。
Handle:
Style: カブトワリ◎, マネキン, アヤカシ● Age: 外見20代前半/実年齢60代後半 Gender: ♂
Style Branch: マネキン:サロメ
ヌーヴの三合会系組織
悲願であったアルマンへの復讐は果たしたものの、恋人ジョセフィーヌもが血族とされたのはアルマンの仕業ではなく、抱擁時の一時的錯乱から自分自身が為したのだった。罪深い事実に今気付いたルイは孤独と罪悪感を背負い、夜の世界を彷徨い続けている。新雪のような純白に変わってしまった髪、アーモンド形の瞳が印象的な美貌の青年。
N◎VAトーキョー・タワーに存在しないはずの幻の十三階を根城としていた今日。毎日のように見る同じ夢は、姿の知れぬアヤカシが自らを殺す悪夢であった。そして、夢の中の光景とまったく同じ場所が現実世界の東欧共同体にあることに気付くのだが‥‥?
Player: 篠原透 【FROZEN SAPPHIRE】
▼久々の篠原ダーククイーン陛下です。R版のキャンベラAXYZのリプレイ群や当サイトのプレイレポでは『月の支配者』で活躍したルイ。懐かしやあれからもうしばらく経ちますねー。
PC5もといグラディウシア村導入もといPC4担当、吸血鬼、美形、三合会と婦女子向け耽美妄想の至高の三位一体(かなり 意味不明)を果たしているルイ。R時代はカブトワリ◎, カゲ, アヤカシ● でスクリーマー相当の銃の<※花吹雪>で肉体戦精神戦双方の修正で大ダメージを出していましたが、去年の帝都降下作戦で再会したD版はカブトワリ◎,マヤカシ,アヤカシ●で <※畏怖><※永生者>に<※血脈:夜の一族><※幻覚>と装備で精神戦のみを行うタイプに変更。
そして今日の迷光仕様は‥‥自分の業を知り感情を見失い、生者の情熱を求めるようになったという心情の変化を表してさらにマネキンにチェンジ!? どんどん人に頼るダメなイキモノになっています。ヽ(@▽@)ノ
カブトワリは<※貫きの矢><※インターセプト>のみ、美麗装飾つきの魔銃“ファタリーテ”と<※誘惑>や装備で達成値を上げた精神戦で大ダメージを出し、さらに奥の手はサロメで差分2倍という構成になりました。サロメは顔をよぎる説得力のある不死の苦悩を表しているそうですが、きっと本当は説得力のある女性向けの美貌を表しているに違いありません。
プレアクトのときに「ルイには実写版があるんですよ (´▽`*)」と携帯の待ち受け画像を見せてくれました。「やァルイって本当にいたんですねえ」と話を合わせたら「もちろん本当にいるんですよ (´▽`*)」との答えを陛下より賜りました。
まあ待ち受け画像にあるのはルイのモデルであるL'Arc〜en〜Cielの hyde の白髪バージョンの写真なのですが。冷静に考えるとすごい会話です。なんという婦女子ぢから。やっぱ暗黒女王陛下は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
Handle: “クリスタル・シンガー”琴音=フェンデル 【Profile】
Style: カブキ◎, マヤカシ=マヤカシ● Age: 26 Jender: ♀
Style Branch: マヤカシ:プロフェット
アミューズメントパーク“twiLite”N◎VA本園の受付嬢の一人。E&B連合王国、アイリッシュ系の血を引くポニーテールの娘で、その水晶の歌声に癒しの力を持つ。死去した母の血筋でマヤカシ能力を持ち、守護神はケルト神話の女神ブリジット。力を伸ばした彼女は、魔法の遊園地のより多くの秘密を知ることとなった。剣を携えた自分の分身の秘幽体と、旧き神々の描かれた魔法のタロットカードを操る。
ウェブを通して知り合い、琴音の仕事にも大きな興味を示した友人のビオラ・イーリス。休暇に東欧共同体にある彼女の町を訪れる約束をした琴音は、またも唐突に青の魔道師に出会った。待ち人が事件に巻き込まれるであろうというのだが‥‥?
▼PC3の巻き込まれ枠をゲットなのだ! ということで、前はサロン・ドルファンに金色の卵を送ったり、“のすぽる”で大宇宙のからいずむ電波を浴びたりしていた琴音お姉さんがもらっていきました。迷光仕様ではなかなか使えてイメージにもぴったりだったプロフェットを取得しています。
最初の版のハンドアウトだとPC3はビオラに会いに行ってドキドキという記述があるので、こうフラグがどうのと騒ぐ向きの若い男性キャストや対ヒロイン最終決戦兵器の類に向いた枠にも見えますが。ハンドアウトなど飾りです!ヽ(@▽@)ノ
それに悪童師匠はキャスト決定後に調整した改訂版の専用ハンドアウトを作ってくれたので無問題なのです。
こういう工夫はモチベーションも上がってよいですね。僕自身も、RLする際にはキャストが事前選定済みであればアクト内の演出をかなり変更します。
Ruler: 悪童同盟 【ちんたらやってる暇はねぇ!!】
▼シナリオの弾装填の神速の速さを誇るうろん師匠です。またしても同卓。まさに今回の旅は悪童づくしとなりました。(笑)
シナリオの方はプレアクトテキストからは一見そう予想できませんが、予想以上にアストラル色全開の物語。キャストも相応しい面子が揃いました。東欧といえばツィミースィ氏族の本拠。(謎) いざ東欧共同体へ!
というわけで久々にダーククイーン陛下と再会してアドレス交換をしようとしてなかなかできないドジッ子のダメな人がいたりする中で、アクト開始となりました。

〜 その手に掴むものは… 〜
トーキョーN◎VA the Detonation
「その手に掴むものは…」 |
何処とも知れぬ暗い部屋。数百年の歴史を吸い込んだような古い調度類。床には古めかしい魔方陣が描かれ、旧世界の秘文字が踊っていた。
「この男が我が星を隠しているか、“夜光蟲”。
やはり、消さねばならぬ‥‥」
男は呟き、儀式を続けた。
<※霊査>から<※畏怖><※幻覚>、世界のあらゆる場所へ魔術の矛先を向けられる<※儀式魔術>。呪詛が向かう先は、赤道直下の災厄の街だった‥‥
声「呪い殺されるがよい‥‥ (屮゚Д゚)屮」
不死者にとってもなお強烈な印象の残る死のイメージ。
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夢の中のルイは、死の王自らより賜った自らの魔銃
ルイ・タンは悪夢の眠りから目を覚ました。雪のように白く染まった髪、アーモンド型の瞳、若者の姿のまま時が凍りついた姿。定命の若い娘たちが見たら振り向かずにはいられない、アジア系の瀟洒な美貌。
頭を振り、人間には入ることも感じることもできない、トーキョー・タワーの存在しない13階から見える夜景に目をやる。夢の中で聞いた“我が星”という言葉に、ルイはふと昔のことを思い出した。ネオ・フランスの中華街で緑卓子の香主の家に生まれた彼は将来を嘱望され、
ルイ「俺の代わりに、俺に銃を向けてくれる人がいるのか」
愛する人を失い、吸血鬼としての父も自ら殺めたルイは、自らの命を絶とうとしたことは何度もあった。
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激情は既に長い時の彼方に収まり、夜光蟲は長い夜の孤独に苛まれるようになって久しかった。
TVをつけると、人間世界のニュースが流れていた。偶然出ていたヴィル・ヌーヴの一地方、東欧共同体の都市の画像。だがそこに、ルイは夢の中で見た断片的なイメージと同じものを見た。
ルイ「ここに行けば、俺を撃った者がいるという訳だな‥‥」
トーキョーN◎VA、数ある真教教会のひとつ。
日曜の教会でただ相手を待っていたのは、表情に乏しい、作り物めいた硬質の美しさを持つ小柄な少女だった。一見ドイツ系を思わす白い肌の白人、緑の瞳にボブカットの短い金髪。外見は10代半ば、笑顔を浮かべていれば可愛いだろうに能面のような無表情の姿。華やいだところはどこにもなく、地味なパンツスーツでただ相手を待っている。
世界各地で度重なる真教浄化派の活動に対して迅速に対応するため、聖母殿が極秘裏に作り出した高性能義体の戦闘人形、“WanderDoll”ことベティーナである。
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裏の世界にも悪名高い退魔局13課のジョルジョ・ロッソ司祭から連絡を受け、ベティーナは接触のためにこの教会に来ていたのだ。
彼女がただ待っていると、礼拝堂の重い扉がゆっくりと開いた。逆光の中、重苦しい雰囲気をまとったロッソ司祭が時間通りに入ってくる。
ロッソ司祭「今日のような日のために、お前を用意しておいた。この子を殺せ」
手渡されたホログラフの写真には、ベティーナと同じぐらいの年のおかっぱ頭の少女が写っていた。東欧系の血が入っているように見える少女である。
ベティーナ「‥‥はい」
人形のように淡々と、ベティーナは答えた。精神は15、16歳前後にプログラムされているも、稼動を開始してから僅か4年。仕様外の感情のようなものを育み、人の多い災厄の街で徐々に世界と人間を学んではいたが、ベティーナはまだ創られた人形だった。
任務行動に移り、きびすを返す彼女の後ろ姿に向かい、ジョルジョ司祭の声が掛かる。
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人形娘の気持ちなど顧みず、司祭は刑の宣告の如く重々しく告げた。
ロッソ司祭「先行してエージェントが現地にいる。合流しろ。
私は成功しか知らない。失敗した場合はお前も帰って来なくてよい (`Д´)」
琴音=フェンデルはこの時代には珍しい完全ウェットだったが、ウェブやトロンの恩恵を受けてはいる。ふとしたきっかけで親しくなったビオラ・イーリスは、メールやウェブ上で話すことはあってもまだ実際に会ったことはなかった。琴音が遊園地の受付嬢をしていることを知ると、相手はまだ仕事についていない年齢の子なのか、ビオラは盛んに興味を示してきた。
ビオラ『twiLiteのひよこって、ほんとうに喋るんですか? 本物なんですか?』
琴音『ええ、ひよこくんたちは喋るし、あれは‥‥本物の‥‥ひよこくんよ。多分‥‥(´▽`;)』
ビオラ『すっごーい! どうやったら、そんなお仕事に就けるんですか? (☆▽☆』
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琴音『ええと、わたしはふつうに新星帝都大学を出て、その後ふつうに就職して、今に至りますけど‥‥』
ビオラ『え〜、私の街では、そんな風にいかないですけど‥‥』
琴音『(´▽`;).。oO(本当は、わたしに特別なマヤカシ能力があったからというのもあるのだけど‥‥)』
そんなある日。彼女は休暇を利用して、東欧共同体に旅行を兼ねてビオラに会いに行くことにした。
北の王国の深い森と同じ色をした瞳、ポニーテールにまとめた白金の髪はいつものままに、いつもの制服ではなくよそ行きの格好で準備を整える。
ひよこくん「遅れるから早く行くのだ! ヾ(´ー`)ノ」
ひよこくん「おみやげを待ってるのだ! ヾ(´ー`)ノ」
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ひよこくん「うろんが流行りすぎなのだ! ヽ(`Д´)ノ」
琴音「じゃあ、ひよこくんたち、後はよろしくね」
twiLiteにも寄ると、リリカルなエフェクトと攻殻のタチコマ的エフェクトを出してぴょんぴょんしている黄色いひよこくんたちに別れを告げ、がらがらとトランクを引いて房総南国際空港に向かう。
老人「どうやらおぬしの待ち人は、災いに巻き込まれるようぢゃな‥‥ (-人-)」
古き神々の加護の元、未来を見通すクリスタル・シンガーは、道の行く手にいきなり現れた老人の持つ圧倒的な霊気に気付いた。
琴音「この唐突な登場の仕方、このおじいさんエフェクト‥‥やはり、青の魔道師っ?!」
彼女がきっとそちらに視線をやると、老人は長い帽子を上げて頷いた。
琴音「どうしたのですか、青の魔道師。園の方に来てもらえれば、お茶を出してあげたのに‥‥」
琴音が首を傾げていると、世界に変革の風が吹く遥か昔より、ニューロエイジ最強とも言われ続けている謎めいた老魔術師は重々しく予言した。
占いじじぃ「お前さんの待ち人は遠からず、事件に巻き込まれるぢゃろう。それが定めぢゃ。
その運命を変えてやれるのはお前さんだけぢゃ。それではよい旅をな、ほっほっほ‥‥ (-∧-)」
琴音「い、いつものおじいさんだわ‥‥ (-_-;)」
いつものように言いたいことだけ言うと、老人はいつの間にか姿を消してしまう。
琴音は気を取り直して空港に向かった。災厄の街から世界各地にシャトルが発着する空港で、ひよこくんたちと、警官をしている彼氏にメールを出すと、彼女は亜軌道シャトルでヴィル・ヌーヴの東欧共同体へと旅立つのだった。
ヴィル・ヌーヴ、東欧共同体にあるスカイキープの町。災厄前のチェコに名高い百塔の町プラハや周辺の町のように、スカイキープは世界が歪む前の雰囲気を保つ古都のひとつだった。
だがそこで、いきなり《天罰》から《完全偽装》で自らの町そのものをこの世界から消去。さらに《天変地異》でスカイキープに住む住人たちの中でエキストラは全員死亡。
![]()
なんと‥‥古都スカイキープそのものがゲストなのだ! ヽ(@▽@)ノ
亜軌道ジェットは東欧共同体の国際空港へと到着した。荷物を引いた琴音はポニーテールを揺らしてタラップを降り、広いロビーで待ち人を探す。
ビオラ・イーリスは初めて会う相手を緊張しながら待っていた。日系人ならおかっぱと呼ぶ切りそろえた短めの銀髪、藍色の瞳。メールでは判らなかったが、年はまだ10代半ばの少女だった。琴音も身長は普通でさして高くもなかったが、ビオラは頭ひとつ分ぐらい小さく、かなり小柄だ。
ビオラ「あ‥‥初めまして! (☆▽☆」
琴音「初めまして、ビオラさん (´ー`)」
日系人とブリテン人のハーフ、のんびりおっとりしているためあまりお姉さんらしく見えないものの、ビオラから見れば琴音は10歳も上の女性だ。遊園地の受付嬢として働く年上の女性に憧れていたビオラの目には、彼女はどう映っただろうか。
最初は緊張していたものの二人はすぐに打ち解け、ビオラの案内でスカイキープの町に行くことになった。だがトラブルが起こった。無人タクシーを申し込もうとビオラが端末に差し込んだクレッドクリスのプラチナカードが、認識されないのだ。
ビオラ「あれ、私のIDが読み取られない‥‥。それに、行き先一覧に‥‥キープがない??」
琴音「どうしたのですか?」
スカイキープに本籍を置く彼女の市民IDが認識されなかったのだ。そして、備え付けの地図、DAK端末の旅行ガイド、バスやタクシーや飛行機や全ての航空手段、すべてからスカイキープの名がいつの間にか消えていた。
琴音は飛行機の中で読んでいた紙の旅行ガイドブックを荷物の中から取り出した。
琴音「おかしいですね。わたしもページを折って、しおりを入れていたのに、いつのまにか消えています」
スカイキープの町の解説部分だけがすっかり消滅していた。琴音はガイドブックのページ数まで数えていなかったが、本の厚さが数ページだけ少なくなっていた。
段々と傾いていく陽の中で、二人は途方に暮れた。
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同じことは世界中で起こっていた。“スカイキープ”という名の町は、このニューロエイジ世界そのものから忽然と姿を消してしまったのだ。
国際空港の夕方の便の豪華なファーストクラスの乗客には、夜の眷属が一人混じっていた。
香主の息子として裕福な家庭に生まれ華人のブルジョア階級で育った時も、キャンベラAXYZの闇に抱かれ、夜の中で活動していた時も、ルイ・タンはかなりよい暮らしをしていた。
飛行機にはファーストクラス以外には乗ったことがなかったのだ。
空港では途方に暮れて落ち込むビオラを琴音が励ましていた。いつも持ち歩いているトゥアハ・デ・ダナーンの占い札を手に取り、占いを始める。
琴音「光の神ルーの逆位置‥‥。ビオラちゃん、これは待ち人の予感です」
ビオラ「えっ‥‥? (・о・」
振り向く二人。果たして、そこに先ほどの便から降りてきた旅人がいた。上の案内板に目指す町の名がないことに戸惑い、二人の元へ歩いてくる。既に陽の落ちた外の闇と同様の黒の服、新雪のように白い髪が美影身を際立たせる長身の若者。
ルイ「琴音じゃないか。奇遇だな。
ここへは仕事でやってきたのではないのだけれど、町の名が分からなくてね」
まだ復讐の念に突き動かされていた頃も今も、ルイは琴音が勤める魔法の遊園地の夜を訪れたことがあったのだった。
琴音の横ではビオラも目を丸くしていた。それもそのはず、外見は20代前半に見えるルイ・タンは、若い娘なら誰でも目を奪われるほどの美形だったのである。
旅人たちは頭をつき合わせて相談した。ルイもやはり、スカイキープという名の町が唐突に消滅したことで困っていた。相談の結果、タクシーが無理ならレンタカーを借りて、自分たちの手で運転してまずは町そのものを確かめようという方針になる。
ルイ「車の運転というのは、どうやるのだろうな」
兄の手で不死の一族に迎え入れられてからも、身の回りの雑事は召使いのグール任せ。ルイ・タンはおぼっちゃま育ちで気品はあるものの、本当に暗殺者として活動していたのかと疑いたくなるぐらい実生活に疎いのであった。もちろん、天に最も近い町の闇の中で暮らしていた時も、車の運転はグールに全部やらせていたのである。
ニューロエイジのヴィークルを動かす免許については、酒や煙草をやってよい年齢、学校や教育制度と並び、ニューロエイジに山ほどある謎のひとつである。中の人たちの相談により、きちんと大学を出てふつうに就職してまっとうな人間の暮らしをしている琴音なら、<操縦>技能はないがこの面々の中では免許を持っているだろうということになった。
レンタカーを借り、琴音が運転席へ座ってシートベルトを絞める。予想外の展開にまごつきつつも旅人たちに興味津々のビオラが助手席へ。ルイ・タンは後部座席に一人座ると、長い足を優雅に組んで待っていた。
琴音「わたしはウェットだから電脳サポートが受けられませんけど、わたしが運転します」
車はそろそろと動き出した。ルイは優雅に肘をついて窓の外を眺め、そして旅の仲間たちに後ろから声をかけた。
ルイ「(真顔で)琴音はすごいな。車の運転もできるのか‥‥」
ビオラ「‥‥‥‥(゚ー゚;≡;゚ー゚)」
![]()
琴音「(;´▽`).。oO(ルイさんて、わたし以上に天然かも‥‥)」
スカイキープは災厄前の古き良き古都のたたずまいを残す町で、東欧や昔のスイスの観光名所のような町だった。災厄以前から存在し、伝説ではアヤカシが住んでいたという城が現在も存在しているという。その場所は、ビオラの遠い先祖たちが使った《買収》で封印されていた。春の女神に守護された琴音の魔法使いとしての直感が、それがただの伝説ではないことを感じていた。
琴音「その町には古いお城があったそうだけど、ビオラちゃんは知ってる?」
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ビオラ「ええ‥‥。でも、ぜんぶ、古い昔話だと聞いています」
車は夜の道路を走る。助手席の少女に問いかけた琴音は、左手を上げるとルームミラーを動かした。後方から後部座席へと向ける。
“夜光蟲”も同じことを考えていた。物憂げに外を見やるルイの、数多くの娘を魅了してきたアーモンド型の瞳が、妖しくも赤く輝いていた。
同じく真教徒の娘であった暗殺目標ビオラを求め、ベティーナも亜軌道ジェットでスカイキープを目指していた。ポケットロンの秘匿回線が繋がり、先行していた聖母殿エージェントから通信が入る。
ベティ「はい、ベティーナです」
エージェント『電波の状態が悪い。使いの者を戻すことに‥‥ザザ‥‥うわ〜! ( ゚Д*)』
ベティ「‥‥??」
まさか目標が住む町そのものが消失したとは気付かず、人形娘も空港に降り立つ。そして、目的地が消えてしまったことを知った。仕方なく、タクシーか何かで目的地に接近することを思いついた。
ベティ「この格好にして、良かったかな‥‥」
一方、琴音の運転する車はドライブインに立ち寄り、一休みしていた。
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3人でテーブルを囲み、ビオラから見たら謎の美青年のルイが自己紹介する。旧アイルランド領出身の琴音は紅茶を飲み、ビオラも同じく紅茶を飲んでいたが、こちらにはミルクと砂糖が盛大に入っていた。
古き神々が描かれた占い札を一枚引いた琴音は、そのカードに目をやった。
琴音「医術と生命の神ディアン・ケヒトのカード、これは‥‥?」
面々が振り返ると、ドライブインの入り口に奇妙な違和感のある少女が立っていた。厚手のダッフルコート、ボブカットに近い短い金髪。年相応に可愛らしくはあったがどこか作り物めいた娘であり、周りの客から著しく浮いている。
琴音「あら、ベティーナちゃん! ヾ(´▽`)」
以前人の世を知るために訪れた遊園地で、自分を迎えてくれた女性に手を振られ、ベティーナはそちらのテーブルへとことこと歩いていった。
身長が140台のビオラよりは大きいものの、150ちょっとのベティーナも小柄だ。一方、義体の体は体格のよい男性と同じぐらい重かったが、これは見ただけではよほど注意しないと分からない。
男一人と女二人のテーブルに奇妙な旅人がもう一人加わった。
琴音「ここへは、どうして?」
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ベティ「えーと‥‥‥‥旅行で」
しばらく間を置いて、極秘指令を携えた人形娘は答えた。顔を上げたベティーナは、長身の若者が立ち上がり、自分を見下ろしていることに気がついた。アーモンド形の黒い瞳が面白がるように光っている。即座にベティーナの顔が険しくなった。
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呪われし夜の眷属は、聖母殿の活動員たちにとって仇敵のひとつだ。はるばる東欧まで来て、ベティーナはかつて銃を向け合った吸血鬼を再び認めた。
ルイ「君は、聖母殿の人形娘か」
ベティ「“夜光蟲”‥‥?」
ルイ「これは奇遇だな。俺を殺しに?」
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ベティ「いや。
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聖母殿から、まだお前の抹殺指令は出ていない」
死を超越した瀟洒な若者と聖母殿の秘密技術を結集した機械人形との間に危険な空気が流れそうになった時。困った顔をした琴音が、二人の間に入った。
琴音「ちょっと、二人とも何やってるんですかっ (´▽`;)」
二人もふと我に返り、席につくことにする。長身のルイは小柄なベティーナを見下ろすと、嘲るように微笑んだ。
ルイ「まあ同じ生き物同士、仲良くしようじゃないか」
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ベティ「お前のような、不浄の輩と一緒にするな」
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ルイ「ほう。潔癖は、人間の特権なんだけどな。 (´ー`)y-~~~」
なんというPC5ぶりであろうか。PC1に対するこの罵倒、脇役の特権と言わざるを得まい。
爆発しそうだったベティーナは琴音になだめられ、やっと和らいで席に着いた。不思議そうに彼女を見ていたビオラとは年も近く、一緒にいれば友達に見えそうな雰囲気である。
ビオラ・イーリスはおかっぱ頭のうなじの後ろに、蛇のようにも見える変わった形の痣を持っていた。
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任務に必要な知識を聖母殿で学んだベティーナも知っていた。ある種の封印の印に用いられる図形だ。
互いに自己紹介をする。ビオラは、スカイキープにも名高いなにやら古い家系の一家の娘のようだった。
ビオラ「私は、ビオラ。ビオラ・イーリスです」
その名を聞いた瞬間、ベティーナが人間にはあり得ない速さで動いた。
いくらか和らいでいた顔が能面のような無表情に変わり、服の袖口から魔法の煙のように拳銃が現れる。暗殺用の小型拳銃は少しの迷いもなく、ビオラ・イーリスの頭に向けられた。
血族の力を解放すれば速く動けるルイ・タンが反射的に椅子から立ち上がり、ベティーナも一緒に立ち上がる。ビオラは同年代に見えた女の子の突然の変貌にびっくりしていた。
ルイ「何をするつもりだ」
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ベティ「聖母殿から、抹殺命令が出ている」
ルイ「俺たちは揃って災いに巻き込まれ、彼女は俺たちの手助けをしてくれている。
理由を知ろうとは思わないのか」
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ベティ「命令は最優先です」
ルイ「結果が同じなら、撃つのはいつでもいいだろう」
ベティ「この娘がただの真教徒ではないという事はないのですか。
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それ以上邪魔をするなら、協力者とみなして排除しますよ」
ベティーナは告げ、どこか面白がっているような長身の若者に銃口を向けた。
ベティーナを構成する義体は素体生成時に魔術回路が組み込まれ、人造の炎の元力を生成することができる。おまけに、義体の性能と彼女の学習機能が生み出す射撃は正確無比だ。どんな状況でも機械の正確さで目標の装甲の隙間を狙い撃つことができる。この至近距離なら、小型の銃でも人間の青年を一撃で射殺することは簡単だった――相手が人間なら。
ベティ「主に存在を認められぬ不浄なる存在よ、滅せよ」
だが、どこか上品さを漂わす美影身はまったく動じず、ただ笑い、肩を竦めるだけだった。
ルイ「無駄というものだ。俺は死すべきだと定められていない」
なんというPC5ぢからであろうか。やはりグラディウシア村出身と言わざるを得まい。
![]()
永遠の夜を彷徨う美貌の夜光蟲は薄笑いを浮かべながら、わざとらしい動作で小柄な少女に向かって深々と頭を下げた。
ルイ「闇に生きる者同士、時間は長い。ここは俺からもお願いできないか」
ベティ「‥‥‥‥」
お手洗いで席を外していた琴音=フェンデルは帰って来ると、二人を見て驚いて深緑色の瞳を丸くした。
琴音「‥‥ど、どうしたの二人とも? (゚Д゚;≡;゚Д゚)」
ふたたび、ルイとベティーナは我に返って回りの世界に目をやった。長身の美青年と作り物めいた少女が立ち上がって口論。しかも銃のようなものを向けているとあっては、さすがに周囲の目を引く。放っておいたら企業警察が呼ばれるだろう。ざわざわとざわめく周囲の客に琴音がなんでもないことを話し、夜光蟲と人形娘ももようやく落ち着いて席に戻った。
さて、時代はまよライト。人形の体に人の心を宿した“WanderDoll”が持っているのはGF誌掲載の追加ブランチ、<アヤカシ:ヒューマンハート>である。これをプチ《真実》的に使えば、天のうろんの神様も有益なお告げを下してくれるであろう。質問内容は‥‥
偽ベティ「私と中の人はPC1村ですか?」
こたえ「Yes! Yes! Yes! (*゚▽゚)b」
ではなく、、
ベティ「ビオラ。あなたは本当に何も知らないのですか」
天よりの答えはYes。だが、ビオラは重要なシナリオゲストであり、町についての運命を背負った人物だった。いっとき銃を向けられても曇りのなかったビオラの純粋な心に動揺し、ベティーナは平静を装って席に着いた。
ベティーナの手に握られていた小型拳銃は煙のようにどこかに消え、琴音が面々をなだめ、ようやく奇妙な旅の一行はお茶の席に落ち着いた。
ビオラ「皆さん‥‥お知り合いだったんですね‥‥」
ルイ「(笑って) まあ、俺は嫌われているみたいだがね」
ベティ「‥‥私の名はベティーナ。N◎VAの聖印本舗という店で厄介になっている」
やがてお茶の一休みは終わり、一行は琴音が借りたレンタカーに戻った。もうすっかり夜だった。
車は消失した町に向け、対向車もいない道路を静かに走っていた。
車内にはぎこちない空気が流れていた。琴音はハンドルを握り、やはり助手席にビオラ。ビオラは連続する急展開におろおろしつつも、運命の夜に集った旅人たちに興味津々の様子で、主に後ろの2人を気にしている。
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後部座席はなんともいえない微妙な雰囲気であった。真ん中を大きく開け、最大限左右のドア寄りに2人。ルイ・タンは長い足を優雅に組み、どこかにやにやしながら隣の客を眺めている。反対側のベティーナはつんとそっぽを向くと、ルイから顔をそらしていた。
ルームミラーを動かして後部座席の仲の良い二人を見て取った琴音は、ハンドルを握ったまま後ろに声を掛けた。
琴音「じゃあ、ベティーナちゃんは、旅行でここに来たというのは、嘘だったのですね」
ベティ「‥‥‥‥」
よせばいいのにルイが、面白がってわざわざ茶々を入れる。
ルイ「なあ、この人形娘はまだ4歳だ。琴音、もっと分かりやすく言ってやった方がいいんじゃないのか」
ベティ「‥‥‥‥ (`-´)」
琴音「じゃあベティちゃんは、わたしに嘘をついたんですね」
ベティ「‥‥‥‥ (-_-;)」
ポニーテールを揺らして頭を傾げた琴音は、前を見たまま言った。
琴音「そんなことじゃないかと思ってましたよ。
だってベティちゃんは、そういう模範的な答えをするとき、いつも間があるんですもの」
ベティ「‥‥‥‥ (-∧-;)」
過去と未来、人の心を見通すクリスタル・シンガーの力の前に、果たして人形娘の心の壁は効いたのか。
ぎこちない空気が流れるまま、車はすべるように消失した町へ向かって走っていった。
スカイキープの古い城にアヤカシがいるというのは真実だった。吸血鬼真祖の名はヴァン・ヴァグナー。古き血族にしてマヤカシ能力も持つ、強い精神感応力を持つ吸血鬼である。
ビオラ・イーリスの生まれたイーリス家は代々真教徒で、教会のある種のエージェントであった。代々、城に封印されていた魔物“スカイキープ”を封印したまま守ってきたのだ。
本人は自覚していないものの、ビオラもまたマヤカシ能力の持ち主であった。味方女性ゲスト最頻出スタイルのミストレスも持ち、残り1枚はハイランダーである。
彼女の首筋に刻まれた蛇の印は、やはり先祖から受け継いだ封印の印であった‥‥
やがて車はスカイキープの町に到着した。だが電気を始めあらゆるライフラインが停止し、人の姿がただの一人も見当たらない。
ビオラ「誰か、開けてくれませんか? もしもーし?」
古いイーリス家の門をくぐったビオラは、扉を叩いた。
ビオラ「私の家族も、誰もいないんです‥‥ (つД`)」
困った彼女は車で待っている3人の方を振り返った。しんと静まり返った町はまるで死んだように、夜の闇の中に広がっていた。
長く生きた血族は、人間社会の陰に潜む夜の一族の社会についても学ぶ。ルイ・タンは記憶を探り、ヌーヴの高名な血族の名を思い出した。
ヴァン・ヴァグナー。爵位のある人間によく使われるヴァンの名を持つ強力な夜の一族は、魔物スカイキープと一緒にかつて封印された吸血鬼であった。フィンとステイ、二人のチャイルド‥‥すなわち、自らの血を与えて吸血鬼としての「子」にした部下を引き連れていたはずである。
ベティーナは真教教会の資料を調べた。ビオラの一族が代々封印してきた魔物スカイキープは町そのものであり、ルール的にはブランチを封印していた。魔物スカイキープは強大な魔器の一族であり、なんとスサノオ相当であった。昔から、この町はかつては空に浮いていたと伝説にあった通りだった。現在は神業の効果で次元がずれ、正常な世界から姿を消していたのだ。
一族が封印を続けるには、技を受け継いだ子孫がスカイキープの町に存在する必要があった。ビオラが琴音たちを迎えるために町を離れた折に封印の力が一時的に弱まり、そこへ徐々に力を回復していたヴァン・ヴァグナーと魔物スカイキープの魔力が封印を破り、復活を果たしたのであった。
ベティ「何かおかしいです。ほんとうに誰にも会わない‥‥」
面々は無人の町を巡り、互いの知っていることを話し合った。
魔城とアヤカシたちの封印を完全にする方法は他にもあり、封印してきた真教徒の一族を生贄として殺めることでも可能だった。そうすれば復活は完全に発生しなくなる。すなわち、ビオラ・イーリスの命を奪うことだ。
聖母殿内部でもそのやり方に賛否両論あるジョルジョ・ロッソ司祭は、人間のエージェントでは同じ真教徒を殺すのに万が一迷いが出てはいけない、感情のない機械人形に抹殺を実行させれば確実だ、と考え、ベティーナにこの任務を与えたのだった。なんとも直接的なやり方である。
アヤカシの城の城主ヴァグナー伯は、目を合わせただけで定命の人間を殺せるほどの強い力の持ち主だった。記録ではヴァグナーを
もうひとりのフィンは様々な生物を掛け合わせて創られた人造のヒルコであり、伯爵に仕える忠実な破壊者として、歯向かう者すべてを殺していた。
やがて、運命の夜の元に集った旅人たちを信用し、一族の秘密を語ることを決意したビオラ・イーリスは、面々を町のはずれにある山のふもとに案内した。
ビオラ「ここは秘密なんです。誰にも、話しませんよね」
琴音がレンタカーのライトで照らすと、そこは秘密の出入り口だった。洞窟が闇の中に続いていた‥‥
洞窟の中の道は曲がりくねりながら続き、地上に出ると厳しい崖もあった。強い風が吹きつけ、長身のルイはともかく小柄な10代の少女や10代に見える少女には厳しい道のりであった。 しばらく進んだ時。先頭を歩いていたルイ・タンが最初に気付いた。
ルイ「血の匂いがするな」
パンと葡萄酒でなく、人の血を食して生きる呪われた身である夜の一族は、この匂いに敏感だ。4人が注意して進むと、崖の遥か下のほうに匂いの元が見つかった。
激しい戦闘の後に落下したようだった。人間の死体がいくつか転がっている。十字架をかたどった装飾品が崖の中腹に落ちていた。ベティーナが見れば、それは聖母殿のエージェントたちの死体だとすぐに分かった。そして、相手は、死体の損傷が激しいものの、明らかに人ではなかった。
信仰心もプログラムされているベティーナは頭を垂れると、十字を切った。ビオラも崖下の凄惨な光景から目をそむけると、同じく十字を切る。
やがて風も治まった。一行は一休みし、乱れた髪を直し、一息つく。
普通でない世界に属する出来事の連続に、ビオラ・イーリスの顔は暗かった。心細そうに呟く。
ビオラ「お父さんもお母さんも、町の人もみんないなくなってしまいました。
もう、駄目なのかもしれません‥‥ (-_-;)」
琴音「大丈夫よ、ビオラちゃん。ルイさんはちょっとお坊ちゃまぽいし、ベティちゃんはまだ世間知らずだけど、二人とも特別な力の持ち主です。まだ、救いはあります」
琴音に励まされ、ビオラは顔を上げた。お坊ちゃまぽいが特別な力を持った瀟洒な美青年は、先に立って行く手を見つめていた。薄闇の中で輝く白い髪の美影身は、期待のこもった少女の視線には気付かずに言った。
ルイ「これではもう皆が死に、何も残っていないかもしれないな」
一同の中の人「(゚ー゚).。oO( 空 気 読 め )」
気を取り直して琴音はトゥアハ・デ・ダナーンの占い札を取り出した。<芸術:占い><※マエストロ>で24。古の春の女神に護られたクリスタル・シンガーの出したタロットには、光の神が描かれていた。
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琴音「ほら、光の神ルーがわたしたちを照らしてくれます。まだ、救いはありますよ (*^ー゚)b」
ルイ「なるほど。ここにはイルダーナフはいないが、琴音を信じるとしようか」
ビオラ「そう‥‥、そうですよね‥‥!」
今度はルイもまともなことを言い、おかっぱの少女の藍色の瞳に、ようやく活力が戻った。ビオラの《ファイト!》が琴音に飛ぶ。
いつの間にか、ベティーナもビオラを励ましていた。コートの下の十字架に手をやり、自分にも言い聞かせるように言う。
ベティ「そうです。信ずる者は救われるといいます。神は、我らを見捨てたりはしません。
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私はそうプログラムされています‥‥あ、あれ」
自分が予想外の言葉を口にしたことに強い驚きを感じ、ベティーナは口ごもった。自分の頬に手をやり、義体の心に浮かび上がった様々な想いに当惑する。
真教教会の仇敵の夜光蟲は、作り物でない戸惑いの表情を浮かべる金髪の人形娘を面白そうに眺めていた。
ルイ「あいにく、俺は神をもう信じられないがな。
しかし、あの忌々しい司祭連中、お前が突きつけた銃‥‥
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あの頃に比べて、お前は少し変わったんじゃないか? ( ´ー`)」
ベティ「そんなことはないっ!」
“WanderDoll”は声を荒げ、長身の青年を睨んだ。だがそんな風に怒鳴ること自体、ベティーナには珍しいことだった。続く抗議の言葉も、途中で自信なさげに立ち消えていってしまう。
ベティ「私は、仕えるためだけに、創られたモノ‥‥」
ルイ「なんにせよ、背中に気をつけなくていいのは有難い」
吸血鬼の青年は先に立って行ってしまった。ベティーナがうろたえていると、肩に触れる手があった。ポニーテールを揺らし、琴音が彼女の顔を覗き込んでいた。
琴音「ベティちゃん、その調子よ (*^ー゚)b」
暗い道はどんどんと続いていた。まるで、人間世界の外の何処かにまで着いてしまいそうな雰囲気である。
ビオラ「みなさんに不思議な力があるって、本当だったんですか‥‥。魔法も、使えるんですね」
強いマヤカシ能力を備えた家系に生まれたものの、潜在的な力にまだ気付いていないビオラが3人を振り返る。
琴音「魔法なら、わたしも使えますよ」
彼女が手のひらを差し出すと、そこに幻覚の光が生まれた。
息を呑んで目を丸くするビオラの前で光は集まり、一羽の白い小鳥に変わると飛び立った。琴音の連れている使い魔である。白い小鳥は羽ばたき、闇の中へと飛んでいった。
琴音「行きましょう。コリブラが、わたしたちを導いてくれます」
小鳥は飛んでいき、闇の中で結界を越えた。静かな水面に石を投じたように、暗黒の中に波紋が生じて広がっていく。
運命の旅人たちが4人ならここで《真実》のようなサムシングが必要だった結界は破られた。そこには、物語の中に登場するような古めかしい魔城が建っていた。
小鳥に導かれ、一同は魔城の中に入った。回りじゅうに悪意が満ち、そこはすでに人間の世界ではあり得ない領域だった。
ベティ「瘴気が満ちているわ‥‥」
表情を険しくし、ベティーナが古い古い魔城の中を見渡す。誰もいない城内を抜け、大広間に入ったとき。
奥の玉座に、王の威厳めいた雰囲気を備え、壮年男性に見える人物が座っていた。災厄が起こる前の旧世界のさらに昔、古い古い絵画から抜け出してきたような姿。燕尾服のような古い衣装に身を包んでいる。ヴァグナー伯爵であった。
玉座のそばに大小ふたつの影が控えていた。従者の一人は玩具の人形のような奇妙な姿のフィン。もう一人のステイは大柄で、二本の腕と二本の足、頭を持ってはいたが決して人間ではなかった。様々な生き物を掛け合わせたような奇怪な姿をしている。
伯爵は口を開いた。薄闇の大広間の中で、その瞳は紅く輝いていた。
ヴァグナー伯「我が星を遮る者が来たようだな、“夜光蟲”」
ちなみに読者のほとんどを置いてけぼりにしてこのゲスト面々をその筋に変換すると、以下のようになるようだ。
| WoD者向けの脳内変換図 | |
|---|---|
| ヴァグナー伯 | ヴァンパイア、中世魔女狩り以降も欧州に居を構えていたヴェントルー氏族の古株エルダー |
| フィン | チェンジリング、闇の宮廷アンシーリー・コートに仕える人形の騎士 |
| ステイ | ヴァンパイア、東欧本拠のツィミースィ氏族が魔術で創り出す戦闘用グールのヴォズド |
| スカイキープ | 謎の蝶☆サムシング |
ルイ・タンとヴァグナー伯は、互いが同族であることをすぐに感じ取った。
ヴァグナー伯「我が星がお前を殺めよと示したのだ。
眼前の石を払うなど、本当は部下に任せておきたいのだがね」
ルイ「随分と、自分勝手な言い草だね」
ヴァグナー伯爵「我ら
既に神に背きし身、よりどころを自らの中に置いて何がおかしいッ」
ルイ「ほう、安心したよ」
雪のような髪をした美貌の吸血鬼は微笑んだ。
ルイ「俺たちの遠い先祖、アンテデルヴィアンの連中に同族喰らいがばれたのかと思ったよ」
明らかに住んでいる世界を間違っている人々の台詞の応酬が続く中。ルイはブランチを取得した。ほとんどのN◎VAユーザーが自粛して使わない2つ目のブランチは‥‥<アヤカシ:キンスレイヤー>! とはいえ一応、自らの父を初め同族を何人か殺めてきたルイに相応しいブランチではある。
そしてヒルコのフィンは獣めいた匂いを漂わせ、作り物の美しさを漂わす金髪の少女の下へと近付いてきた。そのシルエットは二本足で立つ人間のものだが、おぞましい姿は人間ではない。一歩も退かないベティーナの前で、怪物は赤い舌をぺろりと出した。
フィン「旨かったなァ、能力者の血ハ」
ベティ「‥‥許さない」
聖母殿のエージェントたちを惨殺したのがこの怪物であることを悟ったベティーナは、静かな表情に僅かな怒りを滲ませて銃を抜いた。袖口から魔法の煙のように現れた小型拳銃が、白い手に握られる。
ベティ「主は私をお造りになった。だが、お前は創っていないっ」
主も、いかなる神にも背いた吸血鬼の部下として封印されていた怪物は、その言葉を聞くとせせら笑った。
フィン「ずいぶんと傲慢な神ダな。では、我々の手でルールを変えてしまエバいい!」
ゲストレベルの敵はもう一人いた。町そのものでもあった魔物スカイキープが<※人化>して人間サイズになって現れたのである。スサノオ相当のヴィークルが人のような形になった姿は、分厚い装甲を備えた青銅の巨人のような、なんともいえない魔器の一族の魔物であった。
地響きを上げながら歩いてくると、何故か琴音の方に向かってくる。
琴音「な、何故わたしの方へ‥‥」
魔物スカイキープの顔が笑う表情をかたち作ると、太い腕を振り上げて彼女を狙わない見せつけ攻撃を行ってきた。<操縦><白兵><■封印記憶:ライドファイト>。イーリス一族の力で封印されていたのは魔物のブランチ、<バサラ:ブラッドライン>であった。この攻撃でエースを出されると超☆巨大戦艦スサノオ相当の爆120点が当たる。いかに超人奇人の跋扈するN◎VAにおいても、神業以外の通常ルールで120点を防ぎ切るのはかなり困難だ。
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というわけで、大音響と共に120点相当の大穴が大広間の壁に開いた。魔物は振り返ると、琴音に見せ付けるように笑う。
琴音「ずいぶん、大きい穴ですね‥‥ (´▽`;)」
RLの中の人「では琴音の演出で、カット進行前の最後を締めてもらいましょう! ('∀`)b」
玉座から立ち上がった古き吸血鬼、物言わぬ人形の騎士。ベティーナの前に立ちはだかるおぞましい化け物。強固な鎧に身を固めた魔物スカイキープ。
古き春の女神に護られた水晶の歌い手は、一歩後ずさると呟いた。
琴音「なんて、うろんな人たちなんでしょう‥‥ (-∧-;)」
RLの中の人「ムキィ! ヽ(`Д´)ノ」
琴音「フラムウェン、わたしを守って!」
キー効果で秘幽体召喚、春の女神ブリジットに仕える娘が琴音の真横に現れた。姿形は琴音と同じ姿だが、旅のコートにポニーテールではなく、ダナーンの戦衣とケルトの長剣を携えている。
そして、薄闇の大広間の上空を飛んでいた白い小鳥が、琴音のもとへと帰ってきた。その手に止まる。
琴音「ベティちゃん。わたしのコリブラは、ケルトの伝説に出てくる吟遊詩人から名前をもらっているんです。だからきっと、ベティちゃんの戦いも見守ってくれます」
義体の体に人の心を持ち始めた人形娘は小さく頷き、拳銃を構え直した。改めてカット進行開始!
敏捷性に優れ、体内に様々な機能を内蔵しているベティーナが最初に動いた。<※血脈:人形の一族>の力でコンバットリンク、ドラッグホルダ、様々な機能を次々と起動する。
ゆっくりと歩き出したヴァグナー伯の回りには、強大な霊気が漂い始めた。夜の貴族である吸血鬼の君主や獣の王、年経たアヤカシが備える<■異形化>の力である。退魔師たちにも恐れられるこの能力を備えたアヤカシは、力のある魔剣の類でないと傷つかない。
だが‥‥
キャスト陣の攻撃は
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全 員 魔 剣
人間以上の反射神経を持つベティーナが素早く走りこんだ。実生活を考えて機能を制限されている魔術回路が、霊斬符相当の限定解除プログラムで次々と解除されていく。炎の元力を強化して弾丸を高熱化し、怪物を瞬時に狙って射撃。
ルール的に言うとアクションランク3からスリーアクション、マイナーアクションで<※変化>で霊斬符作成、マイナーで霊斬符使用、さらにマイナーで<※変化>失敗で手札交換、考えた末にメジャーで<※霞斬り><※フェイク>を入れたデスナンバー狙い攻撃、聖氷紋章や霊斬符による上昇も入れて狙いに狙って調整したダメージは24点である。
RLの中の人「いろいろ考えてますね」
ベティの中の人「いやーぜんぶジニア君と相談しましたよ ъ( ゜ー^)」
RLの中の人「ジニア君のバカ〜! ・゚・(ノД`)・゚ ・。」
琴音の中の人「帰ったら言っときますよ (っ´▽`)っ」
だが、ベティの正確かつ連続した射撃で体の破片が飛び散るも、化け物のフィンは動きを止めなかった。それどころか飛び散った破片もまだ動いている。生体装備のサムシングが5点防いだのである。
ベティの中の人「レギオン持ちか! 計算が‥‥崩れた‥‥ _| ̄|○」
ちなみにレギオンは2005年3月16日のエラッタでウェット専用になった。全国のヒルコの皆様は気をつけよう!
フィン「うォォォォオォ! この借りは大キイぞ!」
ヒルコのフィンは<※獣の一族>発動、さらに<※牙の王><※腐食細菌>でヒルコ御用達のBONE-Killer攻撃。化け物の腕から突如現れた牙のようなものが小柄な少女を襲う。
琴音「させません! 貴方の未来に災いが見えます」
琴音が小瓶を投げると、集中力を高めるというローズマリーのハーブの香りが周囲に満ちた。(ガルーダ相当)
琴音「滅びのカードは、バロールの邪眼の印よ!」
<マヤカシ:プロフェット>を使った<芸術:占い>からの<※消沈><※霊覚>。一つ目巨人の絵が描かれたカードが裏返された時、不思議な力で化け物の動きは止められた。
不死者の憂鬱ゆえか、加速能力を持つものの発動に時間が掛かるルイ・タンが、魔銃ファタリーテをヴァグナー伯に向けた。西部開拓時代のコルト・シングル・アクション・アーミーに似たアンティーク調の銃は、妖気を伴う荘厳な美しさを“美麗装飾”で持つ銃だ。だが、弾は一発も入っていない。
吸血鬼の力を用いた全力の精神戦が向けられた。<交渉><※誘惑><※永生者><※畏怖><※血脈:夜の一族>に装備と<アヤカシ:キンスレイヤー>も力を与え、達成値26の25点ダメージ!
だが夜の貴族は10点も減らし、[15:バーサーク]で怒りに満ちた。ラスボス系ゲスト御用達、
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“対魔術結界”の力である!
軽捷な人形娘は姿勢を変えないままマイナーで銃弾を爆裂弾に変更、さらにベティーナの正確無比な射撃がヒルコの化け物を撃ち抜く。今度のダメージはきっかり計算が合ってデスナンバー。化け物フィンはやくなく《霧散》で復活、《不可知》から反撃する。
おぞましい化け物の体に変化が起こった。寄せ集めのような体の筋肉が盛り上がり、別の生き物が中に蠢いているようにうねりが腕へと走っていく。細胞を集約させ、体を変異させて右腕が変異器官“グレイトアーム”へ変化。<運動><※猿飛><※血脈:獣の一族><※腐食細菌>の全力攻撃が小柄な少女を襲う!
ベティーナがメインに使用している“タクシードライバー”拳銃が壊れた。退魔作戦用に義体に最初から組み込まれていたレジストコードがアヤカシの攻撃を緩和し、“剣”相当義体の装甲が減らし、フォーマリティの服と服の下の剣闘衣が減らし、最終的に14。聖母殿の人形娘は《不可知》からの攻撃を耐え切った!
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彼女の緑色の瞳を掠めた牙の一撃は彼女の顔の一部を破壊した。だが涙を流すでもなく、血を流すでもなく、ベティーナは行動を続ける。
ダーククイーン陛下「なんか目が壊れても戦い続ける人形娘って萌えですよね (*´▽`)」
琴音「このケルトの短剣、あなたに防げますか?」
占い札を構えた琴音が言うと、横に立っていた秘幽体が動いた。複雑に絡み合ったケルト模様が柄に刻まれた短剣を発止と投げる。<※元力:器物>直接攻撃でアーマー無視無限大のJoker、短剣は狙い過たずに控えている人形の騎士ステイに命中した。元力4Lvだと狙いやすいデスナンバーの16番狙いである。
劣勢と見たか《霧散》、人形の体がガラガラと崩れ、本体らしいサムシングの塊がシーン外へと逃げていく。キャスト4人であればもっとハッスルしたであろう人形の騎士は、薄闇の大広間の戦いから身を引いた‥‥
ビオラ「ルイさん、頑張って!」
ビオラの<※盾の乙女>から血族の美青年が行動、さらに全力の精神攻撃でダメージは28点。リアクションできないヴァグナー伯は《守護神》で防ぐ。
ヴァグナー伯「まだだ! 我が前より退け、“夜光蟲”ッ! (屮゚Д゚)屮」
ヴァン・ヴァグナーは神の力を借りたわけではなかった。真教の救世母、キリストの神、地球のあらゆる神に背いた旧き吸血鬼は、もはや神に祈らない。
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天と地の理を超えた血族は己の矜持のみでその攻撃を受け切る。強力な精神感応力を持つ伯の《神の御言葉》がお返しにルイに向けられる。
琴音「させません。次のカードは、生命の炎の女神、春の女神ブリジットの力です!」
ビオラの《ファイト!》から《チャイ》、琴音がくるりと裏返したタロットカードが光り、その力を防ぐ。
見上げるように大きい魔物スカイキープが、地響きを上げながら動き出した。不可思議な技を見たからか、美貌の青年でも人形娘でもない3人目に腕を振り上げる。達成値17の攻撃は一般人の琴音には防げなかった。<■封印記憶:ライドファイト>で爆120+手札交換4=124点の蝶☆大ダメージが襲い掛かる。
彼女はそのとき、視線を感じた。
琴音と中の人「??」
ベティと中の人「それは‥‥」
ルイと中の人「琴音、次は君がどんな相当品を使うのか、楽しみだからさ。 (´ー`)y-~~~」
琴音と中の人「ガ━━(´□`;)━━ン!」
救命符相当の護符、メイヴの盟約が彼女を救った。わずかにそれた攻撃は大広間の壁に当たり、盛大な音を立てて124点相当の大穴を開ける。
琴音「勇ましき女王メイヴが、わたしを護ってくれました‥‥」
青銅の巨人めいた重装甲の魔物は振り返り、護符を握り締めている人間の娘をじろりと見た。
魔物スカイキープ「妙な技を使うな」
琴音「今度も、大きい穴ですね‥‥ (´▽`;)」
魔物スカイキープ「二度も外したか‥‥」
琴音「ひどい! ちゃんと当たってるじゃないですか! ヽ(`ー´)ノ」
ルイ・タンは今度は<マネキン:サロメ>のブランチぱわーの差分も使った本気攻撃で大ダメージを出した。リアクションできないヴァグナー伯が最後の《霧散》で復活。だが霧から元の形を取った伯の頭に、夜光蟲が宿命という名の魔銃を突きつけて《とどめの一撃》の構えに入る。
かつて地球が平らな頃よりありし、闇の公子アズュラーンを筆頭とする5人の妖魔の君のひとり、死の王ウールム自らに賜ったともいう古風な
ヴァグナー伯「その銃‥‥弾が入っていたのか‥‥ッ! ('A`)」
永遠の命と数々の特殊能力を持つ歳経た強大な血族にも、弱点はいくつか存在する。萎えた心臓には白木の杭しか効かぬとしても、脳に対する強力な武器での攻撃は致命的だ。
妖気を伴う荘厳なる魔銃は、
ルイ「この弾丸は、俺の頭を撃ち抜くはずだったのだがね」
美影身の横顔に、その返り血が飛んだ。夜光蟲はそれを舐め、呟いた。
ルイ「‥‥世代を上げさせてもらうぞ、ヴァン・ヴァグナー」
ヒルコの化け物フィンは、顔を傷つけられ知覚能力の下がったたベティーナを再び攻撃した。達成値は低めの19、だが危険な<※腐食細菌>は彼女の義体の重要機能を破壊する恐れがある。
琴音「あなた、この戦いが正当なる戦いだと思っているのですか?」
フィン「もちロン。我があるじに仕えルノが我が務め! (`Д´)」
琴音「違います。なぜならば‥‥ケルトの英雄、クー・フーリンがそれを示しているからです!」
くるりと裏返したタロットに描かれていたのは古代の英雄の絵。またも<※消沈>リアクションを受け、輝くカードの前に化け物は動きを止められてしまった。
機を見たベティーナは機能限定を解除し、《不可知》から攻撃。仕方なく化け物フィンは《突然変異》から《チャイ》。アクションランクも尽きてきた小柄な少女に向かい、奇怪なヒルコは突進する。
ベティ「‥‥っ!」
フィン「機械の体デハ、俺の攻撃は避けラレんワッ! (`Д´)」
琴音「待ちなさい! えいっ!」
だが《チャイ》ぢからのこもった一枚の魔法のカードがヒルコの額に当たり、フィンは不思議な力に遮られて立ち止まってしまった。黄色い何かの書かれたカードはくるくると跳ね返り、琴音の手の中に発止と収まる。
琴音「いにしえの神々の力、あなたには防げませんよ。このカードは‥‥あら?」
琴音は手の中のタロットをよく見た。そこに書いてあるのは古き神々でなく、はてなマークで首をかしげた黄色いひよこの絵だった。
フィン「ガ━━(´□`;)━━ン!」
一同「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」
強大な古き血族を
アクションランクを温存していたベティーナが最後に動いた。マイナーアクションで<※変化>、ダメージの大きいアルティメット・ブレイクが出てくるのは絵的にいまいちなので相当の火の玉創造。
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企業製の義体とベティーナの体の違う点は、当初から素体への組み込みレベルで魔術回路が埋め込まれていることだ。数々の限定解除プログラム発動を経て、彼女のバサラ能力は最大限へと解放されていた。魔術師の呼び出す炎の如く、小柄な少女の手から生まれた炎が化け物を焼き尽くす。殴10点+聖水紋章+破邪顕正+霊斬符+手札、アーマー無視の爆34点!
ベティ「滅せよっ!」
フィン「燃えテイく‥‥再生ガ‥‥間ニ合ワない‥‥ ( ゚Д*)」
化け物のような姿をした奇怪な吸血鬼は、灰となっていった。
そして2カット。反射神経に優れ、やはり最も速く動けるベティーナが、最初に動いた。青銅の巨人のような鎧の魔物に駆け寄り、人造の炎の元力を浴びせる。またも爆34点!
魔物スカイキープ「我が装甲が‥‥溶けるだと? ( ゚Д・)」
魔物は《霧散》で復活、だが、本体はスサノオであるスカイキープに対しベティーナが《天変地異》でアウトフィット破壊攻撃。人形娘のボブカットの金髪が熱風で吹きあがり、さらに強度を増した高温の炎が魔物の体を包んだ。カタストロフの装備破壊攻撃は多くのアクトを戦ってきたバサラの多くが既に行っているが、2005年3月16日のエラッタでも正式に認められたのだ!
ベティ「主に存在を認められぬ不浄なる存在よ、滅せよっ!!」
義体の中に宿した人の魂の炎を表すように炎は勢いを増し、魔物を焼き尽くしていく。ベティーナの緑色の宝石のような瞳には欠けた方も無事な方にも、最初から“破邪顕正”の機能が組み込まれている。彼女は魔物の体の
ベティ「あなたの本体を誤魔化すことはできない‥‥塵と消えよ!」
魔物スカイキープ「再構築が‥‥間に合わぬ‥‥まがい物の‥‥くせに‥‥ ('A`)」
魔物の体は燃やし尽くされ、人の形をした塵となって果てた‥‥
主であるヴァグナー伯の永遠の滅びを悟ったのか、魔城は崩壊を始めていた。みしみしという音と共に埃が舞い始め、薄闇の大広間に太い柱が倒れてくる。
琴音とビオラがおろおろしていると、ベティーナが立ち上がった。眼を傷つけられた顔を険しくすると、二人に鋭く声を掛ける。
ベティ「ここから脱出します。私の手を握ってください。――早く!」
ビオラ「は、はいっ」
二人は小柄な少女の手を取った。だが、夜光蟲はその手を取らなかった。少女たちのほうを振り返って軽く頷くと、一人闇の中へ歩いていく。闇の向こうにあるのは主なき玉座、そしてヴァグナー伯の死体だ。
ルイ・タンは夜の血族たちにとっての禁忌、
RLの中の人「さすがPC5村は違うなぁ〜」
琴音の中の人「さすがグラディウシア村は違うなぁ〜」
その背に向かい、ベティーナは声を掛けた。
ベティ「夜光蟲、いや、ルイ。――ありがとう」
死のさだめを超えた夜の世界の若者を、ベティーナが名で呼んだのは初めてだった。
倒れてきた柱が視界を遮り、すぐに美貌の血族の姿は見えなくなった。
魔城は本格的に崩壊を始め、立っていられないほどになった。ビオラ・イーリスはベティの手をぎゅっと握り締め、琴音も心配そうに手を取る。
機械の体に人の心を宿した人形娘は、天に祈った。
ベティ「‥‥主よ、我ら人間を救いたまえ!」
《霧散》を使ったベティーナの祈りの力で脱出した3人は、崩壊していく魔城を見下ろす丘の上に姿を現した。人間世界でないどこか別の場所に存在していた城は、その経てきた年月の重みに一挙に押しつぶされるように、よどんだ瘴気と一緒に滅んでいく。
厳しい戦いだった。ビオラと琴音はともかく、怪物と直接戦ったベティーナは消耗が激しく、服も乱れ、眼に傷を受けて顔も破損している。
互いに支えあい、ようやく人心地ついた頃。ビオラ・イーリスはベティーナに言った。
ビオラ「すごい、ベティーナさんも魔法使いみたいだったんですね‥‥。
あの、こんど、お友達になってもらえますか?」
ベティ「えっ‥‥?」
怪我した方と無事な方の両方の目を丸くし、ベティーナはうろたえた。互いに事情があったとはいえ、暗殺目標として一度は銃を向けた相手だ。それ以前に、歳の近い女の子にそんな風に言われたのは、今日が初めてだった。
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心の中に湧き上がった不思議な感情に戸惑いながら、人形娘はようやく口を開いた。
ベティ「お友達? お‥‥お友達‥‥‥‥う、うん‥‥‥‥」
ビオラ・イーリスが人間世界に帰還を果たし、まだ夜の明けぬスカイキープに戻ってきた時。相変わらず人っ子一人いない町で、彼女の前に現れた影があった。
新雪のような純白の髪、もはや紅く輝くのをやめたアーモンド型の黒い瞳。定命の人間の娘が心動かされずにはいられない、瀟洒な美貌の長身の若者。その胸のペンダントには、失われた最愛の女の牙が、今も嵌め込まれている。
ビオラ「ルイさん‥‥?」
やはり《霧散》で城を後にしてきたルイ・タンだった。同族の血を飲み尽くすという禁忌を犯してきたが、少なくとも外見上は、夜光蟲は何も変わっていなかった。
ルイ「なるほど、あの人形娘が‥‥いや、あの少女が助けたんだな」
薄闇の中で美影身は微笑み、銀髪の少女のそばに近寄ると、囁くように告げた。
ルイ「もう皆が死んでしまったと俺は言ったが、あれは嘘だ。
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お前が眼を閉じ、また開いたとき。そして朝になれば、生者たちは戻ってくる」
そう告げると、永久の夜を彷徨う美しい夜光蟲は、闇の中へと消えていった。
最後の《プリーズ!》からビオラの《天罰》。果たして、世界から消滅した町を最初の朝日が照らした時、そこにはビオラの知るいつもの町、いつもの人々、全てが元通りになっているのだった。
古都スカイキープの旧き秘密を巡る冒険が終わってよりしばし。
普段の生活に戻った琴音は、いつものように遊園地の受付嬢に戻っていた。清楚なポニーテールにまとめた白金の髪はそのままに、紺色の制服にスカート、胸にはあしらったリボン。
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今日は特別な日だった。スカイキープを離れる時に約束したとおり、おかっぱの銀髪の少女はN◎VAを訪れてきたのだ。スカイキープの名産のお土産つきである。
琴音とビオラが待っていると、3人目が現れた。遊園地に来た経験が少なく、きょろきょろと回りを見渡している。
任務中はどこにも華やいだ所のない地味な女物のスーツ姿が多かったが、今日のベティーナは歳相応の女の子に似合う可愛らしい格好をしていた。来る途中にウェンズデイマーケットで買い物をしてきたのである。傷ついた眼も治り、かつては作り物めいた美しさだけを湛えていた表情も、ずいぶんと和らいでいた。
琴音「ベティちゃん、ここよ!」
昼の世界で生きられない美青年は無理だったが、古都に集まった3人がまた再会した。楽しい出来事の連続に、ベティーナの顔も明るく、また同時に戸惑い気味だった。
ビオラ「これ、スカイキープの名産なんです。お土産にどうぞ」
ベティ「あ、ありがとう‥‥」
名産の羊の肉を受け取ったとき、ベティーナは自分の中の変化に気付いた。
何故だか目の前が霞んでくる。
聖母殿で作られた元機械人形は、不思議そうに涙をぬぐった。
ベティ「あれ‥‥おかしいです。目から循環液が‥‥」
琴音「ベティちゃん。誰だって笑えるんですよ。現にここに来てから、嬉しそうな顔をしてるじゃないですか」
水晶の歌声を持つ受付嬢はにっこりすると、少女の顔を覗きこんだ。
琴音「わたしが生まれた旧アイルランド地方には、こんな諺があるんです。
笑う時間を作ろう、それは魂の音楽だ。
祈る時間を持とう、それは地上でもっとも偉大な力だって。
――だから、ベティーナちゃんの中の人の心も、きっと育ちますように」
最後の最後まで取ってあった《守護神》2回による奇跡。
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それは、ベティーナに宿った心に祝福を与えるものだった。
ベティ「あれ‥‥でも‥‥私‥‥」
戸惑い、赤くなったベティーナは瞳を伏せてうつむいた。その手をビオラが取り、琴音が二人を見守る。
回りでは黄色いひよこくんたちが、人形娘に確かに宿った人の心を祝福して、ぴょんぴょんと飛び跳ねているのだった。
そして、ベティーナのエンディング。
ビオラからの贈り物とtwiLiteのお土産をたくさん抱え、華やいだ格好の少女は明るい表情で遊園地を出てきた。
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だが、彼女を闇の世界に引き戻す光景が目の前にあった。黒光りする一台の車が止まっており、中から僧服の一人の司祭が出てきたのである。
ジョルジョ・ロッソ司祭はいつものように、重苦しく、不吉な雰囲気をまとっていた。
ロッソ司祭「任務ご苦労」
真教教会のあらゆる敵を葬り去る聖母殿の最暗部、退魔局13課を率いる危険な男はまたも刑の宣告のように告げた。
ロッソ司祭「結果としては、命令違反だ。――次にやれば潰すぞ」
突然の《神の御言葉》、ダメージは4:喫驚。驚いたベティーナは息を呑み、だが口を開く。
ベティ「ですが、しかしっ‥‥いえ、何でもありません」
結局、反論はできなかった。だがその言葉自体がベティーナ自身にとって大きな驚きだった。かつての“WanderDoll”は、命令に完全服従しかできなかったのだから。
ロッソ司祭「今日はたまの休みなのでな。これぐらいにしておこう」
司祭はそれ以上は何も言わず、ベティーナを置いてずんずんと歩き出した。これも驚くべきことである。聖母殿の内外を問わず悪名高いジョルジョ・ロッソ司祭が、遊園地に遊びに行くなどということがあるのだろうか。
一人残されたベティーナは胸に抱いた荷物に目を落とした。ビオラの心のこもった贈り物、魔法の遊園地のお土産の数々。
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人の心を宿した少女はそれらと一緒に自分の体をぎゅっと抱きしめると、しばし立ち尽くすのだった。
そして、物語の幕が閉じてしばしのRLシーン。《天罰》からの《暴露》で、古都の旅の仲間たちに便りが届いた。手紙はベティーナの元にも、琴音=フェンデルの元にも、いかなる手を使ったのかルイ・タンの元へも届いた。
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――ビオラ・イーリス |
And so, the curtain dropped,
after the Resuurection of the old city .....
-XYZ-
開始時間が遅かったのと諸々に時間をとったことで2本目までは行きませんでしたが、アクトは無事終了。
やはりキャストが3人だとリソースや見せ場の分配をあまり考えなくてよいので楽ですね。3者3様、いずれも純アストラール系、ルイはじめ登場人物陣も割と絵的にも絵になる人物が揃い、そこへアストラールなシナリオ。互いが互いを助け合う形で、物語としては非常に綺麗にまとまったのでした。
前回やった時はPL面子がガンツム軍曹様、GGさん、加納たんという何というかこうプレイ光景がイロイロと想像できるような面子だったそうで、人化もしない竜がキャストだったり誰も合流しなかったりイロイロ大変だったそうです。
悪童師匠とのアクトというと悪い人がアクトシートのRL名に「うろんの師匠」とか書いてお返しにキャストがたん付けで呼ばれるとかそーゆー不毛な展開が多かったのですが。本日はそんなことも一切なし。
うろん師匠様は今日はエレガントだったのです! V:tMっぽいエレガント〜なシナリオを作ってくれて、本日のエレガントvsエレがつトの戦いはエレガントの最終勝利!( 意 味 不 明 )
そして我らは、人の心を持った人形娘ベティーナの記念すべき誕生のアクトに立ち会った! やった〜ヽ(´▽`)ノ
きっとこれからも様々なアクトに登場してくれることでしょう。ちなみにゲストで出てきた女の子のビオラ・イーリスもキャスト化の計画があるそうです。
その後はスケジュールは人それぞれだったのですが、シノハラ陛下といろいろ話したりしながら駅へ。新大阪に行って新幹線で帰りました。
どうも急なところ相手をしてくださった皆様ありがとうございました。<(_ _)>
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