エンターブレインからTRPG「Aの魔法陣 ルールブック」が発売されました。
A5サイズ336pで税別1500円。値段といいページ数といい厚手の攻略本といった感じです。
このAの魔法陣、以前に出版された「アルファシステムサーガ」に旧版が掲載されていたものです。このブログを書き始めた頃に一度話題にしています。
2年以上経過しているので、さすがにそのままではなくなっており、まだ全部を読んだわけではないですが、より汎用性の高い内容になっています。ですが、その本質はあまり変わっていないようです。
以前もそうでしたが、このAの魔法陣に対して、私は興味と関心、そして畏怖を抱いています。
よりスリム化されたシステムに、A-DIC:日常編の導入により軽量にして最速で始められる事は、ネットでのコミュニケーションが当たり前となった現在、強みとなっています。時間もなく、腰の重い社会人にも向いているでしょう。
しかしそれ以上に私がこのゲームを怖れているのは、このゲームが人を試すゲームだからです。
正確には、TRPGだっていずれも本当は人を試していますが、他のゲームと違い、参加者間での明確な勝敗はつかず、システムのおかげである程度の達成感を得ることができます。
ですが、実のところ、システムの影に隠れつつも、知識や細かい采配、表現能力、コミュニケーション能力などの差は感じられます。ただ、それがゲーム自体の勝敗には直接は関係ないだけです。
このAの魔法陣というゲームは、これらの差が如実に感じられてしまう、そういうゲームです。言ってみれば、その人の人間力というものをさらけ出すゲームです。ある意味で明確な勝敗がつけられる他のゲームより、よほど恐ろしいゲームです。
もっとも、これはTRPGが根源的にもつ機能でもあります。それだけAの魔法陣が根源に近いシステムだというわけです。
ブログで一度書いたときに私はこう書きました。
『あなたにはエースとなる意思はありますか?』 、と。
TRPGに対して非常に後ろ向きな現在、前以上にその意思が持てずにいます。
投稿者 soncho : 2006年06月01日 20:29 | トラックバック> ブログで一度書いたときに私はこう書きました。
> 『あなたにはエースとなる意思はありますか?』 、と。
> TRPGに対して非常に後ろ向きな現在、前以上にその意思が持てずにいます。
S'ils n'ont pas de pain, qu'ils mangent de la brioche!ってーことで、エースとなる意思ががないのなら、(難易度を下げて)エースゲームをしなければよいのですよ!(違
Posted by: Earl : 2006年06月02日 01:03>わたるちゃん
エースじゃなくても充分力量が測られてしまうわけですよ。
日常編なんかは、むしろ現実的な対応力を見られちゃうし。
ま、気心の知れた相手とやれば、そんな心配はいらんわけだけど。