だいぶ遅くなりましたが、ようやくキング・コング見てまいりました。
見てはないですが、すでに過去に2回映像化されている有名な作品ですし、予告編を見るだけでも大筋はだいたいわかる、というか話自体はそんなに難しい映画ではないのですが、それでも3時間超の長丁場。
とはいえ、最初ニューヨークを出港するまでや骸骨島でキングコングが出てくるあたりまでは少しゆっくりですが、その後はあっという間です。
骸骨島の映像は、さすがはロード・オブ・ザ・リングのピーター・ジャクソン。迫力があり、一気に見せます。
映像以外でのポイントは、やはりエモーショナルな部分になるかと思います。それも人間達ではなくキングコングの、です。当たり前ですが、キングコングには人間的な台詞はありません。それを表現するべく、キングコングの顔の表情などには徹底したこだわりがあり、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムを演じたアンディ・サーキスがキングコングのモーションキャプチャーに協力している。それでも物言わぬキングコングが何を考えているのかははっきりとはわからない。ひたすら想像するしかない。それが一番の肝だと思います。
その点で重要なのが、最後のニューヨークでのシーン。有名なシーンですから当然あるわけですが、普通にクリーチャー対人間の対決を描くスペクタクルなら、骸骨島の最後で話は終わりでいいのです。このエモーショナルな部分を描くには、このシーンが必要です。
ま、細かい部分ではツッコミたくなる部分もありますが、基本的にはご愛嬌です。恐竜に追っかけまわされたり、散々ジャングル走り回って、あんなに運良くいくのかよ!とか、女一人のためにあんなにがんばるなんて船員たちもすげぇなぁ、とか。まぁ、船員たちについては、旅の間の描かれていないエピソードがあるに違いない、とか思いますが。というかアンディ・サーキスのコック、いろいろ美味しいが、最後はアレかよ!みたいな。
ともあれ、名作のリメイクとして恥じない作品でありました。細部にはマニアらしいこだわりもたくさんあるようですし。さすがはピーター・ジャクソン、という事で。
投稿者 soncho : 2006年01月29日 00:31 | トラックバック>わたりゅん
いや、そういうアメリカ映画的なお約束という風には感じなかったんだけどね(笑)もちろん、メインの男性はそういうノリではあるんだけどさ。特別彼女に思い入れる要素の描写もなかったのに、船員たちまで一人のためにみんなで戻ったり、探しに行くのに人を割いたりするんだもの。
まぁ、戻った時は、銃さえあればなんとかなると思ってた段階だったからかもと言えなくもないけど。