今日は休日出勤の代休をもらってお出かけ。東京上野に出まして国立科学博物館と国立西洋美術館をはしごしてきました。目的は特設展のナスカ展とロダンとカリエール展です。
さて、お出かけはいいのですが、朝から見事な降りっぷり。「まぁ、基本的に電車と館内にいるわけだからいいか」と思っていたのですが、甲府を出る頃には大降り。さらに上野に着いた時には、土砂降りの上に強風で台風並みの大荒れ。修学旅行の集団たちもみんな濡れ鼠で上野公園内を移動してました。とにもかくにも建物の中に行こうとまずは科学博物館へ。
さてナスカ展です。
もちろんメインは地上絵なのですけれど、今回の特別展ではもっと実際のナスカ文化における人々の生活などに着目した展覧会になってます。非常に多数の彩色土器や装飾品といった出土遺物が展示されていたのですが、これがなかなかに面白い。描かれている人々や神様が非常にイラストっぽいんですね。「神話的存在」といったものも多く描かれているんですが、神々しいというよりコミカルな印象。ちなみに「神話的存在」は「地上、天空、水中で最も強力なもの」で地上ではネコ科動物、天空の怪鳥はコンドルと、タカ、そして海の支配者としてシャチが描かれてるんですが、これを聞いて真っ先にサンバルカンを思い浮かべたのはナイショです。
さてイラストはコミカルですが、ナスカ文化では戦争が頻繁にあったようで戦士と首級が多く描かれています。首級、つまり倒した相手の首を刈って儀式などで用いたようです。また発掘されたミイラや人骨から、頭部外科手術などが行われていた事やなんらかの理由により幼少時に頭にパッドを当てた板を縛ることで頭蓋骨を変形させていた事などの調査結果も展示されていました。
ナスカといえば地上絵というイメージだけだったのですが、なかなかに興味深い文化が多い事がわかって、かなり面白い展示でした。
ちなみに地上絵のほうは、わりとコーナー自体は少なめでしたが、VR映像で地上絵を眺められる大型スクリーンなどが楽しめて、これもよかったです。
奇しくも今朝の新聞で新たな地上絵の発見も報じられていましたし、これからナスカは注目ですよ。
予想以上に面白かったナスカ展を終えて外に出てみるとあの大雨はどこへやら、止んでるどころか青空まで見えるほど晴れてました。台風一過ですか。ま、これもきっと日頃の行いがいいせいですよ。
天気に気分をよくしたところで、遅めの昼食を食べてから、今度は隣の西洋美術館へ。
西洋美術館といえば元々ロダンが多く所蔵されているのですが、今回はそのロダンと交流のあった画家カリエールに焦点をあてた展覧会です。
2人はただ交流があっただけでなく、よく似た境遇と共有したモチーフがあり、なるほど並べてみると共通したものを感じさせる作品が多く、両者の骨太で重厚な作風は見ごたえがありました。
個人的に面白かったというか気に入ったのは、肖像作品です。どれも彼らと縁のあった人々のものなのですが、どれも渋いというかアクのあるオッサンたちで、その眉間にしわがよった表情がなかなかにたまらない魅力がありました。
特別展のついでに常設展も駆け足ですが見てきまして、西洋美術館を堪能。前庭にある「地獄の門」はやっぱり見ごたえがありますな。
そんな感じで博物館と美術館を堪能してきました。いい休日だ。
おまけ
ナスカ展のおみやげ売り場でナイスおみやげが売ってました。
「ナスカまんじゅう」「ナスカサブレ」「ナスカ金太郎飴」。
確かにこれは日本のナスカ展じゃなきゃ作れないみやげです。…しかも金太郎飴は金太郎飴本店製造だそうです。凝り過ぎ。
で、どこにブラスター打ち込んだら、ソル生えてくるのん?@ナスカ絵
http://pop-site.com/column/fa0401_3.gif
Posted by: 早城菱人 : 2006年04月21日 09:35「サンバルカン」は浮かぶよなぁ・・・
イーグル♪シャーク♪パーンサー♪
いいなぁ
行きたいと思ってるんですが
時間がとれなくて(/_;)
>早城さん
ソルもチェッカーフラッグも生えてこねぇ(笑)
>葛葉
『バルパンサーのポーズはこうだ!』とつい鳥坂先輩を連想してしまうな。
>もこくん
うむ、よかったですよ。6月までやってるのでぜひ。
国立近代美術館の藤田嗣治展も行きたいなぁ。