初日の初回から行っちゃいましたよ、ZGⅡ-Lovers-。単に夕方から仕事だったんで朝イチにしただけですけど。
劇場版Z3部作の真ん中というわけで、つなぎというのはなかなか構成が難しい。まして元のTVストーリーもあるわけで、難産であったというのは想像に難くないところですが、「星を継ぐ者」序盤のしっちゃかめっちゃかな早回し現象が、「恋人たち」でもやはり各所に見られました。どうにも各登場人物の心情の流れが唐突に感じられてしまうわけで、特に今回は恋人たちが主テーマなのに、前半の中心であるフォウとカミーユの出会いと別れすら早回し感が否めない。まぁ、強化人間特有の情緒不安定さという風に見えなくもないですが。
とはいえ心情解釈をゆっくり堪能する余裕がない事をのぞけば、「星を継ぐ者」同様に全般的に作品の雰囲気は前向きです。カミーユは、カツの登場で青臭い部分は多少薄れたけれど、まだまだ少し背伸びした少年という様子。だが情緒不安定な感じはしません。むしろ多感な少年が経験をつむ事で、いろいろと思いを巡らせられるようになっていくという感じ。フォウやファ、サラなどを気にかけるだけの精神的余裕を持ちえているのは、前作での流れのせいでもあるでしょう。例えば、フォウに初めて会った時に、アムロとベルトーチカの事を恋人かと聞かれて「傷をなめ合ってるだけだよ」とうそぶくわけですが、大人に対して苛立っているというより、大人びた口を聞いている意地を張った少年という感じに見えます。フォウとのやり取りは、フォウの方が情緒不安定気味なので、振り回されてる感じですが、カミーユが一所懸命な感じが青臭くて悪くないです。
で、意外と出番が多いのがサラ。後半のヒロインです。スパイですんで絡む部分が多いんですな。わりとお間抜けなスパイですが。カツには悪いが、小悪魔的なところがかわいい。ちなみに、カミーユにシロッコの事を蔑称っぽく「木星帰り」といわれてサラが言い返すところがあるんですが、はたから見てる分には、何言ってるかわけわからんシロッコは宇宙人のようで、そう言われても仕方ないんでは、という気がしますよ、サラちゃん。
そんな感じに若い連中が人間関係で悩んでいるのをよそに、大人たちの突き抜けっぷりがまたおかしいです。特にヘンケンさん。露骨すぎです。クワトロもオヤジっぷりに磨きがかかり、ブライトまでボケかまし状態。まぁ、確かにやたらめったらカップリングの出る映画です。色惚け映画。マジメに戦争してるのがあほらしいかもしれない。ベン・ウッダーたちの特攻ぶりがむしろ泣けます。そういう意味ではカップリングと一切縁のないヤザンが一番すがすがしかったりもします。
最後は、ガザCの大群でシメ。キュベレイカラーのガザCから榊原良子の声がした日にはゾクゾクします。しかもジオンスーツ着てるし。
なんだかんだでこれだけいろいろ書けるってことはわりと気に入ってるって事ですな。「星を継ぐ者」のDVDも買うか。
投稿者 soncho : 2005年10月30日 00:17 | トラックバックヤザンはシロッコとカップリングさせるのが腐クオリティ
Posted by: 早城菱人 : 2005年10月30日 10:08ヤザンは、ZZまで見ないと本質が見えないと思うのは、俺だけだろうか(笑)
Posted by: 龍童 : 2005年10月31日 01:16ヤザンは脱出ポッドで長い事宇宙を漂っていたから、『酸素欠乏症』になってしまった為にZZで人格が変わっちゃたんですよ キット・・
ニヒルなヤザンはいったいどこへ・・・・